「深呼吸の必要」
...............長谷川康夫
...............幻冬舎文庫533円+税
...............ISBN4-344-40521-8
「お盆休みだから適当に買ってみよう」と買ったうちの一冊。
ストーリーは良くある青春ものなのだけど、「世界の中心で、愛をさけぶ」よりも作者J的には泣けた。
沖縄の小さな島では毎年3月はサトウキビの収穫時期となる。その時にはサトウキビを刈り取る住み込みのバイトが全国からやってくる。彼らは「キビ刈り隊」と呼ばれる。そういう所にやってくるのは、「何かから逃げたい」、「何かを見つけたい」、「自分を変えたい」といった若者が多い。期限内に全てのサトウキビを刈り取るという一つの目標を目指して見ず知らずの若者たちが段々と心を開き、協力し、一致団結していく。最終的にはなんとか期限内に完了して喜びを分かち合う。そして自分自身の殻をも破りひとつ成長する。
出てくるストーリーはわかりやすいというか少しくさいというか。そうなんだけど、ちょっと泣ける。学生時代に戻りたいなあって思う。
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