初等ヤクザの犯罪学教室

...............浅田次郎
...............幻冬舎アウトロー文庫 520円


 浅田次郎が講義形式で犯罪について解説していくというエッセイです。

 殺人から覚醒剤まで、いろいろな犯罪について詳しく勉強することができます。ただし、どこまで本当かはわかりません。でもあたかも本当のように書かれています。

 最近はやりの大麻についても書かれていて、大麻は体にも悪くないし、幻覚作用も習慣性もないと書かれています。なのに日本では大麻を厳しく取り締まっています。これは文化の違いということのようです。要するに「犯罪の入り口(=軽微な段階)で食い止める」という考え方ということです。一方で、欧米は合理的ですから「害がないなら取り締まる必要はない」という考え方のようです。なかなかおもしろいですね。

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