伊藤みるく君☆・8歳・♂

みるく君は、1991年10月中旬ごろがお誕生日。体重は1.7キロ。
名古屋市で暮らしていましたが、今年(2000年)5月16日に8才7ヶ月でお月さまに帰りました。
上のお写真は、1999年の夏(7歳)のものだそうです。

みるく君の出会いについて、飼い主さんにうかがってみると、
「ペットショップでの出会いです。同居人の誕生日プレゼントにと購入しました。
沢山いた灰色のウサギの中に一匹だけいた、真っ白な子でした。
他の子を踏み付けて一番目立ってたんです(笑)
ショップの人には、『この子でよろしいですか?』と意味深に聞かれた事を覚えています。」

左のお写真は、みるく君の子うさちゃん時代だそうですが、
こんなにかわいいウサちゃんに、店員さんったら、なんてこと言うんでしょうね!

#########では、アンケート、はじまりはじまり〜〜#########

◎食事について
○ペレットは、どのようにあげていますか?

24時間置きっぱなしでカラになっていたら追加してました。
痩せていたので、ダイエットの必要がなかった事もあります。
ハイペット社の「ウサギのまんま」とニッパイ社の「プチラビットフード」がお気に入りでした。
ていうか...この2種しか食べなかったんです(涙)

○野菜や果物、クッキーなどは、どんな時に、何をどのくらい、あげているのでしょう?

前歯の不正咬合の為、何も噛めなかったようです。
青菜類は何ひとつ食べてくれませんでした。むろん、牧草もまったく食べませんでした。
果物はやわらかいので、ミカン、バナナなどが好きだったようです。

○好物なども、教えてください。(わかっちゃいるけど、やめられない物も書いてね)

食べ物に関しての好物は食パンです。
でも塩分が含まれているので、本当はあげてはいけなかったみたいです。
トーストしたものが特に好きでした。

パンは、塩分というより、糖分・油分がうさちゃんの腸にあまり適していないことと、
あと虫歯の原因になりやすいため、最近では「あげない方がよい物」になっていますね。
ただ、食欲がまったくなくなってしまった時の緊急的な食べ物として、少量をおすすめすることはあります。

◯前に「すりおろしたにんじんにお砂糖を加えたもの」が大好きだったとお聞きしたと思うのですが、それも、小さいころからのお気に入りのオヤツですか?

そうです。なんとかニンジンを食べて欲しくて、甘くして与えていました。
でも、大人になると食べなくなってしまいました。
お砂糖を混ぜる、というのも本来はしてはいけなかったかもしれません。
そのせいでみるくは奥歯が1本抜けてしまいました。完全な虫歯です。
痛い思いをさせてしまったと、後悔しています。

○奥歯が1本抜けてしまったのは、いつごろでしょう?
また、どうやって気付いたのですか?

いつ頃なのかハッキリ記憶してないんです(涙)
ただ、4歳以降だったと思います。
虫歯が部屋の中に落ちていて、発見しました。人間の虫歯のように、真ん中が茶色くなっていました。

○水のあげかたは?? 給水ボトル、マグカップなど、いろいろだと思うので。

プラスチックの容器に入れてました。

◎生活環境について
○どんなふうに暮らしているのでしょうか。たとえば、朝何時から夜何時くらいまでは、放し飼いで、夜はケージに入れるとか。

初めの4年はケージ飼いで、散歩タイムを朝と夜の2回もうけてました。
後の4年は放し飼いにしました。壁も柱もコードも、何も噛まない子だったので。

ケージ飼いの4年間で、かかとの部分がハゲてしまった足の裏の毛も、
最後の4年間を放し飼いで過ごしたおかげでフカフカになってました。
(完全にフカフカに戻るまでかなりかかりました。)
もっと早くケージのアミを外してあげるべきでした。足の裏も痛かったと思います。

○トイレは、どこに、どんなふうに設置してありますか?

みるくが自分で「ここにする」と言った場所に、設置してあげました。
トイレといっても、新聞紙を敷いて、上にペットシーツを敷いただけなんですが。
みるくは新聞紙とペットシーツをトイレだと認知していたようです。

◎病気について
小さい頃から、今までにかかった病気がありましたら、教えて下さい。

生後半年ほど経った頃?・前歯の不正咬合

たしか生後半年ほど経った頃、
御飯の減りが悪くなって、それで前歯がおかしいと気がつきました。
同居人と二人がかりで押さえて、口の中を見たところ、それは見事に前歯がカーリングしていました。
御飯が食べられなくて当然ですよね。口にペレットが入らないんだもの。

前歯が曲がってしまった原因は、多分ケージの噛み過ぎだったと思います。
あの頃夜の数時間しかケージから出してやれなくて、ストレスでいつもケージを噛んでいました。
曲がった前歯が早く伸び過ぎるのは、噛む物を何も与えてなかったから?
かじり木を噛まない子だったせいか、どうしても前歯が伸びるスピードが早くて、病院に切りに行っていたのでは破産してしまいそうで(笑)同居人と二人でペンチで切ってました。

みるくは口に入る異物を舌で押し出そうとするウサギだったので、指を口に入れて舌を出させないように気を付けながら切ってました。上下4本をバキバキっと。
切った後はスッキリした顔で御飯を食べていました。今でもその時の歯は、大事にとってあります。今となっては形見になってしまいましたが....。

かじり木を噛まなかったせい・・というより、たぶんケージを噛むことによって前歯の噛み合わせが、かなりズレてしまい、上下の歯同士で削り合うことができなくなってしまったため、前歯がとても早く長くなってしまうということになったのかもしれませんね。

◯前歯は、だいたいどのくらいの期間おきに、定期的に切ってらしたのでしょうか?

2週間おきくらいでした。少しでも伸びると、ペレットが口に入らなくなるんです。

2歳の頃・食欲不振

初めて病院に行ったのは、2歳の頃だったと思います。
御飯をまったく食べなくなって元気がなくなってしまって。
その時は梅雨で、湿度も室温も最悪だったと思います。
病院で食欲増進の注射を打っていただきました。
4.5時間でケロっと治って、御飯を食べ始めました。バテていただけのようです。

ちょっと、胃腸内容うっ帯ぎみだったのかも?

8歳の頃

次に病院に行ったのは、8歳の頃でした。
この時も食欲がなくなって、首を傾けて顔をしかめながらペレットを噛むんです。
前歯が伸びただけなら、ペレットを口からポロポロ落とすんですが、この時は違いました。

レントゲンを撮ると、奥歯が伸びていました。
麻酔をかけないと切れないと言われ、正直悩みました。
獣医さんも麻酔をかける事を躊躇されていました。高齢の為、そのまま帰って来ないかもしれないと言われ、ショックでした。でもこのままでは痛くて何も食べられず、辛いだけだと思い手術に踏み切りました。

奥歯が伸びてしまった原因は、牧草などの葉野菜を噛まなかった事にあったんです。
無事に奥歯は切っていただけたんですが、ペレットだけの食生活ではまた奥歯が伸びるだろうと、警告されました。
それでもみるくはこの後も最後まで葉野菜を食べてくれませんでした。

結果、半年後再び奥歯が伸びて手術。
この時は8歳7ヶ月になっており、手術後、麻酔は覚めたものの心臓に負担がかかってしまったのか、心電図が安定しておらず乱れがありました。(半年前には乱れはなかった。)

レントゲンでも心臓の左心室が少しだけ肥大している事がわかりました。
これは高齢になるとよく見られる症状という事で、低ナトリウムしか治療法はないらしい。
あと奥歯がほとんどなかったそうです。虫歯の為抜けてしまったらしい。
しかも残っていた数本の歯は虫歯で、不正咬合。
ふやかしフードを与えながらの介護のような生活になるのかなと、この時はまだ気楽に考えながら、家につれて帰りました。

その夜から朝にかけては、与えたフードをキレイに平らげ、噛む時も首は傾かない。
朝食の食パンをたかりに部屋まで走って来て、いつものみるくでした。
だけど、走って来る姿を見るのはこれが最後に。

昨日に引き続き、病院に行き、歯肉炎の歯茎に、直接薬を塗りました。
先生が、実に簡単そうにみるくの口の中にピンセットで薬を染み込ませた脱脂綿を突っ込む。そして中でかき回すようにグルグルした。
みるくは。口から溢れた薬を、ダーラダラ垂れ流しながらボーゼンとしていた。先生は楽しそうだ。
見ている方がオエッ。
薬の色は金茶色っぽい。みるくは白い。口元は黄土色に。汚いー!!
さらにさらに、正体のわからない謎の注射を5本も打たれた。背中に4本、足に1本。追加で点滴を一本。
そうして、ぬり薬と飲み薬をいただき、家路に。帰ってからのみるくはというと。グッタリと横になり、実に実に具合が悪そうだ。

そして数時間後、聞き慣れない音がした。.....カハッ! ケハッ! ケケシャッ!!.....けけしゃー??
なんだろうとみるくの様子を見に行くと、口を開けた時に喉の奥からその音は出されているらしい。どうやら注射が合わなかったらしい。猛烈な吐き気に襲われているようだ。うう、ご免よ…
いかんせん、ウサギは吐き戻しが出来ない動物である。
吐けないのに、吐き気だけはあるのだ。想像するに辛そうだ。だけど薬のせいなら、薬が抜けるのを待つしかない。…数時間後。 そこにはバナナをせがむウサギの姿があった.....。可愛いぜコンチキショウ、だけど自力では食べない。ううーん.....。

午後から、呼吸困難を起こす。体が揺れるほど呼吸が激しい。初めてウサギのクシャミを聞いた。

翌日、病院へ。
病院に着くとすぐ酸素室に入れられた。レントゲンの結果は心臓の左心室が2日前より更に肥大しているとの事。
麻酔の影響で心臓に負担をかけてしまったらしい。クシャミは心臓肥大の場合いずれ起こる症状で、最悪の場合は合併症で肺水症や肺血症を起こし死に至るらしい。若ければ奥歯を切っただけで済むはずなのに。

点滴をしたあと、心臓のお薬を貰って帰宅。フードを粉砕する為の粉砕機を購入し、口径5ミリの注射機を入手。
粉状になったペレットに水とハチミツを加え練って、ペースト状にしたものにバナナとビタミン液を混ぜる。 それを針を取った注射器に詰め、みるくの口に入れてやる訳だ。病院の流動食はまったく口を動かさず、垂れ流してしまっていたのでちょっと不安だったけど、よく食べてくれた。
この日はウンチもオシッコもほとんど出なかった。

この後、二日ぐらい頑張ってくれたのですが、心臓肥大による死を迎えてしまいました。
苦しむ事なく、眠るように腕の中で逝ってくれました。
でも、あの時もし麻酔を掛けなかったら、まだ今でも生きていてくれるのではないかと、考えてしまいます。
奥歯の不正咬合さえなければ、葉野菜も食べてもっともっと長生きしてくれたんじゃないかな、って。そう思うととても残念で仕方ありません。

歯の他には、病気らしい病気をまったくしなかった、とても健康な個体だったと思います。

◯本当に、残念でしたね・・。奥歯の治療について、お聞きします。麻酔をかける前に血液検査はしましたか?
した場合は、その結果について、教えてください。

獣医さんは血液検査を希望していましたが、何度トライしても血が採れなかったとの事です。
何度も針をさされた前手は、テープでグルグルにされて可哀想でした。

血が抜けないから状態はわからないけど、心電図やレントゲンは異常がなかったので麻酔をかけてもらいました。みるくの後に世話をしたウサギさんは、どの子も血を抜く事ができたのに、みるくだけは駄目でした。血管が細かったらしいです。

でも、血液検査はとても大事だと思いました。腎臓や肝臓、心臓の状態までも血液からわかるんですね。
獣医さんは、糞検査やレントゲン検査よりも血液検査を重視されていました。
みるくの死因については今でも高齢による麻酔の負担だと信じています。
血液検査からは多分何も出なかったでしょう。
歯の事さえなければ、今でも生きていたと確信してやみません。残念です。

(以上は、飼い主さんの回答と、みるくちやんのホームページの内容を合わせて、事務室で編集しました。

みるくちゃんの場合、麻酔が原因というほかに、塗り薬をふくめ、たくさんのお薬の影響もあったのでは? と いう気がします。

みるくちゃんの闘病の様子については、
みるくちゃんのホームページの中にある「みるく闘病記」にも書かれています。
当時、みるくちゃんのことで飼い主さんはあわてていたため、治療の内容については、いまひとつ思い出せない部分もあるそうです。
そのため、WEBページに書かれている闘病記の内容と、このページの記述には、あわない部分もあるのですが、たぶん、こちらの内容で良いのではということです。

◎避妊手術をうけていますか?

受けていません。いつでもカクカクしてました。
亡くなる1週間前までカクカクしていました(笑)

◎特技うっとり

とにかく可愛かった!!そばにいるだけで、和めました。
まさに可愛い屋さん。
9年近くも一緒にいたのに、全然老けなかった(爆笑)
真っ白なのに目が真っ黒!!ビー玉みたいに零れそうで、とてもキレイな目をした子でした。

◎困ったちゃん (これは、やめてくれーーーということがあったら、このさいインターネットを通じて愛兎ちゃんに、お願いしてみましょう。←無駄か?)

特にないんですよー。だって何も噛まないし、被害ゼロ。

◎長寿の秘密
そういわれてみると、これには気をつけていたとか、ありますか?

ストレスをかけずに好き放題にしてました。
固い物が噛めない時は、ペレットをふやかしてあげたりしました。
同じ時間に同じ場所にいるので、いつもと行動が違う時は気をつけて見たり。
病院も、極力ギリギリまで連れて行きませんでした。
とても怖がるんです。アレって凄くストレスだったと思います。

◎うさぎとの同居生活で、「これだけは!!」と思っている基本ちゅうか、 なにか思うことがあったら、お書き下さいませ。

とにかく当たり前の事だけれど、牧草と葉野菜は食べさせた方がいいです!!
前歯の不正咬合なら麻酔ナシで切れますが、奥歯の不正は麻酔が必要ですから。
麻酔は危険が伴います。できるだけ麻酔を掛けるような事態は避けた方がいいです。

あと抗生物質も恐いですね。腸内細菌のバランスを壊し、ビタミンも破壊するそうです。
病院へはよほどの時以外、行きたくないです。

そうですね、病気は、なんとっても正しい食事などで予防することが大事だと思います。
歯については、「うさの歯と食べ物について」のページを、ぜひみなさんに一度読んでほしいです。

また、どんなに気をつけていても、うさちゃんが具合悪くなってしまう場合もあります。
そんな時には、病院に行く前に、「うさぎと抗生物質」のページを読んで、うさちゃんに害のないお薬の知識を、飼い主さんがまずもってください。
また、ちゃんとした獣医さんは、飼い主さんの質問にも丁寧に答えてくれるはずです。
これはなんのための治療なのか、
なんという薬を、どういう目的で使ったのか、
飼い主さんも、メモしながら聞くような姿勢が必要です。
「獣医さんが直してくれるだろう」と、おまかせしていては、うさちゃんの大事な命は守りきれない悲しい場合もあります。
長寿うさぎ事務室も、常に新しい情報をみなさまに教えてもらって、勉強しています。

なお、みるく君はプランター埋葬されて、お墓はペランダにあるそうです。

長寿うさぎの青木ビール君・ウオッカ君も、プランターがお墓です。
マンションなどに住んでいる方などで、くわしくお知りになりたい方は、それぞれのWEBページを御覧くださいね。

現在、伊藤さんちには2代目みるくちゃんがいます。
今度は女の子うさちゃんなので、飼い主さんは初代みるくちゃんとのいろいろなちがいにびっくりする日々をおくっているようです。

#########回答は以上です#########


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