「
謎001
」
...............東野圭吾 - 選
...............角川文庫 730円
プロが選ぶミステリー短編集です。001のこの本はあの東野圭吾の選です。
日本推理作家協会では毎年その年のベストミステリーを選んでいるそうですが、この本はその1970年、1980年、1990年の3年分の作品の中から東野圭吾が選んだ作品がおさめられています。ただし、解説で東野圭吾自身が書いているようにベストオブベストを選んだ訳でなく、東野圭吾の主観で「ある嗜好のアンソロジーを作ってみた」ということのようです。
そのアンソロジーの中身はと言うと、さすが理系作家の東野圭吾だけあって、よく研究されていることが窺い知れます。ミステリーをあまり読んでいない人は「なぜこれを選んだのだろう?」と思う作品もあるかもしれませんが、ミステリーをたくさん読んでそんじょそこらのミステリーでは驚かないような本好きな人にとっては「なるほどなあ」と思うのではないかと作者Jは思います。
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