成功はゴミ箱の中に

...............レイ・クロック、ロバート・アンダーソン
...............プレジデント社 1,500円


 今年(2008年)の社長アンケートで1位と2位だった、ユニクロの柳井正とソフトバンクの孫正義の両社長が「人生のバイブル」と言う経営書です。マクドナルドを世界的なチェーン店にしたレイ・クロックという人の話です。

 八方の109にマクドがオープンするまではあまりマクドで食べることがなく興味もなかったのですが、この本でマクドについてよくわかりました。とりあえず私は安かろうまずかろうという今まで持っていた根拠のない偏見を払拭しました。

 マクドナルドはもともとはその名の通り「マクドナルド兄弟」がやっていた小さなハンバーガーショップなのですが、それを買い取って大きくしたのはミキサーの営業をしていたレイ・クロックという人です。驚くのはマクドナルドを買い取ったのが52歳のときだということです。まさにベンチャーの国アメリカというところでしょうか。

 そういう突出した経営者たるエピソードがいろいろと出てきます。うまく説明できないのですが、ユニクロの柳井氏やワタミの渡辺氏などそういう経営者たちには共通した思考が伺えます。でも、それを自分でやりたいかというと少し躊躇します。そう、躊躇した時点でそっち側にはいけないのです。私は一般ピープルということですね。

 読みやすい本なのですが、1977年に書かれた内容であることとアメリカの事情がよくわかっていることを前提に書かれている(翻訳に当たっての注釈等がない)という点が少し難点ですかね。

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