宮内ナナ君・・10歳・・♂

宮内ナナ君は、1993年1月頃がお誕生日。
千葉市内の一軒家で室内ぐらしです。

ナナ君は赤ちゃんのとき、宮内さんの友達の家にもらわれてきたそうです。
なぜ、そのあと、宮内さんの家にやってくることになったのでしょう?

「その友達の家では、飼って1週間ですでに飽きたといって、(ナナは)段ボールに入れたまま、ほおっておかれていたらしいです。それで幼稚園にあげるか山に返すとぬかしていたので、憤慨して私が半ば奪うようにして譲ってもらいました。
私は10年連れ添ったウサギをなくした後で、もうウサギは飼わないと決心していたのですが、あまりの状況に思わず行動してしまった次第です。
あのまま友達の家にいたら、きっとナナはもうこの世にはいないでしょう…。」

まっ、そのお友達ったら、なに、ぬかしてるんでしょうね、えいっ、ばきっ!!
ナナ君、宮内さんが引き取ってくれて良かったですね。
うさぎに限らずどんな動物でも、どうか、最後まで責任を持って大切にしてほしいものです。

(このアンケートには、もうすぐ6歳のころに回答いただきました。
10歳の近況は、問い合わせ中です)

#########では、アンケート、はじまりはじまり〜〜#########

◎食事について
○ペレットは、どのようにあげていますか?

自分で調節して食べているし、あまりペレットは食べないので、常時置きっぱなしにしています。
朝残っていたら、新しいのに入れ替えます。
銘柄はKaytee社(外国製)のForti-Dietという、ハードタイプのペレットをあげています。
4才くらいからペレットの好みがコロコロかわり、すぐに飽きて食べなくなることが多かったのですが、これにかえてからは定着しています。もう1匹のフウもこれが一番のお気に入りです。
ただ、売っている店が限られているのが難点ですが…。量は1日にひとつかみ位です。
(Forti-Dietの成分表は、こちら)

○野菜や果物、クッキーなどは、どんな時に、何をどのくらい、あげているのでしょう?

時間などは特に厳密には決めていませんが、野菜は1日に1回、量は15cmくらいの皿に一杯位です。
チンゲン菜、小松菜、にんじん、大根葉、キャベツの青い部分などをローテーションで与えています。

果物はあまり食べないのですが、2〜3日に1回程度、りんご、梨、いちご、みかんなど、
季節の果物を与えています。

○好物なども、教えてください。(わかっちゃいるけど、やめられない物も書いてね)

パンが大好物です。あまりあげたくないんだけど、人間が食べていると後ろから痛いほど視線を感じて、振りかえるとジジジーっと見つめています。「パン」というと反応して興奮するので、ついあげてしまいます。
あんまりよくないんですけどねえ、つい…。

○水のあげかたは?? 給水ボトル、マグカップなど、いろいろだと思うので。

陶器製の小動物用を使っています。
ボトルは途中からつけてみたのですが、飲みかたがわからないみたいだったので、すぐに取り外しました。
水はあまり飲まないです。

◎生活環境について
○どんなふうに暮らしているのでしょうか。たとえば、朝何時から夜何時くらいまでは、
放し飼いで、夜はケージに入れるとか。

夜人間が寝る時間以外は室内に放していて、和室6畳がテリトリーです。
和室に続いている洋室や廊下はフローリングですべるらしく、行こうとはしないです。
ケージは50x50x50cmのウサギ用ケージと80x45x60cmの犬用ケージをドッキングしています。
あと、日中は窓を少し開けておいて、室内と庭を行き来できるようにしています。

庭ではかけっこをしたり、穴を掘ったり、草を食べたりして遊んでいます。
でも4才位から、あまり庭に長時間いなくなりましたね。たまに猫がくるせいもありますが、やっぱり室内の方が安心できるみたい。
猫に襲われないかって?猫がきたら一目散に部屋に逃げ帰るので、大丈夫です。
猫はただ塀を歩いてボーっとしているだけなんですけど、ナナはやっぱり怖いみたい。
すごくおじべえなヤツなんです。(おじけづいちゃうって、意味です)

○トイレは、どこに、どんなふうに設置してありますか?

ウサギ用ケージ自体がトイレになっていて、左の隅っこで用を足しています。
鉄すのこの下にペットシーツを敷いています。トイレは勝手に憶えてくれて、ここ以外では絶対にしないです。

◎病気について
小さい頃から、今までにかかった病気がありましたら、年齢順に詳しく教えて下さい。

3才位から、よく鼓脹症にかかるようになりました。
軽い症状を入れると、もうかれこれ20回はかかっていると思います。

症状:
   ケージに自ら入り、ジッとうずくまっている、たまに体勢をかえたりして
   お腹をかばうようにしている。
   やたらと水を飲み、ときおり水入れに前足をひたしている。(脱水症状のためと思われる)
   糞がだんだん小さくなり、しまいには出なくなる。腸にガスが溜まる。
   水以外何も口にしない。

   最初のうちはすぐに病院に連れていっていましたが、何度か経験するうちに、
   病気の進行パターンがわかってきました。大体夕方頃から調子が悪くなります。
   この頃はまだ糞は止まっていませんが、だるそうにしているので、
   お腹が痛いんだなとすぐにわかるようになりました。
   その日は腹部のマッサージをして(とても気持ちよさそうにしている)様子を見ると、
   翌朝には回復していることが多いです。
   翌日になってまた腹部マッサージをしても回復が見られない場合は、病院に連れて行きます。

治療:
   触診で腸にガスが溜まっていて、動きがにぶっているのがわかる。
   →腸の動きを活発にする抗生物質の注射をする
  (薬品名を忘れてしまいました、今度聞いてご報告します)
   栄養をとっていないので、ブドウ糖の注射をする
   治療費はこれで大体3,000円くらいです。時間外診療だとプラス5,000円加算されます。

経過:
   一度の治療でよくなる場合がほとんどですが、まれに1週間くらい続く場合があります。
   その場合は、また病院に連れて行ったり、腹部マッサージを続けていきます。
   回復時には、まず小さくてカラカラに乾燥した糞をひとつします。かなり頑張って出た様子。
   これがまちにまっていた糞です。
   それからケージから出てきて少しずつ動き回る様になります。
   ここまで来たら回復までは時間の問題です。
   また数時間後に乾燥糞をいくつかして、さらに楽そうにしています。
   それから少しずつえさを食べるようになり、回復していきます。

日頃、食生活や環境には気をつけているつもりですが、鼓脹症は慢性化しています。下痢をすることもよくあり、
獣医さんは「もともと腸が弱いのだろう、現在の時点では対処療法しかない」といわれています。
ですから、早期発見を心がけています。糞が止まったとわかる前の段階で発見し、腹部マッサージをすることで、病気が進行するのを防ぐようにしています。
もともと牧草をあまり食べない子だったのですが、北海道の二番牧草はよく食べてくれ、これを食べるようになってからは、鼓脹症にかかる間隔が長くなったような気がします。
やっぱりウサギの腸には繊維!ですね。

◎去勢手術をうけていますか?

2才の時に去勢手術を受けました。
理由は発情による狂暴化に家族が参ってしまったからです。
手術をしてからは、オス特有の荒々しさがなくなり、穏やかになりました。

ただ、去勢によるホルモンのアンバランスで抜け毛が非常に多くなりました。
最初は換毛期以外の抜け毛にどうしたものかと悩みましたが、後になって原因がわかりました。
獣医師の指示でビタミン剤とホルモン剤の投与をしていましたが、効き目があるのは始めのうちだけなので、今は投与していません。
こまめなブラッシングと部屋の掃除をするしかないです。

念の為書いておきますが、去勢による抜け毛は個体差があるので、
手術した個体すべてがそうなるわけではありません。なる確率の方が少ないと思います。

◎特技うっとり
こんなワザがある!!
うちの子のチャームポントは、ここだ!!
というのがあったら、いくらでも気のすむまで書いて下さいませ。

「パン、クッキー、バイバイ」という言葉がわかる。
バイバイは夜ケージに入る時に使う言葉で、これを言うとそわそわしだして、ケージと反対方向に逃げます。
「ほら、バイバイよ!」と強くいうと、しぶしぶ自分からケージに戻ります。

性格的にはとても穏やかで、頭のいい子だと思います。ウサギというより犬に近い感じ。
忠誠的でもあります。
ナナに慣れてしまったので、フウのやんちゃぶりにはほとほと手を焼いております。
(こっちがフツーなんだろうけど…)
あとは少し神経質なのと気が弱いのがタマにキズかな?

(上の写真は庭で撮りました。毛が茶色っぽく写っていますが、光の加減でそう見えるだけで、実際の毛は灰色です。)

◎困ったちゃん

特にないけど、食べ物をもっとおいしそうに食べてほしいなあ。
ちょこっとかじってすぐ止めて、またちびちび食べ出すので。
あと昨日まで美味しそうに食べていたおやつを、今日になったら見向きもしないってことが多い。
飽きっぽいやつです。

◎長寿の秘密
そういわれてみると、これには気をつけていたとか、ありますか?

鼓腸症で何度も死にかけたナナなので、多分適当に飼っていたら、もうこの世にいなかったと思います。
やっぱり日頃のスキンシップでその子の健康状態を常に把握していることが大事だと思います。
それにつなげて病気の早期発見も大切ですね。ウサギは病気の進行が早いので、「まだ大丈夫だろう」が命取りになりますから。日頃よく観察していれば今はどういう状態か、どんな気分なのかっていうのがだんだんわかってくるので、それに反応してあげることかな。

あとは一日に少しの時間でも自由に動き回れるようにしてあげること。
一日中放していることはそんなに重要ではないと思っています。それは個々の環境ですから。
ケージを一番安心できる場所にしてあげることはいいことだと思います。
そして、規則正しい生活でウサギの生活を安定させてあげることと、
適度な運動でストレス解消をさせることが大切だと思います。

◎うさぎとの同居生活で、「これだけは!!」と思っている基本ちゅうか、 なにか思うことがあったら、お書き下さいませ。

人間の家族とコミュニケーションをとるように、ウサギも家族の一員として接すること。
たくさん話しかけてあげたり、顔をなでてあげたりして、スキンシップをはかるようにしています。

◎宮内さんは1年半前に結婚し、新居にはナナ君と一緒にお引越ししたそうですね。
でも、すぐにナナ君は実家に戻ったとのことですが、そのあたりのことをちょっとお聞かせください。

最初はもちろんナナも新居に連れて行く予定だったので連れてきたのですが、
今までの一軒家での暮しと、狭いアパートでの暮しにはあまりにギャップが大きく、神経質なナナはかなり参ってしまってかわいそうだったのと、
5年間過ごしてきた住み慣れた家と家族に見守られて生活させてやりたいと思い、すぐに実家に連れ戻しました。

しばらくは私の方もナナのいない生活に参ってしまいましたが、たまに実家に帰って幸せそうなナナの様子をみると、やっぱりこれでよかったんだと思えるようになりました。
でもウサギがそばにいない生活は考えられないので、新居でもフウというメスの2才になるウサギを飼っています。(ニフティの里親募集で譲り受けました。マンションで見つかって飼えなくなったそうで、うちに来た時に生後6ヶ月でした)

現在、ナナの世話は母親がしています。母の方が世話は上手だし、ナナは母が一番大好きなようです。
他の家族にもかわいがられています。
ペレット、牧草、ウサギ用品の調達は今まで通り、私がやっています。
今度、実家のすぐそばに引越しするので、またナナとたくさん会えるようになるので、今からわくわくしています。

◎それは楽しみですね!! ところで現在一緒に暮らしているフウちゃんは、うさぎでは、あまり一般的ではない避妊手術を受けたそうですが、くわしく教えてください。

通常はご存じの通り、腹部を切開して子宮と卵巣をとる手術方法がとられるのですが、フウが行ったのは、体内に人間でいう「ピル」みたいな妊娠抑制剤を首の下に埋め込んで、発情、妊娠を抑えるものです。

(長所)

・軽い麻酔、あるいは麻酔無しでもすむので、麻酔のアレルギーによる障害を避けられること。(今の麻酔は安全性が高くなってきているが、まれに麻酔によるアレルギー反応で死に至るケースもあるらしいです。確率的にはかなり低いですが、100%安全って事ではないという意味で。)

・手術自体は、首の毛を剃ってから薬を埋め込む部分をほんの数ミリ切開し、避妊薬を入れて縫うだけなので、通常の避妊手術よりウサギへの負担が少ない。

・手術時間は約15分で、入院の必要がない。

・手術代が通常の手術の約半分以下。

(短所)

効力が2年前後なので、その後はまた発情するという点。
効力がきれたら避妊薬を取り出し、また避妊するようなら、その時に再度入れるという形らしいです。
今は避妊をさせたいけど、繁殖も少しは考えているので、一生子どもの産めない体にはしたくないって人にはこっちの方がいいのかもしれませんね。
この手術方法は、主に一部の野生動物や、学校で飼育されているウサギに使われているらしいです。学校は複数飼いしているところが多いから、繁殖を抑えるために避妊はさせたいけど、通常の手術だとコストがかかる、それに学校のウサギは平均的に寿命が短い為、短期間、避妊効果があるものでもいいという理由からくるものです。

あとこの手術は、ウサギの避妊手術を行っている病院ならどこでもできるという訳ではないです。

手術の効果はありましたが、フウは約半年ほどで効力がなくなってしまいました。
また発情しだしたということです。
先生には事前に「個体差があるので、効力が早くきれる可能性はあるし、もし早くきれてしまったら、次回は費用を安くしますから」といわれていましたが、発情が手術前ほどひどくなくなったので、それ以来、手術はしていません。
妊娠抑制剤のカプセルはいまだに首の下に入っていますので、取り除いた方がいいのではないかと先生に相談したところ、特に入れたままでも問題はないということでしたので、そのままにしてあります。

◎女の子うさちゃんの飼い主の心配事に、避妊手術をしないと、子宮癌などの発生率が高いらい・・というのがありますよね。この方法で避妊しても、それらの発生はおさえられるのでしょうか?

う〜ん、その辺のお話は担当獣医師からうかがっていないのですが、妊娠抑制剤 での子宮癌予防の効果は多分ないと思います。 あくまでも薬でホルモンをコントロールして妊娠を抑えるだけで、子宮を切除す るわけではないですから、やっぱり子宮そのものをとらないと意味がないと思い ます。それに薬の効果は長くても2年ですから、それを考慮しても癌を予防する 効果は薄いでしょうね。

いろいろ考えてみると、この妊娠抑制剤の投与は避妊に関してあまりメリットが ないですよね(^^;)
故意に一時的に避妊させたいって場合のみ有効かなあ。

◎「発情が手術前ほどひどくなくなった」というのは、巣づくりしたり、その最中は気が荒くなったりが減ったということですか? あと、カクカクも減ったのかしら?

フウを避妊させた直接の理由は、発情によってそれまで完璧だったトイレを忘れ てどこにでもするようになったからなんです。垂れ流し状態というか…。 それで今までとおり放し飼いで生活するには避妊して落ち着かせるしかないかと 思って。
それで手術したら、またトイレでするようになりました。 で、半年して妊娠抑制剤の効力がきれたとわかったのは、またカクカクしだした のと、巣作りをするようになったからなのですが、前回のようにトイレを忘れた りはしていないです。

ナナの去勢のときは、気が荒かったりカクカクがひどかったのが原因で去勢手術しま したが、フウはメスのせいか、あまりカクカクはしないので、手術しないでいます。
個体差はあると思いますが、メスは発情しても、オスみたいになわばり意識がな い分、あまり気が荒くなったりしないですね。ちょっと色気づいているかなって 感じです。発情も周期的だし。なんだか人間の女性にも似ているなって思います。 同じ女性として気持ちがよくわかったりして(^^;) 私は現在妊娠6ヶ月なのですが、フウが巣作りなんかしていると、「オイオイ、 妊娠しているのはアンタじゃなくってワシだよ〜」ってつっこみいれてます(笑)

◎女の子ウサちゃんの巣づくりや、胸の毛が無くなるほど抜いてしまうことに悩んでいる飼い主さん もいますが。

フウもそうなんですよ〜。月に1回くらいのペースで巣作りをしています。 胸の毛をたくさん抜いてしまうので、今もそこだけはげてます。 かわいそうにと思うのですが、はげがそれほどひどくないのと、月1なので、手 術をしてやめさせるほどではないかなと思っています。

◎フウちゃんの避妊手術、今のところは、もう一度受けるつもりはないということですね。
また、次回に避妊手術を考える時、また、この方法にすると思いますか?

もう一度受けるとしたらは、子宮と卵巣を切除する通常の避妊手術を選ぶと思います。
フウの体では、妊娠抑制剤は半年しか効かないということがわかったので、それではあまりにもメリットがなさすぎですからねえ。

◎という感想も、アンケートページに載せてよろしいでしょうか?

どうぞ載せてください。
こういう方法もあります、だけの情報もいいけど、経験者の生の声も貴重な情報源だと私は思っているので、あまりいい方法とは思えなかった、というのを個人的な一意見として捉えてもらえ、避妊手術を考える飼い主さんの選択技に加えてもらえれば幸いです。

#########回答は以上です#########


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