「
落花流水
」
...............山本文緒
...............集英社文庫 467円+税
らっか‐りゅうすい 【落花流水】 - 国語辞書(大辞泉)
1 散る花と流れる水。
2 《花が流水に散れば、水もこれを受け入れ花を浮かせて流れてゆく意》男に女を慕う心があれば、女もまた情が生じて男を受け入れるということ。
山本文緒の作品は怖い。怖いけどおもしろい。数人の登場人物たちのそれぞれの人生を半世紀にわたって描写して行くという連続小説形式。平成12年(2000年)山本周五郎賞候補作。
人間の心の奥底にこういう気持ちがないわけではないとは思うけれど、ちょっとすごすぎて現実感がとぼしいか。まあジェットコースタームービーのような疾走感あふれるストーリーは山本文緒の技術の高さか。
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