「外資の常識」

...............藤巻健史
...............日系BP 1,600円+税(図書館)
...............ISBN4-8222-4223-4


 ここのところ金融とか、株とかに興味が出て来たし、以前から「伝説のトレーダー」ということで藤巻氏の名前はなんとなく知っていたので、図書館でこの本を見つけて借りてみた。「外資」という言葉にも惹かれたというのもある。

 ところが、金融とか、外資系企業の本質とかの、題名から想像していたイメージとはまったくかけ離れた、おもしろいばか話がいっぱいの本だった。藤巻さんはずぅーっと「プロパガンダ」という金融に関するミニ新聞のようなもの(今はネットになっているが、元々は手書きのファックス送信だったそうだ)を出していて、そこの付録に書いていたおもしろ話をまとめたものだった。思いの外おもしろく「やりようによっては会社って楽しいのかも」となかなかいい気持ちになれた。

 為替トレーダーはとても激務で「若いうちにバリバリ働いて30過ぎに引退」というのが普通なのだそうだが、その世界で20年以上勝ち続けて生き残っていたため「伝説のトレーダー」と知れ渡ったそうだ。その秘密が少しだけ垣間見えるかも。

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