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シン・レッド・ライン マトリックス メイド・イン・ホンコン ノッキン・オン・ヘブンス・ドア セントラル・ステーション オープン・ユア・アイズ 八月のクリスマス バッファロー’66 シックス・センス ライフ・イズ・ビューティフル 永遠と一日 DDLJラブゲット大作戦 黒猫・白猫 交渉人 セレブレーション 運動靴と赤い金魚 エリザベス フェアリーテール あの娘と自転車に乗って 踊れ!トスカーナ |
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M/OTHER avec mon mari WiLD ZERO DEAD OR ALIVE 犯罪者 双生児 皆月 菊次郎の夏 39 刑法三十九条 御法度 地獄 |
いい作品が多くて、順位付けにとても困った。
また、映画祭で見たもので素晴らしい作品がいくつかあり、早くも来年の順位
付けにとても困る予感がある。(「シュリ」「アローン〜ひとり」「フォーエバー・
フィーバー」「ルナ・パパ」「カランとアルジュン」など)
「シン・レッド・ライン」はもはや別格というか、「映画」という範疇を飛び
越えてしまった一つの哲学である。「マトリックス」は映像表現の無限の可能
性を感じさせてくれた。「メイド・イン・ホンコン」の青臭さは私が映画の中
にいつも息づいていて欲しい感覚だ。「ノッキン・オン・ヘブンス・ドア」は、
ファンタジーの中にコメディ、アクションを加えて死と生の輝きを反映させた
奇跡のような作品。「オープン・ユア・アイズ」は独特のクラクラする迷宮感
覚の心地よさ、「自分」という人間のアイデンティティを考察させられる。
「八月のクリスマス」を見ると、人はどのように生き、そして死んで行くべき
か深く考えさせられる。「セントラル・ステーション」は、殺伐とした人の世の
中にあって、いかに人間らしく生きて行くべきか、どうやって人間は魂を取り
戻すことができるのかを描いていて、思わず自分の人生を振り返ってしまう。
映画というのは、見る者に自分自身の生き方について考えさせ、ある時には
鼓舞し、あるときには癒し、何かを得させるものなんだなとしみじみ思う。
洋画
【監督賞】 作品名
テレンス・マリック (「シン・レッド・ライン」)
【主演男優賞】
ハン・ソッキュ (「八月のクリスマス」「シュリ」)
【主演女優賞】
フェルナンダ・モンテネグロ (「セントラル・ステーション」)
次点:ジュディ・デンチ(「Queen Victoria 至上の恋」)
【助演男優賞】
ローレンス・フィッシュバーン (「マトリックス 」)
次点:ビリー・ボブ・ソーントン(「シンプル・プラン」)
【助演女優賞】
クリスティーナ・リッチ (「バッファロー’66」「I Loveペッカー」「ラスベガスをやっつけろ」)
次点:ペネロペ・クルス(「オープン・ユア・アイズ」「イフ・オンリー」「ハイロー・カントリー」)
【新人賞】
ルールー (「シュウシュウの季節」)
日本映画
【監督賞】 作品名
諏訪敦彦 (「M/OTHER 」)
【主演男優賞】
奥田瑛二 (「皆月 」)
【主演女優賞】
渡辺 真起子 (「M/OTHER 」)
【助演男優賞】
北村一輝 (「皆月 」)
【助演女優賞】
前田通子 (「地獄 」)
【新人賞】
りょう (「双生児 」)
「ファイト・クラブ」
もうちょっとですごい作品になったのに、詰めが甘い、甘すぎる。だいたい君たちいいセックス
したことないでしょ。色っぽさも足りないよ。それに、あれくらいのヴァイオレンスの描写では
何とも思わないんだよね。世界を変えたいんだったら、もっと大きなコトしようよ。
「恋におちたシェイクスピア」
最初はウィノナ・ライダーがやるはずだった役を、親友のグウィネスが奪ったらしい。オスカー
だか何だか知らないけど、鶏ガラのようなカラダとエラの張った貧相な顔から、シェイクスピア
が「ロミオとジュリエット」のインスピレーションを得られたわけがない。
「アルマゲドン」
つまらない映画ではないんだけどね。ピーター・ストーメアとスティーブ・ブシェミの使い方が
もったいない。緩急の変化が無く、クライマックスの連続で飽きてしまう。それに、お父さんが
死んだのに、婚約者が帰ってきたことであんなに喜ぶものなのかなぁ。突っ込むところが多
すぎて、多分みんなでビデオ見ながらツッコミ大会をやったら楽しい映画だとは思う。
「ジョー・ブラックをよろしく」
ひたすら長くて、早く終わってくれ、と思った映画。ブラピはたしかにきれいなんだけど、そんな
に大した役者ではないと思う。私の中では、「リバー・ランス・スルー・イット」で彼は終わってし
まった。
「ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」
「ほ〜らうまくできたでしょ」という声が聞こえてきそうなのがイヤ。冒頭、やたら登場人物が
多くてわけわからなくなり、ちょっと寝てしまった。それと、ちょっと引いた視点がちょっとイヤ。
でも、つまらない映画ではない。ビッグ・クリス親子は最高。ただ、あそこまでほめるほどの映
画かな。良すぎる評判というのは映画を観る上で絶対妨げになる。
「コキーユ〜貝殻」
男の目から見て都合の良すぎる女〜ちょっと夢を見させてくれて、でも相手の家庭は絶対に
壊さず、だまって人生の中から消えてくれる女、というのがちょっと不快だった。ファンタジー
なのはわかるんだけど薄っぺらなんだよね。
こうしてみるとわかるんだけど、わたしはいわゆるウェルメイドな映画が嫌いだ。ふーんよくできたね、
良かったね、で、それで?と思ってしまうひねくれ者なのだ。整合性がどうのこうの、とかそういうことは
どうでもいい。リアリティなんてどうでもいい。心をどれだけ揺さぶるか、もしくは、何も残らなくてもいい
から見ているときに楽しめるか、が大事なのだ。魂に響いてこない映画を観るのは、楽しくない。感心
するけど感動しない映画というのが一番ダメ。で、もちろんバカ映画は大好きです。