「架空取引」

...............高任和夫
...............講談社文庫 648円+税
...............ISBN4-06-273040-5


 架空取引の責任を取らされ、左遷させられた主人公がその真実を暴き復讐をはたす。サラリーマン人生のあり方と会社とつき合い方を考えさせられる。やはりあまり会社に依存したり信用したりしてはいかんということか。

 商社という仕事は確かに実態のない取引で利益をあげるわけだ。だから紙上の取引だけでことが進んで行くことも多いのだろう。だからそこをうまく突くと「架空取引」ができ上がる(?)。現実の世界でも、そういううまい汁を吸っている(非合法、合法に関わらず)奴らもいっぱいいるんだろうか。

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