立山〜剱岳 8月26日〜29日  優遊山歩き
前剣と剱岳
飛騨山脈概念図北アルプスは飛騨山脈の別称で、その北部は西側に剱岳、立山、薬師岳の主脈が走り、急峻なV字の黒部峡谷を挟んだ東側に白馬岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳が並行している。二つの主脈は黒部源頭部の三俣蓮華岳で合流し、さらに南の槍ヶ岳、穂高岳に連なって行く。
立山は最高峰の大汝山(3015m)、主峰の雄山(3003m)、富士ノ折立(2999m)の3つの山からなり、浄土山(2831m)、別山(2880m)を合わせ「立山三山」という。剱岳(2999m)は氷河に削り取られた氷食尖峰で、天空に突き出した"諸刃"は剱の形容が相応しい。北アルプスの最北端に位置し、冬の風雪に磨かれ、他の山々を睥睨している。
また、立山は富士、白山とともに三大霊山に数えらる山岳信仰の霊地で、雄山神社の創建は701年といわれる。剱岳も有史以来、立山修験の対象とされ、雄山神社の神である天手力雄神として信仰されてきた。山頂から発見された錫杖は奈良時代の作と見られ、近代登山の黎明期より、はるかに早く、修験者により登頂されていた。

写真 前剣と剱岳。赤い屋根は剣山荘
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