かさはらルドルフ君・・7歳・・♂
ルドルフ君は、1996年4月1日生まれ。現在、東京のマンションで室内暮らし。
飼い主さんとルドルフ君の出会いは、
「5月の連休のある日『うさぎと暮らしたら楽しいかもしれない』という飼い主の急な思いつきで、翌日たまたま遊ぶ約束をしていた友達を連れまわし、銀座・日本橋のデパート巡りの末、日本橋東急で出会ったのがルドルフでした。
無理にその日に買うつもりもないままのデパート巡りでしたが、白黒の子うさ達の中に、額に星のある子を発見(写真を見てね)。競走馬のシンボリルドルフ(額に三日月)から勝手にルドルフと名付け、だっこさせてもらったら腕の隙間に潜り込む元気さで、この子に決めてしまいました。」
飼い主さんはサラブレッドを北海道まで見にいくほどの、競走馬好きということです。
ルドルフ君の体重は、
「だいたい1・5〜1・6キログラム。ベスト体重は1・55くらいです。」
ひえー、さすが体重管理もいきとどいてますな。
ちなみに、ベスト体重だと、どんな感じ?
「良い具合に身体にハリがあって、筋肉のつきもいい感じ、といえばいいでしょうか?
走りもジャンプも軽快です。
太めになってくると、あごの下にぷくっとしたお肉が出来てきます。
健康な子なら、その程度の肉付きはOKなのかもしれないですが、太ると心臓への負担もかかるので、うちではバロメーターとして考えています。」
ルドルフ君は5歳の時、心臓病が発見されて、治療中です。
そのため、細かいケアが大切なのですね。
あのあたりの詳しいお話も、アンケートでうかがっています。
3歳になるまではペレット食べ放題でした。
ショップの人から勧められた「うさぎちゃんのま○ま」を。
3歳になる頃、ネットでのうさぎ情報を知り、牧草や野菜を徐々に増やしていき、
ペレットも繊維質の高い「T」に変えたのですが、
3歳の夏に不正咬合が見つかり、それからは野菜と牧草をメインにし、ペレットはおやつ程度になりました。
現在は「Dr. ヘルスケア」です。
数粒ですが、小粒のソフトタイプのほうが歯には安心なので。
○「Dr. ヘルスケア」について、説明してください。
イースターのバニーセレクションシリーズで、シニア用のアガリクス入りのペレットを、病院で購入しています。
市販では「シニア」として売られていますが、
病院で売られている「Dr. ヘルスケア」のほうが若干アガリクス量が多いという話を聞いています。
小粒でチモシー主成分のソフトタイプはそれまでなかったので、
「やっと出たか!!」という感じでした。
おやつ程度でも、やはり気になりますから・・・。
うちは、イースターのバニーセレクションシリーズのシニアの方を使っていますが、いったいどのくらいアガリクスが入っているのか、時々気になります。
○野菜や果物、クッキーなどは、どんな時に、何をどのくらい、あげているのでしょう?
好物なども、教えてください。(わかっちゃいるけど、やめられない物も書いてね)
不正咬合が見つかってから、野菜を徐々に増やしましたが、
心臓病が見つかってからは、さらに増えて、
1回約400g(軽く水気を切った状態)を1日2回ぐらいです。
写真のように、いつも野菜はてんこもりです。
それまでは、あまり増やすとやわうんちが多くなったりしていて限界があったのですが、
心臓病の薬のおかげで血流・消化がよくなったようで、あの体格の割には食べていると思います。
ただ、太りにくいですね。持病持ちは燃費悪いかな?と思います。
歯削りとなると、心臓への負担が心配なので、
不正咬合予防にも、野菜&牧草をたくさん食べてもらっています。
野菜の種類は、
ニンジン(葉・根)、サニーレタス、グリーンリーフ、ロメインレタス、
小松菜、せり、あしたば、大根葉、ラディッシュ(葉・根)、春菊、菜の花、セロリ(葉・茎)、
かぶ(葉・根)、きゅうり、ターサイ、キャベツ(たまに)、白菜(たまに)、
チンゲンサイ、サラダ菜、根三つ葉、糸三つ葉、モロヘイヤ、ブロッコリー(茎・葉)、
ハーブ(シソ・パセリ・イタリアンパセリ・チャービル・バジル・タイム)など。
1日10〜15種ぐらい、旬のものを中心にあげています。
ニンジンやセロリの茎などは、なるべく歯への縦の力を減らすため、薄くスライスしてあげています。
大好物はバナナ・ペレット・ニンジンです。
クッキーはあげてません。
昔、試食品をもらいましたが、半分は人間が食べていたような・・・(甘くておいしかったので)
○水のあげかたは?? 給水ボトル、マグカップなど、いろいろだと思うので。
昔はボトルでしたが、ケージ生活ではなくなってからは陶器の水入れです。
今は特別に、温泉水(飲料)をあげています。
毛づやも変わったように思います。
心臓病のためには、飲み水や野菜から充分に水分を取らせるように言われています。
○温泉水(飲料)とは、具体的には、どういう物ですか?
財宝温泉というもので、鹿児島県の飲料用の温泉水です。
なんとなく甘い感じがするお水でおいしいです!
○財宝温泉水(飲料)、カルシウムとか成分書いてありますか?
カルシウムイオン 3・0mg/l
マグネシウムイオン 0・4mg/l
カリウム 5・1mg/l
第一鉄イオン 0・6mg/l
ph 8・5mg/l
だそうです。
他のミネラルウォーターと成分を比較するには、
こちらのページのミネラルウォーター成分表が便利です。
便利なページの紹介、ありがとうございます。
◎生活環境について
○どんなふうに暮らしているのでしょうか。たとえば、朝何時から夜何時くらいまでは、
放し飼いで、夜はケージに入れるとか。
若い頃はケージメインでした。
私の仕事の帰りが遅くて、なかなかケージから出してやれないし、
3歳の頃から、ルドルフの性格が落ち着いてきたので、3歳半くらいから24時間放し飼いにしました。
それ以前はイタズラするために生まれてきたようなやんちゃぶりだったので、放し飼いなんて考えられなかったですね。
年齢からくる落ち着きかと思っていたのですが、
もしかしたら、その頃から心臓の症状も少しづつ進んでいたのかもしれません。
現在は、寝室の部屋で放し飼いです。
飼い主が寝る時以外は、ベッドの上も下も自由に走り回っています。
夜は人間のベッドの方を、サークルで囲っていたのですが、それでも明け方、飛び込んできて起こされるので、今はさらに高いラティスで囲っています。
人間のほうがケージに入っているようです(笑)
隣の部屋には、主人の連れうさぎ「足袋(たび・1999年生まれ♂)」がいますが、仲は悪いです。
特に足袋は、ルドルフがご機嫌の時は荒れてます(笑)
○トイレは、どこに、どんなふうに設置してありますか?
パソコンデスクの下がトイレです。
以前は三角トイレだったのですが、引越してからトイレの手前にすることが多くなってしまったので、
デスクの下一面に、大きな四角い犬用トイレを置きました。
犬用トイレにペットシーツを敷き、上にキッチン用品のすのこを使用。透明アクリル板でコの字型のおしっこガードを作成。高さ15cmくらい。
牧草ラックも設置して、トイレしながら食べられる、というしくみです。
( 牧草入れは2ケ所で、2種の牧草を気分で食べくらべ。)
そうそう、トイレしながらだと、牧草、たくさん食べるんですよねぇ。
◎病気について
小さい頃から、今までにかかった病気がありましたら、教えて下さい。
3歳の夏
健康診断のつもりで病院へつれて行ったら、奥歯の不正咬合(初期)を発見され、
その後も半年〜1年ごとに何度か削っていただきました。
4歳の梅雨
首の後ろが皮膚病になり、それが2度にわたって再発しました。
検査でははっきりでませんでしたが、おそらく真菌によるものとのことで、治療は消毒と塗り薬を使いました。
首の後ろと耳の毛は、薬が塗りやすいようにバリカンで刈ってもらいました。
写真は、バリカンで刈ってもらった様子です。
飲み薬はお腹に合いませんでしたし、
塗り薬も、弱いタイプのものを間隔を開けたりしながら使用しないと、すぐに薬負けを起こしたりしました。
皮膚が弱ってしまえば抵抗力が落ちてしまって、菌を押さえていてもまた広がってしまうので気を使いました。
○皮膚病になった部分は、どんな様子でしたか? 赤味・脱毛など、詳しく様 子を教えてください。
最初は、ぷちっとしたかさぶたのようなおできができて、
そのかさぶたが取れたところから、カサカサ皮膚が広がりました。
他の箇所より少しピンク色な感じで、特別痒がる様子はありませんでしたが、薬負けを起こすと赤みが増して、薬を塗るのを嫌がりました。
フケも出ましたが、悪化するときのフケと回復していくときのフケは大きさや出かたが違うのがわかってきました。
回復していく時は、毛も生えてくるのですが、生えてきた毛に邪魔されて、消毒や塗り薬が行き届かなかったり、通気性が悪くなるので気を使いました。
一番ひどかった時は、症状が右耳の裏側にまで広がっていたので、中側にまで広がらないかとドキドキでした。
塗り薬もいろいろ試したり、調べたりしましたが、
効果的だったのは、それらの薬よりも「マメな消毒」だったように思えます。
ルドルフの皮膚や全身の抵抗力が落ちていたため、発症&再発し、またなかなか治りにくかったのだと思います。
5歳の5月
5歳の、右前足に5ミリほどのシコリを発見。
触った感じはかなり固めの印象でした。
様子を見るという選択肢もありましたが、
もし悪性だったら肺に転移しやすい箇所ということもあり、摘出手術をしました。
最初は皮膚の中かな?と思われていたのですが、思ったよりも奥で、
筋膜にくっついた状態だったので、筋膜の一部も切除しました。
(運動などには現在も問題なく、大活躍です)
そして、検査結果が出たのですが、腫瘍ではなく、肉芽組織。
転移するようなタイプのものではないので、安心しましたが、
なぜ、そんなところにそんなものができたのか?は謎です。
肉芽組織のなかに少量の血液があった、ということなので、何かの原因で出血があり、その部分を修復しようと発達した肉芽組織なのかもしれませんが、内出血するほど強く打った、とかなら骨折しているだろうし、皮膚や血管になんらかの後があるはずでしょう・・・とのことでした。
この手術でルドルフは「はじめてのエリカラ」を体験しました(笑)
最初はとまどっていたものの、慣れればいつものルドルフで、うまいこと生活していました。
放し飼いだったことも幸いしたようです。
5歳の秋
心臓病が発見されました。
なんとなく食欲もなく、皮膚病も再発したので、鍼を試そうと病院へ行った時でした。
鍼治療の最初に、まずは脈をみるのですが、
その時、「うさぎにしては脈が強いなぁ・・・」という院長先生の一言がきっかけでした。
詳しい検査の結果、僧房弁閉鎖不全症による心肥大と診断されました。
今にして思えば、皮膚病も、心臓による血流の悪さで治りにくかったり、再発したりしていたのかもしれません。
心臓病の薬を飲むようになってから、皮膚病は完治したようです。
うさぎの心臓病を発見し、治療している例は、まだとても少ないため、
キーワードは、「エナカルド・ヘルベッサー・漢方薬・タウリン・錠剤カッター・トラノオ・備長炭・マイナスイオン発生器・CDラジオ・ラベンダークッション・気圧計・聴診器・体重計・お守り・・などなど」
飼い主さんが、心臓病についての特集ページをつくってくださいました。
他に参考になるような症例が少ないだけに、いろいろと試行錯誤されて、今、ルドルフ君はかなり安定した体調を保っているそうです。
長寿うさぎ事務室も読んで勉強になることばかりでした!!
皆さんも、ぜひ、お読みくださいね。
◎去勢手術をうけていますか?
去勢はしていません。
カクカクは現役ですが、飛びシッコなどはなかったので、必要と思わなかったのですが、心臓病のことを考えるとあまり興奮するのもどうか?と思ったりします。
今更手術はできませんが・・・。
◎特技うっとり
◎困ったちゃん (これは、やめてくれーーーということがあったら、このさいインターネットを通じて愛兎ちゃんに、お願いしてみましょう。←無駄か?)
カクカク。ぶひぶひ。
体にさわりますよ(汗)
◎長寿の秘密
そういわれてみると、これには気をつけていたとか、ありますか?
飼い主側には何もありません。
ボケボケの根性なしうさぎのように見えますが、
(おそらく)先天的な心臓病なのに、ここまで長生きしてくれたことは、彼自身の運と生命力なのかもと思います。
旬の野菜を好んだり、適度にだらけたり、心地よい場所を見つけたりして、症状や天候と折り合いをつけて、うまくやっていってるように見えます。
ルドルフらしい逞しさです。
主人と出会っていなければ、私一人では心臓病の通院やケアは無理でしたし、これもルドルフの運の強さだと思います。主人にも感謝です。
事務室より・・飼い主さんは、うさちゃんにとっても詳しいダンナ様と結婚されて、
以後、ダンナさまが、超いきとどいたケアをなさっています。
もう、野菜の買い出しからして、気合いがはいってます、ええ。
◎うさぎとの同居生活で、「これだけは!!」と思っている基本ちゅうか、 なにか思うことがあったら、お書き下さいませ。
不治の病が見つかってからは「長生きしてほしい」とは思わなくなりました。
それよりも、なるべく楽しく過ごしてほしい。そんな時間が続けばいい。
そのためには全力でサポートするから、とルドルフに約束しました。
ルドルフ君の心臓病特集ページは、新しい情報がはいり次第、随時、更新してくださるそうです。
ぜひ心臓病とうまく共存しながら、ルドルフ君なりの兎生をエンジョイしてくださいね!!
◯ところで、同居うさぎの足袋ちゃんとは仲が悪いということですが、いつも別の部屋 にいて、一緒にしないようにして飼っているという感じですか?
隣の部屋ですが、一切会わせていません。
ニオイだけでも嫌いなようで、互いのニオイをつけた飼い主は、掘られたり嗅がれたりします。
まぁ月日が経ったせいか、以前よりは落ち着きましたけど。
病持ちのルドルフには、足袋の存在はストレスになるかと心配でしたが、
適度に良い刺激になっているようです。
足袋は去勢済みなので、ルドルフにとってはそれほど気にならないのかもしれません。
足袋の敵意のほうが強いですね(汗)
うさちゃんの複数飼いは、うさちゃんの数だけ、部屋数があるのが理想ですね。
これから複数飼いされる方は、事前にそのあたりをよく考慮なさってくださいね。
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