騙し絵の檻

...............ジル・マゴーン
...............創元推理文庫 660円+税
...............ISBN4-488-11204-8


 外国の小説は難しい。まずカタカタ名の登場人物を覚えにくい。読み進みつつ何度表紙カバー裏の「登場人物の一覧」を確認したことか。

 評価されているミステリーだけあって、最後の最後に真相が明かされるまで簡単に犯人はわからない。わからないどころかヒントもあまり出て来ない。しかも外国小説に慣れていないためか、表現がわかりにくい。現実のシーンと殺人事件のあった16年前の回想シーンとが何の説明もなく入れ替わるので、ついていけずに読み返したりした。その甲斐あって「あぁ、そうだったのか」と満足感はそれなりに高い。

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