本当に生きた日

...............城山三郎
...............新潮文庫 780円


 働く人を描く城山三郎の作品っていいですね。

 どこにでもありそうな人生を淡々と描きながら、世相についてちょっとした疑問を投げかけています。すごいなあと思うのは「こういう考え方が正しい」と決めるのではなく、読者に「よく考えてみてね」と働きかけているように感じる点です。

 ちなみにこの作品で書かれているテーマは「女性の社会進出」です。「 学・経・年・不問 」の女性版といった感じでしょうか。

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