ガンジス河でバタフライ

...............たかのてるこ
...............幻冬舎文庫 648円+税
...............ISBN4-344-40208-1


 たかのてるこさんというその当時は普通(?)の学生だった人が、アジア一人旅をしたことによって一人旅の魅力に取り付かれて行く本。ずっと前から知っていたけれど、この前かる〜い本が読みたいなあと思っていた時に買った。

 一人旅の魅力は人との出会いだと彼女は言う。確かにその通りで、一人旅だと一人旅の人となんとなくすうっと話ができたりする。グループでいるとグループ内で盛り上がってしまうから(それはそれで楽しいけれど)。
 そんな出会いの数々を通じて彼女が成長していく様子がおもしろおかしく、時にはセンチに描かれている。「一人旅に出たいけれど、ちょっと怖いなあ」という人には疑似体験ができていいかも。

 この旅をきっかけに(もちろんもともと非凡ではなかったとも思うけれど)、作家として、東映の社員としてテレビにも出るようになったようだ。

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