慟哭

...............貫井徳郎
...............創元推理文庫 780円


 ミステリー・サスペンスの類いの本をたくさん読み、またそういう2時間ドラマや映画をたくさん見ていますと、大抵のトリックやストーリー展開に「なんかどっかで聞いたことあるなあ」というような印象を持ちます。ところが時に「むむむっ、こ、これは・・・」という斬新なストーリーにぶつかることがあります。この「慟哭」もそっち側の一冊と言っていいでしょう。

 (と言いましても、それを読んだ瞬間にそのストーリーは斬新ではなくなってしまうのですが。作家の人は大変ですね。)

 話は警察ものです。犯罪は連続幼女誘拐殺人事件です。そこに新興宗教が絡んできます。これだけでミステリー好きは読みたくなるのではないでしょうか?特に自分としては新興宗教の実態は興味深いものがありました。

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