「なぜ私たちは3カ月で英語が話せるようになったのか」
...............本城武則
...............実業之日本社952円+税(図書館)
...............ISBN4-408-39509-9
英語はたくさん勉強したのに。英語の成績は良かったのに。英語は好きなのに...でも話せない理由を見事に言い当てられたような気がした。
冒頭に英語IQ(知能指数)と英語EQ(心の知能指数)の診断テストが載っていたのでやってみた。作者Jは英語IQは94点、英語EQは25点と出た。これは見事に現実を現していて、英語IQの方は
「英会話に必要な英語IQが十分にあります。いままで、かなり英語を勉強してこられたことでしょう。これで英語EQも高ければ、あなたは英語ぺらぺらです。」
との診断。一方、英語EQの方は
「あなたは英語を話すための心の準備がまだできていません。このままではいくら英語を勉強しても話すことが怖くなってしまいます。」
と診断されてしまった。だからいつまでたっても話せないんだ。
EQを重視するのは、良く言われることだが「日本人は自分は英語が話せないと思い込んでいる」ため。すなわち「英語なんて簡単!」と思えるようになることがすなわち英語EQが高いということになる。
英語が話せないもう一つの大きな理由は「日本人は人の目を気にしすぎる」ということ。これはわかりやすい。例えば会社で外国から電話がかかってきたとする。まわりに誰もいなければなんとか頑張って話せるような気がする。でもまわりに人がいっぱいいたら、電話の相手の英語よりもまわりの人たちの目(耳)の方が気になってしまって、話せるものも話せなくなってしまう。まあ、この性質は日本人のいいところだと思うが、こと英語に関しては排除しないといけないようだ。
以上のような点を細かく分析しており、それの克服方法が具体的に説明してある。「1日1回知らない人に話しかける」(対人恐怖症を克服するため)、「下手な英語でも外国人とどんどん話す」(白人崇拝主義を克服する)、「大きな声で話す」(英語は大きな声で話さないと聞き取りにくい言語)、などなど。なかなか視点がおもしろい。なんか話せるような気がしてきた(笑)。
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