礒田ももたろう君☆・9歳・♂
ももたろう君は、1998年の9月16日に9歳で、お月さまに帰りました。
東京・町田の東急ハンズ出身、1989年2月2日がお誕生日でした。
飼い主さんは、ハンズの屋上にあるペットコーナーにいた5匹くらいのウサちゃん達を見てほしくなり、どの子かを飼おうと思ったそうですが、
その時は、飼い方などに自信がもてなかったため、しばらくは本を読んでうさぎの飼い方を勉強したりしたあと、もう一度、ハンズへ、ウサちゃんを買いに行ったそうです。
「前に来た時に、密かに、このコにしよう!と決めていたハズが・・、どのコかわからなかったのです。たぶん、このコ・・・?と思って買ったコが ももちゃんですが、いまだに自信がありません。(3,000円でした)
ハンズのおにいさんに、オスとメスどっちですか? と聞いたのですが「わかんないですよ」とつれない返事。でもどうしても知りたかったので見分け方を聞き、家に連れて帰りました。そしてチェックの結果、女の子だ(と思った)ので【ももこ】という名前をつけました。
少し落ち着いてからふっと、本当に飼えるかな? と、不安になった私は多摩動物園に電話で相談をしてみたところ、「集合住宅でうさぎを飼うのは難しい。まだ犬猫の方がいいですよ」と言われ、 お礼を言って電話を切った私は考えてしまいました。
足元には、手のひらサイズももちゃんがいます・・。
「なんとかなるや!」
しばらくしてサカリがついて男の子だとわかったので、【ももたろう】に改名しました」
当時はまだ個人の室内でうさぎを飼うということが珍しかったので、動物園の人も、そう答えたのでしょうね。
また、子どもうさぎの性別を判定するのは、獣医さんでも難しいそうです。
#########では、アンケート、はじまりはじまり〜〜#########
◎食事について
○ペレットは、どのようにあげていますか?
来たばっかりの子うさぎの頃はハンズで買った小さいペレットです。
なくなっても買いに行って食べさせてました。でも、それは結構なお値段だったのと、町田ではうさぎと同居している人がかなり多いらしく、スーパーで「ニッパイ」のラビットフードを見つけたので、それに変えました。
あとちょこちょこ他のメーカーのを食べさせたりしましたが私の趣味で(包装のうさぎの絵が好きだった)、8割がニッパイだったと思います。ここ3年はモルモット用のにしてました(歯が悪かったので、小粒のもの選んでました)。
とりあえず食べ切れるだろう量を器に入れて好きな時に食べさせていました。
まず朝に、そして夜(19:00頃)。
2歳まで町田で私と暮らしていたのですが、私の都合でご飯の時間はズレたりしていました。
その後世田谷の実家に戻ってからは朝は私が、夜は同居している祖母に頼みました。18:00頃夕飯でした。
ご飯の器は、私が作ったももちゃん専用益子焼きの器です。
○野菜や果物、クッキーなどは、どんな時に、何をどのくらい、あげているのでしょう?
市販の、うさぎ用クッキーはあげてもあまり食べませんでしたが、いちごの小さいクッキーをよく食べていました。(メーカー不明)
突然好みが変わるらしく、急に食べなくなったり、また食べたりしました。
あんなに好きだったいちごクッキーなのに。気まぐれのようでした。
野菜は余り食べさせていませんでした。
野菜に付いてるわずかな農薬が体の小さいうさぎには負担になるみいなことを聞いたり、うさぎは本来お腹の弱い動物らしいのであまり・・・と思ってしまって。
果物は与えれば食べますが(特にバナナといちご!!)気の済むまで食べさせると大抵次の日には、やわらか〜い「うんちょす」(栄養糞ではないヤツ)をべったりお尻にくっつけたり、部屋を汚したりしていました。
それで、
「もっと食べたい!もうないのお〜?」とねだるくらいの量にしていました。
バナナの皮をうっかりごみ箱に捨ててしまうと、香りにつられるのか、一生懸命2本足で立って覗いていました。後ろ姿が可愛かったです。
決まった時間ではなく、適当な時間にあげてました。でも夕飯前はあげませんでした。
病院にいったあとはご機嫌ナナメなので機嫌取にバナナをあげたりしたこともあります。
(事務室より)野菜・果物は、水分・糖分・カルシウムなどが多いものは特に気をつけながら、
適量をあげるといいようです。
○好物なども、教えてください。(わかっちゃいるけど、やめられない物も書いてね)
2歳、3歳まではパンを食べなかったのにその後(実家に帰ってから)パンをすごく食べるようになってしまって。
特に父が朝食にパンをトーストしていると、物凄い勢いで飛んできて、こたつテーブルの下から父の両足の間に顔をだしてねだっていました。
焼きたてのトーストがかなりお気に入りだったようですが、焼いていないパンもよく欲しがっていました。
パンは沢山食べ過ぎるとお腹を壊すと聞いていましたが、あまりに欲しがるので控えめにあげていました。
とにかくパンに対してはかなりの思い入れが あったようです。
また、スーパーの袋の音に敏感で母が帰ってくるとお迎えしながら飛びついていました。
「なんかおみやげないの?」って。
○水のあげかたは?? 給水ボトル、マグカップなど、いろいろだと思うので。
水は小さい時からよく飲んでいました。
最初は、うさぎケージに付いてきた白いプラスチックの水入れです。
部屋で放し飼いにしてからは、白い器だと不安定だったので陶器の長方形の器に変えました。
給水ボトルを試したこともあるのですがうまく飲めなかったようで怒ってました。
◎生活環境について
○どんなふうに暮らしているのでしょうか。たとえば、朝何時から夜何時くらいまでは、
放し飼いで、夜はケージに入れるとか。
町田時代(約2年)と実家に帰ってから1年ちょっとくらいは、基本的には家の中で自由に放して、寝る時は私の部屋にあるケージに入れていました。
その後は、夜寝る時もケージにいれず、好きなところで寝かせていました。ケージは結局、4年目からはまったく使いませんでした。
家の外を自分の足で歩いたことは数えるほどです。
最初に町田のマンションの原っぱで遊ばせた時(リード付)、すぐにノミがついて大変だったので。
○トイレは、どこに、どんなふうに設置してありますか?
トイレの為に、家の中にケージを3個置いていました。
私の部屋(2階)、1階の居間、1階の祖母の部屋(幼稚園と呼んでいた)と。
しかし、体もどんどん大きくなってケージが窮屈そうになったので、キャリーを改造してトイレにし、居間に設置しました。
トイレは、この1個だけになり、しつけも一切していないのに、もよおしたらどこの部屋にいても、ちゃんとトイレまできて用を足していました。
それには家族一同びっくりしました。
祖母の部屋(幼稚園)に遊びに行ってても、突然ガバッと起き上がり、いそいでトイレに駆け込んでました。
トイレは新聞とペットシーツの二重構造で棒を渡して付属の網(?)をのっけました。
足につかないようにといろいろ工夫したのも楽しかったです。
◎病気について
小さい頃から、今までにかかった病気がありましたら、年齢順に詳しく教えて下さい。
そんなに詳しく覚えていないのですが記憶を頼りに、割と大きいものを書きます。(病院にはマメに行きました)
若いときは前足の親指(?)の爪を折って流血したくらいでしたが、
だんだんと年を取るにつれてよく病院に行くようになりました。
それと、4〜5歳位までは上の前歯がちゃんとあったのに、有る日フッと気づくと、下の前歯が異常に伸びていてびっくりしました。急いで病院で切ってもらったのですが、それ以来、上の前歯が芯だけ伸びるというような変な歯(細い棒みたいな状態)になってしまったのです。原因はわかりません。
先生も何故なのかわからないそうです。
下の歯は、その後、定期的に切りに行ってました。
◎下の前歯は、どのくらいの間隔で定期的に切っていましたか? (また、前歯だと麻酔はかけずに切りましたか?)
約、1ヶ月強の間隔で切りにいってました。
最初の方は午前中預けて夕方引取りに行ってました。
麻酔もかけてたんですよ。
でも、だんだんと私のホテイがうまくなり、つれて行ってその場でおさえて先生に切ってもらうようになりました。
先生も、ももちゃんでうさぎの勉強したみたいです。
骨腫瘍(異物) 6〜7歳
右頬に大きく膨らんだモノができてびっくりしました。
治療は最初は背中に注射をしたのですが、効き目が芳しくなかったので直に頬にするようになりました。
注射しても変化が無いため、
先生は「勧められないけど・・手術を」(あごを削る!?)とおっしゃいました。
私は、そこまではしたくなかったので根気よく注射治療をしました。
骨膜反応が出ていると言われましたが、半年ぐらいできれいさっぱり元に戻りました。
足裏皮膚炎 7歳くらい?
かかとのふかふかの毛がなくなってしまって。
カーペットの生活でダニの温床だったからかな。薬を塗っても毛は生えてきませんでした。
そのうち薬は止めてしまいました。
◎ダニというよりは、床材・うさちゃんの体重・活発さなどから、 足の裏(かかとのあたり)がハゲていたのでは? うさちゃんは肉球がないので、足の裏がハゲたりタコができたりしやすいようです。 薬をやめたあとは、どうなりましたか?
薬をやめたあとは、ハゲたまんまでした。ホントにかかとの所だけ抜けてしまってたんですよねえ。毛が。その部分は皮膚っぽいピンクというか赤というか、そんなカンジで一部分に白っぽいタコ(?)ができてました。それはたまーにはがせるんです。膜というか、かさぶたというか。
(かゆがってはいませんでした。)
結膜炎 8歳〜
ここ2年くらいは片方の目から涙が、流れっぱなし状態になってしまい、
目薬を2種類使用してました。
頬の毛がすっかりなくなったり大変でした。
そうこうしてるうちにもう片方からも涙がでるようになってしまいました。
頬の毛をほぐしたりしても、涙が止まらないため、なかなかきれいになりませんでした。
(排出管が詰まっていたようです)
いつも眼の下は「カピカピ」状態というか。男前がだいなし。
ダニ性皮膚炎(耳) 9歳
1998年初めくらいから薬で治療してました。9月くらいに治ったような?
その他
下痢とか、あと生殖器の両側の臭腺が変になったりしました。
◎「臭腺が変」とは、どんな症状だったのでしょう?
あるうららかな日に、父の車の上で毛すきをしていて何気におなかをすいてたら、ももちゃんの「たま」のあたりが、ぱっくりと割れていて(切れてる?)ものすごいくさいにおいがしました。
なにやらカスというかへんなぼそぼそのものが付いていて、急いで病院に連れていったのです。
そうしたら臭腺の排出がうまくいかないかなんだかで分泌物が詰まってしまっていたようでした。でも主治医もあまり見たことが無いらしく、他の先生にいろいろ聞いたそうです。
主治医は「切れてるんじゃ?」と思っていたようですが他の先生は「切れてるんじゃない」と意見が割れたそうです。
ももたろう君は、まだハッチ・バーンにはなってなくて、ちょっと汚れていたのでしょう。
太りぎみ・または病気などで、自分のおしりを汚してしまいがちなウサちゃんはハッチ・バーン予防に、おしりをまめに拭いてあげたりしないといけないそうです。
(拭いてあげた後は十分に乾かすのを、お忘れなく!)
治療費
腫瘍の注射が一回2千円くらい、目薬、塗り薬が1個800円くらいでした。
でもここ5年位行っていた病院の先生はたまにまけてくれて「500円でいいよ」とか言ってくれました。
お土産を持っていくときとか、給料日前とかは、「今日はいいや」と、ただにしてくれたことも。
明細は取っておいたのですが、今年引越しのときに破棄してしまいました。
取っておけばよかったですね。
結局4件の獣医さんに診てもらいましたが、最近行ってた病院が一番安かったです。
安い高いの問題ではなく、何より、一番いい先生でした。
本来馬が専門だそうで、犬・猫は得意そうで、うさぎはあまり自信がなかったようですが、
一生懸命診てくれました。もちろん病院にはほかのうさぎもくるそうですが、ももちゃんを診てて「僕はうさぎの認識を変えなくちゃいけないなあ」と、よく言ってました。
病院では、ももちゃんはすごいイイコだったのでびっくりされてました。
あの病院に出会えて幸せだったと思ってます。ひどい病院はありましたから。
◎去勢手術をうけていますか?
受けていません。
◎特技うっとり
飼主バカですが、とにかくかわいかった。何をするにも動作がかわいくて。
毎晩毎晩母にべったりくっついて、なでてもらってました。
私はというと・・・・そんなにべったりしてませんでした。母はとてもべったりでした。
母は帰ってくるとまず抱っこして「あ〜 ももちゃんはいいコいいコ」と、なでなでしてました。
なでられるのは、ももちゃんはとても好きでしたが、抱かれるのはイヤがりました。
でも、子育て経験者の母には黙って抱かれていました。「負けた・・」と思いました、私は。
実家に帰ってから、とてもなでられる回数が多くなったので、ちょっとわがままで甘ったれになったようです。「あまつ たれお 君」 とか呼んだりしました。
私は適当に作った「ももちゃんの歌」を唄いながら、ごろごろしながらなでたりして、遊んでました。
そういう遊びにはあんまりツレませんでしたけどネ。。
◎困ったちゃん
小さい時のかじり癖くらいですね。大人になったら、しなくなりましたけど。
町田時代、テレビをつけて音が出ない(音声コードがかじられてた)、リモコンが利かない(チャンネルの所をかじって、はまってしまってチャンネルが変わらなくなった)、電卓が数字の所がなくなった、とか。
実家に帰ってからは困ったちゃんではなくてとってもよい子でした。ホントですよ。
◎長寿の秘密
そういわれてみると、これには気をつけていたとか、ありますか?
とくにないですねえ。強いてあげれば声をかける、仲良くする、くらい。
けっこううさぎ飼っている人の話を聞くのですが、ずーっとケージに入れられっぱなしで、遊んでないとか、声もかけない、ただいるだけ、という話もありました。
でもそれはないと思う。犬とか猫と同じで、一緒に遊んだりすればいいのに、といつも思ってました。
よく学校のうさぎが虐待されている記事を読むたびに悔しくて悲しくなります。
首から血を流しているうさぎをみて先生がへらへらしてるとか、生徒が投げつける(!!)とか、
もう記事を読まないようにしてるけど見てしまうとなんともやりきれない。
うさぎに限ったことではないけど。なんとかならないのでしょうか?
ペットショップでの売り方にも、ときには問題があります。今私が住んでいる笹塚駅のそばのペットショップでは、この夏、子うさぎを水槽に入れて店の外で売っていました。
蓋は網のようなものでしたが、あれでは温室状態。うさぎ達ははあはあ言ってました。
私もそこで言ってやればよかったのに。なんで注意しなかったのか、自分でも後悔しています。
うさぎに限ったことではありませんが、学校は命の大切さを学ぶところ、
ペットショップは動物と暮らす楽しさを提供するところ、なのですから、
どうか弱い立場の動物たちを大事にして、尊重してあげてほしいと思います。
◎うさぎとの同居生活で、「これだけは!!」と思っている基本ちゅうか、 なにか思うことがあったら、お書き下さいませ。
・何の動物にしてもペットは家族の一員だから愛情をもつこと。
・抱っこするときは指輪を外す事。爪が指輪に引っかかって怪我をさせてしまったことがあるので。
ももちゃんの最後の前の日に、泊まった私が帰ろうとしたら急に足元にまとわりついてきました。
いつもの「サカリ」だと思った私は「ほれ、あっち行って」なんて言ったのですが、その後明け方に、月に帰ってしまいました。へなへなになっていたももちゃんがパッと私の所に来たのに。
考えればすぐにわかることなのに。あんな体のももちゃんがせっかく来てくれたのに。
なんでちゃんと抱っこしてあげなかったのか今でも心残りです。
いろいろ楽しませてくれた、うさぎってこんなにかわいいものなのかと、私たちを幸せにしてくれたももちゃんに感謝しています。
ももちゃんは、最後は老衰という感じであまり苦しむこともなく、お月様に帰ったそうです。
飼い主さんちでは、可愛い花束で祭壇をかざって、ももちゃんとお別れしたそうです。
メールをくれた礒田さんも、しばらくは何をしていても涙が出てきてしまうほど悲しかったそうですが、お母様やおばあ様がいちだんと寂しそうにされているそうで、おばあ様は「もう(うさぎを)飼わないのかい?」とか「今でも ああ、ももがいるから窓閉めなくちゃ って思うんだよ」と涙ぐんでいるそうです。お母様も、夜になると、ももちゃんを撫で撫でしていたことを思いだして過ごされているとか。
お母様おばあ様、ももちゃんはお月様でお友達うさちゃんと仲良く暮らしてしますからね。