「欠陥住宅物語」
...............斎藤綾子
...............幻冬舎文庫571円+税
...............ISBN4-344-40599-4
題名に魅かれて買ってみたものの、エロ小説?だった。調べてみると斎藤綾子という人は、その奔放な性生活で有名らしい。本屋で見て見るとそんな類いの本をいっぱい出していた。
エロ小説の執筆など怪しげな仕事をしている主人公はマンションの隣人達の冷たい視線に耐えかね、一戸建ての購入を決意する。銀行を駆けずって住宅ローンを組んで買ったものの、その家は欠陥住宅だった・・・
エロい部分は多いものの、この作品の本質は家族のあり方か。子離れできない母親への憎しみとか、自分のことしか考えない(主人公も含む)姉妹達。そんな姿を通じて、主人公(=作者?)の心模様をうまく描いている。
主人公がモットーにする言葉がいい。「やって反省、やらずに後悔」。
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