西村うちこちゃん・8歳・♀

うちこちゃんは佐賀県鳥栖市で室内暮し(冬はこたつの中)。
お誕生日は1993年2月頃だそうです。
西村さんとうちこちゃんが出会った時のことをお聞かせ頂きました。

「デパートの中のペット屋さんに、兄弟達と一緒にいました。 あまりに可愛くて子供たちがどうしても飼いたいと言い張ったのですが、当時我が家には、動物は飼わない条例があったので、まず家に帰ってお父さんに頼み込んで、なんとかO.K.をもらい、また買いに行きました。
どの子も可愛くて、迷ったけれど一番元気で、目がきらきらしていた子(今のうちこ)に決めました。
小さな箱に入れてもらって連れて帰る途中、『かわいいーー。どこで買ったんですか。』などと知らない人に言われ、早くも親バカ状態となり、『そうよね。こんなに可愛いうさちゃんは、なかなかいないわ。』などと思った次第です。」

とってもわかります、その気持ち。

「家に帰ってからも、しばらくは、家族みんなで、うさぎフィーバーとなり、
『お花食べてる。かわいい!』『あくびしてる。かわいい!』『おててなめてる。かわいい!』と、 何をしても『可愛い』と大騒ぎ。うちこも面食らったことでしょう。」

きっと、うちこちゃんは家族みんなのアイドルになれて、とっても嬉しかったと思いますよ。

現在のうちこちゃんは、あごにできた膿瘍の治療のために、隣の市にある病院まで10−15日に一度通うことを、もう丸2年半も続けているそうです。

(このアンケートには、うちみちゃんが7歳の時に回答、いただきました。
8歳になってからの近況は、一番下の方にあります。)
#########では、アンケート、はじまりはじまり〜〜#########

◎食事について
○ペレットは、どのようにあげていますか?

夜寝る前は、必ずあげる。あとは、ほしがる時にあげる。
銘柄:うさぎちゃんのまんま SPECIAL(ハイペット)

小さかった頃は、普通の食生活(野菜、草花、ペレットフード、etc.)をしていたのですが、あごに化膿した傷ができてから徐々に野菜などを食べなくなりました。

98年の春(5歳)に、一度死にかけて全く食事ができなくなり、そこから回復するとき、つぶしたいちごなど、ペースト状のものだけ受けつける状態からだんだん元気になったものの、固いものは全く食べなくなり、
ペレットも一度水につけて、ちょっとふやかしたものしか食べません。

このふやかし具合は、結構好みがあり、お気に召すふやかし度にするためタイマーまで使っています。
以前はどの銘柄のペレットでも食べたのに、体調をくずしたとき以来“うさぎちゃんのまんま”しか食べません。

現在体重1.5キロです。
ヤングな頃も同じぐらいの体重でした。

○野菜や果物、クッキーなどは、どんな時に、何をどのくらい、あげているのでしょう?

前項で、書いたように野菜は、全く食べません。
果物では、バナナ、ぶどう、いちご、甘いみかん、すいか、などが好き。家族が、食べる時に分けてあげます。

うさぎ用のクッキーは、あげてみたけれど食べませんでした。

○好物なども、教えてください。(わかっちゃいるけど、やめられない物も書いてね)

パンが大好き。食パンやぶどうパンが特に好き。ペレットフードとパンは、毎日必ず食べます。
パンをあげずにペレットフードだけやると、パンを入れるえさ入れを鼻で押したりひっくり返したりしておねだりします。

パンは、炭水化物で、うさぎさんには必要ないものだし、添加物等の問題点もあり、あげない方がいいそうですが、どうしてもあげないわけにはいかないほど好きです。
それに、他に食べれるものと言ったらペレットか果物しかないので、やりすぎないように気をつけつつ、あげています。

西村さんのように、うさちゃんの体のこともよくわかった上で、
「でも、楽しみにしているからちょっとだけね」ってあげるのは構わないのではないでしょうか。
うちこちゃんは、あごの膿とも闘ってがんばっているですから。

○水のあげかたは?? 給水ボトル、マグカップなど、いろいろだと思うので。

マグカップで。日に1、2回きれいな水に換えてあげる。

◎生活環境について
○どんなふうに暮らしているのでしょうか。たとえば、朝何時から夜何時くらいまでは、 放し飼いで、夜はケージに入れるとか。

日中は、だいたい家の中で自由に暮らしていて、夜、家族が寝る時ケージに入れます。

そういう生活パターンを本人も理解していて、夜12時くらいになると、たいてい自分からケージに戻って来ます。
そして、朝出してあげるのを忘れていたりすると、不当な扱いだと怒って、ケージの中であばれます。

日中は、家中全部(3DK)が、自分の家と理解しているので、自由気ままにあちこち行き来しています。
引いてあけるドアもストッパーの小さな突起をくわえてひっぱって自分で開けられるし、横にスライドするような自分であけられないやつは、ガリガリひっかいて、「あけて」と人間に命令して開けさせます。

寒い季節は、完璧に「こたつうさ」となり、ほとんど一日中こたつの中で過ごします。

○トイレは、どこに、どんなふうに設置してありますか?

ケージの中と、ケージの外にひとつずつ。
日中、ケージに入っていない時は、ケージのトイレを使いたがらないので、昼用トイレをケージの外に設置しています。

ちなみに、トイレは、プラスチックの水切りバットです。おしっこは、下にたまるので、足やおしりがぬれなくていいですよ。

◎病気について
小さい頃から、今までにかかった病気がありましたら、教えて下さい。

1歳の時(1994年)・・・あごの膿瘍が発症、病院でひどい目に
あごの下が化膿し、獣医さんに行ったところ、原因は不明と言われ、とりあえず、傷を洗浄し、化膿止めの薬をもらいました。
この時の獣医さんが、なんだか、あまりうさぎに慣れていない感じで、
「うさぎはやりにくいな」などと言いつつ、うちこの耳をものすごい力でにぎって治療し、あまりに固く握っていたため、治療の後、指がこわばってもう片方の手でこじ開けないと開けられないほどでした。

うさぎの耳はとても敏感なので握ってはいけないと、動物の飼育書に書いてあるので、はらはらしながら見ていました。
うちこはもちろんとても怯えて、すごくかわいそうでした。
あごに傷があってもその頃はとても元気で、普通に暮らせる状態だったので、あごに傷があることと、獣医さんでつらい目にあうかわいそうさを比べたら、獣医さんに行く方がよりかわいそうだったので、その後行かなくなってしましました。

今にして思えば、その時別の獣医さんをあたってみるなりして、きちんと直してあげるべきでしたが、
その時は、とにかく獣医さんでのかわいそうな様子が強烈だったので、もうたくさんという感じだったのです。

その後ずっと傷は治らず、ひどくもならず(みためは)4年が過ぎました。
でも、実は傷は表面から見えないところで進行していたのでした。

5歳の時(1998年の春)・・・あごの膿瘍が重い状態に
あごの腫れがひどくなり、ごはんが全然食べられなくなりました。
このままでは死んでしまう、とあわてて、隣の市の「やさしい」と評判の獣医さんを知人に紹介してもらって、行ってみました。

診断の結果、もう化膿は、骨まで進行していて、完全に直そうと思うなら骨を削らなくてはいけない、
しかしその部分の骨は細くてもろいので、あご全体の骨が砕けてしまう可能性もある、ということでした。
とりあえず、切開して膿を取り除き、パンパンに腫れた部分の処置をしていただきました。(1日入院)
結局、もう若くもないし、あごの大手術は、骨がもたないかもしれないうえ、体力的にもきびしいのでしないことにしました。

その後、10−15日に一度通院し、あごの膿を洗い流して、消毒し、抗生物質の薬を一日に2回飲ませ、化膿がこれ以上ひどくなるのをふせいでいます。
この治療をはじめて、もう丸2年以上になるわけで、
抗生物質は、きかなくなるのを防ぐためローテーションして、あまり長く同じ物を使わないようにしています。

今のところ、小康状態を保っていますが、最近、目やにや鼻水がひどくなり、
もしかすると細菌が目や鼻にも影響し始めたのかもしれません。
ここの先生は、女性の方で、動物にやさしく話しかけながら治療してくださいます。
飼い主にも参加させてくれる(治療の時、私が抱いている)のもいいと思います。
だって、飼い主と一緒の方が、動物だって心強いですよね。

◯うちこちゃん、ずっと10−15日に一度通院しているのですか?
1998年の春からとなると、丸2年半ぐらい通院していることになりますよね?

はい、今も通院しています。
今は前に比べて、立ち直りが早くなりましたが、それでも行くのはイヤで、ケージの入り口で手をつっぱってせめてもの抵抗をします。

◯1歳の時の、うちこちゃんのアゴの傷(?)というのは、どんな傷だったのでしようか?  外からはっきりわかるような傷だったのでしょうか?

あごの下にできた外傷で、外からわかる傷です。原因は不明です。

◯あと、回答を読んで「うちこちゃん、歯は大丈夫なのかしら」と心配になったのですが、お口の中を先生に見ていただいたことはありますか?

はい、見ていただきましたが、結局定期的に切ってあげるしか方法がないのでうちで切れるなら、切っていいと言われています。
それで、伸びてくると主人と二人がかりで切っています。

◯歯がわるいと気付かれた、あるいは先生に指摘されたのは、 何歳の時ですか?

歯が悪いと感じたのは、ずいぶん前のことで正確な記憶はないのですが、最初にあごの傷で獣医さんのごやっかいになった時より少しあと、つまり、2歳すぎくらいかと思います。

野菜や固いものを食べなくなったから歯が伸びたのか、歯が変になったから、食べなくなったのか、わかりません。

◯のびているのは、前歯だと思うのですが、 上下、どちらでしょう? また、何本ですか? うちこちゃんの歯の状態を教えてください。

伸びるのは、上の前歯の2本です。
下の歯はあるけれど小さいままで何もしていません。
上2本は、どんどん伸びて、ほおって置くと左右に開いてきます。

◯だいたい、どのくらいの間隔で、切ってらっしゃいますか?
どんなふうになったら、切るようにしているのでしょう?

頻度としては、平均して1ヵ月半に一度くらいかと思います。
特に日を決めているわけではなく、見て伸びてきたなと思ったらきっています。

うちの場合、あごの洗浄で、定期的に獣医さんに通っているので、獣医さんから、そろそろ切った方がいいですね、と言われて切ることもあります。

◯歯を切った直後は、少し固いものや野菜も食べるなどの変化はありますか?

全くありません。歯を切っても、もう野菜等を食べようという気はないようです。

うちこちゃんは膿瘍もあるので、口をたくさん動かすような物や、固い物を食べるのはイヤなのかもしれませんね。

◎避妊手術をうけていますか?

受けていません。

◎特技うっとり
こんなワザがある!! うちの子のチャームポントは、ここだ!! というのがあったら、いくらでも気のすむまで書いて下さいませ。

特技:
手前に引くドアを開けられること。

チャームポイント:
甘え上手なところ。とにかくスキンシップ大好きうさぎで、特に頭をなでてもらうのが何より好きです。
手の下に頭をつっこんできたり、人の膝に手を乗せてお願いしたりして催促します。
鼻すじから頭をなでてもらうと恍惚の表情となり、だんだん頭が低くなって、終いには床にのびてしまいます。
やめると急に我に返り、「もっと」と膝に手を乗せて催促、それでもなでてあげないと、がりがりと引っかいて激しい催促をします。

抱かれるのも好きで、抱いていると眠そうにしていつまでもじっとしています。

抱っこ嫌いのうさちゃんの飼い主さんにとっては、羨ましいほどのかわいい甘えたさんですね。

◎困ったちゃん (これは、やめてくれーーーということがあったら、このさいインターネットを通じて愛兎ちゃんに、お願いしてみましょう。←無駄か?)

トイレはだいたいちゃんとできるけれど、たまに間違うというか、座布団なんかにしたくなる時があるので、それはやめてほしい。

座布団や、お布団。それにソファなど、やわらかい所の上でオトイレしたくなっちゃったウサちゃんは、時々いるようですね。

◎長寿の秘密
そういわれてみると、これには気をつけていたとか、ありますか?

人間側からは特にないけれど、この子が今まで生きてこれたのは、ストレスに強い何事にも動じない性格のおかげだと思います。
普通だとストレスと言われるようなことをたくさん経験してきたけれど、とにかく立ち直りが早い。
北は東北から南は九州まで飛行機や電車、キャンピングカーなどで旅もしたし、最近のつらい病院通いの日々もこの性格のおかげで乗り切っているのだと思います。

◯うちこちゃん、いっぱい旅行しているんですね。
旅行での楽しいエピソード、それと、旅行中気をつけていたことがありましたら、教えてください。

エピソードとしては、うちこは完全にペット的というか「家うさぎ」として育ってしまったので、土を掘る といった穴うさぎとしての本能も忘れてしまっていたのですが、キャンプに行った時に突然本能が目覚め、ほりほりし始めました。
「あー、うちこが掘ってる」と家族みんなで集まって、「もっとがんばれ」とか「すごいぞ、うちこ」とか声援を送ったことかな。

旅行中、気をつけることは、もちろん車での移動は、うさぎにとってもストレスなので、高速道路のサービスエリアなんかで人間が休養する時は、うさぎも車から降ろして、日陰で、草のある所を探して休ませてあげる、とか、キャンプ場などでは、犬を連れてキャンプしている人がけっこういるので、ケージから出してあげる時は、常に見ている、など基本的なことですかね。


◎最後に、うさぎとの同居生活で、「これだけは!!」と思っている基本ちゅうか、 なにか思うことがあったら、お書き下さいませ。

うさぎに限らないけれど、人間の都合で飼うのでなく、その子の幸せを考えて同居したいと思います。
うちの場合、あごのこともあり、あとどれくらい元気でいられるんだろうという不安がつきまとうわけですが、
幸せそうな表情が見られるかぎり精一杯お世話したいと考えています。

うちこちゃん、西村さんの愛情に支えられながら、まだまだ長生きしてくださいね!!

膿瘍と闘っているうさちゃんはとても多いのに、現在はまだ決定的な治療がみつかっていません。 
でも、熱心に研究してくれている獣医さん達もいます。
膿瘍治療の最新情報については、森尾うーちゃんのママがつくってくれている、「ごんちちゃんのお役立ち情報」ページの中の、膿瘍についてを御覧くださいね。

#########回答は以上です#########

この後、うちこちゃん、無事8歳のお誕生を迎えました。ぱちぱちぱち。
近況をメールで、いただきました。

「長寿うさぎの会事務局の皆様お元気でしょうか?
ご無沙汰しております。
西村うちこの母です。(いや、うちこの方が年上かな)

長寿うさぎの会のホームページに載せていただいた際は本当にお世話に
なりました。

早いもので、7歳で載せていただいたうちこも、この二月で8歳になりました。
8歳になったら、ご報告しようと思っていたのですが、引越しなどと重なり、
ご報告が遅れました。

あの当時ですでにあごの治療に2年半通っていたわけですが、その後ずっと
治療は続けています。でも、当時からわかっていたことですが、あごの化膿
は骨が変形するほど深く、膿を洗浄消毒し抗生物質で悪化を抑える治療は、
その場しのぎであって根本的な治療ではなかったのです。

あれから徐々に悪い方へ向かっています。下顎だけだった膿瘍は次第に鼻や
目にも影響を与え、鼻はつまって息苦しく、目からも膿のまじった白い涙が出
るようになりました。その上爪の付け根や踵などの肉の部分はほとんど赤く
腫れて痛そうです。目からでる膿の混じった涙のせいで、ほほの皮膚もダメー
ジを受け、涙をふいてあげようとすると毛も抜けてしまい、なんだかおさるさん
のような顔になってしまいました。満身創痍といった感じです。
そして、とうとう二十日くらい前にちょっと食欲が減りなんだか元気がなくなりま
した。そこで、獣医さんが強い抗生物質を使うことを決断しました。以前から
「もっと強い抗生物質はあるんだけど長く使うと内臓に負担になったりするので
できれば使いたくない」と言っていらしたのですが、もうそうも言っていられない
事態と判断されたのです。薬を強いものに変えてから、一応状態はもちなおし、
食欲ももどりました。でも、この薬を続けると、今後副作用が出る可能性がある
し、かといって、この薬をやめても、いい状態を維持できるかは今はまだわか
りません。
一時的にかどうかはわかりませんが、今は元気で、いつものように「なでて」と
要求したり(手の下に頭をつっこんでくる)、好物のパンを要求してあげないと
えさ入れをひっくり返したり、けっこうやんちゃです。

最近、長寿うさぎの会を見ると悲しい知らせが多いですね。なかでも、Cosmos
Rhythmic君は生れもうちこと同じ1993年2月で、おまけに毛色も似てるし鼻筋
の白いところもそっくり。月へ帰ったという知らせに、本当に他人ごととは思え
ず、うちこももう行くのかなと悲しくなってしまいました。
また、ばにらちゃんの闘病記もうちこと似ていて、口から鼻や目に影響が出て
鼻で呼吸が出来ないという話も、そうそうと思ってしまいました。うちはまだお腹
にガスが溜まるっていうことはないみたいですが、呼吸は苦しく、ずびーずびー
といっています。そして、最近うんちに透明な粘液のようなものが混じるのです
が、あれがばにらちゃんのお家の方がいう透明うんちかな、と思いました。

ということで、めでたく8歳は迎えたものの、微妙な状態にあり楽観はできない
のですが、できるだけ今くらいの元気を保ってほしいと思っています。
ひだまりでぬくぬくして長くのびていたり、頭なでられている時や、だっこされて
ねむくなったときなどに見せる表情は幸せそうで、こんなに痛いところや苦しい
ところがあることを感じさせないほどです。こんな幸せそうな表情がちょっとで
も見れる間は、できるだけ長生きしてほしいです。」

そうですね、うちこちゃんが毎日の暮らしに幸せを感じながら、
だきるだけ悪化をおさえて、長生きしてほしいですね。
丸3年、こまめに通院を続けながら看護されている西村さんのお気持ちを、
うちこちゃんは誰よりもわかってくれていると思います。
どうか、新しいお薬が、うちこちゃんにとって良いものでありますように!!
それから、足の踵や爪のあたりが腫れているいうのは、足がすれてしまって炎症を起こしているのではと
おもったのですが、どうでしょう
もしそうだしたら、介護マットなど敷いてみると良いかもしれません。参考までに。


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