断る力

...............勝間和代
...............文藝春秋 945円


 今をときめく勝間さんの本です。

 いつの時代にも知的ノウハウ系の分野において一時的にブームになる人がいます。勝間さんは今まさにそんな頂点でしょうか。彼女はそのあたりもよくわかっていて自分の価値が急落しないようにいろいろ考えて動いているようです。

 失礼ながら見た目があまり好きではありませんので興味がなかったのですが、優柔不断で八方美人の私の参考になるかもと思って「断る力」という題名に惹かれて買ってみました。

 読み終わっての感想は「さすがによく勉強してるなあ」です。参考文献が山ほど出てきますし、それぞれの内容をきちんと咀嚼して自分なりに分析しています。その一方で「こんなに努力しているけど、おしゃれや遊びや子育てもちゃんとやってますわ」ということもアピールしています。そのあたりは虚像ちっくでちょっといやらしい感じです(^^;)。

 書いてあることは確かにその通りなのですが、皆が皆このように考えるようになったら困るだろうとも思います。「人と違う」から付加価値があるのですし、利益を得られるのですから。もちろん、彼女はその時にはさらに一歩、二歩先を行っているのでしょうが。

読書日記目次へ