一輪車との出会い

私が一輪車に始めて触れたのは、18年前にさかのぼります。そのときは私が、小学校の教師をしてちょうど5年目のことでした。体育の時間に一輪車が取り入れられるということで、当時、勤めていた小学校にも一輪車が卒業生の記念として寄贈されたのです。

もともといろいろなことに興味をいだきやすい私は、ご多分に漏れず、早速、一輪車に触れてみることにしました。そうするとどうでしょう。私が予想した以上に手ごわい乗り物だったのです。
つかまってサドルに乗ることさえできませんでした。ちょとでも重心がずれると、クルンクルンとタイヤが回って座れたものじゃなかったのです。このときばかりは、「これは、無理だな。」と何の未練もなく、すぐあきらめました。「ひょっとして、乗れるかも・・・」という一筋の光させ見えなかったのです。

それから一年間は、まったく一輪車のことなど考えもしませんでした。 でもまた考える時がやってきたのです。新しく赴任した学校に一輪車クラブができることになったのです。
もちろん、一輪車に乗れて指導できる教師は誰もいません。私の一輪車の先生は子供たちだったのです。私の一輪車Worldは、一輪車の上手な子供たちの動きを見ることから始まったのです。


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