「
獄窓記
」
...............山本譲司
...............新潮文庫 780円
この前読んだ「
累犯障害者
」が非常に興味深かったので、著者がその本を書くきっかけとなったこの「獄窓記」を読んでみました。
「累犯障害者」ほどの衝撃はなかったものの、普通に暮らしていたら見聞きする機会の少ない刑務所の中の様子がよくわかります。ちょうど我が家でブームだった「プリズンブレイク」の映像と重なった部分もあったかもしれません。
刑務所に何度も何度も入ってしまう人々というのはたくさんいるようで、それは本人の問題も大きいけれどもそれを取り巻く日本という社会システム、日本人の考え方なども影響していると筆者は訴えます。この本を読むと「確かに」と思う部分も多いのは事実ですが、じゃあ自分に何ができるかと考えるとなかなか難しいなあというのも正直な気持ちです。
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