■2002/05/03 (金) お騒がせしていて申し訳ありません



一連の騒動、お騒がせしております。
TOPのページに書いてある通り、こういうときこそ冷静じゃないといけない
と思うんです。でも以前からネット関係では辛いことが多くて、
やめたいと思ったことも多かったのです。
あえてあの巨大掲示板に触れると、私はプロバイダーの関係で書き込むこと
もできないのに、そこに人の悪口を書いているんじゃないかと勝手に邪推
されても、できないものはやっていない。それなのに何でも人の行動
を勝手に決め付け、人の行動をウォッチングするなんて、歪んです。
自分だけは絶対傷つかない場所にいて、他人を袋叩きにする行為は、卑劣
の一言だし、そんな暇があったら、mind your own businessだと思うん
ですが。フォーラムについても、私はスタッフ時代には大変な思いをして、
発言の集計をしたりプレゼントを持ってきたりしていたのに、もう。
楽しい思い出までも、全部汚そうとするんだから。
あそこにも、私の大事な友達がたくさんいるわけですし。

でも、どんなに不条理な目に遭っても、私は自分の行っていることは
基本的には間違っていないと思っていますし、(反省することは勿論
ありますが)、絶対に神様は見ています。

あのスレッドに書いていることはほぼ100%事実に反していることなのに、
平気で捏造して、人を傷つけて喜んでいる。ネットは人を凶暴にしますね。
同じような迷惑に遭った人に言わせると、「表を歩いていたら、突然殴ら
れたような気分になった」そうですが、そんな感じです。

人のことを悪く言うのは嫌なので(たとえそれが誰なのかわからない人で
あっても)、この辺にします。

私の都合で突然の閉鎖でいろいろとご迷惑をおかけしまって、本当にごめん
なさい。このサイトは純粋にプライベートで作っているものなんです。なの
でその辺もどうかご理解いただければ、と思います。

とにかく、これからはひっそりとやっていければ、と思っています。
この話題については、もう触れたくないですし。

ある友人からいただいたメールに書いてあったことが、目から鱗でした。

「自分自身のことにしっかりとした自信があれば
人のことも認めることが出来て、そうした上で対話も出来る
はずなのに、人を認めないことでしか自分を確立できない人
多いような気がします。」
私自身も、自分に自信を持って生きていければ、と思います。

■2002/04/15 (月) 夜明けのタクシー乗り場


最近日本映画などを観ていると「リアル」という言葉が氾濫している。
なんか「リアルって何?」「今の自分の生活はリアルじゃない」と
いった台詞を適当に放り込んでおけば、現代社会について問題意識を持っ
ているんじゃないかって思い込んでいるんじゃないのかと思ってしまうわ。

「リアル」という言葉が出てくる背景には、今の自分の生き方は本当の
生き方じゃない、「ここではないどこか」に行きたいという気持ちが強い
人が多いってこと。一種の現状否定ってことなんだろうけどね。
「リリィ・シュシュのすべて」では、「リリィだけが僕のリアル」って
主人公の男の子は言っているし、「DISTANCE」では寺島進の奥さんは
「そこにはリアルがある」と言ってカルト宗教団体に入ってしまった。
酒鬼薔薇聖斗の「限りなく透明な存在になりたい」という言葉にも、どこ
か共通項が見られる。「リアル」っていうのは、生きている実感ってこと?
それとも現状からの逃避先?そうやって考えていくと頭の中がグルグルし
てきてしまって、割れそうになる。

私だって、今の生活に100%満足しているわけじゃない。仕事は大変だし
忙しいし給料は安いし、なかなか友達と遊ぶ時間も、サイトを更新する
時間も取れやしないし、ついでにクソな連中もいる。自己を実現できて
いるかというとそんなことはなくて、これまで転職をバカみたいに繰り
返してきたので、多分同年代で同じ会社で働きつづけた人より、仕事の
スキルについて不安なところもある。
家庭生活については恵まれていると思うけど、年を追うごとに昔の友達
と会ったりすることもなくなってしまったりして、本当の友達が
減っているような気もして寂しい思いをすることだってある。

仕事が退屈だったりすると、幽体離脱するような感覚に襲われて、たしか
にこれってリアルじゃないよな、今のあたしはここにいないよな、と思う
事もなくはない。だけど、結局今の自分を作ってきたのは自分だから、
現状逃避はしちゃイカンな、とは思うんだ。

自分のサイトを持っているってこともあって、私はネットで遊んだりする
時間がやたら長いと思うんだけど、最近それについては凄く反省モード。
ネットは人と出会うきっかけにはすごくいいと思うんだけど、やっぱり
ネットで話すより、実際に会って話して遊んで騒いだりするほうが100万
倍面白いんだよね。

やっぱり何だかんだ言って、ネットは「リアル」じゃないってことなのかしら。
私は最近は人の掲示板とかに書き込むのも面倒になってきてしまっていると
いうのもあるし、2ちゃんねるとか見ていてアッタマにくることも多い。
(ったく勝手に人の名前とか書き込むんじゃないよ)無神経な書き込みが多す
ぎるのよね。
もちろん、楽しいことも多いんだけど、でも、やっぱり人と人は実際に会って
話すのが一番だよ。
この間、久々に外で朝まで過ごして、大騒ぎしてかなり醜態もさらしていたり
したのだけど、でも、「生きている!」って実感があって本当に幸せだった。
これが「リアル」なのかなって。
そして、パーティはいつまでも続かない。いつかは終わるときが来て、そして
朝の光の中で眠たい頭を抱えて、ぼんやりと歩いて、時には知らない人に声を
かけられるのを無視して、タクシー乗り場に向かうときの切ない気持ちって、
たまらない。そして家に帰って、愛する人が寝ている横にもぐりこんで眠りに
つく。
それが「リアル」ってことなのかしら。


■2002/03/26 (火) アカデミー賞生中継を見て



今年は初めてWOWOWでの観覧。しかし、生放送のアレは一体何だった
んだろ。CMタイムでは、日本のスタジオであれこれ薀蓄を垂れたり
茶々を入れたりするわけで、そんなものに端から期待してはならん
のは百も承知なんだが。なんで司会が岡田真澄なの?その岡田真澄
が映画を少しでもわかっていたらいいのだけど今年のノミネート作
品、一本も観ていないようだったし、誰もが知っている常識的なこ
とすら知らない。で、一緒に登場しているのが、伊集院光と高橋ひ
とみなんだけど、なんで彼らなの?一応映画評論家ということで品
田雄吉と大林千茱萸というプロはいるものの、彼らに話題が振られ
るのは、知識の確認程度で、ただお飾りなのであった。結論。WOWOW
ってまともな人を出演させるお金がないのね。

授賞式そのものは、9.11の影響もあってか、非常に地味。去年のよう
に、ビョークの白鳥みたいなぶっ飛んだ衣装は見られなかった。あれ
は確かに見たとたん目を剥くほどだったわけだけど、ないのはない
でさみしい。
レッド・カーペットを見る限りの感想。出産太りから痩せて美しくな
っただけでなく、非常にお洒落な赤いワンストラップのドレスが素敵
なケイト・ウィンスレット。今年は黒を着ている人が多かったので、
とっても目立つ。しかも、堂々とサム・メンデスを連れて。ニコール
・キッドマンのピンクのシャネルのドレスも可愛らしくてよい。
ハリー・ベリーとエリック・ベネイは美男美女カップルで、彼女の美
しいボディラインを強調したシースルーのブラウンのドレスもシック
でセクシー、いいですね。キャメロン・ディアスのエマニュエル・ウ
ンガロはヒラヒラしていて、好き嫌いは分かれると思うけど軽やかで
なかなか春らしいのではないでしょうか?誰もが驚いたウマ・サーマ
ンのホルスタイン級巨乳。授乳期とはいえ、あれにはたまげたわ。

さて、授賞式。最近ではすっかりおばさんぽかったジョディ・フォス
ターのはみ乳ドレスはセクシーでよかったですね。アルマーニだそう
です。リース・ウィザースプーンはちょっと痩せすぎている上、なん
だかおばさんぽくなっていたのがショック。まだ若いのに、ママにな
るとこうなってしまうんでしょうか?彼女より稼ぎの悪い旦那ライア
ン・フィリピはまだまだ可愛いのにね。ジェニファー・ロペスは今年
は外した。あの50年代ぽい?髪型はダサい。

■2002/03/26 (火) アカデミー賞生中継続き



ジュリア・ロバーツは評判は悪くなかったようですが、どうなんでしょう?
やたらスリットばかり多くて変な感じのアルマーニのドレスでした。
せっかくオスカーを受賞したジェニファー・コネリーですが、昔は胸が
大きかったのに、今回はなんだか垂れ乳っぽくて貧弱な感じなのはちょい
といただけないですね。「ビューティフル・マインド」で着ていたクラシ
ックなドレスのほうがどれほど良かったでしょうか。

しかし、あちこちでも話題になっていたけど、なんといってもケロヨン
ことグウィネス・パルトロウのドレスはひどかったですねえ。アレキサ
ンダー・マックイーンのドレスなんだそうですが、どこの安物かと思い
ましたわ。だって、貧乳&垂れ乳なのに、シースルーっぽくて(でも透
けてはいないけど)そのひどい胸の形がモロわかり。出演作「The Royal
Tennenbaums」での役柄から出てきたような、目の周り真っ黒のゴスメ
イクと合わせて不潔感が漂ってきて、アンチグウィネスじゃなくても、
ちょっとみっともなさを感じてしまうのではないかしら。実は、彼女を
テレビで見た瞬間から、今年のオスカーの最大の話題はこのケロヨン貧乳
ドレスに決定!と盛り上がってしまったのでした!

いずれにしても、例年ファッションセンスのよさを見せてくれていた
ケイト・ブランシェットの姿も見えなくて、どうも華やかさに欠けて
いたような気がした今年のオスカー。やっぱり来年はまだビョークあ
たりに出てきてもらいますか。

■2002/03/26 (火) アカデミー賞生中継続き(やっと本題)



おっと、ファッションチェックばっかりやっていて、肝心の中身を忘れて
しまいましたわね。今年の司会はウーピーで、「ムーラン・ルージュ」
さながらのブランコに踊り子!の扮装をしての登場。そして中身も飛ばす
飛ばす。「フロド・バギンズ(ロード・オブ・ザ・リングでイライジャが
演じた役)は反ユダヤ主義者だというタレコミが」みたいな、かなり毒の
効いた司会振りです。「LOTR」には黒人が出てこない、みたいな人種差別
ネタもかなり登場。これが、後ほどの主演男優・女優賞に続く伏線だった
のですね。

助演男優賞、サー・イアン・マッケランが取れなかったのは残念。しかし
多くの視聴者の目は、彼が同伴していた長髪美青年に釘付けだったので
は?堂々と手を握るその姿には余裕が感じられていいですね。美青年の
隣にいたイライジャ・ウッドはやっぱり小さい。そして、ピーター・ジ
ャクソンは遠目からも判るデブっぷり。で、イアンの代わりに受賞した
のはジム・ブロードベンド。「Iris」の映像は、とても「ムーラン・ル
ージュ」のオカマおやぢとは同一人物とは思えない控えめぶり。そして
ケイト・ウィンスレットを始め共演者がみんな彼の受賞に涙ぐんでいた
のが印象的でした。いい人たちや。

ウディ・アレンがニューヨーク関連の映画紹介のために登場。オスカー
に出席しないので有名な人だったのに、こんな華やかな席でも軽妙さを
失わないで非常に面白いトークを繰り広げる。てゆうか、最近の彼の映画
よりずっと面白い。彼の新作は、足フェチの男の話らしい?そしてノーラ
・エフロンによるNY映画の名場面集。「サタデー・ナイト・フィーバー」
のジョン・トラボルタは当たり前だがものすごく若くていい男。誰が、
彼があんな身長3メートルのデヴ宇宙人になると予想しただろうか。

衣装賞のベン・ステイラーとオーウェン・ウィルソンコンビも可笑しか
った。ベン・スティラーは「Zoolander」でチビのクセにスーパーモデル
の役で出演していたせいか、ちょっとモデルっぽい格好。寸劇のなかで、
ベン・スティラーは「LOTR」のドウォーフの格好をしているのだが、まさ
に「ZZTop」のメンバーみたいでダサいことこの上なし。で、「エネミー
ラインの「逃げる人」でノミネートされれば良かったな」と言われている
オーウェン。オスカーをこれだけ沸かせるこの二人は、今後注目でしょう。

■2002/03/27 (水) まだまだ続くアカデミー賞



オスカーならではの華やかな催しの一つは、主題歌賞のノミネートアーテ
ィストのパフォーマンス。スティング。エンヤ、フェイス・ヒル、ランディ
・ニューマン&ジョン・グッドマンそしてポール・マッカートニーという
超一流アーティストがメドレーで登場するなんて贅沢は、他の催しでは
絶対ありえませんからね。このなかでは、ジョン・グッドマンが「ブルー
ス・ブラザーズ」でも発揮した渋い喉で軽快に歌った「モンスターズ・
インク」の主題歌がいいな、と思ったら、受賞しました。ランディ・ニュ
ーマンはなんと16回目のノミネートで、やっとの受賞だそうです。うちの
オットに「ランディ・ニューマンだよ」と言ったら、彼はジョン・グッド
マンを見て「彼もずいぶん太ったね」と勘違いしていました。

そして、息を呑むほど素晴らしかったのが、シルク・ド・ソレイユのパフ
ォーマンス。ラスベガスに行くたび、彼らの「O」というショーのチケッ
トが取れずに悔し涙を呑んでいた為、テレビとはいえ、今回本当に観られ
て良かったです。とても同じ人間の技とは思えないアクロバット。火を使
って指輪物語の指輪を表現したり、幻想的なステージは、ここがオスカー
の授賞式であることを忘れさせて、夢幻の世界へと一瞬連れて行ってくれ
ました。今度こそラスベガスで「O(オー)」を見るぞ、と。

さてさて本題。アニメ賞の発表は、各アニメのキャラが客席に座っている
という趣向なのがとても楽しい。しかも、「シュレック」に決まったとき、
嬉しそうにするシュレックとドンキー、少し残念そうながらも喝采を送る
サリーとマイク、ジミー・ニュートロンというのが洒落ている。本当は
アニメキャラも壇上に上がれるとなお楽しいんでしょうけどね。

功労賞のシドニー・ポワチエ、カッコよかったですね。相当な年だと思う
けど、すごく立派で素敵なスピーチをしてくれて。ロバート・レッドフォ
ードは整形はしないと言っていたくせに、なんか顔が不自然。だけど、
やっぱりリベラル派だけあって、これまた表現の自由についての素晴らし
いスピーチ。だけど、ちょっと長すぎるかな。

で、一番インパクトがあったのは、みなさんおっしゃるように、主演女優
賞だった。ハリー・ベリーの受賞は私も予想していなかったのだけど、彼
女の素直なリアクションは好感度200%!嬉しさのあまり言葉に詰まって
しまって、言葉もなく涙ぐむ姿には、胸が震えるほどの感動があった。
私まで、テレビの前で思わずもらい泣き。受賞を逃してしまったレニーち
ゃんまで泣いていて可愛い。ニコールはかなり硬い表情。あるサイトでは、
般若のような顔と書いてあったけど、それはいくらなんでもかわいそう。
何はともあれ、ハリー・ベリーは本当に取れてよかったね、と心から思っ
たのでした。言葉が出てこなかった後にあふれ出た言葉達は、素晴らしい
もの。ただの、美しいだけ、ナイスバディなだけの女優とは違ってて、
ちゃんと自分を持っているんだなと思った。

「この賞をアンジェラ・バゼットやジェイダ・ピンケットたちと分かち合
いたい。有色女性についにドアが開かれたのよ。時間をちょうだい、74年
の歴史の中で初めてのことなんだもの。最後に最初に役をくれたスパイク
・リー、師であるウォーレン・ベイティに感謝を捧げたい。」そうか、
ウォーレン・ベイティはどこで師匠をしていたんだろう。食われていたり
していないでしょうね(おっと、なんて不謹慎な) お母さんも同伴して
いたけど、お母さんは白人なんですね。しかも、ジュディ・デンチにちょ
っと似ている気がします。

で、主演男優はラッシーかな、と思っていたらこっちも意外なデンゼル・
ワシントン。たしかに「トレーニング・デイ」の彼は凶暴な美しさに満ち
ていて圧倒的だったけど、映画はちょっとくそだと思うんだが。一昨年の
「ハリケーン」で取らせてあげたかったね。彼のスピーチは淡々としてい
るがシンプルでカッコいい。そして彼に飛びついたジュリア・ロバーツ、
うらやましいぞ。シドニー・ポワチエに「ずっとあなたの後ろを追いかけ
てきた」たしかに、同じ二枚目黒人俳優路線だもんね。だけど、やっぱり
感動的。そしてちょっと憮然としているラッシー。先日生で彼を見たとき
はセクシーだったのに、今日の彼はあんまり冴えない。ガールフレンドも
全然綺麗じゃないし。

で、ここまできたら、もうどうでもよくなってしまった。作品賞と監督賞、
「ビューティフル・マインド」ふ〜ん。悪い作品ではないけど。


■2002/01/07 (月) おそろしい初夢



あけましておめでとうございます。この日記も、気がつけば
1ヶ月に一回というなめているとしか思えないペースでしか更新されて
いなくて、本当に申し訳ない限り。

さて、新しい年になり、今年は6日までお休みなので脳味噌もとろけ
切っているわ。お正月といえば初夢。というわけで、年が明けてから
2度ほど夢を見たんだけど、それが怖い夢ばかりで。夢判断ってよく
知らないので、どういう意味なのだか良くわからないんだけど。

最初の夢は、自分の前の会社のエレベーターに乗っているのだけど、
降りる階のボタンを押しても止まらない。というか、他の人たちが押し
た階にも止まらない。それどころかエレベーターはどんどん加速して
いて、階数表示も60階とかすごいことになっている。あのビル、16階
までしかないのに…。そして加速は止まらず、ついにエレベーターは
ロケットのようにびゅーんと屋上から飛び立ち、だけどどこかでつな
がっているんで、エレベーターは逆さに宙吊りとなってしまいました…。
ああ、もう私の人生も終わりだなと思ったとき、なぜか自分だけエレ
ベーターの外に投げ出されて、ソフトな着地を果たすことが出来て、
そして他の乗客は、エレベーターから救出されていました。

もう一つの夢は、自宅に郵便物がたくさん届くのだけど、ことごとく
他人宛てのものばかり。住所は合っているんだけど、宛名だけが違う。
そして、家のファックスにも、違う人宛てのものばかり届く。宅配便
まで、違う人宛てのがきていて(それも、それぞれ違う人宛てに)
たしかにここは自分の家なんだけど、ここは本当に自分の家なんだろ
うか、と恐ろしくなったところで目が覚めて、本当に自分の家に宅配
便が届きましたと。

そして、最後の恐怖とは、バーゲンでブーツを買いに行ったものの、
最近のブーツはすごく細くて、私の脚が太すぎて、ロングブーツの
ジッパーが途中で止まってしまうことだった。去年まではそんなこと
なかったのに、この一年で足が太くなったってことなんでしょうか?
がーん。デパートで色んな人がいるところで、ブーツのジッパーが上
まで上がらないのって本当にみっともないというか恥ずかしい。穴が
あったら入りたい。今年は少しは運動して引き締まったカラダになろ
うと誓ったのだった。


■2001/12/11 (火) 改革の痛みとやら。



私は、これまで何回も転職を繰り返してきた人で、まあなんとも根性が
ないのであります。だけど、最初に入った会社は、某準大手ゼネコンで、
ここにはなんだかんだで4年間つとめていました。かなり不本意な就職
だったのですが、工事現場でも仕事をしたし、広報時代には、震災直後
の神戸、雲仙普賢岳、本四架橋、アクアラインなど数々の現場に行って、
いろいろと面白い経験をしてきました。総合職だったこともあって
かなり苦労はしたけれども、本当に色んな人との出会いがありました。
特に、「プロジェクトX」に出てくるような現場の技術屋さんは本当に
みんなカッコよくて素敵でしたね。ゼネコンっていろいろと言われてし
まう業種なんだけど、みんなモノ作りに情熱を傾けていたわけです。
現場で汗を流し、決して労働条件のよくないところで危険な仕事も
しながら頑張ってきた人が、今の日本を支えてきたわけです。

私は、いまやIT産業、そして今度はエンターテインメント業界の人に
なってしまうのですが、でも、本当に日本を支えているのは、技術者
であり、3Kで働く人たちなんだと今でも思います。

ところで、
小泉の青木建設倒産についてのコメントの(構造改革が順調な証拠)って
なんじゃそりゃ。私のもとの勤務先は次に潰れる会社と言われていて、
今株価が19円なんだけど。しかし、小泉くん、全然構造改革なんかやって
いないじゃん。流石に青木幹事長もそれは言いすぎだといっているようだ
が、早晩彼は国民は小泉を見捨てるだろうな。痛みが全然わかっていない
から、そんなこといえるのであって。それに、何にもしていないから、
上場企業がゾクゾクと潰れるわけでしょう?それなのに、流行語大賞に
「米百俵」とか「改革の『痛み』」とか、国民に「痛み」を強いる政策
のプロパガンダとか選ばれているのって、なんなんでしょう。なんか
国民に我慢を強いるのを賛美しているみたいで、絶対に間違っていると
思うんですが…。戦前の翼賛政治と何が違うの?

まあ、青木建設は昔からやばいやばいといわれていた会社で、小泉と
は関係なく潰れてしまったんだろうけど、でも、会社が潰れて喜んで
いる総理なんてはじめてみたぞ。そんな痛みのわからない総理を持ち
上げているマスコミって本当に狂っていると思います。

■2001/10/25 (木) 超貧乏生活



2001年10月は、なんといっても全くお金がない月だった。よくもまあ、生き延びることが出来たものだ。
貧乏だった理由?それはもう、8月にNYとラスベガスで豪遊した結果。NYでミュージカルを3本観て、ラスベガスでマジックショーを観て、2人分払い(今回は娯楽代は私持ち、食費はオット持ちだった)、ベガスで泊まったのは最高級のベラージオ。スロットマシンには50ドルくらいしか食べさせていないし、アウトレットに行っても、コーチでバッグと財布を買ったくらいだが、帰国してみたら、カードの請求がなんと25万円!ひゃ〜である。私は安月給のOLだし残業もほとんどしないので、25万円と言ったら一か月分の手取り給料だ。ボーナスは、今回のツアー代とマンションの繰上げ返済で全額使ってしまった。というわけで、なんとも悲惨な一ヶ月であった。

とりあえず節約法としては、1.タクシーに乗らない。朝寝坊したら、とにかく全力で駅まで走るべし!2.人付き合いを減らす。飲み会などには極力行かない。3.服を買わない。私は買い物中毒の気配があるのだが、今月だけは我慢!4.本やDVDも散財の元なので買わないようにする(といいつつ「ルードヴィヒ完全版」は買ってしまったが)5.忙しくして、お金を使う時間を減らす。自由時間を減らす。6.映画祭のチケットは全部クレジットカードで買う。6.主食を安くて栄養満点なバナナと、買い置きがある米にする。お酒は飲まない、てな感じ。

それでも、クレジットカードの支払い=月給だったので、当然赤字。1.大変情けないが、心優しい友人が1万円ほど貸してくれた。2.オットの小遣いを来月まとめて払うことに。3.歯医者の支払いを踏み倒した。4.クリーニング代をオットに立て替えてもらった。という無理矢理な方法でなんとか10月を生き延びたのである。本当に人に迷惑をかけまくり。

なんとか今月も乗り切ることができ、映画を観て帰ろう、ということで映画館の帰り、お腹がすいたので、ドラッグストアでバランス栄養食を買って帰ろうと思った。3点で310円。ところが、財布の中を見たら、なんと200円しかない!あわてて1点を返して200円を使った。なんと恥ずかしい。しかし渋谷から家に帰るのには、最低360円かかるのである。24時間営業のATMがなければ、今ごろ渋谷に野宿する羽目になったかもしれない…。

お金の利用は計画的に、ということを肝に銘じた10月であった。

■2001/10/21 (日) アンジェリーナ・ジョリーの偉大さ



もともとアンジェリーナ・ジョリーという女優は大好きだった。そのセクシーさと美しさ、強さ。演技力。そして率直さ。ビリー・ボブ・ソーントンへの愛情を包み隠さず話すかわいらしさ。他のスターが赤十字に寄付しているところ、彼女はアフガニスタン難民のために、アメリカ国内では非難されながらも100万ドルを寄付した。でも、本当にこの人はすごいな、と思ったのは、このサイトを見たときのことである。

http://www.japanforunhcr.org/UNHCR/journal/index-j.html
(日本国連HCR協会のページ)
に記載されている、「アンジェリーナ・ジョリーのアフリカ・ジャーナル− 難民キャンプ訪問日記 −」 だ。原文は http://www.usaforunhcr.org/journal/

アンジーは、2001年2月22日から3月9日までシエラレオネとタンザニアの難民キャンプを、UNHCRの職員に同行して訪れた。ここで彼女がアフリカ訪問中に感じたり、考えたことを日記にまとめているのだが、とにかくここの内容には圧倒される。いきなり苛酷な環境に放り込まれたことへの戸惑い、生まれてくる様々な疑問を率直に書き綴っている。そして、見聞きしたものを通じて、本当に色んなことを感じ、考え、葛藤している。難民の人々は悲惨な境遇で暮らしていて、幼い子供が手足を切り落とされたり、言葉を失うほどのひどい目にあっているのだけど、彼らは非常に誇り高く立派な人たちであるということが、彼女の言葉を通じてダイレクトに伝わってくるのだ。ただ闇雲に「かわいそう」と同情するのではなく、事前にきちんと勉強し、そして何が出来るのか、何をなすべきなのか真剣に格闘するというのは、誰にでもできることではない。そして、自分の置かれた境遇を幸運だと考えているのだ。本当に彼女の姿勢には打たれ、感動した。

日本でこんなことをやっているのは、黒柳徹子さんくらいだろう。どうして日本の若いスターでこういう事をする人がいないんだろうか。

一人でも多くの人に、彼女の手記を読んで欲しい。そして、一緒に考えて欲しい。

■2001/10/12 (金) ひゃ〜久しぶり


しばらく、なんとも信じがたいほど毎日が忙しくて、睡眠時間がほとんどなかったのだった。寝るのが朝の4時くらいだもの。会社に行っても眠くて眠くて。頭がスポンジにでもなってしまったんじゃ中と思うくらいアホになってしまった私。
いや〜本業が忙しいというわけではないんだけど。秘密のオシゴトで忙しいのだ。映画だって全然観ていない。10月に入ってから3本しか観ていないし、3連休では1本だけ。サイトもごらんの通り全然更新していない。観てから時間が経過してしまった作品ばかりで、書くのもひと苦労な状態。トホホ。

こんな悲惨な状態だったのに、素晴らしいサイトを運営されているかたからリンクしていただいたという連絡が!いや〜こういうときに、やっていて良かったと思うの。

ちなみに、サイトですが、「正しい映画の誉め方」。
http://www2.ttcn.ne.jp/~ashihara/index.htm

私は結構自分のサイトでは映画の事をボロクソに書いたりすることもあるんだけど、でも基本的には、どんな映画にも一つくらいはいいところがあるはずなので、できるだけそれを探して誉めたいと思っているのですわ。で、このサイトは有名なところなんだけど、映画のキャッチコピーについて、ウィットに富んだ考察をしてくれているんです。こんな視点、これまでなかったわん。
しかも、運営者の芦原さん御自らご連絡を下さって、素晴らしく、そしてユーモアのセンスあふれるリンク文を書いてくださったの。キャ〜。
とっても素敵な文章なので、ぜひ見に行って下さいまし。

こういうことを書いていただいちゃうと、また頑張らなくては、と思うのでしたわ。


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■2001/09/26 (水) 放送自粛曲ってなんじゃそりゃ。



例の大スターが集結してのチャリティコンサート、全部ではないのだけど
観た。もうびっくりするような顔ぶれが揃っていて流石とは思った。あれ
だけのセレブレティが電話の前に座って受付しているんだもの。4日間と
いう準備期間でそれだけのことができるというのは凄いな、と思った。

で、このとき初めて知ったんだけど、「イマジン」と「明日に架ける橋」
は放送自粛曲になっているそうで。「イマジン」はリベラルなNYの人たち
が報復攻撃を止めさせるデモなどでも歌っていたりして、国境のない世界、
世界が一つになることを想像してごらん、と平和を祈るための曲なのが、
戦意高揚で突っ走っているアメリカにとって良くないってことなのかしら?
なんだかアメリカが戦前戦中の日本みたいな大政翼賛的な国になってしま
ってしまったってことなの?自由の国であるはずのアメリカがなぜ?
「明日に架ける橋」がダメな理由もよくわからない。なんでも、「朝」
「火災」「地震」「事故」「爆発」等のキーワードにひっかる曲は全部
ダメらしい。なんじゃそりゃ。
http://www.eiga.com/buzz/010925/04.shtml

でも、そんなときに「イマジン」を歌ったニール・ヤング、「明日に架け
る橋」を歌ったポール・サイモン(まあ、自分の曲だから当然なんだが)
は骨があって立派。

個人的には一番素晴らしいと思ったのはNYについての歌を歌いつづけてい
るビリー・ジョエルの「I'm in a New York State of Mind」で、これに
は涙が出た。15年位前に来日公演に行ったのだけど、それからずいぶんと
老けてしまったが艶のある声はさすが。ボン・ジョヴィの「Livin' on a
Prayer」のアコースティックアレンジも良かった。

番組の趣旨が「Tribute to Heros」ということで、救援活動で命を落と
した消防士や救命士、警官にささげられていると言うのはいいと思う。ち
ょいと国威発揚って感じが少し鼻にはついたけど、チャリティをやった
ことは素直に称えられるべきだ。ジュリア・ロバーツやジム・キャリー
もポンと1億とか2億とか寄付したらしい。だけど、一番立派なのは、被
災現場で黙ってボランティアをするスーザン・サランドンや消防士の古い
制服を着て作業していたスティーブ・ブシェミだろう。

■2001/09/13 (木) 世界貿易センター爆破に思うこと。



このようなかたちで人生を終わらなくてはならなかった方の無念さと
苦しみを思うと、本当にやり切れない。謹んでご冥福をお祈りします。

私も8月末にニューヨークに遊びに行ったばかりなので、なおさら
衝撃を受けたのだ。ソーホーで撮影した写真のバックに、あの
ツインタワーが写っていたのに…。大好きな街だったのに。

もちろん、このような行為が許されていいはずはない。犯人と、その
背景にあるものは必ず見つけ出されて、厳罰を持って処罰されなくて
はならない。こんな悲惨なことがあっていいはずない。

しかしながら、「自由世界に対する挑戦だ」と吼えているブッシュを
見て、何かが違うと思ったのも確かだ。愛国心丸出しの姿は、まさし
く「ID4]などに出てくる大統領そっくり。現時点では、犯人は
何者なのか特定されてないけど、世界人種差別撤廃会議でイスラエル
批判が出たことに反発して席を蹴って退場したり、ミサイル防衛構想
をぶち上げたり、パレスチナ組織のリーダーを平気で暗殺する現イス
ラエル政権にべったりの政策を取っているブッシュも、もしかしたら、
原因の一つを作ったのかも、しれない。ただでさえ政権基盤の脆弱な
ブッシュは、ユダヤ人に媚びた政策を取ることで、政権を維持しよう
としているという意見もあるし。

ニュースを見ていたら、「報復に対する報復ではないか」という話が
出ていた。アフリカでのアメリカ大使館爆破事件に対してクリントン
が1週間後には報復攻撃をタリバンに対して攻撃したことに対する報復
ではないかという話です。(が、もちろん推測にすぎない)報復の連
鎖の恐ろしさも、そのニュースの解説で語られていたけど同感。

ブッシュは早速報復の準備をしているというけど、まだ犯人像もはっ
きりしないうちにそのようなことをしたら、まさに「博士の異常な
愛情」のように、終末を早めることになってしまう。

昨日のニュースを見ていて、何しろ恐ろしかったのが、この世の終わり
が刻々と近づいている足音を聞いたような気がしたからだ。

こういうのは、映画の中だけの話にして欲しい。
そして、一人でも多くの方が救出されることを祈ります。
また、どうか報復という愚かしい行動は行われないことを祈ります。

アメリカだけでなく、世界中で同じような殺戮が今でも行われてい
るのだから。こんなことはもうたくさんです。

■2001/09/09 (日) なんかお疲れ。


旅行から帰ってきて、しばらくはほとんど魂の抜け殻状態になってしまい、
気がついたらほとんどHPの更新をしていなかったのだった。

年のせいか、時差ぼけがひどく、夜更かしが大の得意だったはずなのに、
夜の9時とか10時にはすっかり眠くなってしまうし、胃の調子もよくない。
映画を観ていてもなんだか眠くなってしまうし、会いたくない人に会った
りもする。感想を最後に書いたのが「A.I.」で、しかも途中というの
も始末が悪くて、あの先を書こうという意欲が萎えていて、さらに感想が
たまる一方で、困った状態なのだ。

先日などは、家の鍵を持たないで会社に行ってしまい、家から締め出されて
しまって(やはり時差ぼけ中のオットは寝入っていた)仕方なく1時間半
かけて三鷹の実家に帰る羽目になったり、ホントなんだかヘンな生活だ。

さらに、いきなり会社では異動になるし、大きな虫歯も見つかるし、身辺
がばたついているのだわ。今はただ、時間が欲しいわ。


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■2001/08/12 (日) 東京キネマ倶楽部



活弁つきの無声映画を観ながら食事が楽しめるというシアターレストラン、
「東京キネマ倶楽部」に行って来た。ホームページで招待券のプレゼント
に応募し当たったのだ。
日曜日にNHK-BSで「吸血鬼ノスフェラトゥ」のムルナウ版とヘルツォーク
版を放映していて、前者を録画し忘れ悔しかったので、上映作品「吸血鬼
ノスフェラトゥ」は良いタイミング。しかも、土曜日からは楽しみにして
いる「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」が公開されるし。

場所は鶯谷駅から歩いてすぐ。エレベーターを降りると、とてもゴージャス
でレトロな雰囲気。広い吹き抜けになっていて、2階席はバルコニーのよう
になっている。ウェイトレスもみなチャイナドレスを着ていて、古いカフェ
の女給さんのよう。まずは飲み物と食事を注文するが、食事がとても美味し
い。カジュアルなフレンチで、映画を観るのにこんなにリッチな食べ物が
出るなんて!と感動。そして、いよいよ、映画のほうも始まる。
弁士は、第一人者の澤登翠さん、そしてカラード・モノトーンの演奏つき。

1本目はルネ・クレール監督の第一作目、1923年の「眠るパリ」。科学者の
光線によってすべてが静止し、エッフェル塔の管理人と飛行機に乗っていた
一団だけが動くことができるというSF!で、空中の撮影や、エッフェル塔か
ら見たパリの街並みが非常に美しい。ユーモラスで楽しく、少しブラックな
映画。今見ても全然古さを感じなくて斬新さがある。

お待ちかねの「吸血鬼ノスフェラトゥ」。吸血鬼の得体の知れない恐ろし
さと忍び寄る死、そして耽美的な雰囲気に酔うことのできる素晴らしい作
品。吸血鬼役のマックス・シュレックが強烈。「シャドウ・オブ・ヴァン
パイア」でマックス・シュレックは本物の吸血鬼だったと仮定しているが、
確かに本物の吸血鬼のように思ってもおかしくない。独特の怪異な風貌は、
一つのイコンとして長く記憶されるのも当然。とがった耳、長い爪のシル
エットの使い方が実に巧みだ。棺桶から立ち上がって行く様にはドキドキ
した。映画というのは、光と影の芸術なのだということを改めて実感。

澤登翠さんの活弁は至芸としか言いようがない。
一人でいくつもの声色を使い分け、映画に緊張感とユーモアを与えるのは
並大抵の技ではなく、生きている芸術そのものだと思えた。映画好きなら
ぜひ一度体感して欲しいと思う。

■2001/08/09 (木) 鳥肌実演説会・戒厳令



真夏なのに、日比谷野音で演説会とは!ハードなのだが楽しみにしてい
た鳥肌実演説。日比谷公園内は若い娘から怪しい人までさまざま。謎の
熱気に包まれていた。
実は前回鳥肌演説を中野サンプラザに観にいったら、アクシデント
がありネタにつまり、仕方なく1時間あまり下半身丸出しの状態で鳥肌
はよれよれになってしまい、客はどんどん帰ってしまったのだ。

意表をつくオープニング。ジェームズ・ブラウンの「Sex Machine」に
乗って鳥肌は踊りながら登場。今回のネタは「パール・ハーバー」。
退屈なラブロマンスでは意識を失い、いよいよ真珠湾攻撃のとき立ち上
がって「さあ行け!」と大騒ぎしたら周りはドーッと人が引きまくり、
後ろにぴったりと張り付いた公安の人間だけが残ったのだ。そしてラブ
シーンに食い入るように見ていて、せんずりをこいていたのが共産党の
志位書記長だった、映画館の係員につまみ出されそうになったが、自衛
隊に勧誘したといった軽いジャブ。

やはり「パール・ハーバー」はつまらん、鳥肌版の「轟沈!真珠湾」と
してリメイクをする。監督、主演は当然鳥肌実。
脚本は「トラ!トラ!トラ!」にも参加した舛田利雄。出演は鳥肌の
恋のライバルに真田広之(二人は従軍慰安婦の美保純を取り合う)、
あとはジョニー・大倉、安岡力也などなんとも強烈。真珠湾に向かう途
中に戦艦グリーンビル、そしてタイタニックを轟沈。F-15!乗ったト
ム・クルーズもついでに撃墜。真珠湾上陸の囮部隊としてはSMAPを起用
し、全員が蜂の巣になったところで、竹内力率いる竹槍軍団が上陸する
…という素晴らしすぎる展開である。「パール・ハーバー」よりは面白
いかも。

選挙ネタは、期待ほどの濃さはなし。ねるとんパーティで目の前に座
った扇千景に「あたしは巨根の東大卒としか付き合わないわ」と
言われたり、競馬場で公明党の神崎代表に遭遇してオケラ街道を爆走
したり、あとは、「噂の真相」に殴りこんだときの話、等小ネタをは
さみつつ、の1時間20分。

鳥肌の持ち味は、あの異様な?風体とは裏腹に小心者であること。霞
ヶ関の真裏の日比谷野音で、あのかなりやばいギャグを連発するのは
勇気あると思うんだが、「武道館で演説しようとして、断られました」
と弱弱しく言ったり、自虐的なネタも多い。そこが、ついつい観にい
ってしまう理由の一つなのかもしれないけど。

■2001/07/21 (土) ストイコビッチ引退と「悪者見参」



多分サッカーネタというのはここでは初めてだと思うのだけど、
実は私は以前勤めていた会社の広報を担当していたときには、その会社が
Jリーグのチームを持っていたのでサッカーの取材もしていたことがあった
のだ。転職してからしばらく離れていたけれども、でもサッカーは好き。
ただ、スタジアムで見たほうが数倍面白いということは知っているので、
最近はJリーグの試合はあまりテレビで見ていなかった。

なぜ急にサッカーの話をしようと思ったかというと、今読んでいるのが
「悪者見参」(木村元彦著、集英社文庫)という本で、ユーゴスラビア
のサッカーがユーゴ紛争以降いかに戦ったか、というルポルタージュなのだ。
まだ全部は読み終わっていないのだけど、夢中にさせる力のある、強力な
本だ。サッカーと政治は本来別であるべきなのに、いつしか政治にサッカ
ーは巻き込まれ、ユーゴスラビアは国際試合もできなくなる。劣悪な条件
の中で人一倍情熱を傾ける選手たち。ヨーロッパのチームでの高額の報酬
を蹴ってNATOに空襲される故国に戻ってくる彼ら。複雑な民族問題、ゆがめ
られた西側の報道、宣戦布告なしのNATOによる空爆や劣化ウラン弾。放射
能を浴びながら取材を続ける筆者の情熱、それ以上に凄い選手たち。
面白いといったら語弊があるが、下手な映画よりもよほど燃えてくる事実
なのだが、西側では決して映画にはできまい。

そして、NATOの空襲に対してユニフォームにメッセージを書いて抗議し、
日本で他のユーゴスラビア人選手とともにアピールをしたのが、今日引退
したピクシーことストイコビッチだったのである。

それにしても、今日のピクシーのプレイは素晴らしかった。絶妙なアシスト
やパス。美しいとしか言いようのないボールの操り方。そして送ったパス
をミスされたときに見せた激しい闘志。グランパスの圧勝で終わった試合
だったが、勝敗は、ピクシーがいたかいなかったかで決まったようなもの
だった。まだまだ全然トップでやれるのに、プロとしてベストの状態を保
っていられる間に辞めるという。去り際の美学を感じたのである。

あの、芸術的なまでのサッカーが見られなくなるなんて、なんて哀しいこ
とだろう。そして、彼の祖国ユーゴスラビアに本当の平和が来て、選手た
ちが心置きなくサッカーをプレイできる日が来ることを祈らずにはいられ
ない。

■2001/07/20 (金) あたしのバカ


連日の猛暑のせいか、すっかり疲れきっている毎日です。
うちは寝室にエアコンがないので、扇風機で暑さをしのいでいるのですが、
ときどき猛烈な暑さのせいで夜中に起きてしまうこともあります。
気が付いたらパジャマを脱いでいたりして。

そんな風に疲れているので、朝もやたら早く起きてしまうか、起きられない
かのどっちかで。で、木曜日、例によって大慌てで家を出て、家の前の国道
の信号が変わりそうだったので猛ダッシュで渡って、そして足元を見たら、
なんと左右違う靴を履いているではないか!玄関が暗く、そして時間がない
ので簡単に履けるミュールだったし、ヒールの高さもほぼ同じだったので
間違えたんだけど、なんというみっともなさ!片方が黒、片方がパープル
なんだもん。

しかも、この日は夜、前の会社の先輩の出世祝いの宴会があるので、ちょっ
とお洒落をしていたのです。マックスマーラのワンピース。それなのに、
足元が…(大汗)

会社でも笑われるし、仕方ないので昼休みに会社の最寄駅の駅ビルで新しく
サンダルを買う羽目になったのでした。ちょうどバーゲン時期なのですが
バーゲンも末期でめぼしい靴が売り切れてしまって、やっと見つけたサンダ
ルは可愛いのだけどヒールが高くて履きにくい。普段だったら絶対買わない
種類の靴なんだけど(あたしは外反母趾なので、ヒールの高い靴はあまり
履きません)背に腹は代えられないので買いました。9000円也。ただでさえ
今年はやたら服とか靴とかいっぱい買っているのに、バカですねえ。

やけくそになったのか、夜の宴会では終電過ぎまでカラオケで歌いまくり、
帰宅したら2時でした…。


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■2001/06/20 (水) フランス映画祭横浜



水曜日、土曜と横浜で開催中のフランス映画祭に行ってきた。
実は1996年には、当時のクライアントの会社が映画祭のスポンサー
をしていた関係で、4日間入り浸ったことはあったのだけど、5年ぶ
りだ。今年は、友人が映画祭のボランティアスタッフをやっている
ということで、久々に足を運んでみることにした。

5年ぶりということで、まず会場への行き方をすっかり忘れてしまっ
ていた。横浜は、昔の彼とデートした思い出があちこちにお化けの
ようにあるので、今とあっては、なんとなく足を運びづらい場所だ。
パシフィコってなんて遠いの!まず桜木町の駅前から違うエスカレ
ーターに乗ってしまい、動く歩道にすら乗ることができずに大回り
してしまって会場についたときには汗だく状態。

初日で慣れていないせいか、段取りは悪い。8時開演だというのに、
舞台挨拶が始まったのは8時35分頃。さんざん待たされたのだ。待
っている間、目的の作品の前に上映されていた「月の砂漠」の青山
真二監督が歩いていた。思った以上にでかい人である。あんな髪型
の人は他にいないからすぐわかるんだけど。

水曜日の上映作品は、偶然にも「水曜は大忙し!」。フランスの小
学校は水曜日がお休みで、そんな一日の間に起こる、子供たちを中
心とした色んな騒動のお話。メーンとなるのは、離婚した家庭の女
の子と、一日だけ会いに来たお父さんのエピソード。このお父さん
が、賭け事大好き、女にはだらしなくて子供の前で彼女に追い出さ
れるダメお父さんなんだけど、すごく魅力的。そして女の子はとっ
ても演技が上手で可愛い。ただ、いろんなエピソードを詰め込みす
ぎたのが、ちょっと失敗だったかも。
でも、フランスらしい、おしゃれで愛すべき映画になっている。

終わったら10時45分くらい。さらに質問タイムで、小さなヒロイン
がゲストとして来ていた。まだ10歳くらいなのに、こんなに遅くま
で仕事だなんて大変!質問タイムの後もサイン会があるのに。

その後、ボランティアの友人と少し立ち話して(前の日は成田空港
までゲストを迎えに行ったらしい)帰途につくが、パシフィコは不
便で、家に着いたら12時半だった。私は、都内でも南のほうに住ん
でいるのにそんなに時間がかかるものだから、もっと遠い人は大変。
せっかく上映作品も面白そうなのが多いし、ゲストも豪華なのに、
なかなかいけないのが残念

■2001/06/11 (月) 「キャバレー」(サム・メンデス演出)


去年ニューヨークに行ったときに観たかったのに見逃してしまった
ミュージカル『キャバレー』を観にいった。オットと合わせて3万円
の出費は痛かったけど、これはオットを質に入れてでも行くべき舞台
であったのだ!

演出は映画『アメリカン・ビューティ』でもおなじみのサム・メンデ
ス。この舞台、何が素晴らしかったかということを言ってしまうと、
これから見る人にとって楽しみがなくなってしまうので黙っておくけ
ど、本当に衝撃的な場面が2ヶ所ある。本当に鳥肌(not実)が立つ
かと思ったのだ。頭が殴られたような強烈なインパクトがあって、
心底ゾクリとしたのである。ナチズムの狂気をこのように表現する
とは。まことに恐れ入った。

もちろん、MC役のジョン・ピーターソンは圧倒的に素晴らしい。色っ
ぽくてユーモラスで魅力的なだけに、ラストの悲劇性が際立つのだ。
この舞台は、MCが引っ張っていくのだから、MCに魅力がないと話にも
ならないのだけど、これだけ人をひきつける何かを持った人はそうそ
ういない。もちろんサリー役も非常にうまいし、彼女の、ひらひらし
ていてモダンなんだけど哀しい部分が良く出ていた。キャバレーの
猥雑でデカタントな雰囲気もばっちり。

会場が仮設の劇場で、NYのStudio54のような雰囲気は臨むべくもな
いのが残念だけど、オットを質に入れてでももう一回行くべきか検討
中なのであった!字幕を観ないでリスニングに集中していたら(英語
は大変聞き取りやすい)疲れてしまって、帰宅後、せっかくのサッカ
ー、コンフェデレーションカップを見ながら寝てしまったのである。

■2001/06/03 (日) 犬を食らう


愛犬家の方には怒られそうだけど、韓国料理店で犬の肉を食べるという
会があった。

会の前は新宿ピカデリーの「トラフィック」へ。松竹の株主招待券で
入れるからだ。途中、山手線が止まるというアクシデントがあり、
開映時刻ぎりぎり。でも招待券があるもんね、と取り出すと、4月・5
月有効の券だったのだ。今日は6月2日…。

映画が終わり。待ち合わせの西武新宿駅北口へ。靖国通りは凄い人で
ろくに歩けない。大学生のコンパ集団、旗を掲げたお上り中高年の集
団が立ちふさがる。そして西武新宿駅に到着したが、北口ってどこだ
っけ。西武新宿線沿線に9年間も住んでいたくせに、一度も降りたこ
とがなかった。相当不安になってきたところで、ようやく友人の集団
を発見。

目的地は「グリーン食堂」なるこぎれいな韓国料理店。店の奥にテレ
ビがあって、日本対カメルーン戦がまさに始まろうとしていた。
まずは軽くチヂミとカルビ。美味。ここのチヂミはほかよりも厚みが
ある。そして、噂の犬。このお店、メニューはハングルと日本語の併
記となのだが、一箇所だけ、ハングルのみとなっているところがあっ
て、ここが犬肉というわけだ。炒め物、煮物、鍋とあったが、炒め物
にする。お値段はやや高め。

ぱっと見は普通の肉と変わらない。犬だなんて、言われないとわからな
い。辛味ソースと、香草で炒めてある。口にすると、マトンのような
香り。歯ざわりも違和感はなく、「羊」といわれても気がつかないほ
ど。香草も癖があるが、それで肉の臭みを消しているというわけだ。

ところで、言い出しっぺの友人が、一口食べてもう食べられないという。
味の問題というより、韓国映画「JSA」を観て、それに犬が出てき
たので、かわいそうで食べられないとのこと。
この時点で映画を観ていなかったので何ともいえなかったが、今日観て
少し納得。

参加メンバー6人の結論としては、「まずいわけではないが、同じ金を出
すんだったらカルビを注文する」。たしかにすぐに平らげられたものの、
かわいいワンちゃんの顔が浮かぶと食も進まなくなってしまう。決して
まずいわけではないし、ラムとか好きだったら美味しく食べられるんじ
ゃないかな?

その後、どぶろく「マッコリ」と眞露にキュウリの細切りを浸してしこたま
呑み、デザートを食べるためにもう一軒はしごし、初夏の夜はふけていっ
た…。


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■2001/05/28 (月) こんな時間に何やっているんだろう



なんだか気が付いたら朝の3時半。いったいあたしは何をやっているんだろう。

え〜いまさらながら「ハンニバル」の長い感想を書き始めたら止まらなく
なって、書き始めてから2時間もかかってしまったのでした。しかも、そ
れは書く方針について悩まなくてただつらつら書き連ねていただけなのだ
けど。なんというダサいあたし。
そして、実は感想は20本以上たまっているのであった。どうしよう…。
美容と健康と仕事と夫婦生活を犠牲にしてこんなことをしているあたしっ
たら。

今週末は比較的充実していたのだ。金曜日に映画関係の友達と12時近く
まで飲み、家に帰っては「酔っ払いは嫌いだ」と家人に背中を向けられ、
土曜日は昨日の友人と「ハムナプトラ2」の先々行オールナイトにいって
バカ受けして帰り(ホント悶絶モノです。サソリ王ったらもう…)、
そして今日は2ヶ月ぶりに美容院に行って、ヘアカラーしてきたら、なぜ
か髪がとても黒くなってしまってものすごく違和感。もともとは黒いのに
慣れとは恐ろしいものだわ。ちょっと美容院サボると髪がすぐに赤茶けて
きてしまうのだよ。

そして、「夢二」「Lies/嘘」と久々に映画のはしごをして帰ったら、
ダービーでオケラになって荒れているオットがいたのだった。

そして、こんなくだらないことを書いているうちにもう朝の4時。いいも
んね、明日は会社を休むのだから。なぜって、見逃してしまった「けんか
えれじい」が昼間にしかアンコール上映してくれないからだ!

■2001/05/21 (月) スランプ



このページをよくチェックしてくださっている皆さんはお気づきで
しょうが、更新頻度が下がっていて感想がたまりまくっているので
す。映画はそれなりにたくさん観ているのですが、文章が書けなく
なった病なのです。映画の感想を書くという作業が、以前に比べて
とんでもなく気力を要する行為となってしまいました。さあ、書く
ぞと思うまで何時間もパソコンの前でボーっとしていたりします。
その間惰性でネットサーフィンしたり、夜中だというのに突然掃除
や片づけを始めたり、ちょっと精神状態がやばい感じ。

そんな中、映画だけはそこそこ観ているので書かなくてはならない
感想がたまり、書きたい、でも書けないというジレンマに犯されて
います。その上、先週は鈴木清順のレイトが終わってしまうので連
日新宿まで通い帰宅が12時半くらいになったり、本業も忙しかっ
たり、さらには会社の歓送迎会で飲みすぎて記憶を失いタクシーで
強制送還されるという体たらくで、人間としてやばいのではないか
と思うこのごろ。オットに「こういう奥さんってどう思う?」と
聞いたら一言「恥ずかしい」。あーあ。


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■2001/04/09 (月) ハンニバルの極短い感想



え〜言いたいことは山のようにあるんですけど、とりあえず簡単な印象のみ。

この映画は、ハンニバル・レクターからクラリスへのラヴレターである。
10年前のクラリスとレクターの対話の録音テープ。彼がクラリスに宛てた手
紙を読む声。そして、偶然レクターが取ったパッツィの電話を通しての、思い
がけないクラリスとの会話。耳をヴェルヴェットのように刺激する官能的な声
には思わず聞き惚れてしまう。恰幅がよくなりすぎたホプキンズの姿形を敢え
て前面に押し出さず、彼のクラリスへの愛を包み隠さない囁きを強調する演出
が成功している。

レクターの愛は、一方的で決して叶えられることがない。彼は、クラリスが彼
を拒絶する強さを持っているがゆえに彼女を狂おしく愛するのである。彼がク
ラリスの敵を一人一人血祭りに上げていくのも、すべて激しく切ない愛の告白
にほかならない。レクターは恐ろしい犯罪者だが、彼女の敵であるパッツィや
メイスン、そしてクレンドラーに較べてはるかにシンパシーを持って描かれて
いる。レクターの怪物性や複雑さを強調した原作と較べて非常にシンプルで、
ある意味究極の愛の物語となっているのだ。


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■2001/03/12 (月) マジギレ


相変わらず感想をためています。ごめんなさい。
なんだか毎日家に帰るの遅いし、やることいっぱいで手が回りません。
そのうち、映画の内容まで忘れてしまったりして。

さて、今日は久々にオットと恵比寿で「ハイ・フィデリティ」を観たの
ですけど、もう隣に座ったバカップルが最悪なんです。大体、カップルの
隣というのはやめた方がいいというのがわかっているんですけど。

偏見かもしれないですが、劇場内で喋りそうな人達
1.おばさんのふたり連れかグループ
2.中年カップル
3.若いバカップル
4.外国人

男の方が、音楽のウンチクを中心に延々と喋っていて、女が相づちを
打っている。で、静かにしてください、と小さな声で注意しているのですが
無視して喋り続ける。というわけで「喋るのやめて下さい」と言ったら女が
「そんなの勝手でしょ」と逆ギレしてやんの。もう殺す、と思ってしまいま
した。「最終絶叫計画」が出来はよくないけど絶対けなせないのは、あの
映画館でのうるさい観客ぶち殺しシーンがあるからですわ。

最近私はついていなくて、ミニシアターに行くと大抵、映画の上映中に喋る
客がいるんです。もう、映画館を自分の部屋と勘違いしているんだな。
映画館では静かにするもの、という意識をどこかで植え付けてもらわないと。

さすがに昨日の「ユリイカ」ではみんなお行儀よく静かに観ていたな。

■2001/03/03 (土) 近況など



最近あまりにもバタバタしていて、映画の感想はたまるわ、日記も書けないわ。

てなわけで、簡単な近況です。
4月28日から全国松竹・東急系で公開される映画「LOVE SONG」の宣伝を
担当することになりました。佐藤信介監督(「たどんとちくわ」「ざわざわ
下北沢」「ひまわり」の脚本家、監督メジャーデビュー作)、出演が伊藤
英明、仲間由紀恵、原沙知絵、ジョビジョバ、三輪明日美、津田寛治(BOSS
のCMの人)です。尾崎豊の没後10周年ということで、彼の歌の世界を
映画にしたもの、ということなんだけど、まあ尾崎なんてどうでもいいや、
という人にも受け容れられる作品になっていると思う。とにかく脚本がい
い。ふと、自分の人生を振り返ってしまうような、切なさに満ちた映画な
のだ。

なんて宣伝になってしまっているけど、イイ映画なんで観てね。東京では
渋谷東急3,シネマミラノ、シャンゼリゼ、シネ・リーブル池袋で公開され
ます。

昨日は結局残業になってしまって、会社の隣の映画館で「デッド・アウェイ
バンコク大捜査線」。実は一昨年のファンタのオールナイトでも観ているの
だけどそのときは早朝6時からの上映で、ほとんど寝ていて俳優が美形だっ
たことしか覚えていないのだ。しかし改めて観ると、これが面白いのである!
もちろん、俳優たちは美形だし、ノンストップアクションなのだ。編集や特
撮などの技術はまだまだだし、途中で話が分からなくなるところもあるけど
息もつかせないほどで、集中力のないあたしが観ていられたのだから合格点。

■2001/02/09 (金) 泣きたいこと


もしかしたら、ホームページやめるかもしれない。

いろいろとここ数ヶ月は、つらいことがたくさんありました。その中身に
ついて書いても仕方ないから、もう何も言いませんが。いいこともたくさ
んだったのだけどね。なんかすっかり疲れてしまったのです。

映画の感想を書くのは楽しいので、続けていきたいのですが。そのへん、
どうやって折り合いをつけていくか、考え中です。

今日は昼休みに本屋で中古ビデオが売っていたので、「BLUES HARP」と
「GONIN」を買う。ついでにSTUDIO VOICEが日本映画特集だったのと、
毎年買っているキネマ旬報の決算号を買ったら、5000円くらいの散
財になってしまった。「ゴッド・アンド・モンスター」が31位にラン
キングしているのは、年末ギリギリの公開でレイトショー、マスコミ試写も
ほとんどなしということを考えると健闘していると思う。

仕事が終わったら猛ダッシュで銀座、「ローサのぬくもり」の試写会。
東京国際映画祭で「アローン」というタイトルで上映された作品だが、
1年ぶりに見て、改めて胸を打つ映画だということを実感。号泣。
でも、家に帰る途中には、もっと泣いてしまったのだけど…。

今の私はもう、消えてなくなりたい。

■2000/10/16 (月) すげーご無沙汰



ここんところ、発狂しそうになるくらい忙しい毎日で、その中でも
打たれ弱い私は「もうやだ」「死んでやる」ということを毎日連発
しているような始末。情けない。雪印の社長じゃないけど全然寝て
いないのですよ。

さて、最近はまたアッタマに来る出来事が多くて困っている。土曜
日に、今週末で終わってしまう「顔」を見にテアトル新宿まで行っ
た時のこと。例によって開演時間ギリギリに飛び込んだので、予告
編がすでに始まっていたのだった。ほぼ満員だったので、暗い場内
で空席を見つけるのは至難の技。二つ空いている席を見つけたので、
通路側に座った。そうすると、やな奴が座りにくいからだ。しかし、
端から一個中に入った席に、男が座った。そいつが痴漢だったのだ!
自分の手の動きが見えないように、ひざの上に上着をかけているの
だけど、横から足を触ってくる。
もう気になって気になって映画どころではない。ところが、満席と
きたもので、移れるような席がどこにもないのだ。隣から触って来
られないように、バッグを隣の席との間に入れたら、そいつは速攻
で退散し、映画館を出て行った。やっぱり痴漢だった。そいつは、
私が座るまでは一番後ろで立ってみていたから、獲物を探していた
のだ。
混雑している映画館で痴漢をする奴なんて、死刑だよね。せっかく
面白い映画だったのに、集中して見られなかったではないか!


■2000/09/21 (木) とりあえず帰国(旅行の備忘録)


胃が痛い。旅行中ずっと胃が痛かったんだけど、今日はその頂点で
飛行機の中で泣きそうな状態だった。でも胃薬を頼む余裕もなく、
ご飯をほとんど手を着けないままとにかく爆睡していた。そのため
今は寝られなくて困っているのであった。しかも胃薬を飲んでもま
だ胃が痛いのだ。

帰国してメールをチェックすると、頭の、そして胃の痛くなるよう
なメールが山のように来ているし。どうして、なんだかわけのわか
らない理屈を付けて人のやることにケチを付けるのよ…。(あ、こ
れはここを多分読んでいないであろう方のことを書いているのでご
安心下さい)またさらに胃が痛くなってきた。

今回は宿泊代と食事代にお金をかけたので(といってもこの胃の調
子なので私はほとんど食べていない。オットが食い道楽してきただけ)
買い物は私には珍しくあまりしなかった。トロントでMACの口紅を
数本、それと雑誌を2冊(「プレミア」と「GQ」。「GQ」はブレンダン
・フレイザーの特集が載っていたので買ってしまった)、「アンジェラの
灰」のペーパーバック。NYでは、MOMAでカレンダーやカタログ、小さな
トートバッグ。グッケンハイムでかわいいマグネット。HMVで「フォーエ
バー・フィーバー」(向こうではThat's The Way I Like Itというタイ
トルになっていた)、「東京フィスト」「チェイシング・エイミー」の
DVD、ヴァージン・メガストアで「オペラ座の怪人」のCD。バナナ・
リパブリックでストレッチシルクのシャツとカットソー、サックス・フ
ィフス・アベニューでまたMACの口紅(やっぱりNYの方が高い)とケイト
・スペードのバッグ。JFK空港で「Girl Interrupted」のペーパーバッ
グと「Tommy Girl」のコロン。うん、私にしてはぜんぜん買い物をして
いない方だ。

日本食がとても食べたくなり、帰宅したらお寿司を取る。ベランダの
バジルが一応生きていたのでちょっとホットする。

■2000/09/07 (木) 人としていかに生きるべきか、そして友情について


家族、職場、生身友達、ネット関係、いろんな人に出会ったり話したりコミュ
ニケーションしたり。そうこうするうちに、いろんな事が起きる。で、この頃
痛感するのが、人間として一番必要な資質とは、「想像力」であるということ
だ。

中でも、人の痛みを感じることができること、相手が何を言ったら傷つくか
ということを考えられることというのは、とても大切なことだ。私もこのこ
とでは数限りなく失敗してきたと思う。世の中のは本当にいろんな人がいる
し、自分とは違った人格の人間が何を考えているか、なんて簡単にわかるも
のではない。本当に人間関係とは難しいものだ。

完璧な人間なんてどこにもいないし、不完全な自分という存在に苛立ちなが
らも、最善を尽くして生きていくしかないのだ。

考えているうちに、気が狂いそうになってくる。

■2000/09/06 (水) 忙しい忙しい



ゴッド・アンド・モンスターの公開が発表になってからと言うものの、
忙しくてかなわん毎日である。HPの更新もままならない。とはいっ
てもとにかくあちこちのサイトに掲載やバナーのお願いをメールで送り
まくっているというのが、メーンなのだが。しかし、以前リンクしてい
ただいていたものの、ご無沙汰してしまった方たちとかからメールがい
ただけるのはとってもうれしいこと。今回の件では諸般の事情で名前は
出せないけどむちゃくちゃお世話になっている方も何人もいるし、改め
て人の温かさを感じるのであった。

公開関係で忙しい上、実は本業も先週末から珍しく忙しい。私は究極の
不良OLだと自分のことを思っていたけど、やっぱりせっぱ詰まればちゃ
んと仕事をするのである。インターネット関係の仕事をしていていつも
端末ばかり見ているので、目がおかしくなってきた。

そして、今日は「オータム・イン・ニューヨーク」の試写状が4枚も
当たっていたのに、全部無駄にしてしまったのだった。くやしいなあ。
まあ、もうじき本物のニューヨークの秋を体験するんだけど。大体い
つもわたしが言っていることなんだけど、なんで試写会って6時半始
まりなの?真っ当な社会人はそんな時間に会社上がれません。

代わりに、8時15分からキネカ大森で上映の韓国映画「グリーン・
フィッシュ」を友人と見てきた。ハン・ソッキュ、あなた26歳とい
うのはいくらなんでも嘘でしょう。韓国ノワール(笑)なのだけど、
ガン・アクションがまったくなくて、人を本当に殴っている妙にリア
ルな音が印象的だった。全体的に、とっても昔っぽい雰囲気。韓国の
田舎は昭和30年代の日本みたい。登場人物の服装とかメイクも古っ
ぽい。昔の日本のアクション映画を観ているみたいだった。

■2000/08/20 (日) サウスパークは大混雑



オットとシネ・アミューズで「サウスパーク」鑑賞。この劇場始まって以来の
観客動員だそうで、上映2時間前に行って整理券をキープ。上映開始前に劇場
ロビーに行くが、ここのロビーは狭いので、人があふれてしまっていた。あま
りにも人が多いんで併設のカフェのほうまで押し出されるのだけど、カフェの
人には入ってくるなと注意されてしまう。だったらもっとロビーを広くしてよ、
と思うんだけど。しかも、私はプレゼントで当たった招待券(普通の前売り券
に「ご招待」とはんこが押してある)で入ろうとしたらもぎりのお姉さんに
「日曜日とかにはこういうので入らないで下さい」とかいわれるし、ラブホみ
たいな照明で、しかも段差がなく見づらいわ、映写機の位置が低いので影が
スクリーンに映るわで上映環境が最悪なのにいばるんじゃないよ、バーカと言
いたくなるが黙っておく。

結局、立ち見の人もあふれるようなすごい状態で観ることになった。下品だ、
下品だと聞いていたけど、実は思ったほどではなかったりする。もちろんフォ
ーレターワードのオンパレードなんですけど、ある程度覚悟していたもので。
それより、ミュージカルとして大変良くできていることにとっても感心する。
私の父親が実はサダム・フセインに似ているものだから、サタンとフセインが
ホモだちで、フセインが生ちんぽそっくりのバイブで責め立てるところなんて
すごく複雑な気分。そして、あぶない表現を取りながらも根本には反差別、反
戦、言論の自由が流れていて、それがしつこくもヒステリックでもなく主張さ
れているのはすごいとしかいいようがない。こういうのを作ってしまうのが
アメリカなんだな。

蛇足だけど、アメリカのゴア副大統領(大統領候補でもある)の妻ティッパー
はこの映画にでてくるシーラのように、ロックやラップの汚い歌詞をヒステリ
ックに取り締まっている社会活動家なんだよな。そのせいで、マリリン・マン
ソンとかレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとかディアンジェロのCDの
ジャケットに「PARENTAL ADVISORY」なんて醜いステッカーが貼られることに
なってしまったんだな。だからゴアなんか当選させちゃダメ>アメリカ人よ。

■2000/08/19 (土) 夏の終わりを感じる花火



二子玉川の花火大会に、某所のオフで行く。花火大会というのは私にとって
は鬼門である。というのも、何回男の子と花火大会に行っては喧嘩別れした
ことか(笑)。半端でない人混みの中たくさん歩かされたりするとついつい
キレてしまっうのだった。しかし私もいつしかいい年になり、気づけば人妻
(笑)になっていた。そしてオットとは一度も花火に行ったことがなかった
のだ。オットとはプールにもディズニーランドにも海にも行ったことがない。
珍しい夫婦かもしれないなあ。

二子玉川駅前は大変な人出。携帯電話をかけても全く通じない。なんとか
メンバーに会うことができ、河川敷を、買いだした食糧を手に歩く。河川敷
がだだっ広いため、そんなに混んでいるという印象は受けない。芝生の上に
食糧を広げる。ここのオフはいつも食べ物が充実している。今回も、雪谷大
塚のSOUL FOODのカレーを筆頭に、バーボンファッジパイとか、ピクルスと
か、とても花火大会で食べるご飯とは思えないくらい豪華で満足度高。

やがて少しずつ暗くなり、花火が上がり始める。ポジション的にもベストの
位置をキープすできた。目の前で大きな花が開くのは、自分の世界が一瞬変
わった気がしてとても新鮮な感じ。ここまで大きく見えた花火を見るのは初
めてかもしれない。多摩川を挟んだ向こう、川崎側でも花火が上がっている
ため、目の前と左手と二つ上がっているのを見ることができて一粒で2倍美
味しいという感じだ。世田谷区側はとにかく大きな花火、川崎側は大きさは
さほどでもないけれどもカラフルで美しい。面白いのは、スポンサー付きの
花火があるということ。商店街などがスポンサーになっているのはありがち
なパターンだが、結婚するカップルの友人一同がスポンサーとなって花火を
あげているというのはなかなか洒落ている。たまに、打ち上げるのを失敗し
たんじゃないかと思うほど低い位置で花開いたりするのはご愛敬だけどちょ
っとあぶないのかもしれない。

いつしかお酒などはそっちのけで花火に見入ってしまう。1時間はあっとい
う間に過ぎ去ってしまった。でも、ちょっと物足りないくらいがちょうどい
いのかもしれない。終わった時間には、猛暑も落ち着いていて、川から涼し
い風が吹いていた。夏も終わりに近づいたかと思うとちょっとさみしい気分
になる。まだ海もプールも行っていないのに。

■2000/08/18 (金) たまには銀座で大人の夜を。



とあるウェブマスターの呼びかけで、主に映画系のHPを開設しているメンバー
で飲み会を開催。半分くらいは初めて会う人たちだったけど、リンクを張って
いる方も多いので初めてという気は全くしなかった。映画のHPを作っている
人たちばかりなのに、映画の話だけでなく、たとえば70年代のソウルミュー
ジックとか、夜遊びの話とか、多岐にわたるお話が出来たのがとても楽しか
った。それに、意外なところで接点があるということに気がついた人もいた
りして。年代もばらばらなのが、却って面白い。普通の生活をしていたらき
っと会えなかったであろう人と仲良くなれるのが、ネットの醍醐味だ。時が
たつのも忘れるくらいの楽しい時間を送ることが出来た。

しかし男の人というのは、ある程度の年齢になると、「素敵な人」と「そう
でない人」にきれいに分かれるものだというのを実感。素敵な人は熟成され
てさらに素敵になるものなのなんだな。この会は、素敵な男性の方々に会う
ことができてすごく幸せだった。(もちろん素敵な女性ばかりでもあったけど)
わがオットも50歳になったらいい男になっているだろうか。

お酒に酔い、楽しい会話に酔い、そして素敵な人たちに酔った夜だった。


■2000/08/17 (木) 置き引きには気をつけてね



友人に誘われて「60セカンズ」の試写会。友人は、小学生の子供を連れて
やってきた。ところが、場所取りのために置いたゲームボーイとゲームが
なくなっていたのだ!必死になって探し、場内でアナウンスをしてもらった
けと出てこない。映画が始まっても、かわいそうな彼はずっと泣いていた。
クルマ泥棒の話で盗難に遭うなんて洒落にもならない。
でも、終わった後でみんなで手分けして探したら、なんと出てきたのである!
本当に良かった。この映画が嫌な思い出と結びついたらとても悲しいものね。

映画の方は、まあブラッカイマー作品だし期待もしていなかったしまあそんな
ものね、という作品だったが、脇役がやけに豪華だった。ロバート・デュバル
は渋いし、「ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」の子連れ
狼ビッグ・クリスのヴィニー・ジョーンズもいる。そして、あのクリストファー
・エクルトンが木製家具にフェチの変態英国アクセント悪人を怪演していた。
もっと出番が多ければいいのにね。最近萌え萌えのアンジェリーナ・ジョリー
はあまり活躍しないと事前情報でも知っていたんだけど、やっぱりもっと本筋
にからんで欲しかった。だけどカッコイイしまた惚れ直したわ。

そのあと渋谷に移動して「コフィー」。パム・グリアーがひたすた可愛くて
タフでカッコイイ。音楽もすごくセンスがいい。見るからに低予算だしB級
映画なんだけどカルト作品になるのはわかるような気がする。この映画を自
分で配給した中田さんという方にはメールでやり取りしているんだけど、ホ
ントに熱くて素敵な方。彼のこの映画に対する愛情を聞いていただけに、胸
が熱くなったのだった。

■2000/08/16 (水) 言いたいのに言えない…



某配給会社で某映画についての打ち合わせ。しかし何の映画なのか現段階で
は言えないのがとってももどかしい。いいお返事を聞くことができたので
良かったと言えば良かったのだけどね。しかしこれからが大変だ。私はこ
のようにずぶの素人なので何もわかっていないし、協力してくれる人もあ
まりいない。これ以上自分の睡眠時間を減らしたり、ダーリンとの時間を
減らしたりしたくないけど、でもやるしかないんだろうな。

なんてことを書いても、これを読んでいる人は、何を書いているのかさっ
ぱりわからないんだろうな。あああああもどかしい!!!

恵比寿の有燐堂でロバート・ホワイティングの「東京アンダーワールド」
を購入。こういう実録マフィアっぽい話って好きなのだ。これから六本木
に出かけるというときには、六本木のイタリア料理店を根城に悪いことを
いっぱいしたイタリア系アメリカ人の話が似合うような気がした。

■2000/08/15 (火) 最高気温38度で松明…



1月に亡くなった祖母の初盆ということで、会社を休み豊川まで。
愛知県というのは、夏は東京よりもずっと暑いところだ。駅で待ってい
ても汗がダラダラしたたり落ちる。まずはかなり山の中にあるお寺まで
行って焼香。それから食事をして、墓地の近くにある「財賀寺」という
智恵文殊のお寺の仁王門を見てくる。

この阿吽の仁王像は、平安時代の作で、国指定の重要文化財である。高
さは350cmほどもあり、堂々たる体躯だ。ユーモラスな表情をしてい
るが、立派で豪快な体つきをしていて、素晴らしい造形。この仁王門と
仁王像は修理に出されており、2年前に戻ってきたときには、横綱の貴
乃花がこんな田舎に来て土俵入りを奉納したそうだ。

5時からは、お盆の儀式。お墓参りをすませた後、竹の葉などを集めて
山にしたところに、卒塔婆などを置いて焼く。まわりに沢山の松明をつ
けた棒をいくつも立てたり、蝋燭に灯をともしたりして、なかなかすご
い光景。夕方とはいえ、まだまだ暑いのにこれだけ火が燃やされるとも
う大変なものだ。とはいっても、昼間に少し雨が降ったので、意外と燃
え方は大きくなかったのだが。ここの地区の風習で、初盆を迎えた家は
ほかの人たちのために缶ジュースを配ることになっている。私も配った。
でも、この暑さで缶ジュースもすっかり温まっていたのだが。

考えてみたら、母親に最後に会ったのは四十九日の法要の時だったかも
しれない。同じ東京に住んでいるというのに。父親とは、先々週野球を
見に行ったりクラシックのコンサートに行ったりしていたのだけど。
今のうちに親孝行しなくては。

帰省ラッシュのピークの日であったけど、新幹線でもこだまは空いてい
た。鹿嶋まで帰らなくてはならない弟夫婦と一緒に帰京。途中、新幹線
の窓から打ち上げ花火が上がっているのを見る。お盆の日に上がってい
る花火は、まるで今年亡くなった人の魂のようだ。

■2000/08/13 (日) ねむいぜ



11時に美容院の予約をしていたので、まだ寝ていたかったんだけど仕方なく
起床。行きのバスと電車の中ではほとんど爆睡。行き付けのお店は表参道の
ビブレの中にあるのだけど、ビブレの閉店に伴ってこちらも閉店してしまう。
このビブレでは、学生時代ラ・ヴィータというレストランで友達と食事した
り、1階にあったカフェ(名前忘れた)でお茶したりして懐かしい場所だっ
たのでちょっとさみしい。どうやら、ここは取り壊されて跡地はヴィトンの
店舗になるらしい。閉店セールをやっていたので、雑貨とかバッグとか買っ
てしまった。

朝から何も食べていなかったので「光麺」で熟成光麺をいただく。ここは
池袋が本店の有名店。とてもこってりしていてなかなかおいしい。場所柄
女性客も多く、もう一つの売りである「世界最強杏仁豆腐」をみな注文し
ている。釣られて私も。クリーミーな味わい。

BOX東中野に移動して「クレイジー・イングリッシュ」。予告編が始まって
いたので空いていた前の方の席に座るが大変見づらい。英語字幕と日本語
字幕の両方が入っているということも、見づらさを増幅させる。主人公の
リー・ヤン先生が、独特のアジテーションで英語を中国の人々に教え込む
というもの。紫禁城の広場とか、万里の長城とか、何千人もの人を前に見
せるパフォーマンスは強烈の一言。英語を身につけて世界で金を儲けよう!
というメッセージは、拝金主義のはびこる中国では大ウケみたい。たしか
に途中まではとっても面白いのだけど、同じ調子で続くと飽きてきてしま
い、睡眠不足も手伝ってたまに意識が遠のいてしまった。

家に帰ったらオットが疲れた私の様子を見て、カレーライスを作ってくれ
た。持つべきものは、家事のできる配偶者(笑)。「バッファロー'66」
のDVDを鑑賞。やっぱり大好きだわ、この映画。ヴィンセント・ギャロが
ここまで情けないけどいい奴だなんて。

■2000/08/12 (土) またもや二日酔い(サル以下の私)


やっぱり昨夜のワインが効いたのか、二日酔いで朝から気分が悪い。
しかし今日も色々やることがあるのだ。まずはHISに出かけて旅行のホテル探し。
この時期、トロントは大変な混雑で、アップルワールド(というホテル予約の
定番サイト)で依頼したら、ダウンタウンから数十キロ離れたホテルしか取れない
なんてタコな返答をよこしやがった。もうあそこでは探さない。
HISのお姉ちゃんに、とりあえずダメモトでいくつかあたって貰うことにする。

渋谷までオットを付き合わせたのだが、彼は「オレが行く必要なんてなかった」と
ダダをこねこね。黙らせるために、昼飯を奢ることにする。彼はラーメンやそば
ならいいけどうどんはヤダとかわがままを言う。最初「唐そば」に挑戦するが
行列(といっても、この店にしては少ない7,8人)があって、並ぶのはやだも
んね、とまた彼はダダをこねこね。東急文化会館の中のげんこつ屋に落ち着く。
(続く)

シネ・アミューズにて「ハピネス」。今日が初日の「サウスパーク」がものすご
い混雑で、なんと2回先まで満席とのこと。そのあおりか?「ハピネス」もかな
り混雑していて、なんとか席を見つけられた程度。あまりにもキツイ作品だと聞
いていたんだけど、しかし意外なほど楽しんでしまった自分がいた。脂ぎったデ
ブのフィリップ・シーモア・ホフマン、あまりにも人が良くて不器用で不幸を呼
びこんでしまうジェーン・アダムズ(あのvulnerableな、壊れそうな表情をたた
える大きな目がたまらない)、そしてウィリアム・H・メイシーをさらに気が弱そ
うにしたディラン・ベイカー、いかにも理想的で幸せなハウスワイフだけど胡散
臭いシンシア・スティーブンソンと登場人物がみないい味を出しすぎ。中でもイ
タすぎるフィリップ・シーモア・ホフマンとジェーン・アダムズは最高。
このように幸せを求めながらもズンズン不幸になっていく人々を描いているのだ
けど、監督の視線が登場人物と同じで、彼らを愛情たっぷりに描いているので嫌
味がない。なんだかんだいってポジティブでいいな、と思った。人々を高見から
見下ろしている「マグノリア」よりずっといい。

映画館を出たら、渋谷の街の上に虹がかかっていた。ぼんやりとしていて淡くて
幅広の虹が。近くのカメラ店に駆け込んで使い捨てカメラを買ったけど、店を出
た頃には消えていた。

■2000/08/11 (金) お盆は暇である



この時期、世間様はお盆ということで全然電話もかかってこないし
メールも来ない。少なくとも会社にいる間はむっちゃくちゃ暇だ。
何がつらいって会社に行ってやることがないことなのである。終業
時間までなにをやっていようか。さっきは公衆電話で会社が夏休み
中のオットに電話までしてしまった。

洗濯物があまりにもたまっているので朝洗濯をしようとして、間違
って今日着るつもりのジャケットまで洗濯機に突っ込んでしまった。
家では洗えないものなのに…。寝ぼけているときに慣れないことを
するとこんな失敗もあるということだ。情けない。やむなく洗濯物
干しをオットに頼んでおく。彼は便利な男だ。

さて、今日は大学のゼミの同期との飲み会。乃木坂にて8時スタート
だったので、その前に有楽町の阪急のバーゲンに寄ってDKNYのラメ
カーディガンを買う。飲み会の場所は「海華月」というお店で、ま
るで隠れ家のような、わかりにくい場所にある。みんな多忙なのか、
定時に集まったのは3人のみ。今日は速水日銀総裁のゼロ金利政策の
放棄という発表があったため、金融関係の仕事をしている人は多忙
だったようだ。また例によって大学時代の懐かしい話などで盛りあ
がる。飲み会に来るのは10年ぶりという外務省勤務の某君をちょっ
といじめる。前回の飲み会で、私がとある同級生(偶然にも同じ日
に結婚式を挙げたやつ)と一緒に帰ったのではないかという疑惑が
あったらしく、ツッコミを入れられまくる。そのあとジャズバーに
移動したけども、ジャズの生演奏の心地よさと一週間の疲れのため
沈没。CXディレクターの美女に赤いゴルフで家まで送ってもらう。

■2000/08/10 (木) 最終絶叫計画



会社の人に試写会の件を貰ったので、渋谷へ。

24日に劇団新感線の「阿修羅城の瞳」のチケットを取ってくれた友人に
チケットを渡して貰い、ついでに一緒に映画を観ることになるはずだった
けど、友人がチケットを忘れた(笑)。でも、夏休みに彼が小笠原に行っ
たときの写真を見せてくれたから満足。信じがたいような数のイルカの群
とか、澄んでいて真っ青な海、珊瑚礁の写真を見ると無性に海に行きたく
なる。小笠原の場合は行って帰ってきて25時間もかかるそうだから、そう
やすやすと行けないのが残念だけど。
私が最後に海に行ってから何年経ったのだろうか。新婚旅行で行ったバリ
島以来かもしれない。

さて「最終絶叫計画」とんでもなく馬鹿な映画だとは聞いていたけど、こ
こまでやるか、というくらいおバカ。「アメリカン・パイ」よりもさらに
下品だし(何しろ生ちんぽが登場するくらいだ)、身障者ネタや差別ネタ、
ホモネタなどあぶないギャグが多い。さらに、ギャグの多くがとっても寒
い。だけど、その寒さも、わざとやっている気がするのがさらに寒さを増
幅させる。ここまでバカに徹していると潔い気もする。

基本的にパロディだけで構成されている作品で、元ネタの映画は多分15
くらいはあるのではないかな。ここで書ける元ネタは「スクリーム」「ラ
スト・サマー」「マトリックス」「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」く
らいだけど、オチはとても意外な映画のパロディで、これだけはちょっと
うならされた。
しかしとにかくパロディで笑わせるのがメーンになっているので、物語の
整合性はほとんどない。何も考えずに笑い飛ばしたり突っ込んでみたりす
るのが正しい観方だと思える。あまりの下品さ、過激さに辟易する人も多
いだろう。そういうのも平気な人だったらきっと満足できるだろう。(私
も嫌いじゃないけど)

この試写会、なぜか外国人がとても多くて、彼らは一様に笑い転げていて
大変ノリがよく、盛り上がっていた。でも、日本人には全部の元ネタはわ
からないだろうし、果たして受けるかどうか。


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