「動機」

...............横山秀夫
...............文春文庫 514円+税
...............ISBN4-16-765902-6


 「すげえなあ」、これが読んでみての最初の感想。横山秀夫の小説は初めて読んだが、力量のものすごさを感じた。自分などは知らない作家はまだまだたくさんいるわけで、これだから読書はやめられない。

 この横山という人は警察とその周辺に関わる小説を主に書いているらしく、この文庫におさめられている短編4話は、警察署内部の話、殺人の前科を持つ者の話、警察担当の記者の話、裁判官の話となっている。そのどれもが人間の心の奥底を突いたようなストーリーになっている。こうやって読み直してみても、あらためて「すげえなあ」と思う。

読書日記目次へ