----歯から、うさちゃんの食事を考える-----
伸びすぎた歯を削るため、定期的に病院に通っているウサちゃんが増えました。
奥歯の場合、削るためには毎回麻酔をかけなければならず、これも飼い主さんの心配の種。
(うさぎの歯はすべて、一生伸びつづけます。伸びる早さは歯によってちがい、一番早く伸びるのは上の前歯、次が下の前歯、そして奥歯の順です。)
歯が悪くなると、ご飯を急に食べなくなったり、
また、歯がかなり悪くなってくると、ヨダレがたくさん出てアゴのあたりがぬれるという症状があらわれたりします。
ほかにもいろいろな症状がでます。
が、歯が悪いことがなかなか獣医さんにわかってもらえず、
目の治療をされたり・・・涙がたくさん出るため
風邪だといわれたり・・・鼻水で前足がガビガビになったり・呼吸があらいため
ちがう治療をしているうちに、どんどん不正咬合が悪化して顔に膿がたまってしまうようになってしまったウサちゃんも多いです。
一度膿がたまってしまうと、切開して出しても、またたまりやすく、この症状に悩んでいる飼い主さんもたくさんいます。
歯は大事ですね。
そこで、このページでは、うさちゃんの歯の構造と食べ物について、特集してみました。
6本の前歯は、上に4本、下に2本。
上の4本は横に4本並んでいるのではなく、前後に2本ずつあります。
その前歯の様子です。
右が上の前歯。前後に2本ずつあるのがわかりますね。
これは、peg teeth(くさび状門歯)とよばれ、このため、うさぎは齧歯目(げっしもく)ではなく、
重歯目(じゅうしもく)に分類されるようになりました。
現在では、重歯目はうさぎしかいないし、もっとわかりやすい名称にしようということで、
ウサギ目とよばれています。
(齧歯目も、わかりやすく、ネズミ目とよばれています。)
左は上顎(うわあご)、右は下顎(したあご)です。
臼歯(きゅうし・・奥歯のこと)の幅が、上と下では、ぜんぜんちがうのが、わかりますか?
下の奥歯の幅は、上にくらべてかなり狭いです。
また、下顎じたいも上顎より、小さいですね。
このことは、うさぎの食生活を考えるうえで、とても大切なことです。
では、奥歯について、もっとくわしく見ていきましょう→