パレード

...............吉田修一
...............幻冬舎文庫 533円+税


 ひさしぶりにすごいと感じた作品。

 と言って、今読み終わって自分が感じているものをうまく表現できない。「どんな話か?」と聞かれればあらすじを答えることはできるが、そこに書かれていることをうまく伝える自信がない。とにかくおもしろいというか、よくわからないと言うか。解説の川上弘美の「こわい」という言葉を聞けば、確かにこわいかもとも思う。

 遠い昔に「 ヒポクラテスたち 」を見たときのような感じか。いや、ちょっと違うか。青臭さもあり、隠しておきたいような人間の真実もあり。

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