「
異端の大義(上)
・
異端の大義(下)
」
...............楡 周平
...............新潮文庫 (上)740円・(下)700円
久しぶりに経済小説というか、企業小説です。
同族企業に勤める主人公は慣れない職務の中で成果を出しているにもかかわらず、その同族の一端にいる同期の嫌がらせで左遷されてしまいます。最終的には会社を辞め(辞めさせられ)、ライバルの外資系メーカーで成功(復活)を収めます。
ストーリーはわかりやすく、特に期待を裏切ることはありません。ですので、ミステリーや大どんでん返しなどを期待する向きには物足りないかもしれませんが、そんな平穏さに「ちゃんとがんばっているときっと誰かが見ている」という昔ながらの気持ちを感じたりします。
読書日記目次へ