「
陪審法廷
」
...............楡 周平
...............講談社文庫 730円
日本でも裁判員制度が始まりました。それをにらんだ作品ということでしょう。
題名で分かる通りすでに陪審員制度のあるアメリカが舞台です。陪審員の制度を描きつつ、少年犯罪に関する日米の差も取り上げています。陪審員制度などに関する話としては興味深いのですが結論は凡庸でサスペンス的要素はそれほどでもありません。裁判員制度導入に合わせて一儲けという感じの作品でしょうか。
陪審員のやり取りにおける人間模様に関しては、有名な「
十二人の怒れる男
」の方がおすすめです。
読書日記目次へ