「ゆとりの法則」
...............トム・デマルコ
...............日経BP社 2,200円+税
...............ISBN4-8222-8111-6
ずいぶん前に買って何度か途中まで読みかけていた本。ここのところ仕事が忙しく(感じていて)、夜遅くまで会社にいることが多くなっていた。ふと「果たしてこれはほんとに効果的なやり方なのだろうか?」などと思ってしまって読み返してみた。そして影響を受けて、働き方を変えた。
「残業をやったって、一人でがんばったって、決して効率的ではない。ゆとりを持ってストレスなく働いた方が間違いなくいい。」ということがわかりやすく説明してある。
残業をしてもトータルの生産性は低下するだけだし、度が過ぎれば「品質の低下、人材の燃え尽き、離職率の上昇、通常の勤務時間における非効率的な時間の使い方」を生むという。このあたりはうんうんと納得せざるを得ない。自分のことを考えてもどうも「燃え尽き」的なところがあるような気がする。
それに「自分一人ががんばっているつもりでいても、それは組織としては良くないのでないか?」ということは昔から思っていた。結局「あいつがやってくれるからいいや」ということになってしまって組織としての能力は決して上がらない。できるかどうかは別として、自分だけの仕事に注ぐパワーを「組織を全体最適化すること」に注いだ方がいいと思う。それは自分一人でがんばるよりもとても難しいことなのだけど。
まあ、何にしろ遅くまで会社にいるのはやめて、時間内をテキパキと働こう!と思い出させてくれた一冊であった。
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