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9/1● BUCK-TICK『Mona Lisa OVERDRIVE』2003

2003年9月、現時点での最新アルバム。
この半年で7枚バクチクのCDを買う。全部中古。それぞれ1000円以内の価格で購入。
このアルバムだけ1800円、ブック・オフ。なんだかな。
総所有枚数、8枚になる。
実はそれぞれのアルバムタイトルすら覚えていないし覚える気がない。
…バクチクの音は新しいのか古いのかわからない。全部どこかで聴いたことのあるようなフレーズ、聞き覚えのあるジャンル音という感じ。が、尖っている。その尖り方がロックのような気がする。
歌詞も、結構バランスが悪い。そのバランスの悪さ、壊れた感じが私にはロックに感じられる。
要するに知性の不足分を、勢い・暴力的な衝動で、補うのではなく、見なかったことにする、気がつかなかったことにする粗暴生のようなものをロックだと、私は感じているらしい。
私は、ある種の「壊れ方」にロックというものを感じる。
壊れていない王道ロックというものも確実に存在しているのだが、ここ=バクチクでのロックとは、パンク的な、素人の初期衝動即作品化みたいな作業のことを言う。
というわけで、バクチクの音楽の中心に近いところには、壊れた部分がある、ように思う。
壊れているから、まっすぐスムーズには進まない。
それも、壊れ方が大きいと、転倒してしまうので、急いで進まなくてはならない。
それは壊れていくスピードなのか、壊れ散るのを阻止してなんとか保とうとするスピードなのか?
今井寿作詞作曲のものに、とくに壊れたものを感じる。乱暴な感じ。面倒くさくなると、壊してチャラにしたくなる感じ。
バクチクのアルバムを聴けるようになったのは、『狂った太陽』からだ。
それ以前のものは、こっぱずかしくて聴けたもんじゃなかった。頭の悪いツッパリ兄ちゃん達が、まだまだ中途半端だったバンドスタイルに見合うような音と言葉を必死で探った結果、歌謡曲をお手本にしてしまっていた、といった感じ。
そこから抜け出せるくらいの経験を積んでから、オリジナルの物作りが出来るようになったのが、アルバム『狂った太陽』あたりからではないか。
その後は、着実な音の流れを歩んでいる。
しかし、それが、本場の音、本流になっているのかは、私はよくわからない。あくまでも最先端の受容なのかもしれない。しかしだ、海外だって、年少で後発のアーチスト達は、みんな受容から抜け出せず、先行するものの残滓を引きずっているし、骨肉としてとりいれてもいる。
とはいえ、バクチクの音の本場・本流は、やっぱりイギリスとかヨーロッパにあるような気がする…
しかし、本場イギリスよりもバクチクの方が洗練されている…。
やはり日本人の器用さは、どうやっても棄てきれないのだ。これは良いことなのか、不幸なことなのか、現実的な壁として限界を表しているのか…
タイトルは、今時、ウィリアム・ギブソンか……?
…つくづく頭悪いよな。
頭の悪いビジュアル系ぐらい笑えるものはないのだが、バクチクが笑われないのは、てめえのビジュアルにこだわるくせに、他人の視線には興味がないからだろう。アル意味、彼等には周囲が見えていないのだろう。
例えば最近の人では、ガクトのように楽曲に神経を使うより自己パロディー化に緻密さを求めて磨いていくタイプがいるが、笑いを仕込んでおくことで笑われないかっこよさを演出している。こっちは他人の視線をもてあそぶことを芸にしている。この人はその意味ではロックではないのだな。…横道にそれた。




●buck-tick公式HP



9/2●THE NEWS『誰かの贅沢で殺されたくはない』1992

十年以上前のCD。何でもコンセプトアルバムだそうだ。湾岸戦争に触発されたのか…。
古書店で500円。インターネットで検索しても、現在、このバンドのCDは流通していない。
しかし、去年のニュー・イヤー・ロックフェスティバル(内田裕也主催)に参加していたのをテレビで見たから、
バンドは健在のようだ。
G兼V、B、Dの3ピースバンド。70年代のハードロックのような音。
多分、今の他の音と比べたら骨太というのだろう。なぜかウィッシュボーン・アッシュを思い出した。
ストレートな音、ストレートな歌詞、批評的なスタンス。「反」というか、アンチとしてのロック。
単純明快で、しかし脳天気ではないロック。
多分、これがロックの王道だと思うのだが、日本には実はあまり存在していないし、広がりもない。なぜだろうか…
評価はされるけど、人気はない。
決定的な欠陥としてこのバンドには音楽のつまらなさがある。
こと、ロックに関しては、みんな色々なご託を言うけれど、ロックの刺激は、生き様なんかじゃなく、音・音楽にある。
だから、音に刺激や快感のないバンドは、生き様がどうあろうと駄目なんだと思う。
…でも、このバンドには頑張って欲しいなあ。って、矛盾しているな、私も。

●It's My Favorite ファンサイト、中にNEWSの公認ページがある



9/3●PANTA『波紋の上の球体』2002
  ●泉谷しげる『IRA』2000

●PANTA『波紋の上の球体』
PANTAの最新スタジオアルバム。ここ十年の小編成アコースティック路線の音。
新星堂で3000円。
音も歌詞も時代とはリンクしていない印象。
ほとんど「趣味のフォークソング」のように牧歌的だ。凡作・駄作。これといった曲がない。
時代とリンクが謳い文句で頭脳警察が三度目の復活をしたりしているが、そもそもが頭で作るタイプ、時代とリンクできない人なのだから、役割分担的な出番に無自覚に顔を出しているだけのように見える。というより定期的に仕事をしておかないと駄目になるぞ、と心配になる。コンセプトを決めて頭で作った方が、この人はいい仕事をするのだから、こういう普通のは、もったいないね。
●泉谷しげる『IRA』
泉谷のおそらくメジャースタジオ盤では最新のアルバム。
ディスクユニオンの中古、600円。
アレンジ=泉谷。気の抜けたアコースティックサウンド。その意味でパンタの『波紋』に似ている。
パンタも泉谷も二人とも大人になったのか、これくらいの年齢のアーチストにありがちなアコースティック路線だ。
旬を過ぎた漫画家や作家は時代物に新天地を求めるが、年をとったロックアーチストは、アコースティックに向かうのか…?
ともに衰弱を感じる。特に泉谷は過去の『ニュース』や『エレベーター』くらいの駄作・凡作だ。もっと刺激をよこせ。50過ぎたオヤジの作る扇情的な歌詞と音を聴きたい!

●FLYING PUBLISHERS パンタ所属のインディーズ・レーベル
●泉谷しげる公式HP WAGASYA



9/4●hide『Ja,Zoo』1998

hideという人は、X-JAPANのメンバーで、何年か前にドアノブにタオルを巻いて縊死した人だ。
死の直後、完成寸前だったアルバムをスタッフが手を加えて完成させたのがこのアルバムらしい。
ゲオで580円。
耳障りの良いポップロック。軽めのヘビメタ、先行する海外の先輩の音をきちんと勉強していますといった優等生的な音。
本場に向かって移動中、接近中といった感じ。
音がちょっと尖っているのは、本人が唄歌いでない自覚があるためか。
トータルとして非常に達者な印象。オリジナルの演奏というよりもサンプリングといった感じ。
90年代デジタルポップ。なんだかアニメっぽい。その意味でも発明がない。おそらく残らないだろうな…


●hide公式サイト
●Im' FREE! HIDE ファンサイト


9/5●DERZIBET『Historic Flowers』1993

80年代の音源をもとにしたベスト二枚組。バンドそのものは90年代も存続していたようだ。
しかし現在はないらしい。ゲオで1180円。
DERZIBETといえば、レコードのイメージが強い。というより80年代ロックはまだCDではなかった。
今聴くと、驚くほどチープで薄い音だ。
アレンジにも特徴がない。下手な歌謡曲のよう。アマバンドの手作りといった感じ。
バンドの音が固まっていないからいろんなパターンがある。
年代を経て演奏の腕前が上がてくると、達者にこなせるようになるから、曲調やアレンジに定番といった既存のパターンが増えてくる。ますます歌謡曲っぽく展開してくる。
しかし最後までバンドの音がないはなんでだろうか。最後まで歌謡曲の音だが、アイドルのアルバムより音の完成度が確実に低い。それはバンドメンバーにスタジオミュージシャンに匹敵する技術がないことと、補えるほどのオリジナリティがないからだろう。。
一言で言うと野暮ったい、垢抜けない。
特にヴォーカルの声の細さ、音域の狭さ、下手糞さには今更ながら驚く。
当時、雑誌などで取り上げられたりしていたのは、何でだったのか? 疑問に感じるくらい、問題外だ、と現在の私は判断する。
メロディが貧弱。歌い切れていないメロディに歌い切れていない歌。
メトロフォルスの伊藤与太郎をもっと弱くしたようなヴォーカル。
この頃の日本語ロックは、圧倒的に女が有利だった。 声の使い方、歌詞の語彙、ともに女性ヴォーカルの方が幅が広く、選択肢が豊富だった。
男がやるとパロディにしかならないことも、女ヴォーカルなら真面目に受け止めることが出来た。
その点、このバンドのボーカル兼中心人物だったISSAYは不幸だったように思える。
デカダンスとか美学とかが謳い文句のバンドだったが、音も言葉も陳腐につきる。
昔はビジュアル系として通用したかもしれないが、今ならガクトくらいは声が良くなくてはいけないだろう…。
というか、ビジュアル系を全う出来るほどの強さがない。
強さがないならば逆説的に賢く展開すればいいのだが、圧倒的にユーモアがない。自分をパロディに出来ない。
とことんアナログ体質なのか。未だポップ感覚が身に付いていない世代がやったニューウェイブとでも言おうか…。
山田太一とか倉本聡だな…
本場とか本流とかとは無関係な音と言葉。
私小説的に日本に閉じている音楽だ。
このバンドのファンはどこへいったのか?
このバンドのファンは今何を聴いているのか?
90年代、CDの時代、このバンドはどうだったのだろうか? 今は何をしているのか…メンバーは生き残っているのか…

●flowers 元ベルジベットのISSAYに関するファンサイト
●Hamlet Machine 公式サイト、元ベルジベットのISSAYの今のユニット
●The Room of Derzibet ファンサイト


9/8●THE YELLOW MONKEY『TRIAD YEARS act1』

その昔「アヴァンギャルドで行こうよ」という1曲だけ、印象に残っていたバンド。
その後、レイクしてメジャーになったが、ほとんどピント来なかった。
ブックオフで750円。1992〜1996年までのベストアルバムのその1。
90年代ロック歌謡。歌いっぱなしだ。歌が中心過ぎてバンドとしてのバランスが壊れている。
声は、通るけど汚い声。色気、艶、華に欠ける声。
80年代と違って90年代の思春期を抱えたアーチストは、パロディが骨肉化している。 軽々と思春期を抱えているし、性欲にも悪びれない。
しかし、体質ではなく感覚がアナログのポップ。
誰もがコメディタッチのオーバーアクションしかしなくなったトレンディドラマの2番3番人気って感じ。
やはり「アヴァンギャルドで行こうよ」が一番いい。
ベースはT-REX、エンディングのサックスはROXY。
そのほかの曲はどうしてかフツーだ。

●the yellowmonkey 公式サイト
●unpleasant streer ファンサイト


9/9●THE YELLOW MONKEY『TRIAD YEARS act2』

ブックオフで750円。1992〜1996年までのベストアルバムのその2。
voは気持ちよさそうに歌っている。
その1よりバリエーションに富んだ選曲、というか曲調。
どうしてもT-REXを思い出す曲が、僕には良く聞こえる。例えば「審美眼ブギ」。
『ズィングアロイと朝焼けの仮面ライダー』が聴きたくなる。
結局、僕などの場合、YELLOW MONKEYを聴いているとT-REXが聴きたくなり、
T-REXを聴いてしまうと、YELLOW MONKEYなどどうでもよくなったりする…
「すかんち」は、ちまパクリで楽しめたけど、こっちは本気モードのパクリ、
というか転用っていうか、お手本に殉じてる感じ。
歌詞はおおかたのミュージシャンが陥る日本的なロックっぽさからは解放されて、ある意味気持ちがいい。


9/10●zilch『321』1998

HIDEが二人の外人と作った三人組のバンドというかユニット。
ゲオで280円。
ますますアニメっぽい。
ヴォーカルが複数いるみたいでまとまりがない。
曲調も散漫。
こういう音の趣味の人たちが集まったのだなという感じ。それだけ。
演奏というより、ミックスなどが達者という感じだ。
90年代版ブラックモアズ・レインボー・ファンクラブか…。

●zilch 公式サイト


9/12●DE+LAX『NEWROMANCER』1989

古本屋で680円。歌詞カード等、入っていなかった。
退屈。刺激がない、すぐに飽きそう。
歌詞も音も、発明がない。
アレンジは、その時々の流行を取り入れている。
つーことは、流れに負けてるってことか…。
今聴くとダンスビートというかトコトコロックンロールだ。
当時定評のあったVo宙也、よく通る粘着質なしゃくれ声。
オリジナル的なものを感じるのは、Voの声質部分のみという日本のバンドによくありがちなパターン。
アルバムタイトルは、こちらもウィリアム・ギブソンか。
…ちっとも新しい物語じゃない…多分、とっくに解散していると思うけど、何をやりたいバンドだったんだろうか…

●宙也−KINGDOM ファンサイト


9/13●LES PEPITAS『LES PEPITAS』2002?

よくわからない。
フランス語みたいだからフランスのバンドなのか。
女7人のホーンというかファンクというかラテンというか、そんな感じのブラスというかダンスバンド?
レゲエやスカもある。コーラスもある。
ゆるくてたるくて気持ちがいいといえばいい。
新星堂サービスポイントで交換。
ネットでHPを見つけるがフランス語だ……全くわからない。

●LES PEPITAS 公式サイト???


9/17●varttina『Live in Helsinki』2001

結成20年くらいになるフィンランドのヴォーカルグループのライブ盤。
丸顔ぽっちゃりのおねーちゃんが楽しげに歌っているジャケ写から明るい音を想像したが、
聴いてみると恐山のイタコくらいドスの利いた怨声の4重奏。
山城組の比ではない。かなり怖い。
新星堂サービスポイントで交換。
ボーナストラックでビデオ映像一曲収録。歌いっぷりは、それは迫力。
現代の音楽というより伝統音楽バンドのよう。
毎日は聴きたくない…というより体力がないと聴けない。

●varttina.com 公式サイト 英語


9/19●ARB『魂 COMPLETE BEST 1978-1990』1999

ゲオで1580円。なんだかとっても高い感じ。反省。このバンドのCDにお金を払いたくないなら買わなければいいのだが、なんで買ってしまったのかというと、このバンドを肴にすると言いたいことがたくさん言えるからだ。要するに隙だらけのバンドなのだ。
でも2枚組み。ボーナス8pCD付き。しかし、嬉しくはない。
このバンドは、最近また活動しているみたいだ。Voの人は、故松田優作の遺志を継ぐと役者宣言して俳優業に専念するためにバンドを解散した経緯がある。結局、俳優になってからは、それしかできないのか、やくざ役ばかりやっていたが、何年か前に井の頭公園周辺をジョギングしているのを見たことがある。近所に住んでいるだろうか。
たしかその直後、バンドを再結成したらしい。
先日たまたまサイト検索していたら、ファンサイトがかなりたくさんあるので吃驚。今でもファンが根絶やしになっていないのかと、素直に驚いたのだ。それもあって、つい買ってしまった。
私がこのバンドのレコードを聴いたのは、80年代前半か半ばの頃だ。
当時も相当に恥ずかしかったが、今聴いても首をかしげてしまう曲が多い。
当時私の周囲では、ARB典型的なイモバンドとしてバカにされていた。
同時代のバンドでいったらModsの人気の方が高かったな。
何でバカにされていたか、理由を思い出してみたい。
Voの顔がドン百姓だ。ステージより田圃や畑が似合いそうなメンバーのルックス。
語尾を下げる癖の強い歌声とメロデがかっこわるい、聞きづらい。ロックとして聴いていて抜けが悪い。
例えば「らしい」とか「だろう」とか「ゆく」とかがサビやリフが、間が抜けて感じられた。
聴いたみんなは笑っていたなあ。
今聴くとかなり個性的と言えるが、当時は野暮ったいとしか思われていなかったな…。
これを好んだり、硬派なロックだと言う人は、甲斐バンドをロックバンドだと胸を張って言う人と
同じくらいバカにされていた。
こなれていない歌詞。
どこの国のどこの時代の歌なのか、聴いているこちらに違和感ばかり大きくさせてくれる曲が多かった。
歌詞を作っている人がどういう風に世界とか社会とかを認識しているのか、見当もつかない。
オヤジは町一番の権力者、って何だ? 産廃工場も経営している町長か?
ハンチング、サスペンダー姿の工場労働者が「ユニオン」の旗の下に集まって、腕を上げるって、歌詞の内容なのだが、一体、どこの国の風景だ? フィクションだとしても、…笑えない!!!
要は映画かなんかを下敷きにしたフィクションなのか?
浜田省吾のアメリカの風景も爆笑ものだけど、それ以上にARBの歌詞の世界は日本人としてリアルな感じがしない。
何がしらけさせるかというと、ある意味どっぷりパターンなくせに、そうじゃないと思っているらしい所か。
「奴ら」とか「顔役」とか「裏通り」とか、それこそ紋切り型のオンパレード。
しかし、音もメロディも歌謡曲ほどこなれていないから、抜けが悪い。聞きづらい。
曲によっては70年代前半な音もある。
時代が下るに従って発声法もメロディも特徴がなくなって、普通になってくる。
語彙の流れもスムーズになり、聴いていてそこそこ抜けてくる。
成熟して埋没してきた感じ。
結局、ロックの個性っていうのは、世間知らずな若気のいたりパワーなのか。
昔は気持ち悪くてやだったけど、今は笑いながら聴くことは出来るな。
僕も成長したというか、ますます底意地が悪くなったな。
リマスターされているのか、かなり音がいい。
シンプルなロックだったような記憶があるが、今聴くと、結構、アレンジとか録音の音が時代の音。その時代時代の影響を確実に受けて反映している。
もっと悪口書けそうだな…
とはいえ、あんまりお手本が透けて見えないし、日本語ロックの形として成功している曲が確実に数曲はある。
日本語ロックのほそーい本流の一本と言おうか。

●ARB 25th ANNIVERSARY 結成25周年公式サイト


9/20●布袋寅泰『SPACE COWBOY SHOW』1996

ブックオフで250円。ライヴアルバムだった。
退屈。田舎の大将みたいな音楽。地方の族議員みたいな音だ。
この人のお手本は、50年代のロックンロールなのか?
歌は下手。へなちょこ声で抜けが悪い。聞きづらくて、いらいらしてくる。
声量のない分、癖で誤魔化して逃げている。ファンにとってはそれが味だったりするのか…。
歌詞も音も、フレーズもことごとく既知。組み合わせというか、寄せ集めの器用さしか印象に残らない。
なんかすんごくかっこわるい感じがひしひしと伝わってくる。
全体の印象はマンガチックでかわいい。
これがロックで通っているのは、ひとえにこの人の人相風体のおかげだろう。
MCもあまりに典型的で爆笑もの。
きっと本人はマジに発信しているし、ファンもマジに受け取っているんだろう。
例えば忌野清志郎のロックバーが地上3メートルが標準だとしたら、この人のは自己ベストが2メートル。
生まれるのが数年早かったら、ニューミュージック、10年早かったらフォークをやっているんだろうな。
あの年に生まれてほんとうに得した、という世代だ。それはもちろん本人の才能とは無関係だ。でも、それを本人もきがついていないし、周囲も気がついていない。とどのつまりがその程度で限界なのだろう。

●HOTEICom 布袋寅泰公式サイト
●布袋寅泰 FAN SITE


9/21●及川光博『嘘とロマン』1998

ブックオフで250円。
嘘とロマンというより、メリハリのないラブコメ。
浪漫というより、アニメチックな細部。その意味で日本的だ。密室囲い込みロック。仲良し以外には閉じられている。
で、音はファンキー。スタジオミュージシャンが力(リキ)入れました風の歌謡曲のオケ。
テレビで見る本人の「すまなさ」の面白さが、音に反映されていないから、とっても普通でつまらない。
海外のものよりもスタジオテクだけは数段上だが、インパクトは足下にも及ばない。
変態度数も変質度数も足りない。全方向に中途半端だ。
声というより、体が硬そうでちっともファンキーじゃない。
内弁慶が内側にとどまっている結果、ジャケットの暗さが意味をなくすほど、普通。特徴がなくなってしまっている。
イメージも含めてプロデュースが失敗か。
この人のおかしさをもっと引き出せばいいのに…
でも本人、無理しておかしくしているだけなのかもしれない…
間違いなく昔の「すかんち」の方が楽しめた…
何がやりたいんだろうか。もっと頭を整理してくれ。
…二度と聞かないだろうな、このCD…

●及川光博公式サイト ワーナーミュージック


9/22●Ua『Ua:U』1996

ブックオフで750円。
不思議な声。
歌詞が意味を持った言葉として残らないで、左右の耳をきれいに流れていく。
曲によってはソフトマシーンあたりのカンタベリー系のオケに聞こえてくる。
聴いたことのある曲が4、5曲あった。
どこできいたんだろうか…。
恐ろしくどうでもいい曲が半分と、これはと膝をつめたくなる曲が半分。
でも、すぐに飽きそう。
ボーカルなしのバックの演奏だけか、声があっても歌詞なしでスキャットだけの方が気持ちがいいかもしれない。
この先どこにいくのか僕にはよくわからないけど、おもしろそうな声だ。

●ビクターによる公式サイト 
●UA ファンサイト


9/27●David Bowie 『REALITY』2003

新譜。3150円もした。すんごく高い買い物をした感じ。
ここ十数年、たいていのボウイファンは、99%の諦めにもかかわらず、20%くらいの期待を捨てきれずに新しいアルバムを待っていた。
新譜が出るたびに宣伝は必ず「完全復活!」をうたった。
でも結局、90年代以降のボウイの新譜は、何回も聴くに耐えうるものではなかった。
一枚のアルバムに、印象に残る曲が1曲もないなんてこともザラだった。
それでも今回は、ほんのちょっと期待に応えてくれたようだ。
以前の持ち味だった「不協和投げやりポップ」が何曲か復活している。
「ほんの少し先の近未来ポップ」の音がいくらか復活している。
1970年代、2年に3枚ペースでアルバムを発表していた全盛期には、この人は黒人音楽に目配せはしていたものの、比較的、流行に無関係の音を発進し続けていたが、…要するにこの人の音が時代の音となって、後追いの人達から模倣される存在だったのだが、その後、時代の流行が確実に彼の外部になり、勤勉なのか外部を勉強するようになった。その結果、流行ものを採り入れる、つまり流行に流されやすい人になって音数の多いアレンジを好んできたが、今回のアルバムは、音数も少なく、非常にスッキリとした印象。
声も太くそれなりにのびのびしている感じ。
細かいことは考えずにやりたいことをやればいいのではないか、この人は。
まあ何回か聴きそうなアルバムにはなっている。

●BOWIE NET bowie公式HP、英語
●tvc15 日本ファンサイト


9/28●YEN TOWN BAND 『MONTAGE』1996

数年前の岩井俊二監督作品の映画内バンドのアルバム。主題歌が収録されているがサントラではないらしい。
映画は近未来の東京を舞台にした物語だったか……見ていないのでわからない。古書店で480円。
Voは全編、チャラ。半分以上作詞、2、3曲、作曲もしていて、ラストナンバーはなぜか「マイウェイ」だ。
作曲、アレンジもプロデューサーの小林武史だから小林とチャラのアルバムといえる。
なんとなくいい音、ちょっと古いロックっぽい音だが、それっぽいというだけだからすぐに飽きそう。
体質ではないロック、骨肉化していないロック。誰かの頭の中にあるロックの音ってこれでしょうというものを提示されているみたい。
勉強の結果、ロックの正統な音として、偏差値が高いけど、そのものズバリではない、っという感じ。血が流れていないというか…。
やりたいことがあって、それは充分実現しているのだろう。
でもそれは私が聴きたいものではなかったりする。世界の人が聴きたい音ではなかったりする。他人の遊びにつき合わされるのはごめんだなあ。いくら通の人の高度な遊びでも。

●デジチャラ チャラ、公式サイト
●円都通信 岩井俊二の公式サイト


9/30●Betty Blue『Hush!』1990

ブックオフで250円。箱入り写真集付き。発売時の定価は2000円。
売れないアイドル金子美香が、大人の女になって、そんでもって本格派ロックヴォーカリストになって、
結成したというふれこみの四人組のレディースバンドの6曲入りアルバム。
再起をかけたのかもしれないけど、やっぱり売れなかった。
曲はいわゆる日本で言うところのギターメインのハードロック調に、どーでもいい恋愛の歌詞がのったもの。
肝心のVoは特徴も迫力も足りない。メロディもどこかで聴いたことのあるパターンの集まり。
曲も単調で全体として印象に残らない。1曲、昔、深夜ドラマの主題歌になっていたなあ。
実はこの手が一番大量に生産されていたし、今でもされている。
金子美香は、今、舞台女優とかアニメソングとか「パラダイス・ロスト」というユニットなどで活躍しているらしいが、どうでもいいか…。
確かgの人、イカ天なんかに出ていて、昔、吉祥寺の駅前で何度か見かけたな…。
それでこのバンドのことを覚えているのだけれど。
今、何をしているんだろうか。

●MIKAcafe 金子美香ファンサイト


10/1●NINA『NINA』1999

ブックオフで250円。
ジャケ写がおもしろいので印象に残っていたCD。
ジュディマリのユキ?がVoに参加したユニットだということだったが、中身のことは何も知らない。
聴いてみたら、なんかとっても懐かしい音、好みの音、曲調だった。
メンバーを見たら、白人の女は、B-52のケイトだったし、ベースはなんと元ジャパンのミック・カーンだ。
で、作曲アレンジギターで中心となったのが佐久間正英で、島武実も参加って、この二人はプラスチックスだ!
ユキ以外は、20年ほど前に、私がしこたま聴いていた人たちだ。
とにかく楽しく聴けた。その後、何回も聞くとは思えないけれど。

●NINA net NINAに関する情報のネット。
●yukiweb.net Voユキの公式サイト
●佐久間正英ネット 公式サイト


10/3●IGGY POP『skull ring』2003

新譜で2548円。日本盤。ボーナストラック2曲入り。
初めて買ったコピーコントロールCD。
IGGY、通算18枚目のアルバムだそうだ。
今年で57才くらいだというのに昔と変わらないガキンチョロックを意地になって展開している。
ちっとも進歩していないし、渋さもないところが凄い。
前作と同じ路線だが、今作の方がずっといい。
なんとストゥージーズのクレジットもある。
「Lust For Life」と「Beat Em Up」の中間のような音。
絶対、誰よりもでかい音を出すんだ、ハードなロックをやってやる、といった思い込みが伝わってきて嬉しくなる。

●iggy pop 公式サイト 英語


10/5●佐野元春『Spoken Words』2000

ブックオフで250円。定価は税抜き3600円だ。CDケースサイズの詩集に、CDが付いている感じ。
佐野元春のHPを見ると発売終了とあるから限定発売されたものらしい。
ポエトリー・リーディングのCD。
得したのか、いかものぐいなのか、よくわからない。
バックはリズムボックスとキーボード中心のビートミュージック。やけに懐かしい音。
佐野元春の声は音楽的だ。深夜、家に帰る道を歩きながら聴いていたら気持ちが良かった。
でもよくわからない。言葉が残らない。
グサっときたりドキっときたりしない。刺さってこない。
佐野元春の言語感覚は詩というよりベタな説明や描写に感じる。
だから聞き流しやすく心地よい。
きっとこの人は芸術家なんだな。
表現するということに確信があるんだな。うらやましいな。
あんまりきちんとやっているから、やらしくないし、…馬鹿にしたくても出来なくなるな…。

●MWS 公式サイト


10/6●BUCK-TICK 『シェイプレス』1994

古書店で1080円。定価を見ると5000円となっている。限定盤らしい。
25p正方形で厚さ2pの写真集付き。というよりCDがおまけか…。重かった。
得したのか、いかものぐいなのか、よくわからない。
テクノというかハウスというか、トランスというか、ギターレス、打ち込み中心。
…過去に発表した曲の別インストヴァージョン集のようだ。…と思ったら歌ものも何曲かある。
実験的といえば実験的、前衛的といえば前衛的、ロック的といえばロック的。…でもそんなに過激ではない。
盛り上がるかといえば、それはない。
地味なインスト中心だから限定発売だったのだろうか。
音階やメロディ、フレーズ以外の音でも表現したいという、ある時期以降のこのバンドの姿勢がよくわかるアルバムではある。

●buck-tick公式HP



10/7●Mean Machine 『CREAM』2001

ゲオで1080円。
ちゃら(dr)、ユキ(dr)、ちわきまゆみ(g)、ザ・スリルのユカリ(b)、女優の伊藤歩(vo)という人たちが結成したバンド。
80年代のレディース・パンク・バンドのような音。
雑な音のロック基本形。
ツイン・ドラムだけど、あんまり意味はない。
テクはなくとも音が洗練されているのは、経験者の集まりだからか。
でも刺激が足りない。
歌詞は男にはあんまり響かない。
そんなに聴かないだろうなという一枚。

●Mean Machine sony music online の公式サイト
●伊藤歩 Yahoo!スタイルースタイルトーク 


10/15●川本真琴『川本真琴』1997

岡本靖幸っぽいと思ったら、本当に岡本靖幸が関わっていた。
…そういえば、岡本靖幸の曲でちょっとヒットをとばして人として記憶にあったので、これを買ったのだったと思い出した。ブック・オフで250円。
3曲ほど聴いたことのあるのがあったから、結構、ヒットしたのだと思う。
舌足らずの特徴のある声。力強くないけれど、適度に伸びる声。
そういう声の持ち主である女の子を、音作りの職人達がいろんな仕掛けを施して、その大人達の仕掛けに女の子が相応に力を発揮して出来上がったアルバムという感じ。
夢見る十代の少女のリアルを、適格に表現したような言葉が、刺激的に響くように配置されている。
それらの言葉が、舌足らずの声で畳みかけるように連射されると、それは攻撃的な印象を持つ。
攻撃的だけれども、そでは、平凡な日常を送っている平均的な十代の女の子を冒険へと向けて、背中をボーンと一押しする程度の攻撃さだ。
むしろ十代の甘酸っぱさなどをとっくに通り過ぎた世代に、余計に刺激的に響いているくるように作られている気がする。
というか、大人を刺激するのだ。
刺激するけれど、それはこのアルバムを聴く大人を、冒険へと駆り立てる力も方向も持っていない。
これらの言葉は一体誰が選んで構成したのか?
一見、昔のアイドルのアルバムのような印象を受ける。 とりあえずはアーチスト主体のアルバムのようだが、アーチストの主体性はどこまであるのか?
誰がこのアルバムの正確なイメージを持って設計図を引いたのか? それとも数年前を振り返って作ったフィクションだろうか…
この世代にとって学校の占める割合の大きさに、ちょっと驚く。
このアルバムの表している適度な過激さは、個が逸脱した結果の過激さではなく、おそらくは世代的な差だ。
私のような四〇男が聴いて刺激的なのかというと、作品が煽動する刺激性ではなく、世代差を受け止める部分に刺激的な様相が現れてくるのだ。
このアルバムの成功が向かう何年後かの未来に、このアーチストの将来が見えてこない。
今作限りの成功といった感じ。しかし、女の子ロックの本流の一つ。
この人が今どうしてるのだろうとインターネットで探してみたら、その後アルバムは一枚しか出していない。
レコード会社も辞めたみたいだ。
ファンサイトはかなり見つかった。しかし、公式HPは本人が作っているみたいだ。
インディーズで頑張っているみたいだ。
という風に、いろいろと考え出せてくれるのだから、刺激的なアルバムだったのだ。
ただ、十代の女の子の恋愛模様が、今更おもしろいわけはない。
とりあえずは攻撃的なので、これはロックになっている。
女ヴォーカルは男ヴォーカルに比べて、圧倒的に自由だ。表現の選択肢が何倍も広がっている。
歌い方、発声法、使える言葉、言い回し、発想…。
男がやると、かっこわるくなる。真面目な表現というより、コミカルになってしまう。キワモノになってしまう。
それを女がやると、そこそこ表現になる。場合によっては、ストレートに表現として成立してしまう。
結局、岡本靖幸がかっこわるかったのだ。
女がやるとサマになる。そのサマがきっちり決まったのが、このアルバムだ。

●サロン KAWAMOTO 本人サイト
●Singer 川本 ファンサイト


10/18 ●BUCK-TICK『殺しの調べ』1992
    ●BUCK-TICK『HURRY UP MODE』1987/1990
    ●BUCK-TICK『symphonic Buck-Tick』1990

●『殺しの調べ』 初期のベスト盤。曲によっては新録音?なのか、ちょっと印象が違っている。
1992年発売だから十年以上前のアルバム。古書店で480円。
曲によって印象に断絶がある。クレジットを見ると、最初の二枚目くらいまでのアルバムとそれ以降に明らかに違いある。
氷室と布袋のボウイみたいな普通のバンドポップが、急にUKダンスビートも取り入れたキイボードが全面に出てくるようになる。わかりやすい日本語だと本格派になったとか。曲によって、ヨーロッパの伝統音楽にコンプレックスでもあるようなものがある。
それでも音への感触は、壊れた音、不協和な音を積極的に取り入れた尖ったロックだ。
●『HURRY UP MODE』1990MIX ファーストアルバムのリニューアル再発盤? ブックオフで840円。
ボウイをお手本にしたみたいな、80年代後半のお兄ちゃんロック。
ギター中心のかなりポップな曲調。キイボードはほとんど聞こえない。
歌詞も平均的。
ポップセンスが光るといおうか、スピードは確かにある。
本人対の目指したい方向はともかく、今井にはアイドル歌謡なんかに有能な感じだ。
●『symphonic Buck-Tick』 バクチクの曲をベルリンのオーケストラかなんかがアレンジ、演奏しているアルバム。
1990年だから凄い昔のアルバムだ。古書店で880円。
選曲に今井寿が関わっているだけ。
ストリングスとオーケストラと曲によってはパーカッションとサックス。
恐ろしく退屈。ただのムードクラシックというか、三流の映画音楽。
クロノスカルテットほどの攻撃的なアレンジ、スピード感はない。
バンドメンバーは、クラシックにコンプレックスでもあるのだろうか?

●buck-tick公式HP


10/21●NEW CINEMA 蜥蜴 『Many Elements』2001

老舗の中古盤屋「ジョージ」の閉店セールで100円。
バンド名のインパクトも雰囲気も全くない音と言葉。
ミスター・チルドレンをしっかり勉強しましたといった感じのバンド。
ミスチル自体が、アルバムごとに、ビートルズ風、エルビス・コステロ風といった感じの変節漢バンドで、
本場のお手本を取り入れるのがうまかったが、それをお手本にしているのだから、オリジナリティはかけらもない。
偏差値は高いが、印象は残らない。
ビートもフレーズも、自在に利用可能なオプションとして手許に購入済み、といった感じ。
全部寄せ集めて手軽に作ったという感じ。自前で作っていますといった印象がない。
メンバーは4人で、キーボードはいないのに、なぜかシンセがフューチャーされた曲が多い。
セカンドアルバムだが、HPによると、2002年の夏に既に解散している。

●NEW CINEMA TOKAGE 公式サイト
●NEW CINEMA 蜥蜴 ファンサイト


10/21●佐野元春 『THE BARN』1997

老舗の中古盤屋「ジョージ」の閉店セールで100円。
ニュール・ヤングをやりたかったのかなと思わせるアレンジと音の処理と発声法。
でも、きちんと国産のロックにはなっている。
言ってみれば、力の抜けたイイ意味で大人のアルバムとか。
あ、肩の力を抜いたというのか、日本語では…。
感動はしない。
これだという大作もない。
この一曲という目立ったものもない。
小僧だった頃にあこがれた音を、実現出来る技術と表現力と立場を獲得したアーチストが、趣味趣味に陥ることなく、独立性を維持しつつ作ったアルバム。
でも、これはこの人の本流ではないなという印象。
HPを見ると、ここ数年、この人はベストや企画盤ばかりで、オリジナルアルバムを出していない。

●MWS 公式サイト


10/21●衛藤利恵 『French Connection』1998

老舗の中古盤屋「ジョージ」の閉店セールで100円。
この人のことは、昔テレビで何度か見て印象に残っていた。
帰国子女で何カ国語かがしゃべれる美人みたいな…。
そのときの曲は印象に残っていない…。
今回初めてアルバムを聴いたけど、やっぱりつまらなかった。
サエキケンゾウが絡んでいる。
フレンチポップスっぽい雰囲気を出そうとしているのか、フランスはオシャレというイメージをまとっているのか、よくわからない。
多分、もう聴かないな…。
この人、まだ現役みたいだけど、声にも曲にも特徴がないし、過剰なものも欠落したもののなさそうだから、
今後も売れないだろうな。

●ember 衛藤利恵公式サイト


10/27●david sylvian 『blemish』2003

このところ、ベスト盤ばかりだったから、久しぶりの新譜。新譜で日本盤だから、2500円。
日本盤だから解説とかつているけど、本当、ライナーノーツなんか読まなくなったな…。
なぜか輸入盤はみつからない。店員に訊くとオリジナルもインディーズだからとのこと。
ファンの多い日本だけは、レコード会社がついて、正式に出るのだそうだ。
例によってスローで静かなアルバム。
バックは楽器の数も少なく即興的。歌はささやくようにでも、ちゃんとビブラートをかけたいつもの歌声。
いつになくヴォーカル曲が多い。
余白の多いアルバム。
ビートや一定のリズムというものはない。以前まではそんなところが芸術の香がして、とっても古くさい感じを持ったものだが、
さすがにこればっかりずっと続けられると、こちらがならされてしまって、じっと聞き入ってしまう。
ブライアン・イーノの場合、アンビエンツものは恐ろしく退屈だが、ヴォーカルものとなると、いきなりポップになる。
イーノファンは、それを心待ちにしているところがある。
それにイーノはプロデューサーとして、多作だし恐ろしく優秀でヒット作も多い。
デビシルの場合、ファンはやはりヴォーカルものを心待ちにしている。
しかしデビシルのヴォーカルは、ポップとは逆の方向に逆の方向にと進んできた。
プロデューサーもやっていない。
しかしファンはやっぱり心の片隅では、ジャパン的な開花を、未だに待っている。
いっそ、誰かがビートものにミックスしてくれれば、みんなスッキリするんじゃないか、とか思う。
ボーカルの比重が大きいけど、英語がわからないから、実は聴いても何もわからない。
日本語訳詞もついているが、読むのは面倒だ。
背景の演奏はすんごく昔の前衛音楽みたいだ。
なんだかんだ言っても、聴いてると気持ちがいい。

●david sylvian cataloge ファンサイト


11/1● BUCK-TICK 『極東 I LOVE YOU』2002

去年のアルバム。ブックオフで1550円。
バクチクにしては明るい印象のビートポップアルバム。
最近のアルバムなのだが、歌詞に酸性雨などが出てくるので、言語感覚はちょっと古い。というか、頭が悪いのか、という感じがする。
そかしその一曲目などは、なにやらスライダースの歌詞みたいだ。他にもなにやらT-REXっぽい曲もある。
バクチクはいいな。ロックだな。
バクチクを聴くといつも感じることは、バクチクのこの音の本場はどこにあるのだろうか、だ。
バクチクが発信源の本場なんだろうか。本場はやっぱりUKなんだろうか。アメリカでないことは確かだが、世界のどの辺に位置しているのかが、わからない。
日本語でロックをやる人は、どのように世界を意識しているのだろうか。

●BUCK-TICK 狂育委員会 ファンサイト
●雀薬売店 ファンサイト
●buck-tick公式HP


11/3 ● BUCK-TICK 『悪の華』1990

しかし今年はバクチクばかり聴いた一年だった。
古書店で300円。
少女趣味全開の他愛ないアルバム。
リマスター前のものとはいえ、音の悪さにちょっと驚く。
アマチュアの頃は、ボウイのコピーでもしていたのかとか思える音と歌詞。
このころも五人組だと思うが、キーボードは何をしているのだろうか。
まだ、メンバー達の頭の中と指先と体のうねりが一致する前のアルバム。
やっぱり頭は悪そうだ…。
バクチクが化けるのはやはり「狂った太陽」以降だ。

●buck-tick公式HP
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11/8 ● 萩原健一『D'ERLANGER』1982

3,4年前に発売された1000円の廉価盤シリーズの売れ残り。
先月2枚のベスト盤=リマスターで1枚は本人選曲、もう1枚はオリジナルアルバムでは最後の2枚から選曲しカラオケ1曲つき=を発売。おとついはニュースステーションに生出演し1曲を披露した。今月にコンサートを13年ぶりに再開するショーケンの1982年のアルバム。
それにしても現在発売されているショーケンのアルバムにはろくなものがない。
「本人歌唱」とか「カラオケ」つきとか、半端なベスト盤ばかりだ。
この『D'ERLANGER』をはじめ、廉価盤が多いが、どれも発売日やら参加ミュージシャン等のクレジットがほとんど無い。
なんでなんだろうか…。
ちなみに10個前後あるショーケンのファンサイトも、掲示板が中心で資料的な側面に乏しい。所詮、そんなものか…
『D'ERLANGER』は20年以上前のアルバムだ。バックバンドのドンファン・ロックンロール・バンドと組んだ2枚のスタジオアルバムの内の1枚。
当時は毎年スタジオアルバム1枚発表したらコンサートをして、そのすぐ後に2枚組のライブを発売していた。
だからスタジオ盤は意外につまらない。
このアルバムも、結構、音が薄っぺらい。ぺらいけれども、バックバンドには妙なうねりがあって、ショーケンの貧弱なヴォーカルには、独特の味がある。
まだ、ショーケンの声に表現力があった頃の録音。とはいえ、全盛期とはいえ、貧弱だったなあと感じる。
歌謡ロックだから、歌詞は、矢沢永吉なんかと変わらなくて、つまらない。
ショーケンは本人曰く、ノーキイのヴォーカリストだそうだ。
昔から片耳がほとんど聞こえないので、周囲とのバランスがとれず、一人だけ声が大きかったり高かったりする。
そういう肉体的な特徴のある人が作り出した歌唱法が、独特の歌い方になっている。というか、聴く人によっては単にだらしない歌い方に思われても仕方のない歌唱法だ…。
声量も太さも安定感もない声だ。
若気の至りパワーで、技術的な訓練なしに誰もが即興的に体現できる表現方法の一つがロックだとしたら、まさにそのど真ん中をいくヴォーカルだ、と思う。
要するにチンピラロックだ。
しかし、一昨日見たテレビのショーケンはひどかった。
声は出ていなかったし、表情もおかしな人にしか見えなかった。というより病人に見えた。病み上がりの人。
生き様に過剰な価値を認める和式歌謡ロックのゾンビといった感じだ。
でも、生き返ったゾンビだ。
でも、ゾンビだから生き返っても、生きてはいないのだ。
だからあんなもんなんだろうな…。

●MIND HORSE ショーケン・ファンサイト
●The Way of the Panther 今年コンサートを再開したショーケンの、ファンサイトが集まって作った期間限定応援サイト



11/22 ● BUCK-TICK 『SWEET STRANGE LIVE DISC』1998

駅前の中古盤屋の新装開店で1120円。
バクチクの最初のライブ盤。デビュー十年以上経ってから発表というのは、なんだろう。
思ったよりきちっとしていた。
思ったとおり、ヴォーカルの線は細かった。
思ったよりライブバンドだった。
楽器としての限界がわかりやすいタイプのヴォーカルは、いろいろと工夫や発明をする、ということがわかるライブアルバムだ。

●buck-tick公式HP
●ant ivanilla ファンサイト


04/1/5 ●泉谷しげる『私には夢がある』 1998

中古で750円。
98年だから、意外と最近のアルバム。
久しぶりに加藤和彦のプロデュース。
力みのないゆったりとした感じ。
渋く決めたくなったのか。
言葉もおとなしいが、切り込むところは切り込んでいる。

●泉谷しげる公式HP WAGASYA



04/1/7 ● 泉谷しげる『'80のバラッド』 1978

中古で700円。
私が高校生の時のアルバム。私が最初に買った泉谷のアルバムだ。
当時、もっともロックらしい日本語ロックだった。
今でも充分ひりひりしている。泉谷のロック完成形となったアルバム。
独特の言語感覚は、都市と重金属と、そして工業地帯を連想させる。
泉谷の音楽の核には、人を煽り立てる、煽動パワーがある。
煽動、扇情は、ロックの核の一つだ、と私は思っている。
プロデュースは加藤和彦。

●泉谷しげる公式HP WAGASYA



04/1/8 ● 泉谷しげる『都会のランナー』 1979

中古で600円。
『'80のバラッド』の翌年のアルバム。プロデュースは加藤。
この二枚は高校時代、もっとも聴いたアルバムだったように思う。
当時の日本語ロックの大半は、ヴォーカルが貧弱で、腰の砕けた軟派歌謡曲まがいのものばかりだった。
その中で泉谷の発声法と独特の語彙の歌詞は、攻撃的で、気分がすかっと抜ける日本語ロックだった。
今聴いても遜色がない。

●泉谷しげる公式HP WAGASYA



04/1/11 ● RAZZ MA TAZZ 『Daialogue』 1997

ブックオフで250円。
20年前ならアコギ2本くらい抱えたニューミュージック。
30年前ならやっぱりアコギ2本くらい抱えたフォーク。
90年代末だからたまたまバンド形式になりましたという感じ。
何回聴いてもよくわからない。
特徴がないのかなと思う。
調べてみたら何枚もアルバムを出しているし、解散後もそれぞれ活躍しちえるみたいだし…。
結局、私には向いていないバンドだ。

フォーライフレコードによる解散したRAZZ MA TAZZメンバーのその後を扱っているサイト 



04/1/16 ● hitomi 『huma-rhythm』 2002

ブック・オフで250円。
ベストアルバムをのぞくと、今のところ最新アルバム。
以前テレビで「サムライドライブ」という曲を見て、ちょっとおもしろかったので買ってみた。
hitomiという人は、作詞をしているみたいだが、どこまで作ることに関わっているのかはわからない。
80年代、小泉今日子の周りに、いろんなミュージシャンが集まって、好きなことをやりまくっていたことがあったが、今はきっと、この人とか浜崎あゆみなどがその位置にあるのだろう。
とにかく、hitomiを素材に、スタッフがあれやってみたい、これやってみたいとやりたい放題の印象。
結果、とっても質の高いアルバムになっている。
でも音やアレンジには新しさはなくって、オリジナリティは、hitomiの声に行き着く。
欧米の白人がこれを聴いたら、日本人が香港とか韓国のポップスに感じるのと同じような、タイムラグ=後進性を感じるのではないだろうか。

エイベックストラックスによる公式HP 


04/1/18 ● hitomi 『love life』 2000

ブックオフで250円。
『huma-rhythm』の前作なのだが、ほとんど同じだ。差はない。
hitomiの音楽は、おそらくはサイクルのはやい流行歌として、消費されているのだろう。
とするならば、hitomiを聴いている今の子供達は、一年という差を、きっちりと感じているのだろうか。
この2枚には、ドラマの主題歌とかCMとか、タイアップ曲が多いので、聴き憶えのある曲が何曲もある。
この人の声も、無表情な風貌(そう感じるのは私だけか?)と異なって落ち着き無く突き刺さってくる余裕のない声で、耳障りが良いとは言えない。
人称は「ぼく」だ。女性ヴォーカリストは、「ぼく」の方が唄いやすいのだろうか。
「ぼく」の方が、気持ちを託しやすいのか…気持ちがリアルになるのだろうか?
確実に言えることは、受け手としては、男ヴォーカルが「あたし」で唄うようりも、抵抗を感じないということ。
「あたし」は演歌にまっしぐらなのに対して、「ぼく」はポップスになるのはどうしてなんだろうか?
後々考えてみたい。
それにしても、hitomiもアイドルの現代型、一つの商売の形なのだろうかと、性格悪く勘ぐってしまう。
アルバムは、聞き流すには、そこそこ心地よい=一応、ロックアルバムを聴いたような気分になれる。
でも、なぜかダマされているような気持ちになる。
そしてダマしている奴は、70年代の洋楽ロックを聴いて育った、私ぐらいのから下の世代なのだ。

エイベックストラックスによる公式HP 


04/1/20 ● Doragon Ash 『HARVEST』 2003

ゲオで780円。
去年の暮れに出た最新アルバム。
ジャンルでいうと、ラップなのかラウドなのかヒップホップなのか、まあ、そんなところ。
聞き取れない英語と聞き取れない日本語混じりの歌詞。
ものすごく聞き取りづらいので、ストレスが溜まる。
音の新しさ、言葉の新しさは、多分、ない。
声にも特徴がない。
日本人のラップ、ヒップホップに共通しているのは、歌詞の空回り感だ。
定型のポーズを受容した身振りにも、空回り感がばっちりとある。
身振りも、歌詞も、フィクションとして受け止めれば、何か輝きが出てくるのかもしれない。
このジャンルの人たちは不思議だ。
そうしても田舎物のヤンキーに見える。
世が世なら、ツッパリ君たちなんだろうな。

mobsquad Dragon Ash, SOURCE, MACH25などのレーベルのHP?
Doragon Ash 公式HP 



04/1/22 ● 奥田民生『29』 1995

ブックオフで250円。
最初のソロ。
解散したユニコーンの音楽からは一変して、ギターサウンドをベースにした骨太ロックになった。
末期のユニコーンにあった、どこか微妙にずれたユーモアセンスは健在。というより惜しみなく開花している。
言葉も切り込んでくるし、音もゆったりとだらしがなく、いつの間にかロックの王道だ。
シングル「息子」は、発売当時買って随分聴いた憶えがあるが、もう8、9年も時間が経ってしまったことに驚く。
吉田拓郎からリキミをとって、ユーモアを加え、若くしたような感じだ。

ソニーミュージックによる公式HP 
HITandRUN 奥田が所属するプロダクションの公式HP?



04/1/25 ● fra-foa 『宙の淵』 2001

近所の古書店で1180円。
何度かテレビで見て、気になっていたバンド。
現在は作詞・ヴォーカルが出産したため、活動を休止中とか。
このアルバムは1st。
おそろしくオーソドックスでシンプルな音と編成。
粗いギターサウンドに、切々と唄う女ヴォーカルが重なって頂点へと向かっていく。
なんの知識もなく聴いたら、いつの音楽だと思うだろうか?
いずれにせよ、好みの音だったな。

fra-foa公式サイト 



04/1/31 ● 泉谷しげる『REAL TIME』 1983

20年前の、テクノ?に走った泉谷のライブ。
近所の古書店で880円。
ドラムは鈴木さえこで、ゲストギターは仲井戸麗市。
当時はまだ冷戦まっただ中で、ソ連が日本に攻めてくるというのがリアルだった。
そんな危機感を背景に、「ニューズ」とか「エレベーター」というアルバムを泉谷は作った。
その後のライブがこのアルバム。
『'80のバラッド』『都会のランナー』の後には「オールナイト・ライブ」を発表し、加藤和彦と決別して、作ったのが、「ニューズ」とか「エレベーター」だった。
泉谷にしては煽動度数がもっとも低いライブアルバム。

●泉谷しげる公式HP WAGASYA


04/2/6 ● The Street Sliders『Angels』1987

近所の古書店で480円。
実家に帰ればレコードがある。
かったるさがやけにリアルなのが、このバンドの持ち味だ。
世間と関わることの、かったるさ=リアル。
「嵐のあと」がいいな。

●sliders公式サイト


04/2/7 ● Buck-Tick『TABOO』1989

ブックオフで250円。
かなり初期のアルバム。
聞きかじったフレーズを寄せ集めて曲にしている。
しかし、今更ながらにポップ度の高さが印象に残る。それがブレイクの決め手だったんだなと思う。
英語日本語混じりの歌詞は、聞き取りづらく思わせぶりなだけだ。
そもそもがベースになる音楽体験が、メンバー誰しもに乏しく、そして共通の音楽体験すらないところから始まった、そんな感じのバンドだ。
二本あるギターが、全く違った嗜好で、妙なアンサンブルになっている。
演奏はパンクといえるほどたどたどしく、歌謡曲を演るにはテクがなく、歌詞も音も歌謡曲におさまるには、解れが多すぎて、ロックへをはみ出していく。そんな感じ。
それにしても、最近250円のCDばかり買っている。我ながらひどいなあと思う。

●buck-tick公式HP
●ant ivanilla ファンサイト


04/2/22 ● PIL 『THAT WHAT IS NOT』1992

古書店で580円。
PILはとっくに解散しているのだろうか…。ジョン・ライドンは数年前にソロを1枚出して、その後はどうしているのだろうか…。セックス・ピストルズが再結成して来日したのは、いつだったか…。
このアルバムは、PILの最後の方のアルバムだ。今聴くととっても古くさい。それも昔の前衛といった臭いがプンプンとする。
というより、音はオーソドックスになっている。個性は、ボーカルの声にしかない。
PILは前衛だったのだろうか…。



04/3/29 ● Char『Sacred Hills 〜聖なる丘〜』2002

ブックオフで1500円。
全編インストアルバム。演奏はほとんどチャーとドラマーの二人。英国録音。
意外と軽い。昔のギターフュージョンみたい。思ったよりロックっぽくはない。
質は安定しているけれど、ギラギラしていない。ロックギターさが薄れてきているのか?
ハードなものを期待していたから、ちょっと間違ったという感じ。
しかし、昔からCharに感じている物足りなさは、変わらずに残っているなと感じた。
うーん…。日本人ギタリストか…

●char-net 公式サイト
●universal-music.co.jp/char ユニバーサルレコードのチャー公式サイト


04/4/2 ● CLANNAD『LORE』1996

老舗のアイリッシュトラッドバンドのアルバム。ブックオフで950円。
なぜか6曲入りボーナスCDが入っていた。こちらはベストのよう。U2のボノが参加している曲がある。
クラナドは、家族バンドで、エンヤの兄姉がやっている。
いまいち物足りないのは、女ボーカルに癖が少なすぎるせいだし、演奏もオーソドックス過ぎるからだ。
が、このあたりの音を聞いていくと、マイク・オールドフィールドが独自の音を出していたのではなく、地域的な特徴だったのだとわかる。

●クラナド ファンサイト


04/4/13 ● Char『Electric guitar Concert』1997

ブックオフで2400円。1996年に武道館で行われたデビュー20周年ライブ。2枚組。
初期の歌謡ロックと、JL&C、サイケデリックスからと、まんべんない選曲。
質の高いジャズセッションのアルバムを聴いているみたいな感じになる。

●チャーの部屋 ファンサイト


04/5/17 ● BAHO『OKURADASHI』1999

ブックオフで250円。BAHOは、Charこと竹中尚人と石田長生のアコースティックギターユニット。
1999年に発売されたライブのベストテイクを集めたアルバム。CDエクストラにもなっている。
第一印象は、相変わらず芸達者だなあということ。テクニックだけで充分楽しませてしまう。
歌詞は定番の語彙のあつまりだからどうでもいいって言えばどうでもいいが、定番だから、定番としての趣が機能して、それが二人のテクニックに支えられると、ころはもうロックとしかいいようにないものへと高まる。
だから感動はしないけれど、とっても楽しめるアルバムだ。

●char-net 公式サイト
●universal-music.co.jp/char ユニバーサルレコードのチャー公式サイト


04/5/19 ● ELEFPHANT KASHIMASHI 『good morning』2000

ブックオフで650円。
エレカシのアルバムを聴いたのは1990年の四枚目の『生活』以来だ。
先日、エレカシのドキュメント映画「扉の向こう」を観た。2003年の8月に行われたコンサートで、題名も歌詞もない曲が演奏され、それが今回、レコーディングされるまでを追うドキュメンタリーだが、インタビューアーの声はない。状況説明と進行を女優のナレーションが受け持ち、あとは宮本のしゃべりだけの作り。バンドメンバーは1人も声を出さないし、笑顔を見せたのは1シーンのみ。レコーディングは宮本と、ディレクターの2人によって進められていく。メンバーは、自分の担当パートを宮本の指示に従って、無言で演奏しているのみ。完全なワンマンバンドか。エレカシのドキュメントというより、宮本のドキュメントだ。ものすごく狭く閉じられた人間関係と、宮本の生活環境。宮本が作って歌い上げる歌詞も、年齢に応じて深みは増しているだろうが、広がりがない。狭く狭く、閉塞している息苦しさがつきまとう。もう10年も前から言われていることだが、このバンドも宮本も、外部の風を入れた方がいい。37歳の宮本は、どう見ても生活に変化を必要としている。音も、言葉も変化が必要だ。それは既成の音楽を勉強することではない。宮本はバンドメンバーの、しかも彼らの家族まで含めた生活を背負った中小の個人商店のワンマン経営者みたいだ。件の曲は、「歴史」というタイトルがつけられ、最期に出来上がった歌詞は、…小説家森鴎外が俄然輝きを増したのは…などという言葉になった。37歳の宮本は、大好きな森鴎外を励みにして、これからの40代を、ロッカーとして迎えるための決意を表明しようとしているだろう。でも、狭いところからのインプットしかないので、宮本というファクターを通して出てくるものも、狭っ苦しいものになっているような気がする。面白いドキュメントではあったが、やっぱエレカシさすがだね、かっこいいねとは、とても言えないのだった。以前テレビで観たバージョンより、短かった気がする。デビュー当初に行われたバウスシアターでのライブ映像などはカットされている。この監督に、同じように友川かずきのレコーディングドキュメントを撮ってもらいたいなと、私は思う。友川は、アルバム1枚分のレコーディングは、1日でやっつける。基本的に一発勝負、ワンテイクだ。人物としても、友川の器は、大きさも形もずれている。宮本以上にずれている。そしてドキュメントが出来上がったら、この二つを並べて、見比べてみたい。というより、友川かずきの方法を知ってもらいたいなと、僕は思ったのだった。そして今日、2000年に発表されたアルバムを聴いてみた。そこには、意外にも音楽的な実験がしてあった。しかしその実験は、既成の音楽を勉強して取り入れたような音作りになっていた。それは聴いていてちっともおもしろくない、わくわくしない音なのだ。聴き終わっても開放感を伴う快感がない。疾走感が閉塞していくみたいな居心地の悪さだ。十数年ぶりに聴いたエレカシのアルバムには、昔のように相変わらずの居心地の悪さがあった。しかし、だ、初期の頃には、居心地の悪さは、エレカシ独自の武器だった。居心地の悪さが、原動力だった。ところが、2000年のアルバムに存在している居心地の悪さは、武器になり損ねた居心地の悪さだ。原動力だった居心地の悪さは、まるでマンネリ化している。踊れないバンド、エレカシは、本人達のしんどさが、いつの間にかスタイルに贅肉化してしまったのだろうか。…とか、否定的なことを、聴いていて思ってしまった。

●ElephantKashimashi 公式サイト
●エレファントカシマシ入門サイト ファンサイト


04/05/21 ● 頭脳警察『3』1972

中古盤屋で1260円。プラケース盤。
これで塩ビも含めると、現在パンタの音源で持っていないのは、頭警の『仮面劇〜』のみとなる。
といっても、過去に買って売りさばいたアルバムだ。相変わらず、頭脳警察のアルバムは聞くにたえない。
世の中、どうしてこんなものを評価するのだろうか、思い切り小馬鹿にしたり、切ってすてたりしてもいいだろうに、一向にそういう気配はない。といいつつ、買っている私はなんだろうか。

●FLYING PUBLISHERS パンタ所属のインディーズ・レーベル


04/05/22 ● 矢沢永吉『YOU,TOO COOL』2001

古書店で926円。
実は二枚目の購入になる。
出た当初はつまらないのでほとんど聞いていない。そのせいか、間違って買ってしまった。
音質は恐ろしく良い。言葉は聴き取りやすいし、演奏や歌唱には高度な技術を感じさせる。
しかし、マンネリな音、マンネリな歌詞、マンネリなスタイル。
閉塞感を通り越して、もはやブランド品のような感じ。表現というより、ブランド商品だ。
本人はそれでいいんだろうか…?
この人のほとんどのファンは、ついていくだけだから、それでいいんだろうけど…
●私は、矢沢のこんなアルバムを聴いてみたい。
プロデュースは小室哲哉、作詞は全曲ビートたけし、作曲は矢沢、全面打ち込みアレンジでドラムスは小林ヨシキ、ゲストギターにロック小僧化した渡辺香津美…。

●矢沢永吉公式サイト 


04/5/24 ● ELEFPHANT KASHIMASHI 『明日に向かって走れ』1998

ブックオフで250円。
ネットでこのアルバムに関して調べたところ、エレカシ最大のヒットアルバムだそうだ。
一時期、宮本がよくテレビに出ていたことがある。それはこのアルバムのヒットがあり、メジャー浮上していたかららしい。
とはいえ、宮本は、初期のアルバムから私がイメージしていた内向的でシリアスで攻撃的な人というより、ナイーブだが自己完結的で、とても変な人なのだが斜めにズレまくっているので、結果、笑われる人、として愛されるキャラクターになっていた感じだ。
さて、このアルバムだ。はっきりいって、私にはつまらない。おそらく世間的な評価は高いのだろうが、エレカシの特徴と私が思っていた、居心地の悪い痛快さ、といったものがあんまりない。全体的にソフトに洗練された印象だ。
それが売れた勝因なのだろうが、クセが薄まり、普通になり、ただのラブソング系に納まるように、整えられたという感じ。
プロデュースは、カドやホツレを取り除き、スムーズに流れやすくすることだったのか…?
持ち味、あるいはエレカシにしかないものを、評価し、それをリプロダクトした、とは、とても思えない。
市場に流しやすいようにパッケージ加工した、という感じがする。
でも、それで売れたのだな…
しかし、くどいけれど、この聴きやすさはなんだろう。聴きやすいことが、売れること・受け入れられることに繋がったのではあるが、一方で、聞き流しやすくなったことも事実だ。
歌詞に出てくる「男」や「女」、「君」という人称からは、私は何もイメージが喚起されない。一体誰だ? どこにいる人だ? 初期の宮本の歌詞にあった目の前にいたお前は、消えてしまったのだろうか。
歌の世界は、なにやら学園ドラマ的だ。突っ走る男の子がいても、それは学年に何人かいる既知の人にとどまる。
その昔、ファーストやセカンド、サードアルバムも、やはり「テレビ的」だったが、それは明らかに地方都市や都会の郊外を映し出す「低予算のドキュメンタリー番組的」な「テレビさ」だった。
このアルバムの「テレビ的」は、どうも「時代設定が短期間でそれも東京の小さな面積を舞台にしたテレビドラマ的」な「テレビさ」だ。
●エレカシ泉谷化計画。東京郊外の町工場とかモルタル住宅の風景とその中で苛立つ文系野郎を野放しにする。
作詞・作曲は宮本だが、泉谷が検閲をする。プロデュースはソフトバレエの森若。

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04/5/26 ● ELEFPHANT KASHIMASHI 『愛と夢』1998

ブックオフで700円。
前作と同じ路線で、ちょっと内面を探る方向に進んでいるが、ますますつまらない。
右の耳から左の耳に、何もひっかからずに流れていって、言葉が残らない。
アレンジも普通だ。印象に残らない。音だって迫ってこない。
●宮本は、もしかしたら、谷村新司の『昴』なんか唄わせたらいいんではないか、とか思う。
作詞・作曲谷村新司と宮本の共作。プロデュースは後藤次利、ゲストギターに加山雄三と灰野敬二、ゲストドラムに石塚俊明、そして歌と演奏はエレカシだ。
●あがた森魚ジョイント計画もあっていい。文語体の宮本と、ヴァージンVSのあがた森魚だ。

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04/6/04 ● ELEFPHANT KASHIMASHI 『奴隷天国』1993

ブックオフで700円。
やっぱ、エレカシはこうでなくっちゃという、身も蓋もない曲のオンパレード。
同時に確かにこれでは売れないな、とも感じる。
しかしだ、この路線で、売れるように展開させることは出来なかったろうか。
これらの曲を、かっこよく決めることは出来なかったのだろうか。
そうだ、どうせなら、これらの楽曲のプロデュースを、森若賢にやってもらうとか。

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04/06/22 ● BUCK-TICK 『 SEVENTH HEAVEN 』 1988

ブックオフで250円。
バクチクのセカンドアルバム。
音はチープで薄い。なんだかこんな感じが、自分達のやりたいロックで、こんな感じの方向性で、こんな感じのコンセプトでと、一生懸命考えて作っているといった、音も言葉もまだまだに身に付いていないアルバム。だけど、ポップセンスだけは際だっている。そっちに進まなくてよかったねと、今なら今井の嗅覚を称えたい。
取り立てていい曲もなく、これで終わってもおかしくないアルバム。おしまいにならなくて、本当に良かったと思う。多くのバンドは、やりたいという衝動だけで、おそらくまだ何も始めていない段階で、消えていくのだろう。バクチクは基礎体力があったバンドなのだなと改めて感じた。

●buck-tick公式HP
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04/06/22 ● PANTA 『パンタックス・ワールド』 1976

新譜というか再発。パンタの1stソロ。
去年の頭脳警察に続いて、FLYING PUBLISHERSから出された、パンタのソロと、PANTA&HALの再発シリーズの1枚。
今聴くとやっぱり恥ずかしい曲が多い。
音は軽い。意外と頭脳警察と繋がっているのに驚く。当たり前か…。
「マーラーズ・パーラー」のような変な曲、なんだかわからないおかしな曲が、いい。
きっと、私は、そのわからない曲が好きなんだと思う。
ついでに、セカンドの『走れ、熱いなら』も聞き返す。やはりかっこわるい。「人間もどき」なんて、今、誰かがかっこよくカーバーすれば、時節柄、流行るかもしんないと思う。日本ロック史のようなものでは、なぜか評価の高い人だ。未だにどうしてなのか、それがわからない。


●FLYING PUBLISHERS PANT、頭脳警察の公式サイト、所属レーベルでもある


04/06/22 ● PANTA & HALL 『 1980X 』 1980

去年の頭脳警察に続いて、FLYING PUBLISHERSから出された、パンタのソロと、PANTA&HALの再発シリーズの中の1枚。前作『マラッカ』に引き続き、鈴木慶一のプロデュース。『マラッカ』と並んで評価の高いアルバム。どうしてだろうか、私には全くわからないのだ。
1980年という時代を反映して、音はニューウェイヴっぽくて、でも、軽く、薄い。
例によって、嘲笑を誘うほどの思いっきり紋切り型の言葉と、人があまり唄の歌詞に使わない単語が、並列に繰り出されるので、そこに日本語ロックのオリジンを感じている私には、快感になって聞こえてくる。
例によってコンセプトアルバムだったりするのだが、紋切り型への片足つっこみが、軟派にだらけた田子作感を醸している。
ああ、でも、今時、こういった変なアルバムを作る人間がどうして少ないのだろうか…

●FLYING PUBLISHERS PANT、頭脳警察の公式サイト、所属レーベルでもある
●rootsmusic インディーズレーベル。パンタの連載がある。


04/06/22 ● HARRY 『Bottle Up and Go 』 2003

友人から借りる。バンド解散後、最初のアルバム。
バンドサウンドから解放されたのか、軽やかで自由な感じ。初ソロといういう気負いもなく、ゆったりとしたホーンアレンジが妙に渋い。なんだかキース・リチャーズの『TALK IS CHEAP』を思いだしてしまった。
でも、同時に一人になったんだなとも感じる。
バックの音には一定範囲内の安定感というか路線があるけれど、全体の印象としては、ボーカルとバックバンドだ。
村越のギターの音色が、思い出せない。
村越本人は全く何も変わっていないという気もするし、これから先、どこに向かおうとしているのか、見当がつかない感じもする。このアルバムは、まだ前哨戦といった感じだ。

●Harry Offical Site 
●sliders 公式サイト


04/06/29 ● 東京60WATTS 『初期の東京60WATTS』 2004

家人から借りる。
東京の私立大学でロックバンドやっています。若いけれど、昔の音が好きです。70年代までなら遡れます。
そんな感じの音と歌詞。
感動とか発見はなかった。
家人も間違って買ってしまったと、一度聴いたきりで、私のところに置きに来た。

●東京60WATTS 公式サイト


04/07/03 ● HARRY 『For No One』 2004

友人からCD−Rで入手。
カヴァーもあるハリーの2ndソロアルバム。新曲は2曲だけらしい。
ギター、ベース、ドラムの3ピース録音だろうか、恐ろしくシンプルで雑な音感がロックの初期衝動を絞り出しているといった感じ。久しぶりに聴いた迷いのないロックのアルバムだ。
今から仕掛けていくぞといった、気概に満ちた野心作かもしれない。

●Harry Offical Site 
●sliders 公式サイト


04/07/03 ● THE STREET SLIDERS 『GET THE GEAR』 1995

友人からCD−Rで入手。
なんだかとっても懐かしいのだが、妙に古い感じがする。
ライブアルバム。今聞くと、結構、技が多いなと感じた。

●sliders 公式サイト


04/07/03 ● THE STREET SLIDERS 『LAST LIVE』 2001

友人からCD−Rで入手。
武道館での解散コンサートのライヴ。
懐かしい曲が多い。聴いているとなんだか昔が蘇ってくる。
私は既にすっかり懐メロとして聴いているのだろうか。

●sliders 公式サイト


04/07/22 ● FANFARE CIOCARLIA 『IAG BARI』2001

ファンファーレ・チョカリーアのドキュメント映画、邦題『炎のジプシーブラス〜地図のない村から』のサントラ盤ということになっているが、通常の3ndアルバムのようだ。新譜として購入。
今回は、ギターやバイオリンといった弦楽器ともセッションしている。
シンプルな喜怒哀楽が、笑い声と共に、まあなんとかなるさ、という気分になって、体のそこから湧いてくる。そういう力のある音楽。
世界最速のブラスバンドということになっているが、せっかちな私には妙にしっくりとくる。
ボーナストラックで1曲、映像が見られる。2000年の渋谷駅前のゲリラライブの模様も入っている。

POP BIZ レーベル 在日イラン人アーチストが主催するインディーレーベル。チョカリーアのアルバムの日本販売元。
plankton チョカリーアなどを招聘する興業会社のサイト
asphalt-tango ドイツのレーベル。チョカリーアなどをマネージメントオフィスの公式サイト。


04/08/09 ● かまやつひろし『ベストアルバム』1977

ブックオフで1000円。
1987年に出て、1994年にCD選書の一つとなって再発されたアルバム。
前18曲中後半の半分が1977年のクロコダイルのライブ。
懐かしい曲が網羅されているが、「ゴロワーズ〜」など、ライブだったのでちょっと残念。
なかなか良い曲が多いが、人物の評価は高くても、作品がまともに評価はされてこなかった人だ。
いいぞ、すごく良いぞ。

●ムッシュ かまやつ フォーライフレコードのアーチストサイト


04/08/19 ● カラディーリャ・ブラス・オーケストラ 『ジプシーサマー』1998

新譜で購入。ブルガリアのジプシー・ブラス・バンド。このバンドのドキュメンタリー映画のサウンドトラックでもある。
しかし、映画は探してみたが見つからない。国内で販売はされていないようだ。
女性ボーカルも入っている。ファンファーレ・チョカリーアと区別がつかない。
明るいのか暗いのかわからない。
時々、思うのだが、こういうジプシー音楽は、例えばバリ島のガムランとかそういったレベルの根付き方をしているのではないか。
東欧といっても、首都近辺から外れた周辺地域は、その生活レベルや文化レベルは、アジアの辺境と変わらないのではないか。
そういう辺境に根付いた地元民の音楽は、土俗性と宗教性を兼ね備えたアコースティック音楽になるとか。

●ジプシー関連映画・ビデオ プランクトンのサイトから


04/08/18 ● EMIR KUSTURICA & The No Smoking Orchstra 『LAVIE ESTUN MIRACLE』 2004

新譜。エミール・クストリッツァ監督の新作映画のサントラ。演奏は監督のバンド、ノー・スモーキング・バンド。
ウンツァ・ウンツァ・サウンド。これはどこかレニングラード・カウボーイズに似ている。
とにかく芝居がかっている。
古いのか新しいのか、陽気なのかシリアスなのか、本気なのか冗談なのか、渾然一体となった音楽は、聞き終わると爽快感がある。

●EMIR KUSTURICA 公式サイトのようだ 英語・ドイツ語
●EMIR KUSTURICA & The No Smoking Orchstra ユニバーサルレコードの公式サイト 英語


04/08/21 ● Original Soundtrack 『Gadgjo Dilo』 1998

新譜で購入。「僕のスウィング」などのトニー・ガトリフ監督の同名映画のサウンドトラック盤。
同じジプシーバンドでも、弦楽器が中心。ホーンはない。かなりタラフ・デェ・ハイドュークスに近い。
主演女優はラッパーらしい。静かなフランス語のラップ調の曲が何曲かある。
この映画は、同じルーマニアのロマを舞台にしているが、「炎のジプシーバンド」と比べて、ロマの部落は数段に貧しい。テント暮らしの住民がとても多い。そのせいか、笑いに余裕がない。もの悲しい音楽が多い。
サントラとしてはジャンゴ系ギターが網羅された「僕のスィング」の方が音楽的で聴き応えがある。

●僕のスウィング公式HP 


04/09/03 ●泉谷しげる 『メッセージ・ソングス』 1994

十条の中古CD屋で600円。
もう十年も前の1994年のアルバム。奥尻島救援コンサート後の作品。オウムの地下鉄サリン事件の前だが「教祖ころんだ!!」といった曲もある。いつも通り吉田健とコンビを組んで作っている。音は重くもなく尖ってもいず、比較的落ち着いた感じ。歌詞もいつも通りの泉谷節。安定したアルバムだが、これぞといった1曲もないかな…

●泉谷しげる公式HP WAGASYA


04/09/03 ● BUCK-TICK 『セクシャル×××××!』 1987

十条の中古CD屋で200円。
バクチクの最初のアルバムか?
今聴くと、かなり恥ずかしいというか拙い作品ばかり。
でも生きの良さ、若さ、みたいなものは確かに感じられる。…同時に頭の悪さも…。
本当にポップ路線だったのだなと思わされる曲が並んでいる。
歌詞の語彙も、音のフレーズも、その当時のメンバーがかっこいい、ロック的だと思われたものを掻き集めて、勢いで作り上げている感じ。ロックをやりたくてバンドを結成したものの、楽器の使い方もまだよくわからないという何も固まっていない頃の、バンドのデビューアルバムというのは、こういうものだろう。

●buck-tick公式HP
●ant ivanilla ファンサイト


04/09/06 ● エレファントカシマシ『扉』2004

ゲオで1980円。
現時点での最新作。でも、来月には新作が出るらしい。
先に見たドキュメント映画「扉の向こう」でレコーディング中だったのが本作。
以前にもここで書いたが、感想は変わらない。
森鴎外で1曲作ってしまった「歴史」は、時代も世の中からもずれていて、そこが宮本らしい真摯さあふれていて、面白いし、良い曲ではある。しかしだ、歌詞は、これから本編が始まりますよといった、その前のリード文のように、紋切り型の言葉が連なっている。宮本ならもっと壊して欲しいと、僕は思った。
宮本は破格に個性的だ。しかし、このバンドが致命的なのは、宮本の歌詞、ヴォーカルに対抗出来るだけの、バンドの音がないことだ。

●ElephantKashimashi 公式サイト
●エレファントカシマシ入門サイト ファンサイト


04/09/10 ● 立花ハジメ『太陽さん』1985

ブックオフで1150円。
発表当時は塩ビのレコードだったが、後にCD化されたときには、まだCD価格が安定していなくて、3400円とかした記憶がある。
今聴くと、メインの曲達は、すっかり古くなっている。
力の入っていない、適当な曲の方が、時代に遜色されないポップさがある。
そもそもが思いつきとセンスだけで、後は有能な人達を使ってアルバムを作る人だったから、このアルバムも一定の質は保っている。パンクは、楽器が出来ない人でも勢いでロックが出来ることを証明したブームだったが、立花ハジメは、機械と他人を上手に使うことでロックが可能だと証明した最初の日本人かもしれない。

●Tachibana Hajime Design.com 公式HP、とってもわかりづらい


04/9/24 ● 頭脳警察 『万物流転』 DVD 1991/2004

1991年の再結成頭脳警察のキャンプドレイク(朝霞駐屯地)でのライブを納めたビデオのDVDでの低価格再発盤。2000円。
この会場に私は観客でいたので、コマ送りするれば、自分が映っていないまでも、知った顔が発見出来るかもしれない。
約十年前の映像だが、音よりビジュアルが、演奏者、観客も含めて、驚くほど古い。
パンタはどう見ても、どんな発言をしていても、ガキんちょだな。
本気さ加減とズレ加減が、はっきりとわかる。

●FLYING PUBLISHERS PANT、頭脳警察の公式サイト、所属レーベルでもある
●rootsmusic インディーズレーベル。パンタの連載がある。


04/10/13 ● 頭脳警察 『MUSIC FOR 不連続線』 1972〜1978/2004

「不連続線」という俳優座から分派したアマチュア前衛劇団の劇中音楽を頭脳警察(パンタ)が担当していて、その音源のCD化。
想像していたが、やはりモノラル。
パンタの歌唱は5曲のみで、役者の下手な歌が中心。
だから演奏も歌も稚拙なのだが、パンタの作るメロディは、素人が歌うには無理のない素直なラインで、歌いやすそうだ。
作曲者としてのパンタは、個性がないくらい日本語的だ。が、3150円は高いなあ。

●FLYING PUBLISHERS PANT、頭脳警察の公式サイト、所属レーベルでもある
●rootsmusic インディーズレーベル。パンタの連載がある。


04/10/20 ● 頭脳警察 『2001 6.9 日比谷野外音楽堂 WE ARE THE BRAINPOLICE!』DVD 2004

2001年、6月9日…ロックの日…の日比谷野外音楽堂でのライブ映像。怒髪天、イン・ザ・スープ、ソウルフラワーユニオンなどが出たイベントのトリが頭脳警察だった。
当日会場にいたが、音が悪くて歌詞など何も聞き取れなかった。当日出演したどのバンドより、ガキンチョで轟音ロックではあった。
今回DVDで聴いてみると、声が相当衰えている感じだ。
やはりかっこいいとは言い難い。
難儀なファンだなと自分のことを思う。
でも、なんで今頃出すんだろうか……。
家人はその日を境に、イン・ザ・スープの熱狂的なファンになった。



04/10/23 ● 上原ひろみ 『アナザー・マインド』 2003

友人からコピーCD−R。
ジャズピアニストなのだが、昔のプログレみたいな印象を受けた。
ギターの音は、アラン・ホールズワースのようだ。
キース・エマーソンやデイブ・ステュワートの参加している昔のアルバムを聴きたくなって、CD−Rに焼き付けた。
…単に私がプログレ好きなだけかもしれない。
上原ひろみは最近、テレビで良く見かけるが、演奏中の表情は野沢なおこみたいだ…。テレビで見るライブシーンより、CDの音方が、いい感じがする。
それはCDの方が、ロックっぽいからか…?
他のアルバムも聴いてみたくなった。

●上原ひろみ 公式サイト


04/10/23 ● EGO-WRAPPIN 『満ち汐のロマンス』2001

友人からコピーCD−R。
レトロと偽物臭さが売りのバンドだと思っていたが、このアルバムの楽曲は、なんか本格路線。裏切られた様な気持ちになった。音楽の勉強というか、偏差値の高い音。そのせいで、体の感覚が、体の存在がなくなるという、日本のミュージシャンの典型のような感じ。うまさと手堅さと商品としての室の高さは、充分にある。が、それだけ。
これはこれでいいのだろうが、楽しめないし、癒されるには普通過ぎる。
このアルバムにはキワモノぶりが皆無で、そうなると特徴がないから楽しめない。

●EGO-WRAPPIN 公式サイト


04/10/23 ● UA 『Illuminete ''the very best songs''』 2003

友人からコピーCD−R。二枚組のベスト。
デビューから最近の仕事ぶりまでが一望出来るのだが、初期から現在までの変遷を感じないのは、最初から歌唱が完成の域に達していたからか。大きな転換もない。定行進化という感じでもない。
声もアレンジの音もとてもいいのだが、いかんせん歌詞が貧弱だ。言葉に力がない。これは致命的だと思う。
愛だ恋だの語彙は少ないのだが、歌詞の世界がピンとこない。鋭くない。
名曲のカバーなどやれば、ものすごい表現力のある人なのに…残念だ。
みんな、どうしてUAが好きなのだろうか、わからない。が、たいていの人は言葉に力のあるものは好まないものね。

●UA UAの所属するアロハプロダクションの公式サイト
●UA ビクター公式サイト


04/11/05 ● Rachid Taha『TEKITOU』2004

新譜、2500円。40分強のDVD付き。
フランスで活躍しているアーチストらしいが、アラブ系のようだ。
DVDでは、メキシコでのオフ?の模様と、コンサート・シーン=クラッシュの「ロック・ザ・カスバ」が入っている。
20年選手だそうだが、全く知らなかった。
普通と言えば普通のロックだ。が、何語で歌っているのかわからないが、いわゆるロック的な衝動に満ちているアルバムだ。
でも、クラッシュのカヴァー曲が一番いい。

●Rachid Taha 公式HP、フランス語
●Rachid Taha ユニバーサルジャパンの公式サイト


04/11/05 ● Traktor『Traktor』

新譜、2580円。
ジャケットにハイクレコードとあるのでネットで検索してみると、HPが見つかった。
そんな気がしたのだが、ハイクとは日本の詩の形式だとかなんとか書いてある。
Traktorは、ハイクレコードに所属する数グループの一つらしい。
どうやらベルギーのバンドのようだ。
バンドはジャケットを見る限り、男女混合の5人組だが、若いのかロートルなのかはわからない。
バリトンサックスとかが中心的な、少し独特な楽器編成だ。
演奏はさほどうまくない素人臭いから、若いバンドかもしれない。
音は、なんか懐かしい。80年代の脱力ポップのようだ。
歌は英語とドイツ語のようなのとかがある。
テクニックなどなくとも、やり方一つで楽しくやれるのだ、聴く人を楽しませることができるのだと、示しているアルバムだ。

●Haiku Records 所属レーベルの公式サイト


04/11/19 ● 玉城宏志『ストラトレッド』1991

ブックオフで650円。
ローザ・ルクセンブルグ解散後の最初のソロアルバム。以前からずっと聴きたいと思っていたこのアルバムをやっと見つけた。
ローザのライブでは非常にキレの良い音を出していたから、ずっと気になっていた。
が、はっきりいって、つまらないアルバムだった。
アレンジも音色も、すっかりと古くなって、その時代の古さの中に埋没してしまって、そこから立ち上がってくる音がない。
全曲インストなのだが、ギターの歌い方が足りないし、歌い切れていない。
こじんまりとまとまって、埋没してしまった感じ。
そのせいで消えてしまったのだろうか…
話題になっていたレッド・ツェッペリン組曲など、聴いてみたかったのだが、今でも演奏しているだろうか。
ソロになってから、これ一枚しか出していないと思うが、今は何をやっているのだろうか? ネットで探してみたら、公式HPが見つかったので、活動は続けているみたいだ。

●PARAISO YAKATA 公式サイト


04/11/22 ● 上原ひろみ『BRAIN』2004

友人から、コピーCD−R。
前作同様、プログレロックっぽい音とフレーズで、耳心地が良い。
聴いていると、煽動されるように熱くなってくるから、やはりジャズというよりは、私にはロックに聞こえてしまうのだ。
久々の愛聴盤になりそうだ。

●上原ひろみ 公式サイト


04/12/03 ● 山田耕筰 『交響曲「かちどきと平和」他』1912/2003

NAXOSレーベルの日本作曲家選輯の1枚。1000円。
新宿紀伊国屋書店の2階のCD屋でみつけ、なんとなく衝動買い。
曲のタイトルとは裏腹におとなしい曲調。
山田耕筰ということで期待したのだが、結構、退屈だった。
今後、どうしようか…。このまま聴かないかも…

●NAXOS ナクソスレーベルの公式サイト、英語
●NAXOS JAPAN ナクソスの日本サイト


04/12/-3 ● 大澤壽人 『ピアノ協奏曲「神風協奏曲」・交響曲第3番』1938/2003

NAXOSレーベルの日本作曲家選輯の1枚。1000円。
新宿紀伊国屋書店の2階のCD屋でみつけ、なんとなく衝動買い。
タイトルと違って、かなり退屈。
ここに出てくる旋律は、日本のかけらもない感じ。
西洋を消化しているというか、逆に日本をものともしていないと言うか、いい意味で金持ちのぼんぼんが西洋を学びなんの疑問を持たずに実践しその結果、恐ろしく質の高いものが仕上がったという感じだ。
その意味で、日本的ではある。

●NAXOS ナクソスレーベルの公式サイト、英語
●NAXOS JAPAN ナクソスの日本サイト


04/12/03 ● BUCK-TICK 『at the night side』2003 Live CD+DVD 2004

ゲオで1980円。
バクチクは現在、メンバーが全員それぞれのソロ活動に専念しているみたいだ。
現時点での最新アルバム。
以前のライブより、ヴォーカルの声がちゃんと出ている。少し骨太になった感じ。
このバンドに接する時いつも考えるのが、解散するバンドと、解散しないバンドの違いについてだ。
バクチクが解散しないのは、メンバーが全員、同じ速度で成長してきたからのような気がする。
解散するバンドは、核になるメンバーだけがクリエイティヴな面で成長し、他のメンバーは後を追う形になるからではないか。
DVDは別売されたものの予告編なのかわずか4分。なんだかメンバーがみんな肥ったというか丸みを帯びた体型で、ちゃんと中年になっているなと感じさせる。観客は女の子ばっかりだ。最近はヒット曲もないし、雑誌以外のメディアの露出もほとんとないみたいだから、新しいファンは居るのだろうか? 固定客相手に商売をしているのだろうか…どうなんだろうか…そういうところが気になる。

●buck-tick公式HP
●ant ivanilla ファンサイト


04/12/06 ● 芥川也寸志 『エローラ交響曲・交響三章 他』1948〜71/2002

NAXOSレーベルの日本作曲家選輯の1枚。1000円。
10年くらい前に、広島の原爆をテーマにした大江健三郎が作ったオペラに曲をつけたのをサントリーホール辺りで観たことがあるが、あのときの印象はまるで深みのないプログレじゃないかというものだった。
要するに私は日本人のクラッシックを聴くのはほとんど初体験なのだが、このCDは映画音楽よりちょっと純音学に寄っているという印象。そこそこ退屈しないで聞くことが出来る。メロディーにもどこか日本的なフレーズがあって、それが嫌みではない。
実際、かなり楽しんで聴くことが出来る。
しかし、なんでクラシックのオーケストラって、何十年も同じ楽器編成でやっているのだろうか…ってそういう風に疑問を持つこと自体が的はずれなのかな…
しかし、オーケストラものは、CDウォークマンで聴くには、ちょっと向いていない。
特に電車の中では、盛り上がっている部分以外は、聞き取りづらい。
通勤向きではない。大音量で目をつぶって聴く分にはいいだろうが、文庫本片手なんかは、駄目だな。

●NAXOS ナクソスレーベルの公式サイト、英語
●NAXOS JAPAN ナクソスの日本サイト


04/12/06 ● 伊福部 昭 『シンフォニア・タプカーラ、SF交響ファンタジー第1番 他』1954〜83/2004

NAXOSレーベルの日本作曲家選輯の1枚。1000円。
妙にわくわくするメロディをリズム。
親しみやすいというか、骨肉化しているお囃子というか、とても日本的、というか農村的なもののような感じがする。
私はたいていのクラシックは眠気を催して楽しめないのだが、これはしっかりと聞き入って楽しんでしまった。
最後の曲はゴジラのテーマだ。それだけで嬉しくなってくる。ゴジラ音楽は高級だったのだな。

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04/12/14 ● 佐野元春 『HEART LAND』 1988

十条の古書店で710円。
佐野元春の最初のライブアルバム。
当時、まだ慣れないCDをレンタルで聴いた記憶がある。
1988年の横浜スタジアムを中心にしたライブ音源なのだが、最近作品よりも新しさがある。
最初のライブ盤だからか、デビューから突っ走ってきた勢いがそのまま崩れずにある。
そういえば、このアルバムを最後に私は佐野元春を聴かなくなったのだった。
オリジナリティの核がしっかりとあるアーチストは、デビューから10年未満の活動が一番いい。
その後はどんなに頑張っても失速してしまう。それからまた昇ることの出来るアーチストは希だ。
佐野元春も、その後、大物にはなったけれど、ロック的に革新的な作品を作ってはいない、と思う。

Moto's Web 公式サイト


04/12/14 ● The Street Sliders『RARE TRACKS』 1984〜1989/1995

十条の古書店で710円。
12インチシングルで発売されもなどを集めた編集盤。半分ぐらいは持っていたような気がする。
もう20年くらい前の音源になるが、懐かしさが募るし、この20年、自分は何も変わっていないのだなとも思う。
どちらかというと、気持ちが成長していないという意味で変わっていない。
これらの曲は、流行に合わせたアレンジなど、時代の手垢がかなり感じられるが、それでも最初から確信犯の音作りだったのだなと思う反面、スライダースの音の本質は時代とはあんまり関係のない所にあったのだが、時代の流れには逆らえなかったのだなとも思う。…一体、どっちだ…。
そして僕は、こういう音と言葉と歌いっぷりがかなり好きだったのだなと、改めて思った。

SLIDERS 公式サイト


04/12/21 ● 伊福部昭『伊福部昭の芸術−−譚・響・宙』1998

ディスクユニオンで1200円。
「日本狂詩曲」と「シンフォニア・タプラカーラ」「SF交響ファンタジー第一番」が入っている。
NAXOSの日本作曲家選輯盤とは別の演奏。こちらの方がロックっぽい。
どの曲もパーカッシヴで、ビート感がある。まるでロックを聴くように私は聴いてしまう。
これでもかこれでもかと、たたみかけてくる打撃が爽快だ。
私はロックを聴くように聴いているのだが、それでいいのだろうか…

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2004/12/24 ● 小栗 裕 『大阪俗謡による幻想曲、ヴァイオリン協奏曲 他』 1963〜79/2003

NAXOSレーベルの日本作曲家選輯の1枚。850円。
結構、楽しい。
ここで聞こえてくる旋律は、自然にわき出てきたものなのか、日本を強調するために、再発見して組み入れたものなのか、私には見当もつかないけれど、不自然な違和感のようなものを感じながら私は聴いていて、しかしその違和感が楽しく、音楽に耳を集中させてくれるのだ。それはまるでパロディを楽しんでいるような感じだ。
そういう聴き方をしている私はただしいリスナーなのだろうか…?
それにしてもオーケストラというのは不思議だ。今時、タキシードなんか着ているし、演奏している人達は、つまり何十人もいるオーケストラのメンバーの中の一人一人は、部分としての主張でどれだけ満足出来るのだろうか…とか下衆の勘ぐりをしてしまう。私はそもそもがチームプレーの出来ない人間だとつくづく思うから、セッションバンドの要素が極めて少ない、オーケストラというチームが、不思議でならないのだ。

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2004/12/24 ● 武満 徹 『そして、それが風であることを知った/海へ/雨の樹 他』 1971〜1992/2003

NAXOSレーベルの日本作曲家選輯の1枚。850円。
武満徹は何度チャレンジしても駄目だ。
退屈で、私には音楽というより効果音のような感じしかしない。
だから映像が足りないと思ってしまう。音楽だけをちゃんと聴くことが出来ないのだ。

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2004/12/29 ● トマ・ブロシュ 『グラス・ハーモニカのための音楽』 18〜20C/2001

NAXOSレーベルで見つけた一枚。850円。
グラスハーモニカという楽器がよくわからないが、電子音のような音がするのが面白い。
音楽自体はバロック辺りのようだ。

●NAXOS ナクソスレーベルの公式サイト、英語
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2004/12/29 ● 東京都交響楽団 『日本管弦楽名曲集』 1931〜1980

NAXOSレーベルの日本作曲家選輯の1枚。外山、伊福部、芥川ら数人の作曲家のオムニバス。850円。
今まで聴いてきたものより演奏に力がない感じで、ちょっとがっかり。
作曲家にもよるが、民謡調のものとか日本固有のメロディを取り入れている曲が多く、それが妙に短絡的な感じがするし、骨肉化していないというかとってつけたようなお勉強といった印象を受けるのは、作曲者の問題だろうか、それとも演奏能力の問題だろうか。そもそもクラッシックの素養のない私の耳には、大きな違和感が感じられる…。
この違和感は、これらのメロディ・旋律が、本来の楽器ではないものが奏でているということに尽きる。笛やら三味線やら和太鼓などの日本に固有の楽器が発する旋律を、タキシードなどを着たオーケストラがそのまま奏でることには、どこか無理があるのではないか。
いやしかし、選曲者が外国人で選曲基準がエキゾチックジャパンみたいなものならば、こういう曲が並んでも無理はないかもしれない。
曲によっては、かなり楽しめるものもある。昭和30年代、40年代の日本映画=フランキー堺やクレイジー・キャッツらが主演したコメディ映画の、フルカラーで横長の画面には、とても似合いそうな楽曲がある。

●NAXOS ナクソスレーベルの公式サイト、英語
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2004/12/29 ● Billy Joel 『Greatest Hits vol1&2』 1985

友人からCD−Rでもらう。
意外なことにほとんどの曲に聞き覚えがある。
アレンジにそれなりの時代を感じさせるが、それでもメロディは古びていないし、楽しんで聴くことができる。
永遠のポップスという感じ。
こういう底力のあるアーチストは、なぜ居なくなったのだろうか…

●Billy Joel sony musicの公式サイト
●52丁目 日本ファンサイト


2004/12/31 ● クレーメル、ヨーヨー・マ 『モーツァルト ディヴェルティメントK・563?アダージョとフーガ』 1985

期待したんだけど、ちょっと退屈だった…。
新譜。でも廉価盤1680円。

●gidon-kremer.com 公式サイト 英語
●kremerata-baltica.com クレメラータ・バルティカの公式サイト 英語
●Gidonet 日本ファンサイト
●YoYoMa sony musicのヨーヨー・マの公式サイト


2005/1/7 ● 伊福部昭『交響的音画 釧路湿原』 1993

新譜で2800円。収録時間が30分に満たないので、非常に損をした感じがする。
NHKのハイビジョン番組「釧路湿原」に寄せて作られた音楽。サウンドトラックのようだ。
伊福部にしてはパーカッシヴな要素が極めて少ないので、伊福部昭にロックを求めている私は、楽しんで聴くことができない。私の耳では、この曲を聴いても伊福部が作ったとは判断できないだろうな…。
非常に普通の効果音楽。音楽だけを聴いても、ズバッと来ないというか…きっと画面を見ながらなら感動的に作用するのだろう。
今度は「釈迦」を見つけてこよう。

●伊福部昭の小屋 ファンサイト
●伊福部昭 映画音楽と純粋音楽 ファンサイト


2005/1/13 ● エレファント カシマシ 『東京の空』 1994

ブックオフで750円。もう十年以上前のアルバムだ。
高度成長期以降の日本に生まれ普通の家庭に育った男の子がロックミュージックという手段でロック的な衝動を表出しようとすると、どんなにあがいても、良くも悪くも、こういうものにしかならない、という典型のように感じる。エレカシは、日本で初めて登場したパンクバンドだ。そしてその後に続くバンドはないから、日本ではパンクバンドはエレカシしかないことになる。
バンド以外に仕事についたこともないから、音楽業界しか世間を知らないし、メディアを通した間接体験がすべてで、まだ若いから家族も持たず、しかも楽器奏者として際だっているわけでもない。心なしか抑圧的だが、ぬるま湯い社会だ。切り込んでゆくにも手応えがない。孤軍奮闘は終わらないのだが、1994年にして既にエレカシの表現とそのゆく先には閉塞感が漂っている。なんだか懐かしい近藤等則風のトランペットも聞こえてくる。

●ElephantKashimashi 公式サイト
●エレファントカシマシ入門サイト ファンサイト


2005/1/17 ● エレファント カシマシ 『ココロに花を』 1996

前作、東京の空と比べると一挙にソフト路線だ。
アレンジも聞きやすい。耳障りが良い。従って、エレカシならではの部分が少ない。エレカシ色は薄められ、売れ線の路線に向かって、インターチェンジを越えたよといった感じのアルバムだ。
確かこの次のアルバムがエレカシ最大のヒットとなる『明日に向かって走れ』だ。その前哨戦がこのアルバムだったのだろうか。
このアルバムが発売された当時、私は全くエレカシを聞かなくなっていたし、雑誌も買っていないから、当時の日本のバンドを巡る状況も知らない。
エレカシにしては試行錯誤している作品なのだろう。
パンクではやれなかったのだし、パンクバンドとしての認知もなかったのだろう。
例えば、認知や評価のされ方によっても、かなり違ったのではないか?

●ElephantKashimashi 公式サイト
●エレファントカシマシ入門サイト ファンサイト


2005/2/2 ● Serge Gainsbourg 『vol.8 1979.1980.1981』

ブックオフで1000円。
ゲーンズブール全集のvol8。レゲエをやっていた頃の作品集。
予想通り音は薄く偽物臭く、それがかえってゲーンズブールっぽさになっている。
ロック後進国のフランスで活躍する尖んがった爺さんが世界の音の新しさに敏感に反応して、取り組んだというよりはでっち上げた作品群だ。
ポップミュージックはお手軽なものなのだ。そのお手軽さは、センスさえ良ければ誰でも利用でき、ワールドワイドに機能させることが出来るのだ、ということがこのアルバムを聴くとわかる。
何度か聴いているうちに何ににているか思いだした。
ダブなんかやっていた頃のクラッシュだ。ただクラッシュには核になる曲が何曲かあってそのほかの彩りとしてダブなどを取り入れた曲があったのだが、ゲーンズブールの場合、核になる曲が見当たらない。
しかし、このオヤジ、もう故人ではあるが、本国のフランスではどういう評価なのだろうか?

●Serge Gainsbourg 公式サイト、フランス語
●Serge Gainsbourg ユニヴァーサル・レコードの公式サイト


2005/2/19 ● 矢代秋雄 『ピアノ協奏曲、交響曲』 19658〜67/2002

NAXOSレーベルの日本作曲家選輯の1枚。ディスクユニオンの中古で400円。
いわゆる現代音楽としてイメージする曲調そのもののような曲。
不慣れな私の耳には、断片のような旋律・フレーズ・メロディが、不規則に繋げられているように感じる。
その結果、耳を流れていって、いつの間にか終わっていた、というようなことが起こる。
結局、きちんと集中して聴くしかないのだが、よほど静かに余裕のある時でないと集中など出来ないのだ。
通勤の電車の中などでは、このCDに詰まっている音の半分も聴くことが出来ない。
それは、私の耳のせいなのか、このアルバムが退屈なのか、私にはまだわからない。

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2005/2/19 ● 橋本國彦 『交響曲 第1番・交響組曲「天女と漁夫」』 1933〜40/2002

NAXOSレーベルの日本作曲家選輯の1枚。ディスクユニオンの中古で400円。
昔聴いた映画音楽のようだ。
それは日本映画で、何サイズというのだろうか、左右に広い画面で、東京というよりは地方都市を舞台にした明るいコメディだ。
画面には山の背が見えてその後ろには青空に大きな入道雲がもくもくと動いている夏だ。
比較的、キャッチーと言うか、流していても耳に残るメロディがあるので聴きやすい。
これをポップというのだろうか?

クラシックというのは不思議だ。作曲家の個性、演奏するオーケストラの個性、指揮者の個性、これらが入り乱れているのだが、私程度の耳にはそんなに差を感じることができない。
ジャズを聴くときは、ジャズ特有の音の狭さを閉塞感のように感じて息苦しくなるのだが、今回もそれと同じような狭苦しさを感じた。それはきっと、オーケストラ編成の音色の幅なのだろう。この音色の幅から個性を聞き分けられるほど、私の耳は訓練されていないのだろう。

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2005/2/19 ● 伊福部昭 『協奏三題』1948〜82

ディスクユニオンの中古で1600円。
タイトルは異なっているが、半分以上が既知の曲。ゴジラのバリエーションもある。
同じものが何度も使い回しされているような感じがするが、編曲されて、組み替えられるということは、クラシックでは普通のことなのかもしれない。
でも、これまでにランダムに買った伊福部のアルバム4枚中にかなり重なる部分があるということは、伊福部昭の音楽は思ったよりも狭いのかもしれない。
クラシックの場合、同じ曲でも、演奏家やオーケストラ、指揮者が異なると、全く違った曲になると言うが、本当にそうだということを初めて実感した。
このアルバムはパーカッシヴ面が弱い。
私が惹かれる伊福部の持ち味は、たたみかけるような打撃感だ。それが弱いと、なんだかなあと思うのだ。
もしかしたら、ドラムセットがあった方がいいのかもしれない。
私は限りなくプログレを聴くように、伊福部昭を聴いているのかもしれない。

●伊福部昭の小屋 ファンサイト
●伊福部昭 映画音楽と純粋音楽 ファンサイト


2005/2/24 ● フェレンツ・シャーンタと彼のジプシー・バンド 『ハンガリアン・ジプシー・ミュージック』 1994

タワーレコードのNAXOSコーナーで発見。1050円。
懐かしい曲がいっぱい詰まっているのだが、これらの曲を私はどこで聴いたのか?
映画か? それともポピュラーな、スタンダードな曲達なのか?
と思ったら、ロマ系のCDでよく聴いていた曲達だったし、音の感触がクレーメルのピアソラとかジャンゴに似ているのだ
ジプシー・バンドといっても、明らかにクラシックよりの技術にきこえる。

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2005/2/24 ● ASTOR PIAZZOLLA 『10 CD-SET』 1968〜1984

membranレーベルのCD10枚セットシリーズのピアソラBOX。タワーレコードでなんと1460円。
membranレーベルというのは、ハンブルグの廉価版専門のレーベルのようだ。
HPを見ると、クラシックやジャズ、ブルースやオールディーズなおのBOXセットがたくさん載っている。
このセットは10枚中、9と10がライブ盤で他はオリジナルアルバムのタイトルがついているのだが、そのまま収録されているのかは不明。
60年代末期から70年代初頭の作品には、エレキギターとエレキベース、ドラムスとの編成もある。
同じ時期、日本や欧米では何が流行っていたのか、並べてみるとかなり面白い。
そういう編集CD−Rを作ってみようと思う。

●membran.net このBOX-SETに表記されていたサイト。
●ASTOR PIAZZOLLA ファンサイト、リンクが充実している


2005/3/4 ● 高橋悠治 『バッハ ゴルドベルク変奏曲』 2004

新譜、2520円。なんとエイベックから出ている。エイベックスクラシックスというレーベルだ。
2日コンサートに行って来た余韻で購入。
これは一つの主題を色々とアレンジして(つまり変奏ということらしい)30ものバリエーションにした曲。
CD屋のバッハの棚にはこれだけでコーナーができていて、様々な人が演奏したCDが並んでいる。
高橋の演奏は、原型をとどめてはいるのだが、おもいっきりゆらしとズレをかましているので、一瞬大丈夫かと思うところもあったりするのだが、実は当然のこと完璧にコントロールしてあり、なんだかほくそまれているような気持ちになって、こちらも嬉しくなる。
私はそもそもがクラシックを聴く人ではないし、高橋悠治も晶文社だったかの二冊のエッセイと水牛楽団から入って、それっきりだったので、こういうアルバムには全く抵抗がない。……というより、クラシックを小馬鹿にしているような気がしてならないのだが…
がちがちのクラシックファンは、どのように聴くのだろうか…?

●高橋悠治 公式サイトのようだ

2005/3/7 ● ヴィラーロボス 『ブラジル風バッハ 第4番他』1907〜1941/2003

新宿タワーレコードのナクソクコーナーで見つける。ブラジル人作曲家ということなので、キース・エマーソンがお手本にしていた人かと思い、購入。1040円。
クラシックのピアノソロのアルバムというよりも、ジャズとクラッシックの中間ぐらいの、それも練習曲のような感じ。
同じ楽譜をジャズのピアニストが演奏したら、実は生き生きとするのではないか、という感じ。
メロディーやフレーズがポップス的なのに対して、演奏があくまでも杓子定規で、意思の力でグルーブ感を押さえつけているような感じ。
きっと、この意思の力が、クラッシックという伝統の重みなのだろうけど…
で、結局、私はキース・エマーソンを聞きたくなるのだった。

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2005/3/7 ● ヴィラ=ロボス 『ショーロス 番・第9番』 1929/1985

新宿タワーレコードのナクソクコーナーで見つける。ブラジル人作曲家ということなので、キース・エマーソンがお手本にしていた人かと思い、購入。1040円。

ちょっと音量が小さい感じ。ナクソスにしては珍しく1985年の録音。演奏しているのは香港のオーケストラだ。
香港のせいか、期待していたようなブラジルっぽさは感じられない。
リズム隊に与えられたエリアが大きいのだが、管弦隊と別個に進んでいるようで、伊福部昭に感じるような絡み合うダイナミック感が乏しい。
比較的単調な現代音楽っぽいオーケストラ楽曲という印象。

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2005/3/22 ● 黛敏郎 『バレエ音楽「舞楽」・曼陀羅交響曲 他』1948〜1962/2004

NAXOSレーベルの日本作曲家選輯の1枚。池袋タワーレコードで890円。
私には解りづらいのだ、こういう現代音楽は…。
主役となる旋律や楽器がどれなのかも解らず、断片的なフレーズが繋がっているような、組み合わせてあるような、しかし絡み合うでもなく、置き去りにされて平行直線的に進んでいく。グルーブ感というかノリがないと、私は音楽を聴くことが出来ないようだ。
いかにも現代音楽というこれらの作品は、聞くからに古くさいのだが、新鮮さを失ってはいないのだろうか…。
楽曲のタイトルや本人のイメージと違って、ちっとも右翼チックでないのががっかり。

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2005/04/03 ● GS16バンド 『 [完全ベスト] 究極のグループ・サウンズ全集 vol.T』 /2000

中古で1000円。
ムード歌謡のような甘ったるい無国籍な曲もあれば、オールディーズの翻訳そのものみたいな曲もある。
当時のGSシーンは、本当に玉石混淆だったのだと思う。
バンドの音と言えるほどのものになっているものもあんまりない。
オリジナルなロックは極めて少ない。
翻訳臭の強い曲にあるのは、パクリとかではなく、本場へのリスペクトであり、やる気満々さなのだが、貧乏臭さは否めない。
この貧乏臭さは、日本人ロックの宿命みたいなもので、2005年の今時のラップとかヒップポップ系の歌唱力頼みではないアーチストの作品にも必ず染みこんでいる。これから脱却する為に何人かのアーチストが試みていることは、ゴージャスな歌謡曲路線を取り入れるか、演歌の歌唱を取り入れるか、パロディを取り入れるか、ルーツと称して地域的な日本民族音楽的なものをとりいれるかだが、やはりそれらも実際に音となってみると、さもしい感じが否めない。結局、日本人は、天然のロッカー以外は、貧乏臭さからは脱却出来ないのだろうか…。

●Trans-Woorld'60s PUNK GSに関してはここに極まりといったほど膨大な情報量がある。


2005/04/12 ● 原田知世 『 I could be free 』1997

ブックオフで250円。
一世を風靡したトーレ・ヨハンセンがプロデュースの懐かしい1枚。
本当に商品としての質は高い。
全曲原田が作詞で曲はヨハンセン。
印象に残るのは、アレンジや音の処理の耳障りの良さだ。
そして心地よいヴォーカルは右の耳から左の耳に抜けきって、私の頭の中に言葉は何も残らない。
意外と、バカでっかい音を出して聴けば、体感的に気持ちの良いアルバムなのかもしれない。

●公式サイト 
●forlifeの公式サイト 


2005/04/12 ● エレキブラン 『メルヘン殺伐』1994

ブックオフで250円。なんとなく購入。
アルバム2枚だけ出して解散しているみたいだ。このアルバムが2枚目。
関連HPを探したのだが、ヒットするものがなかった。
ヴォーカルの貧弱な声と、歌詞の語彙の偏りが、ロックぽっい。
しかし、このロックっぽさというのは、長くもって3年程度で、それから先は通用しないのだろうと予感させる程度のものだ。
若気の至りと、思い込みで3枚はアルバムは作れても、それから先はね…、という1枚だった、このロックアルバムは。
ネット検索しても何もヒットしなかった。




2005/04/12 ● the autumn stone 『 Good-bye Ram's Hill 』 2000

ブックオフで250円。ジャケ買い。
もう、解散して、メンバーはそれぞれ新しい活動をしているようだ。
なんかさっぱり知らない若いバンドなのだが、個性はなくとも、商品としての質は高い。今の日本のバンドのCDは、総じて、手触り、音のパッケージの仕方は、恐ろしく質が高い。それはスタジオの技術の高さだったり、微細なところにも気配りのいく勤勉なスタッフの仕事のたまもののような気がするが、それがなんだ、という気が強くする。
偏差値を超える個の質というものがないから、印象は薄くなる。
プロデューサーが布袋なので、なんだかな、という感じた。
スタジオミュージシャンでキョンが参加していたりして、なんだかな…
でも、まあ、良質な青春歌謡ではあり、それなりにマイナーな支持は集めたのだと思う。

●公式サイトらしい 


2005/04/12 ● ホッピー神山 『音楽王』 1991

ブックオフで250円。
昔から聴いてみたかった1枚。
音楽職人のような音を期待したのだけど、今聴くと、まさにバブリーな音だ。
91年というとバブルもはじけているはずだけど…
退屈の一言に尽きる。
自分で歌っているけど、スカスカなボーカルだ。
声を生かすメロディを作ればいいのに、メロ先行で曲を作ったのだろうか、この声でメロディを必死に歌ってもな…

●k-mania.com 公式ファンサイト。ホッピー神山の現在のバンドの公式HP インプロでやるプログレバンドらしい。


2005/04/12 ● DAVE STEWART AND THE SPIRITUAL COWBOYS 『 HONEST 』 1991

古書店で980円。
実は結構好きだったりする。定価で買う気はなかったが、探していた1枚。
ユーリズミックスの人。ブラッフォードの方ではない。
今は音楽だけでなく、映画のプロデューサーもやっているみたいだ。
私は、結局、bowieっぽい、ヘナヘナな薄い歌い方が好きだったみたいだ。
でも、やっぱりアルバムは『Greetings from Gutter』が一番いいかな。

●公式サイト 英語


2005/4/15 ● 萩原健一 『萩原健一の世界』 2004

三鷹の中古屋で700円。
ショーケンの編集盤は、カラオケ仕様も含めて、ゴミのようなものばかりいくつもいくつも出ている。
ベスト盤も、何種類もあるし、しかしクレジットは何もないものが多いし、二枚組を編集し直して一枚にしたり、ジャケ写が同じでも、中身が少し違ったり。
先日の恐喝未遂事件での逮捕もあったが、CD発売のラインナップを見ても、昨今のショーケンの扱いには悲しいものがある。
この編集盤は、『惚れた』にテレビのサントラから台詞いるのものを加え、70年代末のシングルを一曲加えたもの。
GSから70年代末にロック化する間の歌手活動を網羅しているといえる。
ベースになっているのは、演歌と浪花節だけど、もしかしたらこのパターンのメロディーが、一番、この人の声を引き出すのではないかと思う。
やっぱ、ファンには嬉しい一枚ではある。

●Mindhorse ファンサイト
●Enter the Panther 制作委員会 一応、公式サイトのようなもの


2005/4/15 ● Les Pires 『 Album 1er 』 1992

三鷹の中古屋で500円。
ジャケットの象のイラストが、味もヘッタクレもない下手くそな画。まるでヒンドゥー土産画の失敗したもののようだ。
フランスのロマバンドらしい。何枚かアルバムを出しているらしい。
ネットで探ってもあんまりわからない。
意外と単調な音だ。

 ファンサイト、ヒットしたHP


2005/4/15 ● VA 『 World of Gypsies 』 2000

三鷹の中古屋で350円。
ゴラン・ビルゴビッチやコチャニ・オーケストラなどが入っている編集盤。
タイトルの通り、ハンガリー、スペイン、ポーランド、ルーマニア、ギリシャ、マケドニア、エジプト、ブルガリア、セルビア、チェコなどのジプシー音楽が集められている。冠婚葬祭の民族楽団だけでなく、プロ楽団も含まれている。
なんだかヨーロッパなんだかイスラムなんだか、区別の付かない音もある。基本的に私はバルカンブラスが好きだったんだなと再確認した。

 


2005/4/15 ● Erik Marchand et le taraf de caransebes 『+Dor 』 1998

三鷹の中古屋で800円。
ブルターニュ地方とバルカンが合体したバンドのようだが詳細は不明。
Erik Marchandの名前は、ワールドコーナーには意外と多く見かける。
チョカリーアとか、タラフのような、いわば地元型トラッドバンドなのか、プロベースのバンドなのか、わからないが、音の感触からすると、プロという感じはしない。タラフとかチョカリーアが独特だと思っていたのが、そうでもないようだ。同じような編成で様式の同じ音楽をやると、アレンジやメロディのアイディアも重なってくるようだ。そこから突き抜けるものが、タラフとチョカリーアにはあったということか。
このCDに関してはネット探ってもあんまりわかんなかった。

●compi ファンサイトらしいが、ブルターニュ地方のもの詳しい。
●CD/DVD/mp3/名曲/歌詞検索 よくわからないが、こんなものがヒットした


2005/4/15 ● DAVE STEWART AND THE SPIRITUAL COWBOYS 『 DAVE STEWART AND THE SPIRITUAL COWBOYS 』 1990

三鷹の中古屋で300円。
懐かしいアルバムだ。1990年の発売だからもう十数年前の作品だ。古いCDは、ケースのプラスチックも厚い。
猥雑な正統派ロックだけど、線が細いという印象は、今回も変わらない。
主役はやっぱりアニー・レノックスだったのだ。
ポップセンスとロックセンスのバランスが、主役が自分になったことで、薄れてしまったような感じだ。
しかし、私は相も変わらず英語が理解できないから、一体、歌詞にはどんな世界が展開しているのか見当もつかない。
ちなみにアニー・レノックスは今、何をしているのだろうか?

●公式サイト 英語


2005/4/23 ● the autumn stone 『the autumn stone』 1999

ブックオフで250円。ファーストアルバムらしい。
セカンドアルバムが多数のスタジオミュージシャンを起用した妙にこなれた音質で、その結果、バンドの音も匂いも特徴も消し去っていたのに対して、デビューアルバムはどれくらい初々しいかと思って買ってみた。
デビューから、布袋が絡んでいる、が、セカンドよりずっといいのは、まだまだこなれていない自分達の演奏が中心だからだ。
しかし、その反面、これでどうしてデビューできたのかなとも思う。
熱血ではまったくない、青春歌謡ロックではある。

●公式サイトらしい 


2005/5/6 ● PANTA & 中川五郎 with SKI 『理想と現実』2005

新譜。1000円。2曲とカラオケ1曲が入ったシングル。SKIというのは、パンタがプロデュースしている女子高生アイドルグループの制服向上委員会のことだ。作詞が中川五郎で作曲がパンタ。SKIも含めた3者がパート毎にリードボーカルをとっている。パンタの声の衰えは著しい。中川五郎に至っては、素人の声質と声量。曲は、今時の、今時まっとうな反戦ソングだ。
だが、インパクトは小さい。
かなりピンドガずれているような気もするのだが、どうなんだ???
制服向上委員会のHPを見ると、なんと27枚もアルバムを出しているとなっている。訳がわからないが、メンバーは入れ替わりつつ実に十年以上のキャリアがあるらしい。PVを見ると、なんともあざとい歌詞の歌を歌っている。一体、誰が仕掛けているのだろうか。つんくよりいやらしい、というか卑しいやり方のような気がしてくる。パンタはプロデュースやら作曲やら、かなり深く関わっているようだ。以前、頭脳警察の新曲として予告されていた「時代はサーカスの象に乗って」が、パンタプロデュースの24htアルバムに収録されているのを発見。何なんだろうか…。自分より女子高生に歌わせた方が良くなったということか…。
このCDシングルに関しての告知は、FPのサイトには何も出ていない。中川五郎とSKIのサイトには出ているけど…。

●制服向上委員会公式サイト 
●中川五郎オフィシャルサイト 
●FLYING PUBLISHER パンタの所属レーベル


2005/5/7 ● かまやつ ひろし 『ああ、我が良き友よ』 1974

音蔵という再発廉価盤シリーズの1枚。1500円。
かまやつひろしがソロになって最大のヒットとなった「我が良き友よ」は、私が小学校6年あたりに流行った。この曲を作った吉田拓郎が全盛の時だ。ドーナツ盤のシングルを従兄弟から借りたらB面に「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」が入っていた。このアルバムそのものを最初に聴いたのは、1980年か81年辺りのレンタルレコード店が出始めた頃だ。愛聴盤だった記憶がある。今聴いてもポップセンスに長けた人であることがわかる。ポップセンスというのか、スカすセンスというのか、確信犯的暖簾に腕押し的流れ方が、音と声と言葉になったとき、ムッシュという称号を授ける他はないではないか、という感じがする。

●ムッシュかまやつ 所属プロダクションのページ
●ムッシュかまやつ フォーライフレコードの公式ページ


2005/5/12 ● PANTA 『 2002 NAKED TOURE Live at tha DOORS | 15-16 June 2002』 2005

新譜、3800円。最新盤なのだがライブで、それも2年半前の初台のライブハウスでのもの。このスペースは、SKIの事務所が運営しているらしい。
パンタに限らず、最近の大御所は、バイオリンを加えたこういったアコースティック編成になる傾向がある。
それないりにいい音ではあるが、ロックを標榜?してきた人達のこのような音の展開に接すると、ロックとは一体なになのか、昔の日本のフォークとはどう違うのか、よくわからなくなる。
まあ、もう十年以上も前からパンタはこのスタイルなんだけど…。
…まあ、ファンだから何でもいいんだけれど…。
しかし、やっぱりよくわからないのがこの人の歌詞の抽象性だ。例えば井上陽水の場合、抽象的な歌詞は、抽象的であるがゆえにえぐくて非常に的確だ。しかしパンタの抽象的な歌詞は、ほとんどが的確性に欠け、広がって聞こえてしまう。その言葉を選んだ基準が、その言葉でなければ伝えられない、ではなく、その言葉が好きだから、使いたいから、という安易さがあるような気がする。しかし、その自分の基準に忠実なところが愚鈍というか正直というか、普通の人というか、まあ、私はそのあたりを評価している部分なんだろうと自分で自分を分析しているのだが。…こんな文章を読んでも誰も意味がわからないだろうな…。まあ、いいか。後で読み返して自分がわかれば。

●FLYING PUBLISHER パンタの所属レーベル
●NACHT MUSIC 2ND ファンサイト、コンサートレポートがある


05/5/25 ● Fanfare Ciocarlia 『GILI GARABDI』 2005

新譜。2500円。チョカリーアの4枚目。
ジャケットの中央にいるのは、最長老のイオン。コンサートでは体力が続かないのか、最初と最後の何曲か演奏し、途中は奥に引っ込んでいるのだが、バンドには重要な存在らしい。ジャケットのアップの扱いは、いかにも年長者を大切にする彼等らしい。
本国ドイツ(ルーマニアだがレーベルのあるのはドイツ)では、3/8に発売されていたのだが、日本ではどこも輸入していなかったので、非常にやきもきしていたところ、プランクトンから出るというので待っていた。DVDも出るし、今年も来日する。楽しみだなあ。
しかし、4枚目ともなるとアレンジも演奏も成熟してくるのを避けられない。そうなるとこのバンドの面白みが小さくなってくるなあと思うのは私だけだろうか…。ボーナストラックとして入っていたリミックスなんか、ききたくないよな。このアルバムをきいていると、欲求不満に陥り、ファーストアルバムを聴きたくなってくる。チョカリーア独自の音楽が世の中に流通している音楽の方向に平均化してきた感じがする。

●Fanfare Ciocarlia asphalt-tango  所属レーベル&プロダクションの asphalt-tango の公式サイト
●plankton 日本での輸入&招聘元


2005/05/27 ● 矢沢永吉 『横顔』 2004

知人からMP3で頂いた。
ここ十年というか、90年代に入ってからの矢沢は、めっきりつまらなくなった。ライヴはそうでもないのだが、音作りの基調になっているのは、ロックテイストを採り入れたむせび泣きのムード歌謡だし、歌詞はムード演歌そのものだ。デビュー時のキャロルの例からも解るように、この人は、実は、明るく軽快なポップスに一番才能を発揮すると私は確信しているのだが、本人はそう自覚してはいないらしい。わずかにその片鱗が見えるのが「Oh Yeah」1曲のみ。
もう、何年も言い続けているが、同じ事を書く。この人に必要なのは、他人の力だ。この調子でいくと、紅白歌合戦のとりしか、舞台がなくなっていくだろう。
久しぶりにHPを見たらリニューアルして全く違ったものになっていた。以前は会員と非会員とのエリアが完全に別れていて、おいしいものは全部会員エリアに集中していた。それに、会員エリアのコンテンツや料金体系が非会員にも見えるようになっていたところに、妙なえげつなさを感じたのだが、今回からは見えなくなり、普通のHPになったという感じだ。前のは、ファンを囲い込んで、いかにして利益を上げようか、本気の固定客サービス商売という雰囲気のHPだったら、私としてはリニューアルされた今回の方がずっと親しめるなあ。

●YAZAWA'S DOOR 公式サイト


05/5/29 ● 白竜 『水の中の八月』 1995

ブックオフで250円。
スナック芸的なムード歌謡アルバム。
ロックの片鱗もない。声も衰えている。すっかり叙情歌謡の声だ。というよりもともとロック的な声質ではなかったということか。今から十年の前でこんなだったのか…。私が最後にライブを見たのは、ちょうど3枚目のアルバムをリリースした頃だったが、あのころはロックだったよなあ。
「薔薇とさすらい」という曲があるが、小林旭の「熱きこころに」のパクリのみたいだ。
この人のロック活動期間は本当に短かったのだなと今思う。
デビューしてから80年代の前半に3枚のアルバムをだしたけれど、千野秀一のプロデュースした3枚目でとっくに終わっていたのだなと。大人になるってこういうことなのか?
「光州シティ」という曲はなんだったのだろうか。といっても、この曲の歌詞も糞みたいなものだったけれど…。
この人の終わり振りは、公式HPを見てもはっきりする。
ロックに現役の人ならこんなHPは作らないだろう。

●白竜公式サイト 



05/5/30 ● クレイジーケンバンド 『BROWN METALLIC』 2004

MP3で知人から。
私と同世代でバンドをやっていたすべての人達は、このバンドの音を懐かしく感じ、なおかつよくわかると、声を上げるのではないか。
ハードロックでギターに目覚めてバンドを始め、フュージョンやAORで演奏技術を磨き、しかし、ロック的な言葉と発声法を模索しつつ、日本語ロックをやる。誰もが通過することだが、このバンドのように成功する例は滅多にない。
ある意味、お勉強型ロックだ。輸入したものを咀嚼して自分風に作り替えて作品化する。だから日本国内ではオリジナルとして通用するけれど、海外では、その新しさは感知されない。国内でだって真面目さとパロディのギリギリの尾根にバンドはある。またパロディが攻撃的な推進力なるパンクバンドと違って、困ったことに分別のある大人のバンドだ。
国内では骨太とかシブイとか言われそうだが、実は非常に脆くて優しそうなナイーブロックだ。
でも本当は、バンドオヤジ連中は、誰もがこれをやりたかったのでは? ロックオヤジ達の答えが、クレイジーケンバンドだ。


●クレイジーケンバンド公式サイト 


05/6/1 ● The HIGH-LOWS 『Do!! The★MUSTANG』 2004

知人からMP3で。
いつもながら、心が洗われるような言葉のロックだ。
こういうロックは、忌野清志郎もそうだが、音が王道というか、言葉の斬新さに反比例して古典化してしまうのはなんでなのだろうか。
日本語ロックでこの壁を越えた例を、残念ながら僕はあんまり知らない。
でも、日本語ロックを聴きたいのなら、HIGH-LOWSだな。

●high-lows.net 公式サイト
●h-l universal-musicの公式サイト


05/6/3 ● The BLUE HEARTS 『Super Best』 1995

知人からMP3で。
実はこのバンドは、あまり好きではなかった。
何が嫌いかと言うと、ボーカルの暗黒舞踏を思わせる、脳性麻痺アクションが不愉快だったからだ。
どんなに曲が良くても、あの歌いっぷりには、むかついたものだった。
さすがに20年も経つと、冷静に接することが出来るものだ。
ベスト盤だけあって名曲揃いだ。


●ブルーハーツ博物館 ファンサイト


05/6/5 ● 岡本靖幸 『Me-imi』 2004

知人からMP3で。
このアルバムからシングルカットされた「ミラクル・ジャンプ」という曲のPVは、プロレスの試合が舞台になっている。大阪プロレスのウルティモ・ドラコンらしき選手が試合をしており、その脇に、会場やリングの上を踊りながら歌っている岡本がいるのだが、笑ってしまうほど太っていて、そのアクションも不格好だ。
相変わらず一人で全部の楽器を演奏し打ち込んで作った音のようだが、二十年前のプリンスのパロディを聴かされているみたいで、複雑な気持ちになる。プリンス自体はとっくに別のところに行っているのだから、岡本もさっさと別の地平に行かなくては駄目じゃないか、と思うのだ。
それでも煽動感のあるビートは健在で、ちまちました語彙は、せこい日常をリアルに表現していて、力業で爽快感へと持っていく。
もっと、もっと、たくさん作品を作るべきなのだ、この人は。

●公式サイト? 


05/6/7 ● コンピレーション 『真心COVERS』 2004

知人からMP3で。
真面目で売れない華のないフォークデュオだった真心ブラザースが、ロックに化けたはいつだったか?
ここに入っている曲は、主にロック化けしてからのものを、大御所の忌野清志郎やPaffyやサンボマスターや奥田民生などがカヴァーしている。
このアルバムを聴いて、改めて、真心ブラザースは、良質な日本語ロックを展開していたのだなと思う。
曲によっては、ぶっちゃけ声のオリジナルよりも、曲のメッセージが際だち、効果的になっているものも多い。
日本語ロックの説得力は、実は声にあるのではないか、と私は常々思っている。
声というのは、生まれつきのものなので、いくら歌唱を努力しても磨いても、声の持つ説得力にはかなわない。最初から勝負は決まっているのだ。
カヴァーというのは、昔の曲が新しく生まれ変わるから、とても面白い。

●YO-KING 公式サイト


2005/06/09 ● 小椋桂 『Dejavu』 2003

知人からMP3で。このアルバムは2枚組のセルフカヴァー集のようだ。妙にイスラムチックなアレンジが施してある。
なんと言ったらいいのだろうか、「美しい唄」という言葉が一番適当なのか…。
この力の入らないヴォーカルを、演奏技術の高い音が支えて、織りなす唄の世界は、しっとりとさわやかな余韻を残すけれど、何回聞いても具体的なイメージが湧いてこない不思議さに満ちている。
思えば、かつて唄とはこういう抽象世界の展開するものばかりだった。
どうすれば、こうい歌詞が生まれるのか、そこのところが一番、私は気になるのだった。
相当に快楽的な二枚組だ。

●小椋桂倶楽部 公式サイト


2005/6/11 ● タブラトゥーラ 『蟹』

家族から借りる。
日本人の古楽器のバンド。
ヴォーカルが入らないと、クラシックというより、アイリッシュトラッドにも通じる音になる。
ひたすら心地いい。

●タブラトゥーラページ 紹介サイト
●タブタトゥーラー ファンサイト


2005/06/13 ● はっぴいえんど 『再結成ライブ 1985.6.15 at 国立競技場』 1085

知人からMP3で。
はっぴいえんどが再結成された時はものすごい話題になった。まだLP時代でこのアルバムも30センチ塩ビ盤で、20分入りで2000円くらいだったと思う。アレンジもドラムの音も、80年代半ばを象徴してピコピコしているのが、妙に懐かしい。
当時は音楽をMP3で聞くなんて想像もしなかった。まず、CDになって音楽の重みがなくなってしまって、MP3パソコンになると、もはや、アルバムの重みなど意味をなさなくなってしまった。世の中はみんな妙に怒りっぽくなってしまった。
データになってしまった音楽に、重みや匂いや思いを込めるのは、完全に受け手の作業になってしまった。
はっぴいえんどの音楽は、その意味でも受け手の情緒に強く働きかける力がある。
やはりそれはロックというより、唄の力という気がする。

●はっぴいえんど徹底研究 ファンサイト
●はっぴいえんどリンク ファンサイト
●はいから・びゅーてぃふる ファンサイト


2005/06/15 ● 友部正人 『1976』 1976 『Live名古屋区役所ホール1972』

フォーク好きの知人からMP3で。
『1976』というアルバムは、差別用語があるとして発売禁止になり、その後、自主制作で発売されたいわくつきのアルバムのようだ。『Live名古屋区役所ホール1972』はタイトル通りのライヴ盤で音かなり悪い。
私は実は友部正人はあんまり聞いたことがない。実は90年代の作品の方を知っている。というのも、90年代の友部のアルバムのバックは、再結成頭脳警察の録音メンバーとかなり重なるのだ。だから、頭警の『歓喜の歌』の音と90年代の友部のアルアムの音は同じなのだ。
それはさておき、『1976』を今聴くと、ボブ・ディランの翻訳のように聞こえてくる。この辺りの日本人アーチストに与えた影響の大きさを感じる。
切実度の高い言葉が舌足らずな声で歌われると、聞き流すには耳障りなとっかかりとなって、胸に残る。
こういう歌唄いは大事にしなくっちゃって思う。

●友部正人公式HP 


2005/06/17 ● 井上陽水 『プラチナベスト −アーリータイムス』 2003

知人からMP3で。
非常に懐かしい曲ばかりだ。
僕が陽水を聴いていたのは、最初にブレイクしていた時だから、小学校の高学年から中学2年生くらいの間だ。
アルバム『招待状のないショー』を聴いて追わなくなったから、ここに入っている曲は、本当に懐かしい。
レコードの紙ジャケットの匂いとレコードクリーナーのスプレーの匂いなどが蘇ってくる。
当時は何か月に一枚しかLPを買えなかったから、みんなで貸し借りしたり、手分けして買ったりしたものだ。
今聴くと、当時のスタジオミュージシャン事情がよくわかる。意外とベースが雄弁に唄っているのが印象的だ。
同じ力の入らないアーチストでも、小椋桂にある真面目さはなく、こちらは、力(ちから)流しというか、斜に構えて流す感じが基調になっている。
白痴的な表現だけど、良い曲ばっかりだ。
やはり唄の人は強いなあ。


●Yousui@Inoue 公式サイト


2005/06/19 ● カルメン・マキ&OZ 『First Album』 1975

知人からMP3で。
昔、LPで聴いていた時には感じなかったが、一曲一曲が結構長い。まるでプログレみたいだ。プログレだから演奏が記憶以上にしっかりしている。
当時は、お手本とした外国のロックをどんだけ消化したかが勝負だ、みたいなところがあった。
ハードロックも、ブルースロックもプログレもこなさにゃいけん、みたいな、音的にはシンプルだけど、フレーズ的にはてんこ盛りの感が強い。
そこには何か私などより10歳くらい上の世代の「戦後」感覚みたいなものが確かにあって、それは私の世代には既にないもので、貧しさとも貪欲さとも言える強さがある。
一人称で歌われる私ってどんな人なのか、妙に文学的で掴み所がない、という発見をした。
余談だがGの春日さん一家は、韓国移住を中断して帰国している、という情報をH君から聞いた。

●カルメン・マキ公式サイト 


2005/06/21 ● 東京エスムジカ 『World Scratch』 2004

知人からMP3で。
ねらい目とか展開させたい方向とかはわかるけれど、底の浅さは否めず、送り手の同世代かそれよりも年下にしか通用しない音楽だろうと、僕は予測する。 こういう路線が骨肉化しているかというと、そうではなく、まがい物感覚が明らかにあり、それはある意味のナイーブさにもなっている。
このまがい物感覚に本人達が意識的ならば、したたかな商売感覚にもなるのだろうけれども、どこか真面目なナイーブさがあって、東京ローカルのなかの、特定ジャンルのなかの、ローカルエリアで支持は受けるだろうな、という真面目さだから、ローカルを飛び越える本気さは感じられないのだ。
自分の好きなジャンルのエッセンスを、隠し味に使うのならともかく、採取してとってつけて基本に据えようというのなら、もっと確信しなければいけないのだ。
飛び越えるには、骨肉化が絶対に必要なのだ。

●東京エスムジカ公式サイト 


2005/06/23 ● Queen 『JEWELS』 2004

知人からMP3で。70年代半ば〜80年代半ばの楽曲が収められたベスト盤だ。
私がQUEENに出会ったのは中学1年の時で「キラー・クィーン」が発売された時だった。
当時の日本では、クィーン、キッス、エンジェル、エアロスミスというのが4大人気バンドで、それらを凌駕する勢いで人気があったのがベイ・シティ・ローラーズだ。
私はこれら5バンドの全部が好きだったのが、一番好きだったのはQUEENで、なけなしの小遣いを貯めてはアルバムを全部買い揃えていた。
が、5thアルバムの『華麗なるレース』を最後に、急に熱が冷めてしまった。どうしてだろうか。
多分、フレディをかっこいいと思えなくなったからだろう。
当時はまだ、PVなどなく、クィーンのライブ映像は、フィルムコンサートというものでしか見ることが出来なかった。私もチケットを買って観にいったのだが、動くフレディは、出っ歯で胸毛がボウボウであんまりかっこよくなかったのだ。
その時、私は違和感のようなものを感じ、その違和感は、後日、短髪マッチョぶりを発揮するようになったフレディを見るにつけて、気色悪いという確信へと固まっていった。PVなどで展開される女装等の悪趣味な美意識(?)は、最初にクィーンに接した時に私が抱いた美しさ、かっこよさ、からはかけ離れたもので、自分は騙されていたのだと思ったものだった。というより、何なんだ、この人達は、という、驚きと呆れ、の感覚を、クィーンに対して常に私は抱いてきたように思う。
その後は聴かないではなかったが、のめり込むことなく今日に至っている。私の中では再評価もしていない。
現在、こうしてベストアルバムを聴いていると、やっぱりよく解らないバンドだなと思うのだ。
メロディはとてもわかりやすく、聴いて気持ちのいいものだ。歌い上げたらスカッと気持ちがいいに違いない。ブライアン・メイの独特のギターの音だって胸に迫ってくる。が、歌詞の内容はさっぱり解らない。歌詞カードを見ても、何だったのかなと思う。
ギターもヴォーカルも、歌い上げる快感みたいなものだけを表現していたのか。
今聴くと、ドラムがショボいことに気がついた…。でも、ロジャー・テイラーの高音ヴォーカルも捨てがたい。
このバンドは、あらゆる意味で歌い上げるバンドだったのだと、やっと気がついた。

●Queen  公式サイト
●Queen ファンサイト


2005/06/25 ● 財津和夫 『サボテンの花〜grown up〜』 2004

知人からMP3で。
日本ポップス界にあっては、長老に属する人だけれど、財津和夫のアルバムを聴くのは、今回が初めてだ。実はチューリップのアルバムすら聴いた経験がない。
これはセルフカバーのベスト盤のようだが、アレンジや音に新しさはないから単なるベスト盤かもしれない。
こういうラブソングの世界は、私にはさっぱり理解出来ないのだ。
おそらく私は、一般的なラブソングに感応出来ないのだと思う。
なんで男がこういう歌詞を歌えるのかな、不思議でしょうがない。
古典的な名曲って奴が何曲か入っている。
いい曲だなとかは思うのだけど、感動は出来ないのだった。

●財津和夫公式サイト 


2005/06/27 ● 『the pillows トリビュート - SYNCHRONIZED ROCKERS』 2004

知人からMP3で。
pillowsについては僕は何も知らない。聴いたことも見たこともないから、初体験だ。
といってもトリビュートだからオリジナルではない。
流して聴いて、引っかかる曲があったと思うとそれはYO-KINGが絡んだ曲だったりする。
トリビュートが出るくらいだから、それなりの支持を集めているのだろうと思うのだが、聴いていても、ほとんどの曲が、個性がありそうでいて記憶に残らないで流れていく。
腐すにも褒めるにも、私はとっかかりがつかめないので困ってしまった。

●the pillows 公式サイト 


05/06/29 ● 真心ブラザース 『MB'S SINGLE COLLECTION』 1997

ブックオフで950円。真心ブラザースのシングルを集めたベスト盤だ。
『真心カヴァーズ』と曲がかなり重なっているので、オリジナルのこっちと聞き比べるとおもしろい。
オリジナルは、YO-KINGのぶっちゃけ声が歌詞に重みと疾走感を与えて、それが言葉のインパクトになって聞き手に意味を問いかけてくる。しかしカヴァーの方は、比較的軽やかで美しく流れている傾向が強い。
といってもカヴァーはパロディとしての批評性が高まっているから、間接的にオリジナルの持つメッセージにひけをとらない力となっている。
オリジナルであるこちらのアルバムにも1曲、RCサクセションのカバーが入っている。
「キモチE」という、RCがロックバンド編成になった頃の初期の曲だ。
忌野清志郎の曲を他人が歌うと、たいてい、間が抜けたものになるのだが、こちらはしっくりと声の納まった自然な楽曲に仕上がっている。
最近はよく若手アーチストがリスペクトする存在として清志郎さんと並んで、清志郎の曲を歌ったりするシーンを、テレビで見かける。
結果は、陳腐なものになる。
若手がいくら自分風に崩してメロディを歌っても、まるでカラオケで自分流に歌っているだけのレベルに見えてしまうのだ。
だからアレンジから何から組み替えて、新たに土台から組み立ててしまわないと、清志郎の声とメロディには、かなわないことが、いつだってテレビでは明らかになる。
清志郎の横で若手は常に力不足なのだ。
その点、今回のカバーは、清志郎と並んで歌っても、負けない曲に仕上がっている。
アレンジがファンクに換骨奪胎されYO-KINGの言葉をたたきつける、投げつける唱方が十分に機能するように作り替えられているからだ。
清志郎の土俵に上がるのではなく、YO-KINGが自分の土俵にこの曲を乗っけている。だから珍しく楽しく聴くことが出来る RCカバーになっている。

●YO-KING 公式サイト


05/07/01 ● 元ちとせ 『冬のハイヌミカゼ』 2003


ファースト・ライヴ・アルバム。
2003年のアルバム。この人がデビューしてからもう3年くらい経っているのかと思うと、妙に時間の流れるのが早く感じる。
ブレイクしていた当時は、テレビで見かけた程度だがしかし、ヒットした何曲かは確かに記憶に残っていて、それを改めて聴くと、きれいに古くなっているので、ちょっと吃驚した。バックの音は80年代でも90年代でもあったような、アコースティック中心の上手なバンドサウンド。例えば、小椋桂のバックでも15年ほど前からの井上陽水のバックバンドと取り替えでも違和感がない。
フロントの声が変わっても、時代が変わっても、通用するというか、ある意味オリジナリティがないというか。
唄の内容自体は古典的な女性アーチストそのもだが、発声法、小節回しに沖縄とか八重山など島唄の特徴が際だって盛り込まれていることが、この人の個性となっている。
が、小節を回している間が、焦れったい。さっさと歌いきってしまえとか、小節を回している余裕があったら、その分の力を他に注いでしまえとか、そんなことばかり思って、ゆったりと聴くことが出来ない。
簡単に言ってしまえば、私には向かない音楽だったということだ。

●元ちとせ 公式サイト


05/07/02 ● m-flo 『ASTROMANTIC CHARM SCHOOL』 2004

リミックスアルバムだ。
リミックスというのは、オリジナル音源をメンバー以外の全くの他人がリミックスしたということなのか? だから公式HPのディスコグラフィに載っていないのだろうか。…最近の音楽事情には全く疎いので、よくわからない。とすれば、リミックス専門のアーチストがいるのだろうか? そういうアーチストの肩書きはDJになっていたりするのだろうか…?
アルバムの前後とか曲間にパロディめいた口上が入る。まるでラジオでも聴いているかのような感じ。
アルバムを聴くつもりでいると集中力を途切れさせられる。
が、リミックスアルバムとはそういうものなのかもしれないと思い直した。
音楽が塩ビのレコードからCDになったとき、価値や意味が薄まり音楽の質が確実に変化した。
以後、デジタル化が進行し、パソコンで扱われるようになって、一曲、一曲とかアルバムといったものの価値がなくなり、ユーザーが順列組み合わせといった操作が可能な情報消費財となってきた。
その消費=想像?というか装飾?行為に長けた人が、リミックスする人なのだろうか。
あとでもう一度、ちゃんと考えてみたい。
あのアルバムの最後に収められた曲は、横山剣が歌で参加しているから曲も彼のものかもしれない。

●m-flo.com 公式サイト


05/07/03 ● 稲葉浩志 『Peace Of Mind』 2004

久しぶりのソロアルバムらしい。
B'z自体聴いたことがないので、この人のアルバムを聴くのは初体験だ。
ツェッペリン風やディランのハリケーン風や、どの曲を聴いても、お里が知れるようで、懐かしいような嬉しいようなキモチになる。
洋楽のコピーから入った日本のロック小僧が大人になったとき、「再現能力=技術」は習得したけれど、「創造力=オリジナリティ=発明力」は、はなっからなかった、という感じだ。
サポートメンバーになるのは、十分すぎる技量を備えている人達が集まって、本編を作ってみたけれど、真ん中の芯を作ることができなかった、そんなアルバムだ。
その結果、「洋楽風=Jポップ」というものに到達したのだろうか。おそらく日本国内では洋楽にひけをとらないと認識され、欧米では相手にされない、という種類の音楽だ。ロック擬きではあってもロックではないのだ。
あまりにも多い何とか風に、ある種のだらしなさ、淫しているような脆弱さを感じるのは私だけだろうか。
こういった引用に意識的なら、このアルバムのバックの音は、すかんち、になっていたのだろうかと思う。
ただ一つ、オリジナリティがあるとすれば、歌詞だろうか。よくできた骨太風のハードロック風の音に乗せて歌われる歌詞は、なぜか男の子の、女々しくもみみっちい、煮え切らない心象なのだ。
このアンバランスが、かなり変だ。洋楽ハードロックの音圧に負けないしっかりとした声量の稲葉浩志の歌声は、アレンジの音にはふさわしくない内容を女々しく歌い上げる。
このアンバランスが、個性と言えば個性なのだ。一体、この人やB'zを好んで聴く人とは、どういう人なのか、私には見当もつかないのだが、国内では常にビッグセールスを記録している人達なのだ。
日本の駄目さを象徴しているような気がしないでもない…。そういう暗〜いキモチにさせられた。

●B'z 公式サイト


05/07/04 ● Miz 『Say It's Forever』 2004

デビューアルバムだ。全編英語日本語半々混じりの歌詞だが、本人は北海道出身らしい。バイリンガルというわけではないみたいだ。Mizになる前は、渡辺みづきという名前でCDを何枚か出している。
スウェーデンのスタッフとアルバムを作ったと宣伝されているとおり、一聴した印象は、アコギの音の処理に顕著なように、ああ、これもか、と思えるトーレヨハンソン系のポップ音で、また例えば、トーリ・エイモスやイモージェン・ヒープ辺りも抑えて勉強していますという面もある音作りであり歌い回し方だ。
実際、スウェーデンでも発売されていてチャートインしたらしい。公式HPは、スウェーデンのものの方が凝って、しかも親切な作りになっている。
歌はうまいし声量もあるし、頑張っているし、質は高いし、でも記憶に残らないのは、この人が全く見えてこないからだ。
今の若い人が聴けば、その姿がしっかりと見えるのかもしれないが、私にはさっぱりなのだ。
Mizという抽象的な名前でHP上ではプロフィールも曖昧めかして韜晦しているように、Mizというのは抽象的で、なんだか取り替え可能な声と体に感じられる。
昨今のJポップのかなりのアーチストに感じるように、パートの集合体なのだ。
それぞれが優秀なパート、パートが集まって、すこぶるレベルの高いものを作ってはいるのだが、核になる肉体がないのだ。
ようするにこの音楽はMizでなくてもいいのだ、そう感じてしまう。

●Miz 公式サイト
●miz.se スウェーデンでの公式サイト


05/07/05 ● Do As Infinity 『Do The B-side』 2004

アルバム未収録曲を集めた編集盤。
テレビでは時々見かける元3人組から男女2人組になったエイベックスのユニット。ロックセットとかユーリズミックスみたいなパターンだけど、音楽は似ていない。
初期は文化系かと思っていたら、最近のライブ映像などを見ると体育会系のようだ。
やはりこれもJポップというジャンルに入るのだろう。
テレビで見ていた時の印象があるので、自然とその記憶と比較してこのアルバムを聴いているのだが、曲調にはこのユニット固有の一貫性はないのだなと思う。サポートというかスタジオワーク全開で、テクニックの粋を極めた質の高い製品、という感じだ。
適度に質の高い音に乗っかって、前向きな言葉がダラダラと繋がる歌詞とノリと発散と…。
これは表現なのか、というとこのバンドに関わっているもの全部をひっくるめて(送り手、作品=アルバム・ステージ、そしてリスナー)、共同発散装置として存在しているように思えてくる。
感性のマスゲーム化を前提にした処理装置だ。
エイベックスの音楽は、全部そんな感じだ。…って高橋悠治もエイベックス・クラシックスだったっけ…

●Do As Infinity 公式サイト


05/07/06 ● RAG FAIR 『CIRCLE』 2004

ア・カペラのグループ。
このバンドにもこの手の音楽にも詳しくないのでわからないが、このアルバムに収められているほとんどの曲がオリジナルのようなのだが、そのオリジナルが特にア・カペラでなくてもいい普通の曲だから、聴いていても特に何も感じないのだ。
もしかしたら、こういったグループは、誰でもがイントロから知っているスタンダードナンバーを、ア・カペラで歌ったほうが、ありがたがられるのではないか。
最近見ないけど、彼等がやっていた深夜番組は、コンとなどが板に付いていて面白かった…。歌のシーンになると普通だったけど…。

●RAG FAIR 公式サイト


05/07/07 ● 原田郁子 『ピアノ』 2004

クラムボンという3人組バンドの女性ボーカルのソロワーク。
アルバム名通りピアノに重きを置いた音。
歌唱法は、舌足らずの甘え声だがチャラほど不明瞭ではなく、いたって普通で不思議少女系といえるほど強烈ではない。
騒がしい思春期系ではなく、落ち着いた思春期系女性アーチスト、定番パターンの一つだ。
このアーチストが伝えようとしているものは、自分の大切にしている気持ちなのだが、その大切にしているものは、自分の身の回りのささいなものごとだから、私のように彼女の、年代・社会的な位置・サブカルチャー的な流れ、にいる女性と縁のない者には、響いてこない。想像力が機能しないのだ。
耳に言葉が残らないのだ。

●原田郁子 公式サイト(クラムボンのサイト内ページ)


● ACIDMAN 『equal』 2004

3ピースバンド。おそらくは硬派とかシンプルなギターサウンドとが評価され、バンドの側も歌詞に重きを置いているような感じがするのだが、いかんせん、言葉が聞き取りづらいのは致命的だと思う。歌詞が聞き取れなくても気にならないバンドもあるが、こちらは聞き取れないのがストレスに感じるタイプのバンドだ。
ブレイクはしないが、地道に活動を積み重ねて中堅になっていく感じ。
でも、簡単に解散するかもしれない。本人達が思っているほどメッセージに中身と強さはないし、本人達が思っているほど個性もない。

●ACIDMAN 東芝EMIによる公式サイト


05/07/08 ● 安藤裕子 『Middle Tempo Magic』 2004

ファーストアルバムだ。
HPを見るとその前に何枚かミニアルバムをだしているらしい。
ピアノで弾き語りをする人なのか、ただ歌う人なのか、わからない。
HPには経歴もないので、さっぱりわからない。写真を見ると、IWGPに出てた色白で黄色い髪の女の子に似ている。
声と言葉に特徴がある。言葉は、多感で尖った少女?の日常だ。
こういう風に歌いたいというビジョンが最初にあったのではなく、自分の声質にあった歌い方を工夫しているうちに、このような歌い方表現になったのだろう。
ボーカルって結局、持って生まれた声の質に規定されるのだ、と思う。
アレンジやバックの音の今風を差し引いても、MizやDo As Infinityと印象が全く違うのは、この人が、身近な所から感じる違和感みたいなものを、とりあえずは自分の言葉を歌っているからだろう。

●Andrew Page 公式サイト


05/07/08 ● 宇多田ヒカル 『EXODUS』 2004

全米デビュー盤。全編英語の歌だが、バイリンガルなので自然な英語に聞こえる。
録音がライン入力なのか、密閉感が妙に気になる。が、今はみんなそうなのだろう。楽器とその音を拾うマイクまでの距離がないので、空気の隙間がない。直接音が録音されていくのだ。
ほぼ英語の歌でこれを聴いた人は日本人だとは思わないだろうし、宇多田だと知らないで聴いたら、私も今風の女性アーチストのアルバムだくらいに感じただろう。それくらいのレベルは確かにある。
しかし、これだという特徴がないことも確か。売れたのか? 売れなかったのかな。
アメリカで売るということを念頭に置いた音作り、曲作りだとは思うけれども、次を聴きたいと思わないし、新しいとも思わない。難しいね。

●Hikki's WEB SITE 公式サイト


05/07/09 ● EGO-WRAPPI'N 『merry merry』 2004

EGO-WRAPPI'Nとは、そもそもいかなるユニットなのかも知らないのだが、前に1枚聴いた記憶の感じでは、ジャズテイストのアコースティックバンドの音を背景にした女性ヴォーカル、という印象だったのだが、エレキ音のピコピコサウンドもあるし、多彩といえば多才で器用だ。その分、音が散漫なアルバムだ。統一感を与えてくれるのは、女性ヴォーカルなのだが、彼女の目指しているところは、ビョークの日本人版なのだろうか…。
どの曲を聴いても、アレンジがかつて聴いたことがある感じがして、オープニングのブロンディのカヴァーなどは懐かしいビーバップ・デラックスを思いだした。そんな感じで、他人はどうかわからないが、私にとっては特定の曲がいくつも沸き上がってくる懐かしいアルバムだった。
一体、この女性ヴォーカルは何になりたいのか?

●EGO-WRAPPI'N 公式サイト


05/07/10 ● ゆず 『1- ONE』 2004

テレビで歌っている姿を見るといつも笑顔なのでとても気持ちが悪かった。「ゆず」とその他にも「コブクロ」という気色の悪い二人組がいて、両方とも顔が受け付けない。歌っている時の顔が、どうしても正視できないのだ。どうしてなのか考えてみる。
そもそも私は気持ちよさそうに歌っていたり、感情を込めていたり、目をつぶって雰囲気を出していたり、そういったものが演出めいて見える歌い手は、気持ちが悪いのだ。特にいやなのが、ヒロイックに歌い上げている人だ。真摯に歌に向かっている結果、目をつぶるなりの形になってしまったというのなら許せるのだが。といってもそれを判断するのは私の主観なのだが…。
ゆずは、テレビでスタジアムコンサートのライブ映像を見たことがある。広いスタジアムに、バックバンドはなく、二人だけでギター1本とタンバリンで、数万人の客をしっかり盛り上げ歌い切っていたのには驚いたが、最初からお祭りに参加して一緒に踊ろうというつもりでやってきた者しかいないのだから、盛り上がっても当然だなと思ったのだ。ステージの上のアーチストが何かを投げかければ、きちんと応える客席は、まるでマスゲームを見るみたいだった。観客は自ら望んでみんなと同じことをやりに、来ていたのだとしか思えない。もっとも昨今のコンサートは、どこもそのようなことになっている。みんなと同じ動きをやりに参加してくるのだ。自由がきかなくて窮屈なのだが、客もアーチストも解放されたと思っているから始末に悪い。みんなと同じことをやることでしか発散できない子供達が、どうしてこんなに増えたのだろうか、とか思って余計な心配をしてしまうのだ。そういうものを、善意で無意識に強要してくるのが、ゆず、とか、コブクロなのだと、私は思っている。だから、唾棄すべきなのだ。
という強固な偏見を抱きつつ聴いたゆずのアルバムは、意外とロックテイストに満ちていた。
アコギ一本かというと、そんなことはなく、スタジオミュージシャンをふんだんに使って、色々なロックポップのアレンジパターンを展開して見せてくれる。これを聴いて、私が思ったのは、「あなどれない」な、という一言だ。
私はゆずを馬鹿にしきっていたのだが、スタッフが優秀なのか、ソングライティングが優秀なのか、これはあなどれない。

●ゆず 公式サイト


05/07/11 ● MISIA 『MISYA Love&Ballads The Best Ballade Collection』 2004

この人の日本の音楽シーンでの位置づけがどうなっているのかさっぱり知らないが、地味な顔をした歌い上げる古典的な和モノゴスペルシンガーなのに、コスチュームやジャケット写真が妙にSFっぽくて変、というイメージを持っていた。
曲も特段SFチックではなく、いたって普通だ。歌はうまいけど、気持ちよく力強く通る声質も普通で、これといった特徴がない。
アレンジも普通だ。これが1980年代だと言われても、そうかと納得するだろうし、これを吉田美奈子が歌っていても、違和感はない。
はっきりしているのは、これはこれで素晴らしい音楽で、私が感応出来ないだけだということだ。
…その感応できない私は、見事な声量には感心するけれど、毒にも薬にもならないこんな歌詞を、どうしてここまで力強く歌うことが出来るのか、その情熱が信じがたいのだ。…と、あくまでも私は救いがない……

●rhythmedia.co.jp MISIA 公式サイト


05/07/12 ● TOKIO 『TOKIO 10』 2004

知人からMP3で。
「10」というからには10枚目のアルバムなんだろう、と思ったらデビュー10周年記念アルバムだった。
TOKIOというと、5人のメンバー全員の顔が浮かんで、それぞれの個性もはっきり解っているのだが、こと音楽となるとさっぱり印象にのこっていない。メンバー全員がギターを弾けて、楽器をそこそここなすというのに、同じジャニーズの、キムタク以外楽器の出来ないスマップのほうが圧倒的に曲に恵まれているのはどうしてだろうか。すごく不思議だ。
このアルバムはジャニーズの諸先輩のヒット曲メドレーのような選曲になっている。
その結果、やっぱりTOKIOの個性は散漫になって、どーでもいいアルバムになっている。
核がないのがTOKIOの個性なのか、とも思う。
余談だが、長瀬君は、バラエティだと本当にシンプルな兄ちゃんだけど、演技をすると内面のある人間深い面持ちになるのは不思議だ。

●TOKIO ユニバーサルレコードの公式サイト


05/07/13 ● A.I 『FLASHBACK TO A.I』 2004

MP3で知人から入手。
日本語オンリー、英語オンリー、英語混じりの曲もある。バイリンガルなの帰国子女なのか、英語にも損傷がない。最近はこういう人が増えた。
音楽の種類でいうと、黒人系でヒップホップもありソウウルフルに歌うこともある、という奴。黒人女性指向の音と発声と声質だ。
最近の日本にはこういう音楽をする女性シンガーが、実数はどれくらいかわからないが、とにかく増えた、という実感がある。クラブを中心に大きな受容があるのだろう。そして、この種の人達は意外に若かったりする。この人も、声の大物ぶりに比べて実年齢が若い。
でも歌詞の内容は、毒にも薬にもならない定番の単語が並んでいるだけだ。
歌い手が若いから大した体験がないのだろうから、実体験が裏打ちする感動体験=他人にも意味のあるものとして追体験出来る、そのようなものがのだろう。だから言葉が空虚になる。
その分、リズムなどが良くて、踊れればいいのかもしれないが…。
なんだかとってももったいない気持ちになる。
しかし、周りがよってたかってどうにかしようとすると、Mizのようになって仕舞いかねないから、これもやっぱり難しいところだ。
アレンジも他種類あって、アルバム全体は幕の内弁当のような印象だ。男ラッパーとのデュエット曲もあるが、これがデュエットというよりなんだか掛け合い漫才のようで、ギャグにしかきこえない。

●AI BMGの公式サイト
●A.I ユニバーサルレコードの公式サイト


05/07/16 ● 頭脳警察 『仮面劇のヒーローを告訴せよ』 1974

紙ジャケ再発売CDの中古。ディスクユニオンで1460円。
塩ビのレコードで聴いて以来なので、これを聴くのは確実に25年ぶり以上の空白がある。
これがロックなのかというと、本当によくわからなくなる。
アレンジは歌謡曲の大御所(?)馬飼野康二だ。
当時は聴くに耐えないと思っていたが、四半世紀以上たっても、歌詞も音も、まともに聴けるアルバムじゃないことを確認した。曲も歌詞も、勘違いのたまものでダサさの極致という感じがする。
が、私はそう思っているのだが、当のパンタは、このアルバムに含まれている曲を未だに歌ったりしている。
時代にうまく乗ってそのまま伝説活用して生き延びている東京ローカルのアーチスト、という気がしないでもない。
頭脳警察とかパンタというと、伝説云々の過大評価か肯定的評価ばかりまかり通っているが、このアルバムを聴けば、誰だって、ヒデーなと思うはずなのだが、いっこうにそういう文章にはお目にかからないなあ。
といいつつ、頭警のオリジナルアルバムは、これでCDは全部揃ったことになる。
CD棚にしまい込んであとは聴くことはない。というのもなんか悲しいな。

●フライングパブリッシャー 


2005/07/18 ● J-POPシングルズ33連発(順不同) 2004〜2005


●東京事変 /「群青日和」「顔」「その淑女ふしだらにつき」
椎名林檎が結成したバンドだが、椎名林檎自体を聴いた事がないので、ソロワークとどう違うのか判断が出来ない。良く通る品のない歌声が持ち味のようだが、あまり歌詞が聞き取れない。聞き取れなくてもストレスを感じないのは、声に力があるからなのか。新しい感じもしないしそんなに古い感じもしない。不発というか安定というか、実は行儀がいいのか。
●SR猫柳本線 椎名林檎の所属事務所、黒猫堂による公式サイト。
●東京事変 東芝EMIによる公式サイト


●矢野絢子 /「嘘つきの最後」「夕暮れ」
あやこ、ではなく、じゅんこ、と読むらしい。妙にまっすぐの言葉とまっすぐな歌い方。歌詞の上では違和感を相対化しようとしているようだが、言葉の連なりがまだ操れていないので独特さにかける。しかし、壊れているわけでもないので、凡庸なピアノ演奏もあって、平坦な印象を受ける。アル意味女版だだつっ子ロックのような感じになっている。きっと若いひとなのだろう。この先、どうにかなるかなあ。それともこのままで終わるかなあ。微妙なところだ、と思う。
●矢野絢子公式サイト 


●氣志團 /「一瞬の夏」「族」
去年、すごくブレイクした木更津出身のつっぱりもどきバンド。メンバーのキャラクター化が徹底し、コミカルさとサービス精神あふれるエンタティメントバンドを目指しているようだが、音楽もポップなので、ちょっと驚いた。バンドイメージそのものも、既知のキャラクターを寄せ集めた濃縮還元キャラなのだが、音も既知の要素を濃縮還元したポップスだ。本気度は高い。
●タコ部屋 公式サイト


●3B LOB.☆ /「嗚呼初恋」「椛」
19(じゅーく)という二人組が解散してその小さい方が作ったバンド。青臭いというか小賢しいというか、ダダツコというか、気恥ずかしくなる言葉の羅列だ。わざわざ漢字の椛(もみじ)をつかったり、精一杯突っ張っている感じは伝わってくるが、こんなチビが近所にいたら応援するよりも迷惑を感じるだろうな。力むのが表現と思っている節のあるところも嫌だなあ。片割れのノッポが作ったバンドは、テレビで見た限りでは、しっかりとロックしていて好印象。
●19 元のバンドの19の公式サイト


●ASIAN KUNG-FU GENERATION /「 Hold me tight」「君の街まで」
若いまっとうな青年達の青春歌謡チックなロックバンドという感じ。
シンプルだが、今時だからそこそこに技巧もあって、しかし、そこそこ賢いから、かつてならツッパリ系に属していただろう今のヒップホップ系の群れのように低脳的に熱狂はしない。しかし、未だに学生バンドの匂いが残っているのだが、いつまでも思春期ではいられないだろう、その時はどういう表現をしているのだろうか。
●ASIAN KUNG-FU GENERATION レコード会社による公式サイト


●BEGIN /「国境を吹き行く風」「誓い」
デビューしてもしかしたら15年くらいになるかもしれない。イカ天バンドの中で生き残っているのは、このBEGINだけか。他にもジッタリンジンなどいくつかあるがみんなインディーズだ。ビギンはロックバンドではないので、こういうアップテンポの曲は、意外性があって面白い。って、アルバムを聴いたことがないので、よくやっているのかもしれないが…。最初っからツウなバンドみたいな登場の仕方をし、流通の仕方をしていたけれど、もっと壊れた展開をしてもいいのかも、と無責任に思う。でも、私は基本的沖縄モノ(音楽のこと)は性に合わないのだ。
●begin レコード会社による公式サイト


●doa /「Long road」「見えない海」「白の呪文」
その昔、T−ボランとかレイブとか、顔が印象に残らないバンドがいくつもあって歌謡曲を席巻してすぐに消えていったが、その流れにありそうな、曲調と声だ。きっと下手でも個性のある誰かのサポートでもすれば、バックバンドとして十二分に機能しそう気がする。自分達がフロントになると、このように個性が全くなくなってしまうのは、コピー練習が骨肉化してしまっているからだろう。才能にまで到達していない器用ビンボ、と言う感じ。歌謡曲サポートバンド止まりだろうな。
●doa 公式サイト


●GOING UNDER GROUND /「サンキュー」「青空コウモリ」
これも青春歌謡ロックのバンドだ。ASIAN KUNG-FU GENERATIONよりはポップだが、今の私には両者の曲をごちゃ混ぜに聴かされたら即座には区別が付かないような気がする。が、バンドの音として私はASIAN KUNG-FU GENERATIONの方が少し好みだ。青春以外のテーマに挑んだ時にどうなるのだろうか。
●GOING UNDER GROUND レコード会社による公式サイト


●KREVA /「Control」「音色」
KICK THE CAN CREWというバンドのメンバー・クレバのソロ。クレバという名前が、まず、わからないのだが、積極的にソロワークやプロデュースをやっているらしい。また、KICK THE CAN CREWとは別個に自前のレーベルも立ち上げている。ジャケ写とかHPを見ると、一人でスタジオ録音する人のようだが、DJなのか、ラッパーなのか、歌唄いなのか、よくわからない。いわゆるトラックを作る人、という感じなのかな。が、この手の人にしては比較的メロディーを歌う人だ。「音色」というのは、ズバリ音色のこを歌っているとしたら、なかなかシュールで痛快だ。…ラップ調の日本語というものは、男が歌うと、一般的に間が抜けて聞こえる、と私は思っている。そこをかっこよく走り抜けていくものを、あんまり聴いたことがない。「音色」は珍しくかっこいいほうの曲だ。
●KREVA 2nd season 公式サイト
●KICK THE CAN CREW 公式サイト


●ソニン /「ジグソーパズル」「I LOVE YOU」
以前見たテレビで、東京をマラソンで出発して、自分の歌を弾き語りながら民家に泊めてもらいながら、韓国の親戚に会いにいくというドキュメントのような番組をソニンがやっていた。過剰に根性のある女の子だった。その後も無意味なひたむきさが先行して、テレビではなぜそこまでやるのか、とおもしろ半分に引かれる扱いが目立ったが、歌は良くなかった。大概が企画モノめいて、等身大のこの人が見えてこなかった。無意味なガンバリ企画も、必然性が全くないことをわかっていながら、意識的にやるのではなく力任せに突っ込むものだから、空転して、そしてなぜか本気のソニンが涙するものばかりで、ちょっとなあ、だった。そんなソニンだからやはり今回の曲も妙に切羽詰まっている。歌唱法は演歌とか椎名林檎とかから学んだのか、巻き舌もあるし小節もあるし、進歩は著しい。でも結局、一体何がやりたいのか、どこへ行こうとしているのか、さっぱりわからないし、しかし、いつだって持てあましている感じがロックと言えば、ロックではある。「I LOVE YOU」は尾崎豊の曲の韓国語カバーだ。妙にしっとりとしている。
●SONIM 公式HP


●奥田美和子 / 「瞬きをやめて」「夢」
HPで見ると「夢」は作詞とヴィジュアルプロデュースが柳美里だそうだ。1982年生まれの若い人だ。PVを見ると柳美里と高岡早紀を足して2で割ったようなしゃくれ顔の女の子が、下手くそな踊りを見せたり、のっしのっし身を揺すって歌ったりしていて、まだまだ方向が定まっていないという感じだ。曲そのものは、よくあるパターンで目新しいところがない。この人は、今後、ヒステリック絶叫陶酔型にどんどん移行していけば、いいのではないか、と無責任に思った。
●青空の果て 公式サイト


●AIKO /「花風」「洗面所」「ポニーテール」
軽快な女の子ポップス。それ以外に何か語ることができるだろうか……?
一体、この手の音楽を聴くのは、女の子なのか男の子なのか。彼等は何を求めて何を得るのだろうか。例えば今年流行っている大塚愛などは、AIKOの世代交代版だったりするのかな。
●aiko HP 公式サイト


●Rie fu /「Life is Like a Boat」「Voice」
HPを見ると帰国子女で現在はロンドン大学芸術大学在学中の二十歳とある。若い。「Life is Like a Boat」は、英語と日本語半々。ごちゃ混ぜというより、何小節か英語が続くと、今度は日本語が何小節か続くというもの。なんの意味と効果があるのか、よくわからないが、違和感のないとこが、新しいのかもしれない。でも音声言語である英語の方がのびのびと声が出ている気がする。でも、思い出せないけど、何かに似ている。引用も多いし。「Voice」は完全英語詩だ。…はなっからロンドンで勝負すればいいのではないか、とか思う。
●Rie fu 公式サイト


●加藤ミリヤ /「Never Let Go」「夜空」
数年前の小柳ゆきのデビュー並に年齢が若いことで話題になり、東京12チャンネルが妙にプッシュしているヒップホップ系女性ヴォーカルだ。このジャンルの人は、男はみんな知恵の足りないバーカに見えるのだが、なぜか、女の人は歌い手として実力のある人が多い。加藤ミリヤも妙に堂々とした歌いっぷりで、若さよりも老成を感じさせる。こんなに若くして完成したら、将来、発展の余地があるのだろうかと、心配になってしまう。歌の歌詞も十代後半の女の子のもとしては、身にそぐっていない気がする。といっても、流行歌語彙の順列組み合わせの範疇を超えてはいないから、勉強次第でどうにでもなる程度のものだ。それに、流して聴いていると、デビュー当時の宇多田ヒカルと同じようなものにも聞こえてくる。加藤ミリヤ(変な名前だ)確か槇蔵人が監督(?)した映画(=日本のヒップホップ・カルチャーを描いた)にも出演していたと思う。蛇足だがしかし、私には現在のヒップホップ・カルチャーと、一昔前のツッパリとどう違うのか、解らないのだ。特に男がやってるヒップホップが区別がつかないのだ。音楽的に質が高かったりしても、何やら翻訳にして見えないのだ。わかりやすく言うと、型はあっても、心がないのだ。
●加藤ミリヤ 公式サイト


●氷室京介 /「WILD ROMANCE」「SHADOW OF YOUR SMILE」
昔からそうだが、私はこの手の歌唄いに最もストレスを感じる。とにかく聞き取りづらい。言語不明瞭意味不明瞭で、どう転んでもロックというより、歌謡曲の後進だ。例えば吉川晃司になると、歌謡曲より少し先を行っているという感覚があるが、氷室じゃあそれも望めない。そもそもボウイでデビューしたときから、氷室京介という名前が嘘くさかった。いっそ氷室洋二にした方がスッキリするのでは、とか思ったものだ。HPは一頃の矢沢のサイトを真似たのか、有料コーナーが多く、非常に不親切かつ役に立たない。本人もロッカーと言うよりもタニマチがいる時代劇役者感覚だ。
●himuro.com 公式サイト
●氷室京介 ユニバーサルミュージックによる公式サイト


●BENNIE K /「サンライズ」「TREASURE」「Lost Paradise」
女の子の二人組だ。一人がシンガーでもう一人がラッパーだ。このスピード感は間違いなくロックのものだ。私は実はジミヘンとプリンスを除くと黒人系のものは、受け付けない体質をしているのだが(もちろんレゲエも駄目だ)、最近聴いた日本人によるヒップホップ系の中では唯一、新しい=いい、と思ったグループだ。HPで見ると、シンガーは二十歳くらいだし、渡米してボイストレーニングをしているし、二人が知り合った地は、LAだとあるから、日本のミュージシャンも国際的になったものだ。でもアメリカでデビューはしないのかな。
●BENNIE K 公式サイト
●BENNIE K フォーライフレコードによる公式サイト


●bird /「髪をほどいて」「夢先案内人」
いわゆる関西系ソウウルフル女性ボーカルの伝統を引く人のような感じ。表現というより歌うことが大好きな人、といった感じ。だからこの音楽は、あんまり時代は関係ないし、時代を超越している、とも言える。「夢先案内人」は山口百恵のカヴァー。
●bird watch BLOG 本人のブログ


●美勇伝 /「恋のヌケガラ」「銀杏〜秋の空と私」
モーニング娘。の石川梨華をメインにした3人組のユニット。3人が交互にリードVoをとっているらしいのだが、みんな似た声なので、区別がつかない。際だって歌のうまい人もいない。いい意味でも悪い意味でも歌謡曲の限界内のアレンジと歌だ。バックは、それなりに引用ロックを楽しんでいるし、女の子達は、精一杯、一生懸命やっているのがわかる。ハロープロジェクト内ユニットだから、このシングル限りかもしれない。もはや本体にも求心力がなくなってきているようだし、プロデューサーのつんく、の仕事も、あざとさが目立たなくなってた。ハロープロジェクトというのは、総勢何名いるのだろうか。ほとんど女子校のようだ。もはや私もアイドルを、自分の子供のように目を細めて見るようになって、楽しんでいないことがはっきりした。
●美勇伝 公式サイト、ハロープロジェクト内ページ
●石川梨華ファン! ファンサイト


●平川地一丁目 「とうきょう」「かわれないので」「少女」
佐渡島在住の兄弟二人組だ。この曲でデビューした時は、兄が中学で弟が変声期前の小学生だったと記憶している。弟に至っては平成生まれだったか…。フォーク(日本の)好きの親の影響で、そういうものばかり聴いて育った兄弟が、いざ自分達が演りだしたら、ストレートにそういうものになったという例だ。自作曲の「とうきょう」は、典型的なフォークという曲調がもたらすレトロ感覚と、現代において地方:東京=上京の構図をテーマにしているという歌の内容がもたらすレトロ感覚とが、ノスタルジーではなく、最年少フォークデュオの現在によって送り出されることが強い驚きを与えた。現在は無事声変わりもしたようだが、この曲で、リードを取る声変わりする前の弟の声は、往年のフィンガー5を彷彿とさせる。「少女」は五輪まゆみのカヴァーだ。ある意味、ロックよりもフォークギターの方が手っ取り早くパンク的だ。
●平川地一丁目 公式サイト


●松たか子 /「時の舟」「White Replay」
本人は演技と歌と、どちらに力を注いでいるのか知らないが、今時珍しくまっとうな女性シンガーだ。意外性も実験もない。可も不可もなく、まっとうとしか言い表しようのないシンガーだ。透明感があるとか、声が綺麗だとか、意外と力強いとか、血筋は争えないとか、いくらでも言うことは出来る。たまに聴くと、きっとほっとする音楽、そういう種類だ。ステージなんかそれなりにいいのかも知れない。声に鰹の血合いのような力強さがあって、それだけが意外だった。
●松たか子 公式サイト


●BoA /「QUINCY」「コノヨノシルシ」
ある時、マラソン中のソニンが、休憩で訪れた田舎の食堂のテレビに映っているBoAを見て、ライバル視していたのが印象的だった。高知で生まれ育った在日のソニンにとって、韓国人の女の子シンガーが日本の音楽業界のど真ん中で活躍している姿に、思うところはたくさんあるに違いない。その頃、ソニンはEEジャンプを解散し、ソロとなった直後だった。方向性も見えず、先行きも不安だったに違いない。BoAのやっている音楽は、激しいダンスあり歌有りの大規模なステージを展開するもので、アメリカでいうとジャネット・ジャクソンなどの系譜にあたる。といっても、昨今流行の日本のヒップホップ系女ヴォーカルとは違って、黒人色は薄い。この種の音楽の目指すところは、アルバムではなくステージにあるのだろう。歌も日本語もうまいし踊りもうまいし根性もある。でも曲は印象に残らない。きっとこのジャンルが好きな人にはわかるのだろうな。でも、何で日本を活躍の場に選んだのだろうか。
●BoA エイベックスにより日本語公式サイト


●BON-BON BLANCO /「LaLa 口笛吹いて」「SUNRISE」
5人いるメンバーの内、ヴォーカル以外の4人がパーカッションを演奏しているのが特徴のアイドルグループ。とある歌謡曲番組でゲスト出演していたとき、メンバーの誰かが、BON-BON BLANCOよりモー娘。に入りたかったとか、ZOONでも行けるとか発言していたのが印象的だ。でも、BON-BON BLANCOをやめたら誰も残らないだろうな、という感じ。BON-BON BLANCOを続けていても、BON-BON BLANCO自体が残りそうもないけど…。普通の歌謡ポップだ。
●ボンボンブランコ 公式サイト


●DGEM /「Happy Life」「Peace & Love」「キセキの夜」
こういうのは、ダンス・ポップ・ユニットと言うらしい。ダンスも見せ場なので音だけ聴いても評価は出来ないようだ。と思うが、女性ヴォーカルにダンスユニットがくっついたものの感じ。ヴォーカル+バックダンサーの現代版か。ヴォーカルは可も不可もなく、上手だ。ベルファーレとかが活躍の場所らしいから、EXILEと同じようなものかもしれない。
●DGem 公式サイト


●ポルノグラフティ /「シスター」「Human Being」「天気職人」
広島の小さな島出身のローカル色の強い兄ちゃんの三人組だったが、いつの間にか二人組になっていた。ヒット曲を飛ばしているからよくテレビでも見かけた。そのたびに、どこかで聞いたことのあるメロディばかりだなと思っていた。新しい曲が出るたびに、そういうフレーズがあるものだからそれが気になっていたのだが、このアーチストは引用するほど大人でもないから、節操のなさはしょうがないのかなと思っていた。2人しかいないので、バンドサウンドのような一定のトーンもなく、何でもありが大前提だ。その意味で日本の歌謡曲の王道をいっているとも言える。このシングルに収録された3曲とも曲調が全く異なる。あえて共通のものを探すとすると、どう足掻いても拭いきれないイモっぽさだろうか。
●pornograffitti 公式サイト


●中島美嘉 /「朧月夜〜祈り」「沙羅」「月の砂漠」「雪の華」
プロデュースはなぜか葉加瀬太郎だ。日本の名曲をカヴァーしたマキシシングルというより、ミニアルバム。この人も80年代生まれの若いシンガーだ。透き通った裏声のしっとりと歌うシンガーだ。私の周りにもこの声のファンは多い。私はピンとこないけど。
●Mika Nkashima 公式サイト


●エグザイル /「HEART of GOLD」「Good Dayz」
もう十年以上も前のことになるが、TRFとかの大流行は、私などには小室哲哉の流れでなんとか捉えることができたが、EXILEとかになると、見当もつかないのだが、一応聴いてみると、ダンスグループと言うよりは、歌もしっかりとしていて、音楽的には鈴木雅之と一緒の範疇かと思える。と思ったら、「Good Dayz」はヒップホップだったので、黒人よりの流行の「カルチャー」というやつを、日本人である自分達向けに再現するグループのようだ。そして、私にはこの種の音楽を目指す神経もこの種の音楽を実践する神経もこの種の音楽に快感を感じる神経も想像力の範囲外なのだ。しかし、日本語のヒップホップとかラップは、男が歌うとどうしてこうも間が抜けてしまうのだろうか。
●EXILE(えぐざいる) 公式サイト


●倖田來未 「奇跡」「LOVE HOLIC」「life」
1982年生まれの若いシンガー。ここで取り上げた女性シンガーの多くがそうであったように彼女も関西出身だ。最近は露出の多いステージ衣装など、エッチな話題ばかりが先行しているが、ハスキーな歌声は相当に力強い。ヒップホップ系シンガーというよりは、大黒摩季の後継者的な声だと思う。最近のシンガーの特徴として、男はナイーブで、女は力強い。倖田來未はその典型だ。
●KODA KUMI 公式サイト


●OLD /「throw motion」「束の間の夢」
歌謡曲のような、演歌のような。時代がニューミュージック全盛なら、フォークギターを抱えて女語りで歌っていそうだ。だから、私は、そういうのは、ちょっとごめんだ。しかし、いつの時代もこういう人達は途切れずに存在している。どうしてだろうか? こうう声でこういう曲調で政治経済や時代や世界の平和なんかをアジテーションする歌を歌ったりしたら面白いのに。
●old 公式サイト


●くるり /「坂道」「東京」「ワールドエンド・スーパーノヴァ」「ワンダーフォーゲル」
既にアルバムも5枚出ている中堅バンド。「坂道」「東京」は、センチメンタルな青春歌謡の典型的なものに聞こえるが、妙に低体温な印象。東京といっても上京物語というより、単に別れた彼女や昔の暮らしへの郷愁みたいなものだ。コーラスのつけかたなどが妙に音楽的な広がりを感じさせてくれる。「ワールドエンド・スーパーノヴァ」「ワンダーフォーゲル」はピコピコサウンドながら低体温感はさらにくっきりとしてくる。4曲続けて聴くと、音の連続性がわからなくなるのだが、音色と言葉選びは、明らかにロックのものだ。久々に可能性と快感を同時に感じた。
●くるり on WEB 


●サザーランド /「Silent movie -弾き語りversion-」「悲しみのうた」「その先に霞んでいる」
コマソンでよく聴く声だ。HPを見ると凄く若いバンドだ。まだ自分のものを掴んでいないうちに、曲作りのコツだけ達者になったような、中身のない=紋切り型の曲だ。音も歌詞も紋切り型で説得力がない。紋切り型に説得力を持たせるのは、やはり人生の体験が必要なのだろう。
●Suther Rand 公式サイト


●ジャパハリネット /「流線と爆撃」「遠きトモシビ」「遙かなる日々」
ジャケ写などを見るとバカヤロどものようなのだけど、妙に素直でまっすぐな歌詞で、アル意味期待はずれ。ツッパリは実はいい奴だった、みたいな拍子抜けも想定済みみたいなバンド。こうなると硬派も軟派もない。そういえばジュンスカイウォーカーズってどこに行ったのかな。
●ジャパハリネット 公式サイト


●Sowelu /「Uh」
テレビでたまたまPVを見たら、ちょっと吃驚した。どう吃驚したかというと、本人がかわいかったのと、映像やダンスがHで激しかったのと、思ったより音楽の質が高かったからだ。レゲエダンスのようでもあるし、ちょっと違うようでもあるけど、バイブスがどうのとこか評するのだろうか。この曲は、ヒップホップの男の子二人組とのコラボだ。男のラップの方もちゃんとメロディがあって発音も明瞭で歌詞も聴き取りやすく、しかしその言葉は多分に漏れず青春つっぱり言葉なのだが、Soweluとの絡み合いも自然で違和感がなく流れていき、かなりかっこいい。ジャンルでいうと、AIとか加藤ミリヤの流れに属する人みたいだが、天使のブラのコマソンにSoweluの名前があったけど、そっちは恐ろしくつまらない曲だった。
●Sowelu 公式サイト


●トコブクロ /「毎朝、ボクの横にいて。」
その名の通り、所ジョージとコブクロのジョイントユニット。缶コーヒーのコマソンで、テレビでもよく流れていた。コブクロは気持ちが悪いので、遠慮したいのだが、所ジョージは大好きなので、こういう組み合わせはちょっと困る。しかし、曲は字余りフォーク調で歌詞は所ジョージそのものなのでテキトーな繊細さがあって心地いい。所ジョージはもっとたくさんアルバムを出せばいいのだけど、でも、3000円出すのもちょっとなあと、我が儘なファンだな、私は、
●TOKORO WEB 所ジョージ暫定的公式サイト
●コブクロ 公式サイト



2005/07/20 ● くるり 『 TEAM ROCK 』 2001

意外と音楽的なバンドだ。歌なしのバンド演奏でもちゃんと聞かせるものをもっており、新しいことを採り入れ、いろいろ実験を行っている。それらが前衛でも過激でもなく、そこそこ形になっているところが、低体温バンドの妙なのだが、ちょっとそつがなさすぎる感じもする。しかし、印象に残るのはなんとなくの全体の感じで、それぞれの曲が何を歌っているのか、流して聴いただけでは何も耳に残らない。1曲、テレビゲームをやっている時の心象風景のような曲がありそれが面白い。このアルバムだけではバンドの音の方向性がわからないので、他のアルバムを聴いてみたくなる。

●くるり on WEB 


05/07/28 ● 宇崎竜童&RUコネクションwith井上尭之 『 起承転々 』 1996

古書店で320円。どういう値段の付け方なのだろうか…。
井上尭之とのユニットだと思っていたのだが、一応バンドのようだ。
といっても、ほぼ全曲を阿木曜子とのコンビ曲だから、従来の宇崎竜童の路線と変わらない。変わらないというとは、歌謡曲と同じだということだ。ロックバンドの歌詞ではなく、プロの作詞家による言葉とメロディで、バンドの音というより、歌謡曲のオケにようなアレンジとスタジオワークだ。
とはいえ、宇崎竜童だから、捨て台詞系日本語演歌ロックとしては、日本語の乗せ方がやはり秀逸。といっても、DTBDの時のような名曲はない。そういう意味でのピークはとっくに終えていると言っていいのだろう。
もう十年近く前のアルバムなのだが、新しいとか古いとかとは、関係のない音作りだ。歌謡曲は流行のファッションを追うように流行のアレンジや音を手際よく採り入れるものだが、このアルバムの曲が歌謡曲的でありながら、あんまり時代を反映していないのは、日本語王道ロックのツボをしっかり抑えているからだろう。その意味では、注文されて作る他人への曲と違って、自分達の為の表現なのだろう。
今、現在、宇崎竜童の音楽を期待して待っている人が、どれだけいるのだろうか。固定客はどれくらいの規模なんだろうか。…なんてことを考えてみたのだが、音楽一筋で生きているわけではなく、いい意味で芸能界で凌いでいる才能なので、色々多才なことをやっているのだろうな。実は私は「RU」という最初のソロアルバムが好きだったのだが…。


●宇崎竜童オフィシャルサイト 


05/07/28 ● 小川美潮 『 ウレシイノモト 』 1992

古書店で105円。悲しくなる値段だ。
チャクラ解散後、90年代に復活してからは2枚目のソロにあたる本作は、今、聴くときれいに古くなっている。
といっても音の処理の技術や楽器の使い方がその時代の流行だったわけではなく、こういう編成でこういう音をこういうアレンジで出す人達が働き盛りで全盛期だったということだ。小川美潮を含め関係者はみんな現在もライブハウスなどで活躍している現役の人ばかりだが、彼等が日本のポップシーンの中心に乗り出していた時期が、当時くらいだったということだ。
小川美潮のはちゃめちゃヴォイスを十二分に生かすことができたのは、やはりチャクラだけだったと確認出来るアルバム。
とはいえ、本人がやりたかったことが、チャクラと一致していたかは、私にはわからない。が、その後の活動には、いつも半端な感じを受け、私は消化不良になってしまうのだ。

●小川美潮 ファンが作る〜小川美潮公認サイト〜


05/07/28 ● PRINCE 『 THE HITS / THE B-SIDES 』 1992

古書店で1240円。3枚組だというのに……。
80年代半ばから90年代の初めにかけて、世界の音楽を、確かにプリンスがリードしていた。
特にアルバム『1999』から『サイン・オフ・ザ・タイムス』にかけては、「必死覚悟×満を持しての怒濤の連続見切り発車」みたいに高密度のアルバムを矢継ぎ早に発表していた。
その証拠を集めたようなベストアルバムだ。
ファルセットボイスのキワモノアーチスト時代から、パープルレインの大ヒットによって超ビッグネームになって、その後、それが一段落するまで、の軌跡がほぼ収められている。
ロックは、前衛音楽とポップが共存する音楽だということを誰にも納得させるのが、この頃のプリンスの仕事だ。
当時はどうやって作っているのか見当もつかない複雑な音だと思っていたのだが、今聴くと、意外と音は薄っぺらく、楽器編成もシンプルだ。そしてとことん黒人音楽っぽい。実は私は黒人音楽をいいと思ったことがない。例外はジミヘンとプリンスだ。
当時も感じていたことだが、密室度数の高い音=徹夜してスタジオに籠もって病んだように作り続けているような不健康さが伝わってきて、その不健康さ、夜の密室臭さが、黒人音楽が苦手の私にもフィットしたのだろう。
スタジオ音源の個人臭とライヴ音源から感じられる開放感との差は、驚くほど大きい。
このベストを出してからのプリンスの音は、黒人音楽性を高めて、解放に向けてひらかれていくようになった。それと反比例して、私はプリンスの作品に興味がなくなっていき、新譜を追うことはなくなってしまった。

●NPG MUSIC CLUB 公式サイト 英語
●NPG Prince Site 日本ファンサイト


05/08/01 ● PRINCE 『ラブ・シンボル』 1992

ブック・オフで250円。この値段もすごいなあ。
プリンスが名前をやめて変な記号を名乗った(?)時の最初のアルバム。当時、プリンスのアルバムを発表するペースは異様に早かった。フルアルバムなのかミニアルバムなのか、確かめようと思っているうちに、なぜかこれだけ買い損ねた作品だった。もう12年も前の作品になる。
アルバムタイトルになっていたのは、プリンスを表す記号だったので、「ラブ・シンボル」というアルバムタイトルは、日本で勝手につけたものだったと思う。
電車の中などで何度も通して聞いているのだが、印象に残らない。これといった一曲もない。プリンス臭さが薄められたような印象だ。もちろん歌詞の中身はわからない。プリンス全盛期にあった、あの、ひりひりするような切迫感が薄いのだ。ロックというより黒人ポップバンドの歌と演奏という感じだ。

●NPG MUSIC CLUB 公式サイト 英語
●NPG Prince Site 日本ファンサイト


05/08/01 ● SURF COASTERS 『 FLY!! BEST OF THE SURF COASTERS 』 2000

ブック・オフでこのバンドのアルバムがそれぞれ1000円で、数枚、並んでいたのでベスト盤を選んだ。
サーフコースターズを聴いてまず連想するのは、ベンチャーズだろう。といっても私はベンチャーズをまともに聴いたことはないので、どちらかというと、「キイハンター」のテーマ曲を思い出してしまった…。
このバンドは、ベンチャーズ奏法を基本としたギターメインのインストバンドのようなのだが、パロディやコピーとは違って、根底には攻撃的なロック根性というべきものがあって、ベンチャーズにこだわりながらも全体に新しい展開をみせている。
音圧と音質は明らかに現代のものだし、同じような音楽様式を採り入れている加山雄三絡みのハイパー・ランチャーズなどに比べても、もちろん年齢も親子ほど違うだろうし、育ちの悪い硬派なロック野郎といった印象を受ける。
ギターインストバンドが、フュージョンに陥らずにロックでいることは、非常に難しい。
サーフコースターズは、ベンチャーズという様式を用いながら、ロックでいることに成功した希なインストバンドだ。

●suefipn SURF COASTERS 公式サイト


05/08/08 ● 佐野元春 『 The Golden Ring  Live 1983-1994 』 1994

1983年から94年までの10年間にわたるライヴの軌跡を集めた3枚組。武蔵境の古書店で1659円。あんまりな値段だ。
今聴くと、キレイに古くなっている。音も丸く感じる。
というより、もともとロックというよりポップス路線だったのだなと感じた。
佐野元春に常に感じる欠損感は、アンチな暴力衝動の不在だ。
アンチな暴力衝動こそ、ロック表現の核となっているものだ、と私は思い込んでいる。
佐野元春の現実認識とか、皮膚感覚とかが独自なのはよくわかる。それらの認識や感覚は私には想像(直に体感)できないものなので、そこに佐野元春の面白さを感じているのだ。
その面白さに疾走感が加わると、それは至福の快感に変わる筈なのだ。しかし、佐野元春にはアンチな暴力衝動がないために、訊いている私としては、いつだって、欲求不満になってしまう。まるで最後のピースが最初っからないジグソーパズルのようだ。そしてパズルの画は、一目で理論が透けて見える、どうしようもなく陳腐な現代絵画となって立ち現れるのだ。

Moto's Web 公式サイト


05/08/23 ● The Street Sliders 『HOT MENU BEST OB THE STREET SLIDERS』 1998

バンド解散前に発表された2枚組ベスト、30曲入り。古書店で1360円。紙のケースが日焼けして見た目の損傷が著しい。
スライダースの活動期間は、1983年から1998年あたりだという。したがって、音源となるメディアは、前半が塩ビのレコードで、後半はCDだ。ちょうど期間的にも半々になる。解散してから今年あたりまでで7、8年になるので、また同じくらいの期間がたっている。2005年の現在はというと、既に音源メディアがCDではなくなってきている。CDの寿命は15年くらいしかもたなかったわけだ。
ほぼ編年順に並んだ曲を聴いていると、心の中に懐かしさが充満してきて、切なさにやられそうになる。音楽はやっかいな物だなと改めて感じた。
スライダースを最初に認識したのは、曽根中生監督作品の映画『夜をぶっとばせ』だったと思う。実際にバンドが出演してタイトル曲か「マスターベーション」だったかを演奏したシーンがあった。その時の印象は、悪そうな汚い顔だなあ、だった。それからアルバムが発売される毎に、買えるときは買い、買えない時は貸しレコード店から借りて、カセットテープに録音して、むさぼるように聞いていた。だからそんな思い出ばかり湧き上がってきて、あまり冷静に聞いていられないのだ。
スライダースの特徴というと、かったるいグルーブ感、となるのだが、透明感のあるメロディアスな曲も多い。今回、私は、スライダースのバラードが好きだったのだなとわかった。

SLIDERS 公式サイト


2005/08/29 ● KICK THE CAN CREW 『VITALIZER』 2002

ブック・オフで250円。いつもながらあんまりな値段だ。
メジャーでのファースト・フルアルバム。
このジャンルは、ラップというのだろうか、ヒップホップというのだろうか、知識のない私にはわからないが、テレビで見かけた限りなのだが、この手のバンドの中ではかなり音楽的なバンドだ。2曲目などはバックの音との組み合わせが意表をついて、笑いの寸前にかっこよさを保っている。
きっと、メンバーは楽器演奏もきちんと出来るのだろう。
語彙が豊富で韻も踏んであり、陳腐さを免れた自前の言葉になっている。
このスタイルは、時代の流行というよりは、このバンドにとっては必然だったと思わせるアルバムだ。
しかし、十数年前のいとうせいこうの「アストロノーツ」より新しいかというと、はなはだ疑問なのだ。
いとうせいこうに高木かんと藤原ひろしのコンビが加わって作られたあのアルバムは、怒濤のような言葉の投げつけが紛れもなくロックと化していた。

●KICK THE CAN CREW 公式サイト


2005/08/30 ● KICK THE CAN CREW 『GOOD MUSIC』 2004

サードアルバム。
1stを聴いた時の感激はなかった。すぐに飽きてしまった。
ギタリスト等のソロ演奏家の不在と、メロディラインの不在が避けられないラップ=ヒップポップのスタイルは、固定メンバーでは長続きはしないのか、と思う。
絶えず新しい人と、組み合わされることによってしか、前進しない音楽スタイルのような気がしてきた。
それとも、私が飽きっぽいのか…。

●KICK THE CAN CREW ワーナー公式サイト


2005/09/01 ● DAVID BOWIE 『 ZIGGY STARDUST The Motion Picture 』 1972/83/92

ディスク・ユニオンの中古で840円。
ボウイのCDでなぜかこれだけ持っていなかった。最近販売されているものは、コピー・コントロールCDだったので、普通のが欲しかったのだ。これで編集物を除いて、オリジナルアルバムは全部揃ってしまった。嬉しいやら悲しいやら、不思議な気持ちだ。
ボウイの活動のピークはメガヒットを飛ばした80年代ではなく、実際には70年代の10年間に限られる。その最初のピークを記録したのが、ZIGGY STARDUST The Motion Pictureだ。このCDは映画公開の10年後に発売されたサウンドトラックだ。
映画を観たとき、山本寛斎がデザインした衣装を身にまとったステージ上のボウイが、観客を醒めた視線で見つめながら歌い上げている姿が、印象的だった。ごりごりのハードロックなバンド演奏を背景に、歌い上げながらも酔っていない、陶酔感とは無縁の醒めたボウイに、ロックとは興奮ではなく覚醒を促すものなのだとか、勝手に思ったものだった。

●tvc15 非常に役に立つファンサイト


05/09/03 ● KICK THE CAN CREW 『MAGIC NUMBER』 2003

ブック・オフで750円。
2ndアルバム。3rdアルバムよりは、面白いかなといった印象。3枚まとめて聴くとしんどい。
この手のグループ(ラップとかヒップポップというのが、実はあんまり詳しくない)の中ではまともな方だと思う。
「まとも」と「まともじゃない」=「問題外」を、私は「ツッパリ度数」で線引きしている。
もちろん、まともなバンドほど、ツッパリ度数が低い。
そもそも現在、日本でラップとかヒップホップとかのグループをやっている連中の大半は、人種的に分類すると「ヤンキー」とか「ツッパリ」に当てはまる。
今はラッパーをやっているけれど、20〜30年前くらいなら、つなぎや学ランを着て、リーゼントにそり込みを入れた髪型で、「よろしく」を連呼する「ツッパリ・ロックンロール」をやっていたに違いない。
その証拠に、大抵のラッパーって、アッパラパーに見える。
彼等の作品にいたっては、非音楽的で歌詞はわらってしまうくらい紋切り型だ。
顔だって、どうみたって頭が悪そうだ。そして、困ったことに、ラーパー振る舞いに身をやつしているので、人が良さそうでもないのだ。
それらに比べると、KICK THE CAN CREW は、ツッパリヤンキー度が低い。
CDを聴いた限りでは、作品も音楽的だ。言葉の組み合わせには反射神経もある。機知にも富んでいるし、そこそこメロディもある。知的な感じがする。
バックトラックにも、いろいろ試みがあって、バレエティ豊富な楽しさがある。
しかし、3枚まとめて聴くと、飽きてしまう。
どうしてなのか考えてみたら、やっぱりリードとなる楽器演奏がないのと、印象に残るメロディラインが乏しいことが、70年代ロックで育ってきた私などには、もの足りないのだ。
1stから3rdまでの流れの中でみると、徐々にこなれてきたのか、最近のものになるほど、3人の掛け合い漫才的な笑える要素が増えてくる。ほんの少しだが、演劇、ラジオドラマ的な展開もある。それは、3人もMCがいるからだ。3人それぞれには、生得的な声の特徴以外に、専門性などはないから、核になるものがどうしても分散化してしまう。3人が主役では鬱陶しいのだ。主役が1人と、脇役が3人だけとでは、1人の主役の方がインパクトがある。だかか、遅かれ早かれ、ソロ化していくのだろう。
このジャンルの音楽は、常に新しい人材とセッション(最近の言葉とコラボ)を繰り返していかないと、新鮮さを保つのは難しそうだ。

●KICK THE CAN CREW ワーナー公式サイト


2005/09/13 ●United Future Organization 『X』 2002

ブックオフで例によって250円。
日本のバンドらしい。外人も含むDJ3人組らしい。
このアルバムはアコーステックが基調で、ジャズやボサノバ調の静かな曲が入っている。
ボーカル曲もあり、歌っているのは外人だ。
どこがDJなのか、わからない。リミックスとかでもないし…。
でも心地よい。

●united-future-organization 公式サイト
●United Future Organization ファンサイト


2005/09/30 ● 松平頼則 『ピアノとオーケストラのための主題と変奏 他』 1951〜59、2005

NAXOSの日本人作曲家選輯の1枚。
録音が50年代末といささか古い。
前半のピアノ中心の曲はメリハリがあって、クラシック初心者の私にも感情移入がしやすいのだが、後半は、武満徹風の和楽器効果音映画音楽のようで、苦手だ。

●NAXOS ナクソスレーベルの公式サイト、英語
●NAXOS JAPAN ナクソスの日本サイト


2005/10/06 ● 吉田拓郎 『 THE LIVE BEST 』 1971〜1993

ゴールデンベストという、フォーライフレコードの所属アーチストのベスト盤シリーズの一つで、拓郎のライブ音源で構成された2枚組。このシリーズで拓郎は他に「ひきがたり」の編集盤もある。
長い年月からの編集ものなので、やはり音の質感がバラバラだ。時代によって声もアレンジもまちまちだ。どうして編年体にしなかったのだろうか。その方が、違和感なく聴くことが出来る。
とはいえ名曲揃いだから、あまり気にせずに聴くことができる。その時々の時代を忠実に象徴しているアレンジが意外と多いことに笑う。言葉型の、良質なロックと言っていいだろう。
一番新しい音源で1993年だから、今から12年も前だ。もう少し新しい音源があるかと思っていたのだが、そうでもない。
90年代の拓郎は何をしていたのか、実は全く知らない。
しかし、先日行った、還暦一年前の拓郎のコンサートの方が、ここに集められたどの音源よりもパワフルだった。なにより声が出ていたのだ。そして丁寧に歌いあげていた。

●吉田拓郎 フォーライフの公式サイト
●吉田拓郎 竹田企画内ページ、公式サイト
●吉田拓郎 テイチクの公式サイト
●吉田拓郎関連サイト ファンの作った拓郎リンク集


2005/10/11 ● KOCANI ORKESTRAR 『 Alone At My Wedding 』2002

三鷹の中古盤屋で800円。
このバンドの全貌とか詳細は、まったくわからないのだが、私にとっては、4枚目の音源になる。
バンド名は同じでもメンバーが異なっているという説もある。
チォカリーアのような編成と人数なのだが、音はゆったりと安定し、イスラム調のヴォーカル曲が多い。
極端なところがないから安心して聴ける。シブイ、と表現してもいいのかもしれない。

●CramWorld / KOCANI ORKESTRAR レーベルのこのCDの紹介ページ。バンドの紹介と何曲か試聴も出来る。他のアーチストも豊富に紹介されている。


2005/10/11 ● THE DEBEN BHATTACHARYA COLLECTION 『 MUSIC ON THE GYPSY ROUTE vol.1 』1950〜1970/1997

民族音楽学者デーベン・バッタチャーリア編集による「ジプシーの道」の第1集。1枚目はアジアからヨーロッパへ。2枚目はスペインとフランス。三鷹の中古番屋で1200円。
全体像を把握するにはいいアルバム。スペイン編は、フラメンコ中心だ。
愉しむ音楽というより、素材。民族音楽通でないとのめり込めないかもしれない。で、私は民族音楽通ではない。

 


2005/10/11 ● THE DEBEN BHATTACHARYA COLLECTION 『 MUSIC ON THE GYPSY ROUTE vol.2 』1950〜1970/2000

民族音楽学者デーベン・バッタチャーリア編集による「ジプシーの道」の第2集。1枚目はハンガリーが中心。2枚目はルーマニア。三鷹の中古番屋で1200円。
昨今の、タラフ・ドゥ・ハイデュークスとどう違うのか、一聴しただけではよくわからない。時代もわからない。ツィンバロムとタラフが入っているという感じだ。

 


2005/10/22 ● DJABGO REINHARTDT 『DJABGO REINHARTDT 10CDset』2005

以前に買ったピアソラの10組と同じBOXシリーズ。例によってなんと1460円。タワーレコードで購入。
メイド・イン・ハンブルグとある。
ピアソラの10枚組は、初期から中期、晩年のライブ音源まで網羅されている全集と言うべき充実した内容だった。
こちらも期待して聴く。
そもそもがレコーディング時期が古く限られているので、音質は期待出来ないし、どれを聴いても同じような楽曲が多いと思っていたのだが、さすがに10枚組ともなると、バラエティに富んでいる。
今まで聴いたことのないようなパターンの曲も収録されており、楽しめる。

●membran membranレーベルの10CDSETシリーズのページ


2005/10/22 ● NUSRAT FATEH ALI KHAN 『VISIONS』2005

ポルトガルのゴールデン・スターズというレーベルの3枚組シリーズ。タワーレコードで1460円。私は、同じシリーズで、ジャンゴとピアソラを持っている。
どうでもいい廉価盤と思って購入したのだが、内容が充実している。
収録時間はそれぞれ40分程度だが、1枚目=ロックバンド形式の録音。2枚目=リミックス。3枚目=オーソドックスなカッワリースタイル。それぞれハーンの名曲が収録されており、内容が濃い。とってもお買い得な3枚組だ。ヌスラットの入門編としてもわかりやすい。

●情熱の炎 ヌスラット crisscross内ページ


2005/10/22 ● Va 『Carnet de voyages musicaux ASIA・EUROPE』 2002

アリオンというフランスの老舗民族音楽レーベルの2002年度版カタログCD。1680円。
ヨーロッパからアジアの26組のアーチストの楽曲が収められている。
このレーベルでは毎年、このようなカタログCDを何種類か出しているらしい。
ポップスから民族音楽の素材のような音楽まで、色々な形式の音楽が愉しめる。
最近のクレズマーも入っているようだ。

●arion-music 英語とフランス語


2005/10/24 ● ムッシュかまやつ 『 IN AND OUT 』1990

古書店で780円。1990年のアルバム、スパイダースカヴァー集の翌年だ。
当時はCDが一番高かった頃だ。このアルバムも3100円の定価がついている。
シティポップとしかいいようのない、力の抜けた音と言葉。
何も引っかからず、さらりさらりと耳を流れていく。
無国籍な音だが、あえていえば東京になるのだろう。
前年のスパイダースカヴァー集のような力の入った遊びがない。きっとこっちのほうが、この人の本質なのだろう。

●ムッシュかまやつ フォーライフレコードのアーチストページ


2005/11/2 ● UMEKICHI! 『お蔵だし名曲集』2004

ブックオフで1250円。関口義人の本で紹介されていたので購入。新田一郎プロデュースによるホーンアレンジが全編に展開しているというので、期待。
UMEKICHIとは梅吉と書くのか? 芸者さん風の人が、懐かしの歌謡曲を歌うカヴァー集。
彼女のことは全く知らない。彼女のレトロなストレート声をド派手なホーンアレンジが包み、完璧を目指したかのような隙きのない音楽が展開する。スタッフはとことんリキが入っている。
笑いの仕掛けもあるのだが、余白がないから、微笑めない。
こんだけ頑張っているけれど、最終的に、選曲の妙がすべてに勝っているアルバムだ。原曲のすばらしさに尽きる気がする。

●うめ吉公式サイト
●小学館アワー 四ッ谷二丁目宣伝部 宣伝会議


2005/11/1 ● SHINJI TAKEDA 『S』 1995

ブックオフで250円。関口義人のブラス音楽ガイドに載っていたので購入してみた。
俳優でお笑い番組にも出ている武田慎治だが、サックス奏者でもある。片手間や趣味の粋を越えたレベルだというので期待を持って聴いてみたが私には退屈だった。
ヴォーカル曲があったりと、アルバムとしては散漫な印象。全編、インストでハードに決めて欲しかったなと、物足りない感じがする。
それは多分武田に固有に音やフレーズがないからだろう。
とはいえ、10年も前のアルバムだ。その後の武田は、清志郎のバンドに参加したりと、活躍の幅を広げているので、演奏表現もかなり変化しているだろう。
今のアルバムはないか探してみようと思う。

●武田真治公式ファンクラブ 


2005/11/8 ● Va 『FANFARES EN DELIRE GOLDEN BRASS SUMMIT』2001

新宿タワーレコードで3550円。
ドイツのネットワーク・レーベルの、変形ジャケット2CDセット。このシリーズで、ロマ関連があと数枚出ているらしい。
本作は、グチャサミット40周年と記載されている。グチャサミットは、毎夏、セルビアはベオグラードから200キロ離れた、人口2000人の村で開催される、ブラスバンドの祭典だ。
錚々たるメンバーが演奏をしているのだが、私の耳では、ヴォーカルなどの特徴のあるもの以外、バンドを聞き分けることが出来ない。修行が足りないのだ…。
ブックレットの写真、グチャの原っぱに何万人も集まっている様子は壮観というか、別世界のようだ。

●NETWORK フランクフルトのレーベル。
●POP BIZ 在日イラン人主催のワールドミュージック輸入オンラインCD店。興業もやっているらしい。


2005/11/15 ● ヴィラ=ロボス 『花の組曲、ブラジルの詩 他』2000

タワーレコード新宿店で。
なぜか知らないが、気がついたら、私はナクソクのロボスを集めているようだ。
今回は、ピアノ作品集、第3集。
パーカッシブな曲調が気持ちいい。
もう少し、音がクリアならもっといいのだが…。こちらの再生装置の問題かもしれない。
多分、私は、ブラジル人であるロボスの、ヨーロッパの白人臭さのない曲調に、心地良さを感じているのだろう。
なんのことはない、クラシックの堅苦しさがないと言えばいいのか。


●NAXOS ナクソスレーベルの公式サイト、英語
●NAXOS JAPAN ナクソスの日本サイト


2005/11/15 ● Kayah & Bregovic 『 Kayah & Bregovic 』1999

吉祥寺タワーレコードでなんと305円。廃盤処理在庫でこの値段なのだそうだ。
前から探していたCDだったので、飛びつく。
ゴラン・ブレゴビッチが、Kayahという女性ボーカリストと組んで作った一枚。Kayahは、バルカンの人なのだろうか?
ライナーが英語、セルビア語、フランス語かドイツ語と、複数の言語で書かれていて、量が多く、ややこしい。
しかし、曲はほとんどが既知のもの。サントラやビルゴビッチの他のCDに入っているものばかりだ。
ゴラン・ブレゴビッチのCDは、サントラを除くと、こういう重複ものが多い。私はビルゴビッチ関連のCDをサントラも含めて7枚持っているが、オリジナルアルバムと言えるものは1枚しかない。

 


2005/11/15 ● Va 『 GYPSY MUSIC 』2005

4枚組なのに1985円。タワーレコード新宿店で。
ハンブルグのmembranレーベルだ。音源の年代は定かではなく、いろんな時代のものが混じっているようだ。
ハンガリー、トランシルバニア、ギリシア、アルバニア、セルビア、トルコ、アンダルシア、ルーマニア、バルカン、マケドニア各地からまんべんなく拾っている感じだが、オリジナル音源というよりは、ジプシーの曲を、ポップスオーケストラが演奏してみました、といった軽いものもある。
それなりに楽しめる。
ここのレーベルは、クラシックやジャズの古い音源をもとに、超廉価版のボックスセットばかり出しているようで注目だ。

●membran membranレーベルの4 CD Set with booklet incl.. シリーズのページ 


2005/11/23 ●THE BACK HORN 『産声チェインソー』 2005

中古屋で1000円。サンプル盤。
バックホーンの初ライブ盤。
MCがなまっている。北茨城か福島といって感じ。
昔、こういうパンクが、いくつもあったなあ、という感じ。
期待したより熱くなれない。

●THE BACK HORN 公式サイト


2005/12/14 ● Krachno Horo 『 Musiques Populaires De Bulgarie 』 1994

知人から借りる。フランス盤。
ブルガリアの音楽だということはわかった。
ロマミュージックかどうかもわからないが、一聴した限りでは、エレクトリックロマバンドといった感じ。
おなじみのロマ調のメロディと編成が、微妙に現代している。が、ロックというか前衛というか、若さといったものはあまりなく、演奏の達者さが目立つ。
アーチストについても、アルバムについても、何の情報もない。ネット検索すると、
http://liv-an-noz.ifrance.com/krachno_horo.htm
が見つかったが、見てもよくわからない。

 


2005/12/14 ● Ivo Papasov and his Orchestra 『 BALKANOLOGY 』1991

知人から借りる。カナダ盤。
ブルガリアン・ロマの巨匠、イヴォ・パパソフ・オーケスターの1991年度作品。
イヴォ・パパソフは、ロマミュージシャンの中では最もギャラの高いクラリネット奏者、だという。
このアルバムは、サックスのユリ・ユナコフとのコンビネーションが絶好調だったときの作品、だという。
世界的なワールドミュージックの盛り上がりの次期のアルバムながら、かなりJAZZ的なアプローチの音楽だ。
個人的にはもっと泥臭い、型の壊れた音楽のほうがいいと思っているのだが、これはこれでいい音楽だ。

 


2005/12/14 ● De DannanBallroom 『 Ballroom 』1987

知人から借りる。
アイリッシュトラッドフォーク、のようだ。
この手の特徴がないように感じるアイリッシュトラッドの女性ヴォーカルには、私はあんまり感応出来ないのだ。残念。

 


2005/12/14 ● Mariachi Ono Juvenil 『 Mariachi Ono Juvenil 』 1997

知人から借りる。メキシコ盤。
なんかわからないけど、メキシコのバンド。
ジャケットのイラストをスズキコージが担当。おそらくトムズボックスで販売していたものの残りだと思われる。すごく明るいというか軽いというか、薄い音だ。さずがに自殺者が世界で一番少ない国だ、と思わせる音楽だ。

 


2005/12/14 ● Yiorgos Mangas 『 Yiorgos Mangas 』 1985

知人から借りる。英国盤。
ギリシャ、クラリネット奏者Yiorgos Mangasのリーダーアルバム。インスト。
ドラムとエレキギターが入っている。その意味ではジャズと言えなくもないが、クラリネットのフレーズが、イスラミックな東欧調なので、ロマ音楽とも言えそうだ。

 


2005/12/14 ● ABE SCHWARTZ 『ABE SCHWARTZ Master of Klezmer Music Volum One - The First Recordings 1917 』 1987

知人から借りる。アメリカ盤。
Global Village Musicというレーベルのようだ。
ジャケットを見た限りでは、ABE SCHWARTZという人物は、フィドル奏者のようだ。
なんと、1917年の録音なので、モノラルで雑音も多く、音質は望めない。
しかし、クレズマー音楽の特徴は、このころ既に確立していたことがわかる。メロディも編成も、現在のものと変わらない。

 


2005/12/14 ● Think Of One 『 Naft 2 』 2000

知人から借りる。
言わずと知れたシンク・オヴ・ワンのセカンドアルバム。
こんなもんだ。楽しんでくれ。

 


2005/12/14 ● Kila 『 luna park 』 2003

知人から借りる。
言わずと知れたキーラの2003年のアルバム。
ゲルとかアイリッシュトラッドに思い入れはないけれど、それでも聞かせる質の高さがある。

 


05/12/24 ● 三柴 理 『ピアノで引き倒すロック・クラシックス』 2003

元「筋肉少女帯」で現「特撮」のキーボード。
友人のS君からCD−Rでのプレゼント。
私辺りの世代が盛り上がる選曲。

●ピアノのなせる業と神髄 公式サイト


05/12/24 ● 深町 純 『中島みゆき作品集』 2003

2作出ているうちの最初の盤。中島みゆきにあんまり興味がないので、聞きようがない。残念。
友人のS君よりCD−Rでプレゼント。

●CISUM by Jun Fukamachi 公式サイト


05/12/24 ● ファビオ・ビオンデディ&エウローパ・ガランテ 『 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」 』

そこそこエッジの聞いた音。友人のS君からCD−Rでのプレゼント。
 


2006/01/16 ● Emir Kusturica & the No Smoking Orchestra 『 LIVE is a MIRACLE in BUENOS AIRES 』 2005

不良オヤジ達が、好き勝手にかっこつけてるといった感じで気持ちがいい。演奏はライブだから荒い。が、気持ちがいい。

● the Nosmoking Orchestra 


2006/01/15 ● BOBAN MARKOVIC ORKESTRA FEAT. MARKO MARKOVIC『 THE PROMISE THE KING OF BALKAN BRASS』 2005

新譜で購入。ボバンマルコビッチ・オーケスターの最新作。息子のマルコをフィーチャーしている。
力強くかっこいい曲ばかり。聴けば聞くほど、いいなああと思う。チォカリーアより好きかも知れない。そう思って他のアルバムを探すが、一向に店頭には見つからない。

 


2006/01/19 ● VA. 『Romania & Hungary』 1996

ルーマニアとハンガリーのロマバンドのオムニバスCD。輸入盤。民族音楽レーベルの一枚らしい。中古屋で600円。ツィゴイネルなどの弦楽器編成の楽曲が集められている。音もいい。

 


2006/01/04 ● Osmanli Marslari 『Muammer Karabey Koleksiyonu』 1910〜30

オスマントルコ軍楽隊のオムニバス。モノラル。
英文の分厚いブックレット付き。
ムアメール・カラベイという人のコレクション(78回転のレコード)からのCD化。
資料的な価値の高いCDではある。

 


2006/01/23 ● LOVE AND ROCKETS 『 SWEET F.A 』1996

中古屋で980円。
ラブロケの6枚目のアルバム。
ほとんど情報を持っていないので、何枚アルバムがでているのかもわからないが、見つけたら買うという感じ。
この手を音が体に染みついているんだなと、感じる。
なんにもしなくても愛聴盤になってしまう。

 


2006/01/27 ● 友川カズキ 『 ライブ2005−−大阪・バナナホール 』 2006

新譜。友川カズキ・トリオが炸裂。
MCもいい。
私は石塚俊が好きなんだなと改めて感じた。

●友川かずき ファンが管理する公式HP


2006/01/28 ● SEU JORGE 『 THE LIFE AQUATIC STUDIO SESSIONS FEATURING SEU JORGE 』

「ライフアクアティック」という映画のサントラから派生したアルバム。セウ・ジョルジュ新進気鋭?のボサノバの人。この映画にも出演し、歌と演奏シーンもある。あこのCDは、全14曲中13曲が、デビッド・ボウイの曲が占めている。それも、ジギースターダストまでの曲だ。だから購入したのだが、アコギ一本でボサノバ風に弾き語りされるボウイの曲は、ボウイの本質の一つであるフニャフニャ感が浮き彫りになって面白い。

●seu jorge プランクトンのページ
●seu jorge 公式サイト、英語、ポルトガル語


2006/02/28 ● VA 『 FUJI ROCK FESTIVAL '98 in TOKYO LIVE 』 1998

2枚組。ブックオフで700円。
いまいち。知っているバンドも多いが、バイブスに馴染みがない、とでも言おうか。

●fujirockfestival 公式サイト


2006/03/08 ● Miles Davis 『JUST SQUEEZE ME Miles Davis 10 CD BOX 』 2006

10枚組、1480円シリーズの一つ。往年のモダンジャム時代のアルバムが10枚入っている。実はジャズはそんなに好きではないが、つい買ってしまった。マイルスに関しては、70年代以降のエレクトリックサウンドか聞き始めたので、耳が、そっちよりになっている。が、充分に聴き応えはある。音もいい。

●membran Category: Wallet 10 CD Set  


2006/03/08 ● TRABAND 『10 LET NA CESTE』2006

新宿、ターワーレコードで現物を見つけて、即購入。
これまで、フリーサンプルでダウンロードした音源しか持っていなかったので、音質の良さが身にしみる。
元気のいい、若いバンド、といった感じの勢い。
こうしてちゃんと聞くと、演奏もしっかりしている。
一昨年の渋谷ライブよりは、格段にうまく安定した感じ。

●TRABAND 公式サイト。チェコ語と英語
●indiesrec.cz このライブ盤の発売レーベル


2006/03/24 ● AEROSMITH 『 NINE LIVES 』1997

ブックオフで250円。
ロックらしいロックを聴きたくなって買ったのだがいまいち。
アメリカンハードロックは性に合わないようだ。

●Aerosmith ソニーミュージックによる公式サイト


2006/03/24 ● ROLLING STONES 『 BRIDG TO BABYLON 』1997

ロックらしいロックを聴きたくて買ったのだが、ちっともよくない。つまらない。ブックオフで750円。

●ストーンズマニア 日本ファンサイト


2006/03/25 ● BUCK-TICK 『 ONE LIFE, ONE DEAHT CUT UP 』 2001

ブックオフで1350円。二枚組ライブ。
バクチクのCDで買い漏らしていたライブ。
安っぽい、どうしようもなくチープなところがいい。

●バクチク公式サイト 


2006/04/10 ● エレファント・カシマシ 『 生活 』 1991

持っていたと思っていたら、テープだけで、その昔、レンタルで録音しただけだったみたいだ。ということで、買い漏れを補う、という買い方。古本屋で1250円。
エレカシの4枚目だ。この辺りで、私は一時期、エレカシに見切りをつけたのだ。今聴くと、当時の気持ちもわかる。閉塞感の中に埋没しているようなアルバム。吠え方が足りない。以後、エレカシは、そのような状況から抜け出せずにずーっとやっていくことになる。

●エレファント・カシマシ 公式サイト


2006/04/11 ● 『 “ムッシュー”かまやつひろしの世界 』 1970/2000

1970年に発表されたレコードに、スパイダース時代のかまやつひろしのベスト曲をボーナストラックとして加え、2000年にリマスターされたCD。中古で1950円。
ゲストメンバーが豪華。歌で故安井かずみ、なかにしれい、父親のティーブかまやつ、などが参加している。
英語楽曲へのあこがれと、かまやつひろしの、軽妙なポップセンスがつまった小品集。
前衛的というかいい加減というか、面白い試みも、普通にやっている。

●GSのCD再発情報 スパイダース編 GS資料サイト、カルト・モーニング・ムーン内ページ


2006/04/27 ● エレファントカシマシ 『 日本 夏 』 2006

知人よりCD−Rでコピー。限定発売のライヴ盤。
実は、4枚目くらいまでしか、エレカシはちゃんと聞いていない。が、ライブだとみんなよくきこえる。スタジオ録音だと、閉塞感が増して聞くのが辛かったのだが、ライブだと開放感がある。それはライブがやはり身体的な営みだからだろうか。入手して以来、繰り返し聞いている。特に歌詞の決定していない、「歴史前夜」が印象深い。コトバが定まっていないぶん、可能性が開かれている気がして、聞いていて気分が高揚するのだ。といっても、決定稿を知ってから聞いているのだが…。

●エレファント・カシマシ 公式サイト
●エレファントカシマシ入門サイト ファンサイト。


2006/04/27 ● エレファントカシマシ 『 野音 秋 』 2006

知人よりCD−Rでコピー。限定発売のライヴ盤。
思ったよりずっと演奏が上手なバンドだったのだと思い直す。
というより、プロとして平均的なレベルにはあるのだろう。
ライブならではの、アドリブの広がり、ってものには乏しいのだが、それでも、スタジオ盤よりは、ずっと自由度が増している気がする。真っ当な日本語の、真っ当なロックバンドだ。

●エレファント・カシマシ 公式サイト


2006/05/01 ● BRAIN DRIVE 『 完全驚異 』 1992

古書店で300円で買う。ジャケットから音が想像できたのだが、唄があるとは思わなかった。ちゃっちい、というのが最初の印象で、聞き終わったあとも、その印象には代わりがなかった。多分、二度と聞かないな。

●Brain Drive 公式サイト 


2006/05/01 ● THE MODS 『 LEATHER FILE 1981−1991 』 1991

今聴くと、丸くて野暮ったい。どこがロックなんだというくらい音が丸いし、甘ったるい。

●THE MODS 公式サイト 


2006/05/11 ● 大木正夫 『 交響曲 第5番「広島」・日本狂詩曲 』 1938/53/2005

ナクソスの日本人作曲家シリーズ。
あんまりピンと来ないのは、聞き込み方が足りないせいか。

●NAXSOS JAPAN 


2006/05/11 ● 伊福部昭 『管弦楽選集』 /77/80/87

亡くなったメモリアルで、1500円前後で安売りしていた。
クラシック的にはどうなのか全くわからないが、私的には、非常にピンときて聞きやすい。わかりやすく耳に入っている音楽だ。

●伊福部昭の小屋 ファンサイト
●伊福部昭 映画音楽と純粋音楽 ファンサイト


2006/7/18 ● 所ジョージ 『僕の犬』1997

古書店で、1000円。いつものように、クニ河内がアレンジ。バックの演奏はスキがなく良質。声は駄目で貸しはくだらない、豪華ゲスト。贅沢で無駄な一枚。

●所ジョージ公式サイト 


2006/07/18 ● DOWN TOWN BOOGIE WOOGIE BAND 『 Once Upon a Time In YOKOHAMA 』1987

古書店で、1280円。1987年の一ヶ月限定再結成時のアルバム。
宇崎以外のボーカル曲もあるせいか、ベスト盤的な選曲にも関わらず、ゆるい印象。
とにかく、かっこよさ、を追求した、歌謡ロック。どういったことがかっこいいとされていたのか、どういう男と女がかっこいとされていたのか、どういう台詞を履く人間がかっこいいとされていたのか、がわかるアルバム。というか、このバンドがかっこつけバンドだったことを、実は初めて認識した。まあ、そもそもアルバムとして聴いたのは初めてだから。

●宇崎竜童オフィシャルサイト 
●ダウン・タウン・ブギ・ウギ・バンド・リヴァイヴァル 


2006/07/22 ● 石川セリ 『 翼 武満徹ポップ・ソングス 』1996

独特の美しい声だけれど、アレンジもメロディも、きれいに古い。中古。

●青いりんご 石川セリコレクション 井上陽水ファンサイト


2006/07/25 ● 武満徹 『 鳥たちは星形の庭に降りる 他 』 2006

ナクソスの日本人作曲家シリーズの一枚。新譜。
やはり私には、武満徹がわからない。ピントこないのだ。中心がないというか、きっと私の場合、この主の音楽は、展開やメロディを全部覚えてからでないと、楽しめないのかもしれない。

●NAXSOS JAPAN 


2006/07/25 ● TRAF DE HAIDOUKS ● 『 タラフの果てしなき冒険 』dvd+cd 2006

DVDとライブCDの二枚組。新譜で購入。が、生憎、パソコンのドライヴが調子悪く、DVDの画面は出るのだが音が出ない。最低だ。 タラフの演奏は最高だ。円熟といった貫禄がある。とにかく楽しげに演奏している。音楽を謳歌している人達がいる、という感じ。

●plankton タラフのページ 


2006/07/29 ● PANTA & HAL 『 LIVE! 1980 11.2 』 2006

浦和ロックコンサートというものがあって、それの録音が、最近になってCDでシリーズ化されている。その中の一枚。新譜。
1980年のライブだが、既出の『TKO NIGHT LIGHT』の数ヶ月あとのライブにも拘わらず、アレンジがかなり変化している。このころが一番、音楽的に豊だったか。長続きしないのが、日本的というか…。日本語発音に素直で自然なメロディに乗った、不自然な日本語歌詞。陳腐な歌の世界が展開するのだけど、そこが面白い。未だにかっこよさがどこにあるのか、私にはわからないのだが…。

●FLYING PUBLISHER パンタの元所属レーベル兼事務所
●ウラワ・ロックンロール・センター 


2006/08/04 ● PANTA & 中川五郎 with SKi 『 FOR A LIFE 』 2006

パンタと中川五郎と制服向上委員会の反戦歌?二枚目。1000円。
ベタベタの中身だけど、本人達はどこまで本気なのか…。
このストレートな反戦風フォーク的な歌はなんなのだろうか?
遊びなのかまじめなのか、そこがはっきりしないところが、今風のスタンスなのか。

●制服向上委員会公式サイト 
●中川五郎オフィシャルサイト 
●FLYING PUBLISHER パンタの元所属レーベル兼事務所


2006/08/04 ● 高田渡・漣 『 27/03/03 』2006

新譜。身の丈にあった反骨フォーク。いせやの前からいなくなって、一年がたつ………

 


2006/08/04 ● かまやつひろし 『 フラグランス 』1991

中古。フォーライフ時代の、AOR路線の一枚。私的にはドーデもいいのだけれども、おしゃれというものを追求したアルバム。笠井きみこ、森山良子とか今井美樹とか、女性とのデュエットが多い。

●ムッシュかまやつ 所属プロダクションのページ
●ムッシュかまやつ フォーライフレコードの公式ページ


2006/08/06 ● THE STREET SLIDERS 『 THE LIVE! HEAVEN AND HELL 』 1987

アナログ盤で持っていたアルバムだが、CDを中古で1000円。
いいロックなのだが、今の私にはしっくり来ないのは、どうしてだろうか。

SLIDERS 公式サイト


2006/08/10 ● シノラマ 『 3つのウソと5時の鐘 』1994

中古で900円。石塚俊明のバンド。
94年の作品なのだが、70年代の前衛というか、芸術寄りというか、ビートと面白みに欠ける音楽。

●PSF|Modern Music 
●石塚俊明公式サイト 


2006/08/10 ● かまやつひろし 『 オリジナル・ムッシュ・ファーストライヴ/スタジオ・ムッシュ 』

中古で2400円。1978年のクロコダイルでのライブ・アルバム『ファースト・ライブ』と、1979年の『スタジオ・ムッシュ』という2枚LPを1枚のCDにカップリングしたもの。以前、ここで紹介した『ベスト・アルバム』と半分がダブっている。とにかく、かまやつひろしのアルバムは、旧作の再録や新録が多いし、ベスト的なCDが多い。中身はというと、ひじょうにいい。78年のライブなどは、当時の他のバンドと比べて、アレンジも演奏技術も、多分、ダントツに、ポップロックしていたと断言出来る。パンタ&ハルも、普通だなと感じてしまうほどだ。

●ムッシュかまやつ 所属プロダクションのページ
●ムッシュかまやつ フォーライフレコードの公式ページ


2006/08/18 ● Gipsykings 『 THE BEST OF GIPSYKINGS “DJOBI,DJOBA” 』1983

中古で1000円。実はジプシー・キングスを聴くのは初めてだ。これまでラジオなどで耳にしていたものは、リミックスされたものだったようだ。原曲は、かなり素朴な音で、ジプシーギター歌謡そのものだ。切なく、いい。

 


2006/08/26 ● 03『 03 』2003

前からずっと気になっていたバンドのファースト。CCCDだがブックオフで750円だったので購入する。
v、gが女。bが黒人。dがそうる透の4人組。vは言葉もメロも直球ロック。演奏は音楽的なラウドロック。直球ロックも女の時代なのか!

●03公式ネット 


2006/08/27 ● 03『 monster 』 2004

古書店で1880円。ロフトでのライブ映像を収録したDVDつきの2ndアルバム。
CCCDなのが気に入らないが、おとついからの勢いで。 まだ2枚しかアルバムを出していないようだが、ヴォーカルとギターがこのバンドでデビューの若い女性。リズム隊の男二人が、百戦錬磨の重鎮だ。ベースがなぜかT.M.スティーブンスで、ドラムで多分リーダーなのが、そうる透。という年齢差の大きなバンド。 英語も多用しているけど、基本的に、違和感を原動力にした日本語ロック。1stよりも、歌詞が聴き取りやすい。批評的な語彙も、耳に抵抗なく入ってくるのは、女ヴォーカルだからか。多分、歌詞はヴォーカルが作っているようだ。巻き舌もコブシも歯切れのいいロックになって、ビシビシ、投げつけられる。 恋愛も自己愛も出てこないのが気持ちいい。 しかし、2004年の発売で、1stから1年後なのに、既にちょっと失速している感じが心配。その後、新譜は出ていないようだ。 1977年頃、パンクロックを聴いていた私は、それを日本に置き換えて日本語パンクロックを待望していた。 当時夢想していた日本語パンクロックは、きっと03のような感じだった、という意味である種の懐かしさを感じる。 PYGの「自由に歩いて愛して」をカヴァーしているが、原曲の方がかっこいい。残念。

●03公式ネット 


2006/09/01 ● The Timers 『 復活!! 』 1995

ブックオフで1350円。買い漏らしていたCD。現在清志郎は、喉頭癌で闘病中だ!!!!!
歌詞が力を持っている杞憂なロックだ。

 


2006/09/01 ● BUCK-TICK 『 十三階は月光 』2005

ブックオフで2600円。DVDツキ。取り合えず現在の新譜。
世の中の流れとは無関係に、尖ってきたら、結果、マンガチックになってしまった。20年前の戸川純の音楽のようだ。
小品に良い曲があるが、全体的にはいまいちか。

 


2006/09/08 ● 所ジョージ 『 DISH 』2001

ブックオフで250円。
所ジョージのアルバムには、必ず純粋にいい曲が一曲はある。力が抜けていて、ほっとする曲が多く、私は昔から好きなのだ。

 


2006/09/08 ● Ojos de Brujo 『 Bari 』2003

ブックオフで250円。スペインのバンド。フラメンコのダンスミックスというか、現代的なアプローチをした若いバンド。関口義人の本でも取り上げられていたので、買ってみた。最初に聴いたときはつまらないなと思ったが、何度かきくうちに意外と気に入ってきた。

 


2006/09/11 ● 『 Enter the Panther 赤 』 2003

ブックオフで750円。この年に3回ほどライブを復活させたショーケンが、それに合わせて出した2枚のベスト盤のうちの、ワーナー時代の、つまりは最後の2枚からのベスト盤。当時は聴くに堪えない感じがしたが、今は結構聴くことが出来る。なんか結構、演歌体質というか、1stソロの『惚れた』に通じるところがあると、思った。また、初めて聴く曲が2曲あった。

 


2006/09/11 ● ギドン・クレーメル 『 ピアソラ ブエノスアイレスのマリア 』1998

ブックオフで1950円。二枚組。クレーメルのピアソラの中で買い漏らしていた一枚。歌が多く、たるい感じがするが、やっぱりクレーメルのピアソラは、電気が感電するみたいでいい。

 


2006/09/15 ● オリジナル・サウンドトラック 『 愛より強い旅 』 トニー・ガトリフ 2004

ブックオフで750円で発見。迷わず買う。CDだけ聴くと、良い音楽CDだ。映画を見たときは、ヘッドホーンミュージック的で、ちょっとなあと思ったのだが…。

 


2006/09/22 ● david bowie vs 808state 『 sound+vision remix 』1991

中古で250円。ボウイの「sound+vision」を808stateが、4通りにリミックスした4曲入り?シングル。むかし、30センチLPで出ていた奴だと思う。今聴くと退屈だ。仕方がないか…。

 


2006/09/22 ● dip in the pool 『 Wonder 8 』 1997

中古で250円。甲田ま也子
買ってはみたものの、一回聴いて、多分それっきり。何も思い出さない…

 


2006/09/26 ● triny 『 gipsy streams 』2001

中古で250円。チェコのジプシー系女性コーラス3人組。プロデュースは、パティ・スミス・グループのギター。
関口義人の本でも取り上げられていたので買ってみた。

 


2006/09/26 ● Shakespears Sister 『 Hormonally Yours 』 1992

中古で250円。ユーリズミックスのデイブ・ステュワートの奥さんになった、元バナナラマのシボーン・ファーフェイとマルセラ・デトロイトのユニット。
こういう尖った、女ロックも好きなテイストの一つだった、ということを確認した。でも、今更、あんまり聴かないだろうな。古いアルバムだし。

 


2006/09/26 ● original soundtrack 『 HEDWIG AND THE ANGRY INCH 』2001

中古で250円。サントラ盤。
中途半端に尽きる。すんごくつまらなかった。

 


2006/10/03 ● 友川かずき 『 俺の裡で鳴り止まない詩 』 1978

中古だが、廃盤ということで2480円。
中原中也の詩に友川が曲をつけた作品集。アレンジがちゃんとしてあって、メロディもニューミュージックっぽい。まだ友川かずきが出来上がる前の作品群という感じだ。

 


2006/10/04 ● CHABO BAND 『 SOUL TO SOUL Live at Hibiya Yaon 』 1997

中古で1480円。気がついたら、十年くらい前のライブだ。結局、このテイストが私には染みついているのだ、ということがはっきりとわかった。

 


2006/10/06 ● 忌野清志郎 『 夢助 』 2006

喉頭癌カミングアウト直前のメンフィス録音。歌も歌詞もいい。メロディもいい。しかし、アレンジが…、バックの音がつまらない。その結果、アルバム全体の印象もつまらないものになっている。最近、You Tubedeで見た、1976年のライブ映像の衝撃は何倍もあったのに。

 


2006/10/06 ● Marc Bolan & T-rex 『 The Final Cuts 』 1977/2006

長らく行方不明になっていたラスト録音のマスターテープが発見されて、CD化されたもの。半分くらいが既知の曲だが、ファンとしては嬉しいかな。アルバムとしてのまとまりは皆無。やはり全盛期の方がポップで新鮮。このCDはあきらかに古いのだ。

 


2006/10/13 ● 忌野清志郎&仲井戸麗市 『 GLAD ALL OVER 』1994

中古で3千円ちょっと。RC解散後何年かして、清志郎と仲井戸が再開しての野音のライブ、3枚組。ちょっと評価しづらい。個人的には、仲井戸麗市加入前のナンバーが、聴けるのが嬉しいのだ。しかし、RCの音源は音が悪い。どうしてだろうか。ところで、喉頭癌で闘病中の清志郎は、どうなっているのだ? 元気なのか?

 


2006/10/23 ● 玉置浩二『 カフェ・ジャパン 』1995

古書店で880円。安全地帯も聴いたことがなかったが、初めて聴く玉置浩二のアルバム。十年以上も前の作品だが、きちんとした作品だった。やけに真っ当な人生応援歌だ。コトバも聞き取りやすいし、このところナーバスになっているので、泣きそうになる。

 


2006/10/25 ● P.K.O 『 P.K.O LIVE IN JAPAN 』 2006-1993/1994

新譜。パンタと鈴木慶一のユニット。パンタ、慶一、オーガニゼイションを略してP.K.O。
想像はついていたが、鈴木慶一はライヴ向きではない。貧弱な声が、あまりにへなちょこで、これはロックにもなっていない、と言う感じ。パンタの声もいまいち、出ていない。調子がいいとは言い難い。しかし、ファンとしては嬉しいのだ。結局、パンタ主導の曲のみで編集してCDを焼きそうなのだが、WMPでは、曲名がクレジットされないのだった。どうしようか…。

 


2006/10/26 ● 所ジョージ 『 LIVE 絶滅の危機 』 2000

2枚組。中古で1180円。以前から欲しかったのだが、新譜で買う気にはなれず、中古を探していた。
いつものように坂崎幸之助全面バックアップのアルバム。前半が、坂崎とのアコースティック編。後半が、バンドを従えた演奏。しかし、歌と演奏の時間より語りの時間の方がはるかに長い。パソコンに取り込んで、演奏だけまとめたいのだがどうしたらいいのか。

 


2006/10/28 ● 松田優作 『 Yusaku Matsuda 1978-1987 』 1997

故松田優作のベスト盤。中古で1180円。
死んで20年くらいになるのか。
前半が、オーソドックスなブルースを基調にした楽曲。後半が、梅林茂・EXとの、ニューウェイブな楽曲。
松田優作の音源は、ライブ盤しか聴いたことがなかったが、スタジオ盤は意外にも丁寧に歌っている。が、いかんせん、松田の歌唱力は、声量も表現力にも乏しい。本人は狙っていないだろうが、二流感が漂い、なんかもの悲しいのだ。後半のニューウェイブにチャレンジした楽曲も、成功しているとは言い難い。松田の声質もキャラクターも、ニューウェイブにはほど遠かったのだから、当然と言えば当然だ。俳優としてもシンガーとしても居場所のない、比類のないくらい過剰な自我を持て余して、いろんなことに手を出しては、その全てが半端に終わった悲劇の人のように思える。ショーケンが無意識の人なら、松田優作は自意識の漲った意識の人だった。

 


2006/10/31 ● Rolling Stones 『 The best of the Rolling Stones Jump Back '71 '93 』 1993

中古で1050円。急にストーンズが聴きたくなって、ブックオフで買う。年代的にも、一番私が聴いていた頃のベスト。このころのストーンズには間違いがない。近年のストーンズは、ちっとも面白くないのだが…。ただし、非常にケースが汚れていた。


 


2006/11/20 ● KIYOSHIRO & 2・3'S 『 Music From POWER HOUSE 』1993

中古で750円。









 


2006/11/27 ● 中島みゆき 『ベストアルバム 大吟醸』 1996

中古で780円。









 


2006/11/27 ● BOOM BOOM SATELLITES 『UMBRA』2001

中古で530円。









 


2006/11/27 ● J.GEILS BAND 『 FLASHBACK-THE BEST J.GEILS BAND 』1991

中古で750円。









 


2006/11/27 ● BRUCE SPRINGSTEEN 『 GREATEST HITS 』1995

中古で250円。









●Bruce Springsteen 日本のレコード会社ソニーによる公式サイト


2006/11/27 ● BRUCE SPRINGSTEEN 『 THE RISING 』 2002

中古で250円。









●Bruce Springsteen 日本のレコード会社ソニーによる公式サイト


2006/11/28 ● THEY MIGHT BE GIANTS 『 Severe Tire Damage 』1998

中古で700円。
やっぱりこの手のポップロックが一番ピンとくるみたいだ。








 


2006/11/28 ● THEY MIGHT BE GIANTS 『 MINK CAR 』 2001

中古で700円。









 


2006/12/1 ● BRUCE SPRINGSTEEN 『 the ghost of tom joad 』  1995

ブックオフで250円。









●Bruce Springsteen 日本のレコード会社ソニーによる公式サイト


2006/12/01 ● BRUCE SPRINGSTEEN 『 LUCKY TOWN 』 1992

ブックオフで250円。









●Bruce Springsteen 日本のレコード会社ソニーによる公式サイト


2006/12/01 ● BLUR   『 MODERN LIFE IS RUBBISH 』 1993

ブックオフで250円。
マンチェスターのレトロファンク・シーン出身のBlurということだが、XTCやTMBGより遅い感じがする。ヴォーカルがボウイっぽい曲があって、私好みではある。

●blur 英、公式サイト


2006/12/02 ● BLUR  『 PARKLFE 』 1994

ブックオフで250円。
マンチェスターのレトロファンク・シーン出身のBlurということだが、XTCやTMBGより遅い感じがする。ヴォーカルがボウイっぽい曲があって、私好みではある。

●blur 英、公式サイト


2006/12/02 ● LINKIN PARK  『 IN THE END 』 2002

ブックオフで250円。
2000年デビューのアメリカ、LA出身のバンド。シングル「イン・ジ・エンド」に未発表曲を含むアルバム未収録の楽曲3曲、ライヴのベスト・テイク3曲を収録した初のミニ・アルバム。ミクスチャー・ニューメタルというジャンルらしいが、音楽としての音幅はちっちゃい。

●LINKIN PARK / リンキン・パーク ワーナーレーベルの公式サイト


2006/12/02 ● DAVID SYLVIAN  『 GONE TO EARTH 』 1986

ブックオフで750円。
ずいぶん前のデビシルの3rdアルバム。
ポップなような静かなような、インプロビのような、まだ、路線の決まらない頃のアルバムだ。

●DAVID SYLVIAN 公式サイト、英語、字がちっちゃくて見づらい。


2006/12/04 ● QUEEN 『 GREATEST HITS 』 2001

古書店で980円。
QEENの活動を、前期と後期にわけた、前期のベストアルバム。懐かしい曲が詰まっている。思春期が蘇る。
私のリスナー出発点の一つが、このバンドだ。今聴いてもポップで古くなっていない。

●Queen online.com 公式サイト 英語


2006/12/04 ● Leningrad Cowboys 『 We Cum From Brookliyn 』 1992

古書店で530円。
実は意外に普通の素朴なロックンロールが多い。
全部で何枚出ているのか知らないが、入手したのは、これで3枚目だ。
バッタな曲が、私の好みだ。
実体は不明。フィンランドのバンド。映画がヒット?し、日本にもマニアックなファンが多い。未だにファンをやっているのが、私だったりする。

●Leningrad Cowboys フィンランドの公式サイト


2006/12/04 ● Sadistic Mikaela Band 『 ナルキッソス 』 2006

友人よりCD−R。
ロックポップなアルバム。桐島カレンより、木村カエラのほうがずっといい。
幸宏のポップセンスが光る、気がするのは、幸宏ファンだからか。
ロックポップというものは、こういうものだと、百戦錬磨の大人が、お手本を示したような作品群。
現役でロックなのか、どうかは、わからない。

●Sadistic Mikaela Band 再々結成ミカバンド公式サイト


2006/12/08 ● THE BEATLES 『 LET IE BE… NAKED 』 2003

中古で880円。1970年に発表されたアルバム『LET IE BE』から、ストリングスなどの余計なもの?を取り払い、メンバーの当初の作りたかったものに近づけた形に、作り直された作品。意味があるのかないのかわからない、録音現場の実況みたいなCDがもう一枚ついている。
音が結構、粗い感じで、その分、妙に古い。その古さのためか、デモテープのような印象を受ける。

●ザ・ビートルズ 日本オフィシャルサイト 


2006/12/08 ● THE BEATLES 『 1 』 2000

中古で1280円。英国、米国でナンバー1ヒットに輝いたシングルを集めたベスト盤。
リマスターされたせいか、音がとってもいい。世界で一番初めの発明が、いっぱい詰まっている。やぱりビートルズはすごい。世代が違うので、リアルタイムでは知らないし、私としてはウィングスなのだが…。

●ザ・ビートルズ 日本オフィシャルサイト 


2006/12/12 ● パンタ 『 反逆の軌跡 』 1985

中古屋で2310円。意外と地味な内容。スローテンポで、高音声の曲が多い。CD未入手はあと五枚。









● PANTAX'S WORLD  パンタの公式サイト


2006/12/19 ● 『美空ひばり トリビュート』 2000











 


2006/12/24 ● PANTA 『 CACA 』 2006

新譜。随分久しぶりのバンド編成のスタジオ録音。









●NACHT MUSIK 2ND 熱狂的なファンの素晴らしいサイト


2006/12/29 ● The BEATLES 『 The BEATLES 』 1968

いわゆる「ホワイトアルバム」、二枚組だ。中古で1980円。









 
●ザ・ビートルズ 日本オフィシャルサイト 


2007/01/05 ● VILLA-LOBOS 『 par lui-meme 』1991(1954〜59)

ヴィラ・ロボス本人の演奏もあるという、6枚組のCD。モノラルらしいが、ちょっとした全集みたいな感じもしないでもない。今年最初に購入したCD。









 


2007/01/09 ● RC SUCCESSION 『 HARD FOLK SUCCESSION 』1982/1998

中古で1000円。RCの最初の二枚のアルバムと当時のシングル盤から構成。その昔、LPで出ていたもののCD化されたもの。









●地味変 忌野清志郎公式HP


2007/01/02 ● The BEATLES 『 PLEASE PLEASE ME 』 1963

知人よりCD−Rで。









 
●ザ・ビートルズ 日本オフィシャルサイト 


2007/01/02 ● The BEATLES 『 WITH THE BEATLES 』 1963

知人よりCD−Rで。









 
●ザ・ビートルズ 日本オフィシャルサイト 


2007/01/12 ● The BEATLES 『 A HARD DAY'S NIGHT 』 1964

ブック・オフ、中古で1650円。









 
●ザ・ビートルズ 日本オフィシャルサイト 


2007/01/12 ● The BEATLES 『 BEATLES FOR SALE 』 1964

ブック・オフ、中古で1650円。









 
●ザ・ビートルズ 日本オフィシャルサイト 


2007/01/02 ● The BEATLES 『 HELP! 』 1965

知人よりCD−Rで。









 
●ザ・ビートルズ 日本オフィシャルサイト 


2007/01/02 ● The BEATLES 『 RUBBER SOUL 』 1965

知人よりCD−Rで。









 
●ザ・ビートルズ 日本オフィシャルサイト 


2007/01/02 ● The BEATLES 『 REVOLVER 』 1966

知人よりCD−Rで。









 
●ザ・ビートルズ 日本オフィシャルサイト 


2007/01/02 ● The BEATLES 『 SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND 』 1967

知人よりCD−Rで。









 
●ザ・ビートルズ 日本オフィシャルサイト 


2007/01/02 ● The BEATLES 『 YELLOW SUBMARINE 』 1969

知人よりCD−Rで。









 
●ザ・ビートルズ 日本オフィシャルサイト 


2007/01/02 ● The BEATLES 『 MAGICAL MYSTERY TOUR 』 1967

知人よりCD−Rで。









 
●ザ・ビートルズ 日本オフィシャルサイト 


2007/01/02 ● The BEATLES 『 ABBEY ROAD 』 1969

知人よりCD−Rで。









 
●ザ・ビートルズ 日本オフィシャルサイト 


2007/01/02 ● The BEATLES ● 『 PAST MASTERS VOLUME ONE 』1988

知人よりCD−Rで。









 
●ザ・ビートルズ 日本オフィシャルサイト 


2007/01/02 ● The BEATLES 『 PAST MASTERS VOLUME TWO 』1988

知人よりCD−Rで。









 
●ザ・ビートルズ 日本オフィシャルサイト 


2007/01/12 ● The BEATLES 『 ANTHOLOGY 1 』 1995

三鷹の古書店で880円。









 
●ザ・ビートルズ 日本オフィシャルサイト 


2007/01/02 ● The BEATLES 『 ANTHOLOGY 2 』 1996

知人よりCD−Rで。








 
●ザ・ビートルズ 日本オフィシャルサイト 


2007/01/23 ● JAPAN 『 OIL ON CANVAS 』1983

買い漏らしていたCD。気がついたら、CCCDばかりになっていたので、買うのをやめていたが、今日、タワーレコードに行ったら、デジタルリマスター盤の通常盤が出ていた。1770円。









 


2007/01/27 ● VA 『 CHARANGAMANIA 』

タワレコ在庫処分ワゴンで305円。2枚組。
バルセロナとあるからスペインのレーベルか?
今風のラテンポップスだ。







 


2007/01/27 ● VA 『 Rumba Gitane・Gipsy Fiesta 』

タワレコ在庫処分ワゴンで305円。
フランスのエア・メイル・ミュージックという民族音楽?のレーベル。
民族音楽というより、現代のフラメンコ風ラテンポップスだ。







 


2007/01/27 ● VA 『 Musiques des Balkans 』

タワレコ在庫処分ワゴンで305円。
フランスのエア・メイル・ミュージックという民族音楽のレーベル。
バルカンロマミュージック集。タラフ調の曲が集めてある。







 


2007/01/27 ● Juan Pblo Torres 『 A Life in Music 』 2005

タワレコ在庫処分ワゴンで305円。
キューバのジャズ?トロンボーン奏者のアルバム。
ラテン・ミュージックだ。ヴォーカルもある。







●pimientarecord.com 
●Juan Pablo Torres : A Life in Music 


2007/01/27 ● VA 『 NUEVO RITMO DE LA TIERRA 』

10枚組1480円の超廉価版シリーズの、アフリカ→東欧→地中海までの民族音楽集。









●passiondiscs.co.uk 


2007/02/05 ● THE POWER STATION 『 LIVING IN FEAR 』 1996

ブックオフで250円。









 


2007/02/05 ● PETER WOLF 『 LONG LINE 』 1996

ブック・オフで250円。









 


2007/02/05 ● PETER GABRIEL 『 US 』 1992

ブックオフで250円。









 


2007/02/06 ● PETER WOLF 『 UP TO NO GOOD 』 1990

古本屋で780円。









 


2007/02/09 ● ムッシュかまやつ 『 Gauloise 』1994

中古で1480円。









 


2007/02/09 ● THE BEATLES 『 ANTHOLOGY V 』 1996

中古で1400円。二枚組。









 


2007/02/09 ● THE BEATLES ● 『 LIVE AT THE BBC 』 2001

中古で1980円。二枚組。









 


2007/02/15 ● PETER GABRIEL 『 So 』1986

中古で500円。
いろんな意味で懐かしい。アレンジがなんかボウイのレッツ・ダンスしている。そしてダニエル・ラノアの音だ。








 


2007/02/15 ● Heather Nova 『 maby an angel 』 1995

中古で500円。日本でのライブを集めたミニアルバム。









 


2007/02/18 ● ムッシュかまやつ 『Pittoresque 』 1991

中古で1180円。









 


2007/02/18 ● 友川かずき 『 まぼろしと遊ぶ 』 1994

中古で600円。









 


2007/02/26 ● Gipsy Kings 『 Volare! THE VERY BEST OF Gipsy Kings 』1999

ブックオフで1350円。二枚組。









 


2007/02/26 ● Paul Mccatney ● 『back in the u.s. Live 2002』 2002

ブックオフで1000円。二枚組。









 


2007/02/27 ● Michel Polnareff 『 les 100 plus belles chansons 』 2006

5枚組。新譜で5859円









●polnaweb.com 公式サイト


2007/03/07 ● The Beatles 『 free as a bird 』/1996

アンソロジー発売の合わせて、ジョンの旧音源に新たにメンバーが音を重ねて作った新曲? シングルとして発売された。中古で650円。









 


2007/03/09 ● The Beatles 『 REAL LOVE 』1996

アンソロジー発売の合わせて、ジョンの旧音源に新たにメンバーが音を重ねて作った新曲? シングル、第二弾。中古で650円。









 


2007/03/10 ● The Beatles 『 Baby It's You 』1995

BBCライブに併せて発売された4曲入りシングル。タイトル曲以外は、未発表音源。中古で1000円。









 


2007/03/10 ● BRYAN FERRY ● 『 DYLANESQUE 』 2007

今年65歳になるというブライアン・フェリーの新譜。全曲、ボブ・ディランのカヴァー。前作もそうだったが、声がすっかり枯れた感じで、なんとなく別人のような感じだ。









 


2007/03/13 ● JHON LENNON 『 The JHON LENNON Collection 』 1989

中古で1380円。現在は廃盤になっているらしい、ベスト盤。
ダブルファンタジィのジョンの曲が、みんな入っているのがウリか。








 


2007/03/20 ● Bryan Ferry 『 BOYS and GIRLS 』 1985

中古。古書店で880円。









 


2007/03/20 ● Bryan Ferry 『 TAXI 』 1993

中古。古書店で710円。









 


2007/03/20 ● Fanfare Ciocarlia 『 Queens and Kings 』 2007

新譜。2510円。チォカリーア、5枚目のアルバム。









 


2007/04/07 ● TLEVISION 『 ADVENTURE 』 1977

三鷹の中古屋で1000円。









 


2007/04/07 ● SERGE GAINSBOURG 『 YOU'RE UNDER ARREST 』1987

三鷹の中古屋で500円。









 


2007/04/07 ● ROXY MUSIC 『 HEART STILL BEATING 』1990

三鷹の中古屋で500円。









 


2007/04/09 ● BRIAN ENO 『 ANOTHER DAY ON EARTH 』2005

吉祥寺ディスク・ユニオンで1365円。
イーノの久々のヴォーカルアルバム。美しいとしか言いようのない美しいアルバム。








 


2007/04/09 ● BRYAN FERRY 『 BETE NOIRE 』1987

吉祥寺のレコファンで945円。
ロキシー解散後のソロ第二弾。








 


2007/04/09 ● BRYAN FERRY 『 MAMOUNA 』1994

吉祥寺のレコファンで483円。









 


2007/04/12 ● BRYAN FERRY 『 LET'S STICK TOGETHER 』1976

吉祥寺ブックオフで1350円。









 


2007/04/12 ● BRYAN FERRY 『 the bride stripped bare 』1978

吉祥寺ブックオフで1000円。









 


2007/04/15 ● BRYAN FERRY 『 In Your Mind 』 1977

三鷹の中古屋で700円。
これでソロアルバムが全部揃う。何やってるいんだか。








 


2007/04/15 ● Michel Polnareff 『 KAMA-SUTRA 』 1990

三鷹の中古屋で700円。









 


2007/04/25 ● Kate Bushu 『 Aerial 』2005

十条のブックオフで1000円。









 


2007/04/25 ● George Harrison 『The Best Of George Harrison 』1976

十条のブックオフで1480円。









 


2007/04/26 ● Roxy Music 『 Roxy Music 』1972

吉祥寺の中古屋で1280円









 


2007/04/26 ● Roxy Music 『 COUNTRY LIFE 』1974

三鷹の中古屋で500円。









 


2007/04/26 ● Roxy Music 『 SIREN 』1975

吉祥寺の中古屋で520円。









 


2007/04/26 ● Roxy Music 『 MANIFESTO 』1979

三鷹の中古屋で700円。









 


2007/04/26 ● Roxy Music 『 FLESH AND BLOOD 』1980

三鷹の中古屋で600円。









 


2007/04/27 ● Roxy Music 『 FOR YOUR PLEASURE 』1973

吉祥寺のディスクユニオンで1134円。









 


2007/04/27 ● Roxy Music 『 STRANDED 』 1973

吉祥寺のディスクユニオンで1680円。









 


2007/04/27 ● Roxy Music 『 VIVA! 』 1976

吉祥寺のレコファンで1900円。









 


2007/04/27 ● Roxy Music 『 AVALON 』 1982

吉祥寺のディスクユニオンで735円。









 


2007/05/14 ● PYG 『ゴールデン★ベスト』1971/2004

タワーレコードで普通に購入。今聴くと、やっぱりロックじゃない。









 


2007/05/14 ● PANTA & 中川五郎 with THE DUET ● 『カヤポ/罪と罰』 2007

パンタと中川五郎のユニットの3枚目。シングルCD。









 


2007/-5/26 ● UK ● 『NIGHT AFTER NIGHT』 1979

ディスクユニオンで525円。









 


2007/-5/26 ● JHON WETTON ● 『CHASING THE DRAGON』1994

ディスクユニオンで672円。









 


2007/06/21 ● 仲井戸麗市 『 GREAT SPIRIT 』 1997

ディスクユニオンで735円。









 


2007/07/13 ● CARLOS NUNEZ 『 Os amores libres 』 1999

中古屋で900円。10月に来日するバグパイプ奏者。三鷹に来る。









 


2007/07/13 ● BABA ZULA 『 Ruhani Oyun Havalar? 』 2003

中古で800円。完全なジャケ買い。
イスタンブールのバンドらしい。








●doublemoon 所属レーベルのサイト


2007/07/13 ● Goran Bregovic's Karmen 『 with a Happy End 』2007

ゴラン・ビルゴビッチの新譜。ミュージカルらしい。









 


2007/07/13 ● The No Smoking Orchestra 『 Emir Kusturica's Time of the Gypsies punk opera 』2007

ノースモーキングバンドの新譜っぽい。









 


2007/07/13  ● VA 『GYPSY MUSIC 10set』????

モンブランレーベルの10枚組シリーズの、ジプシー・ミュージック集。









 


2007/07/19 ● DEEP PURPLE 『 The Very Best Of DEEP PURPLE 』 2000

ブックオフで1350円。急にパープルが聴きたくなって、買う。









 


2007/07/19 ● VA 『 A TRIBUTE TO KAYAMA YUZO 60 CANDLES 』1997

加山雄三の60歳を記念して作られたトリビュートアルバム。音質の差はないが、アーチストによって出来の差が激しい。2枚組。ブックオフで500円。









 


2007/07/23 ● They Might Be Giants 『 BEST OF THE EARLY YEARS 』 1999

ブックオフで500円。









 


2007/07/23 ● Coverdale・Page 『 Coverdale・Page 』1993

ブック・オフで500円。一体、この企画ユニットはなんだったのか?今でも不思議だ。日本だけをターゲットにしていたのか、ジミー・ペイジ……。









 


2007/08/04 ● DEEP PURPLE 『 LAST CONCERT IN JAPAN 』1975

小岩のブック・オフで750円。
四期のライブ。非道い出来。特にトミー・ボーリンのギターが非道い。








 


2007/08/06 ● DEEP PURPLE 『 MADE IN JAPAN 』 1972

ディスクユニオンで630円。
名作、ライヴ・イン・ジャパンだ。細かいフレーズもみんな記憶にあった。中学時代にどんだけ聞き込んだのだろうか…。

 


2007/08/08 ● DEEP PURPLE 『 LIVE AT CALIFORNIA JAM 』1974

中古で730円。1974年の野外ライブ。第三期パープルだ。その昔、ビデオでこのライブを見て、ツインボーカルに吃驚した。

 


2007/08/08 ● ROXY MUSIC 『 CONCERT CLASSICS 』1979/1998

中古で1000円。マニフェストツアーでアメリカに行ったときのライヴ。日本盤だが、オフィシャルな公式盤ではない。音はスカスカ。ホントにヘタウマなバンドだったと思う。
 


2007/08/09 ● PNTA〜響 『 オリーブの樹の下で 』 2007

新譜。作詞、重信房子、曲PANTA。菊池琢己との二人のアコースティックユニット。
まず、ジャケットのダサさに脱帽するほどだ。
中身は、評価が難しい。中川五郎と制服向上委員会と一緒にやっているユニットに近い。全8曲中、詩曲ともPANTAオリジナルは一曲のみ。その「七月のムスターファ」とラストの「ライラのバラード」の二曲以外は、ちょっと。詩も曲も、なんの工夫もないフォーク調で、困った。『カカ』が良かっただけに、落差が大きい。

 


2007/08/12 ● JIMMY PAGE & ROBERT PLANT 『 NO QUARTER 』 1994

ディスク・ユニオンで315円。いいのか、こんな値段で…
ツェッペリン再結成かと話題になった、ペイジ&プラントのNTVアンプラグド絡みのライブ盤。実際に聴いてみるとかなりの力作。往年のナンバーも、ワールド・ミュージック的なアレンジで、聴き応えも充分だ。

 


2007/08/12 ● JIMMY PAGE & ROBERT PLANT 『 walking into clarksdale 』 1998

ペイジ&プラントの実質的な1stアルバム。ということだが、その後は出ていない。ペイジのギターが炸裂しているのだが、タイトなアコギロックという感じだ。そこそこなのでは?

 


2007/08/12 ● Public Image Ltd 『 The greatest hits,so far 』1990

ディスク・ユニオンで735円。P.I.Lのベストアルバム。懐かしい曲ばかりだ。今、聴くと、みんな、キレイに古い。br>
 


2007/08/12 ● Japan 『 ASSEMBLAGE 』1981

ディスク・ユニオンで315円。このタイトルとこのジャケットで中身が微妙に異なるCD、アルバムが無数に出ているが、これは1981年発売のオリジナル盤のCD化されたもの。初期ジャパンのベスト盤だ。懐かしい。

●デビシル・ファンサイト 


2007/08/12 ● ROXY MUSIC 『 First Edition Glasgow 2001 』2001

ディスク・ユニオンで525円。
海賊盤のようだが、音質はそこそこいい。2001年の再々結成ツアーの初日、英国グラスゴーでのライヴ盤。ジャケ裏には、コンサートツアーの予定とそれぞれのチケットの入手先が記されている。CD盤には、非売品、ラジオ局専用ともある。プロモート用のCDのようだ。アポロシアターでのライヴが収録された2枚組公式盤よりは音が劣るが、充分楽しめる。

●ロキシラマ 英語


2007/08/12 ● ROXY MUSIC 『 Cirque Royal BRUSSELS 2000 』2001

ディスク・ユニオンで535円。2000年の『アズ・ティアーズ・ゴー・バイ』発売後のツアーのライブ。これも海賊盤ながら音質はいい。

●ROXYRAMA 2008年に新譜の予告が出ている!!


2007/08/30 ● CARPENTERS 『 ANTHOLOGY 』 1985/1997

リチャード・カーペンターが選曲したカーペンターズの4CDセット。ブック・オフで1350円だった。なんてことだ。定価は7340円となっている…。









 


2007/09/05 ● PANTA 『 浚渫 SALVAGE 』1983

紙ジャケ再発新譜で2500円。とても懐かしいアルバムだ。リマスターということで、当時気がつかなかった細かな音が聞こえる。今聴いても、まあまあのロックアルバムだ。









 


2007/09/07 ● PANTA 『 16人格 』1984

紙ジャケ再発新譜で2500円。格好悪い、陳腐な曲が多い気がする。評価は変わらないな。









 


2007/09/10 ● Taraf de Haidouks 『 MASKARADA 』

タラフの新譜。なぜかクラシックの曲を演奏したりしている。無理があるような気もするが、かっこよく仕上がっている。今月、今年二度目の来日を果たすのだが、チケットは買わずじまい。









 


2007/09/19 ● V.A 『 a tribute to japan Life in Tokyo』 1996

ディスクユニオンで800円くらい。ジャパンの日本人アーチストによるカヴァー。正直、あんまり出来がよくない。ミックカーンのベースの雰囲気を再現できていないのと、デヴィッドのヴォーカルの雰囲気を再現できていない。で、全く別物に処理したところで、貧乏感がして駄目だ。









 


2007/09/19 ● THE MOOS 『 LOOK OUT 』 1982

ディスクユニオンで500円くらい。なんとなく懐かしくて。しかし、これがロックかと嘆きたくなるくらい、丸い。









 


2007/09/21 ● PANTA 『 R☆E☆D 』1986

レコファンで1050円。来月紙ジャケで再発されるのだけど、ま、良いか。中身は、既に知っているからなんともな…。









 


2007/09/21 ● 仲井戸麗市 『 TIME 』2002

レコファンで1890円。









 


2007/10/01 ● Roxy Music 『Wembley Arene, Sept. 1992』1992











 


2007/10/01 ● Suzi Quatro 『The Best of Suzi Quatro』1996











 


2007/10/01 ● PANTA 『KISS』1981











 


2007/10/01 ● PANTA 『唇にスパーク』1982











 


2007/10/01 ● V.A 『Boogie With The Wizard A Tribute To Marc Bolan & T-REX』1997










 


2007/10/01 ● Jane Birkin 『a la legere』1998











 


2007/10/01 ● Jane Birkin 『fictions』2006











 


2007/10/13 ● TORI AMOS 『 Little Earthqakes 』1991

古書店で500円。ファーストアルバム。









 


2007/10/13 ● DAVID BOWIE 『 TVC 1990 』1996

古書店で1600円。海賊版。2枚組。1990年の東京ドームでの来日コンサートのライブ盤。モノラルか。そんなに音は良くない。
私が見たのは、前日のライブだった。残念。








 


2007/10/24 ● Bryan Ferry 『 The Greatest Limited Edition JapanOnry 』

ブック・オフで1350円。1998年に日本だけで出されたベスト盤。
フェリーのソロワークのみのベストはこれ一枚、というのが売りのようだ。12インチシングルバージョン等が集められている。
そのほかにも、2枚ほど、日本企画もののベスト盤が出ているが、そちらの方が、塩ビシングルB面曲とか、ライブ音源とかが収録されており、気長にそっちを探そう。







 


2007/10/25 ● かまやつひろし 『我が名はムッシュ』 2002

ブック・オフで1350円。









 


2007/10/25 ● 矢野顕子 『 峠のわが家 』1986

ブックオフで500円。









 


2007/11/06 ● BOBAN i MARKO MARKOVIC ORKESTRA 『 GO MARKO GO! 』2006

新宿のタワーレコードで発見。2800円ほどした。新譜のようだ。マルコ主演の映画があるらしい。その映像が1:42ほど入っている。









 


2007/11/06 ● 萩原健一 『 DONJUAN LIVE 』1980

紙ジャケ、リマスターの再発。2500円。これだけCDで未入手だったので、ほっとする。









 


2007/11/13 ● ROXY MUSIC 『 VINTAGE 』

ディスク・ユニオンで中古。1180円。ドイツ盤。デビュー時から1975年までのテレビでのライブ映像を5曲分。









 


2007/11/13 ● DAVID BOWIE 『LIVE & DIRECT』2002

ディスク・ユニオンで中古。プライベート盤。600円。
2002年のヒーザン・ツアーのライブ音源。








 


2007/11/13 ● DAVID BOWIE ● 『THE HEATHEN CHRONICLS』2002

ディスク・ユニオンで中古。プライベート盤。600円。
2002年のヒーザン・ツアーのスタジオライブ音源とインタビュー。










 


2007/12/06 ● DAVID BOWIE 『DEEP REALITY』2003

ディスク・ユニオンで中古。プライベート盤。600円。
2003年のリアリティー・ツアーでのラジオライブの音源。








 


2007/12/25 ● 萩原健一 『 愛の世界 Nadja 』1977

リマスター紙ジャケ再発盤を中古で1260円。









 


2007/12/25 ● 萩原健一 『 男と女 NadjaU 』1978

リマスター紙ジャケ再発盤を中古で1260円。









 


2007/12/27 ● DAVID BOWIE 『 OST Christiane F. 』1981

ディスクユニオン、中古で735円。
映画『クリフチアーネ・F』のサントラ盤。








 


2007/12/27 ● BRYAN FERRY 『 Slave of Love THE BEST OF THE BALLADS 』2000

ディスクユニオン、中古で525円。
ロキシー、ソロもごっちゃにした、バラードを集めた企画盤。








 



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2008/01/10 ● MICHEL PORNAREFF 『 ZE [RE] TOUR 2007 』2007

去年、突如復活したポルナレフのライブ二枚組。豪華phパンフ入りの箱仕様。5000円。うーん。嬉しいか?
演奏はとてもいい。声も出ている。








 


2008/01/20 ● MAIXA TA IXIAR 『 mzntalzoui 』1998

中古で700円。バスクの女の子3人バンド。タンバリンとアコーディオン。
ワールドというより、ちょっと今風の女の子バンド風だった。








 


2008/01/20 ● 中島みゆき 『 I LOVE YOU 答えてくれ 』2007

中古で1200円。最新アルバム。ロックだと聞いたが、そんなことはなかった…。









 


2008/01/31 ● Jane Birkin 『 Reuder-Vous 』2004

中古で1550円。
本人とデュエットしたカヴァー集。B・Fもある。
オケが渋い。







 


2008/02/12 ● Roxy Music 『 the pride and pain 』1973 boot

ディスクユニオンで840円。ロキシー初期の海賊版。イーノもいる。モノラル、劣悪な音質。









 


2008/02/12 ● 仲井戸麗市 『 My R&R 』1999

ブックオフで1550円。









 


2008/02/12 ● 所ジョージ 『 ホテル・チャイナタウン 』1991

ブックオフで1000円。
いったい、所ジョージは何枚アルバムを出しているのだろうか?








 


2008/02/12 ● 所ジョージ 『 コヨーテの夜 』1989

ブックオフで1000円









 


● 坂本龍一 『“Merry Christmas Mr.Lawrence”』 1983

ディスクユニオンで630円。









 


2008/02/25 ● David Bowie 『The BECKNHAM ODDITY』1989

ブックオフで500円。Made in EECとあるが、ブートのよう。
1968年のリビング・ルーム・デモとある。
『スペイス・オディティ』発表前の宅録デモテープ。雑音多く、音は悪い。が、実はこの頃の曲は無性に好きなのだ。







 


2008/03/07 ● the stooges 『 the Weirdness 』2007

去年出たストゥージーズの新譜。ブックオフで1250円。









 


2008/03/07 ● 2・3's 『GOGO2・3'S』1992

ブック・オフで500円。









 


2008/3/21 ● 萩原健一 『エンター・ザ・パンサー ライヴ・ツアー2003』 DVD 2004

ディスクユニオンで中古。2940円。









 


2008/4/10 ● 井上堯之 『 On The Boat 』1979

三鷹の中古屋で1000円。
ショーケン前夜?








 


2008/04/10 ● QWEEN+PAUL RODGERS 『 QWEEN ON TOUR 』2005

三鷹の中古屋で1000円。二枚組の海賊盤。最近のものにしては、珍しく音が良くない。がっかり。
故・フレディに代わって、ヴォーカルにポール・ロジャースが参加してのツアー。予想以上にはまっている。








 


2008/04/14 ● DEEP PURPLE 『 STORMBRUNGER 』1974

ディスクユニオンで580円。
懐かしくてつい。最初に所有したパープルのアルバムだ。








 


2008/04/23 ● David Bowie 『 toral meltdown 』 2002

二枚組海賊盤。ディスクユニオンで580円。音は良くない。









 


2008/05/19 ● 所ジョージ 『ブタとダイアモンド』 1997

新高円寺のブックオフで500円。









 


2008/05/26 ● 矢沢永吉 『 ドアを開けろ 』1977

ディスクユニオン、中古で840円。









 


2008/05/26 ● 矢沢永吉 『 KISS ME PLEASA 』1979

レコファンで880円。









 


2008/06/12 ● snow bone sorrow 『 nine horses 』2005

ディスクユニオンで1250円。
ちょっと昔の前衛みたいだ。








 


2008/06/12 ● 頭脳警察 『 時代はサーカスの象にのって 』2008

ニューシングル。何年も待たされた割には、凡庸な作品だった。
音も言葉も突き刺さって来ない。








 


2008/06/16 ● 矢沢永吉 『横顔』2004

吉祥寺の中古屋で1350円。









 


2008/06/16 ● 矢沢永吉 『 ONLY ONE 』2005

吉祥寺の中古屋で1350円。









 


2008/06/18 ● TORI AMOS 『 american doll posse 』2007

武蔵境のブックオフで950円。









 


2008/07/22 ● UK 『 DANDGER MONEY 』1979

中古屋で850円。









 


2008/07/22 ● 松田優作 『 HARDEST DAY 』1981

中古屋で1050円。もとは1500円の廉価版。









 


2008/07/22 ● 麗蘭 『 磔磔2006盤 明日の為に、今日もある。』2002

オフィシャルホームページのみで販売されているCD。中古屋さんで1200円で入手。
ちょっとフォークの人のアルバムみたいなライブだった。








 


2008/7 ● harry 『 GATEWAY 』2008

セルフカヴァー集。アコギかエレキギター一本での演奏。









 


2008/08/07 ● DEEP PURPLE 『Made in Europe』1976

ディスクユニオンで750円。これでパープルの主なライブは揃ったかな。









 


2008/08/20 ● 松田優作 『 TOUCH 』1980

ディスクユニオンで750円。
いわゆる、役者松田優作のイメージによって作られた、芸能人のアルバムだ。








 


2008/08/28 ● DAVID BOWIE 『 The Forgotten Songs of David Robert Jones 』1966〜1970

中古で950円。
ボウイに改名する前の作品集。同様のものはこれまでもたくさん出ているが、本作は、ドイツ盤。ファンクラブ限定2000枚となっている。デモ録音が多く、これまで聞いたことのないヴァージョンがほとんどだった。








 


2008/9/6 ● PANTA〜陽炎 『 the 1st Cruisin' 』 2008

ディスクユニオンで1300円。パンタ・陽炎の去年のライブ









 


2008/10/9 ● 泉谷しげる 『 すべて時代のせいにして 』 2008

泉谷、七年ぶりの新譜。DVD(2時間のライブ映像)付きとそうでない盤とがあり、CDのみを購入。
久々の泉谷節。声も比較的出ているが、印象としては、丸くなった感じがする。








 


2008/10/12 ● 泉谷しげる 『ひとりフォークゲリラライブ』1993

ブックオフで950円。奥尻島地震の為の路上チャリティーコンサート。アコギ一本、一人で行った。音はあんまりよくない。なぜか角川春樹攻撃の歌詞が目立つ。









 


2008/11/9 ● アストル・ピアソラ 『 ブエノスアイレスのマリア 』1969

ピアソラのオペラ。中古で1400円。二枚組。









 


2008/11/23 ● BUCK-TICK 『 天使のリボルバー』 2007

友人からCD-Rでコピー。来月あたり新譜が出るのだが、現時点での最新作。前作がいまいちだったので、期待していなかったが、これがなかなかいい。バンドサウンドのアルバム。とんがったロックだ。









 


2008/11/23 ● HARRY 『TOUR 2008 “GATEWAY”』disc1,2  2008

友人からコピーCD-R。セルフカヴァーのアコースティックアルバムを出した直後の、アコースティックライブを収録した二枚組。懐かしい曲も新しく蘇っている。









 


2008/11/27 ● ウズマキマズウ 『 宇宙人 』2008

小川美潮の17年ぶりCD。友人から頂く。









 


2008/11/27 ● NUNO『SCHIZOPHONIC』1996

80年代アメリカンハードロックバンドのエクストリームのギタリストだったヌーノ・ベッティンコートのファーストソロアルバム。ブックオフで250円。









 


2008/11/27 ● rodrigo y gabriela『rodrigo y gabriela』2006

しばらく前からタワーレコードのワールドミュージックコーナーで、ヘビィローテーションで、DVDがかかっていた、男女二人組のアコギユニット。格安のDVD付きCD。正規で1700円くらいなのだが、ブックオフの中古で1250円で購入。DVD付き。ツェッペリンの「天国への階段」とかもやっている。









 
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2009/01/08 ● ROGER NICHOLS 『THE COMPLETE ROGER NICHOLS & THE SMALL CIRCLE OF FRENS』 1997

友人の塩野君がなぜか無理矢理貸してくれた。ロジャー・ニコルズというのは、パール・ウィリアムスなんかと一緒にやっていた人らしい。私の好みではないがかなりポップで、アメリカのポップ史にはそれなりの場所を持っている感じだ。

ロジャー・ニコルズ 佐々木実という素人さんがやっている[West Coast Rock]というHP内ページ。


2009/01/08 ● BOZ SCAGGS 『 HITS! 』1997

やっぱり塩野君が無理矢理貸してくれたボブ・スキャッグスのベスト盤。この人をアルバム単位で聴いたのは初めてだが、聴いたことのある曲ばかりで吃驚した。本当にヒット曲集なのだった。

●BOZ SCAGGS 日本のソニーによる公式サイト


2009/01/18 ● AEROSMITH 『 ROCKS 』 1976

近所のハード・オフでなんと300円で売っていた。哀しくなってきた。
このアルバムは、中学生の頃にもっともよく聴いたアルバムだ。懐かしいし、何度聴いても名作アルバムだという思いを新たにする。なぜか年に一度くらいエアロスミスを聴きたくなるのはなんでろうか。

●aerosmith.com 本国公式サイト
●エアロ・フォース・ワン 日本ファンクラブ
●エアロスミス ソニー・ミュージック内公式サイト


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