大人のお遊び、
京都花魁道中2004




一日目。
■映画撮影は唐突に。

二日目。
■侘びさびと亀渡り。

■浴衣はセレブにゴージャスに!


三日目。
■赤い鳥居と嗅覚自慢。




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毎度毎度、わたくしのお遊びに付き合ってくれる皆々様。
色々とありがとうございますー。
というわけで、今回は大人だから許される京都旅行。
こんな企画に乗ってくれる人がいるのかどうか危ぶみつつ企画した今回のテーマは「ゴージャスコスプレ花魁道中」
江戸の誇りをしょってたつ花魁の心意気でいざ、京都に乗り込みましょー!!!

参加してくださったのはakemiさん、ヤスヨ御夫妻、yoshito嬢、きりんちゃん、ふきちゃん、うちの妹のアヤ、そしてわたくしヤヨイ。
総勢8人で京都に行くなどという事態は想像さえもできませんでしたが、「やる!!!」と決めたら乗ってくれる友達というのは結構いるものです。
月曜を有給とっての一大イベント。イヤがオウにも期待は高まります!!!


着せ替えニッキが高じてなのかどうか、すっかり衣装に熱いわたくしの今回の第一の目標は、「みんなで時代仮装」。
以前は映画村で4人でやったんですが、今回は大掛かりに八人、みんなで仮装して、しかも物語っぽくしようというこの計画。
丸一日の仮装大会に備えて、東京出発組みのわたくし達は、朝7時くらいに新幹線に乗り込みました。

東京から朝出発したのはakemiさん、ふきちゃん、そしてわたくしたち姉妹。
前の日3時まで飲んでいたというakemiさん、遠足前には興奮して眠れなくなってしまうヤヨイ・アヤ姉妹とふきちゃんは、しかし、暴君ハバネロをガン食いしながら、一路京都駅へ。

京都では、先に入っていたyoshito嬢と待ち合わせの上、今回仮装をお願いする「時代衣装おかむら」さんまで5人で向かう予定でした。ま、yoshitoちゃんはちょっと遅れてきたんだけど、大体同時に到着。

「時代衣装おかむら」さんでは、わたくし実は一度お世話になったことがあって、女将さんとはツーツーの仲。一回いっただけでなぜツーツーなのかは女将さんとわたくしとの相性のなせる業、としか思えないのですが、まあとにかく「おかあさん!」「ヤヨイちゃん」と呼び合う仲なのですよ、ふふふ。
超おっとこまえなお母さんは、ちょうどその日、結婚式の着付け(十二単と束帯だって!!)にいってらしたんですが、わたくし達の到着から程なくしてダッシュで帰ってきてくれました!!
大人数の予約だからなのか、東映の衣装部に長かった、という本格派・娘さんまで駆けつけてくれて、いきなり東映のスター気分のわたくしたち。

おかあさんの元気とテンションにあわせてわたくしたちのテンションも最高潮!!!
おかむらさんの変身メニューは舞妓・芸妓さんにとどまらず、江戸の花魁、京都の太夫、姫君その他盛りだくさん。男性もお侍から平安貴族まで多種多彩。まず何をやるのか、が問題になってきます。

まあここで、誰が何をやったかをばらしてしまうと面白くないので、想像付く人は付くだろうけど、もったいぶってぼかしてみます。
結局、みんなそれぞれ好きなものをやりたがったものだから、ほぼ全種類制覇か? という感じのばらつきだったんですが。
そして、たくさんの衣装の中から自分の晴れ姿の内掛けをえらぶので大混乱。
綺麗にたたんで箪笥にしまわれているものを引っ張り出して羽織ってみては次をひっぱりだす、という、子供でもやらないようなことをみんなで繰り返した結果、足の踏み場も無い豪華な衣装の山ができるしまつ。ふうやれやれ。

そしてなんとか衣装も決まり、いよいよメイク。何しろ現時点で5人の妙齢の美女が、前をはだけた浴衣一枚でメイクをしてもらうのですから大騒ぎです。
白塗りの水化粧なので、椿油で下地を作ってもらうのですが、このマッサージはプチエステ状態。
しかし、そんなことを満喫する暇も無いまま、現場は大混乱のまま、ぞくぞくと顔面真っ白になるわたくし達。
これがまた、怖い。
三角の布をつけたらそのまま幽霊になりそうな顔でうろうろしていると、岐阜からバスでやってきたきりんちゃんが参上。
そしてまたなんの変身をするかで一波乱。
結局きりんちゃんは、江戸時代のお姫様ということでおちつきました。

併せて6人。さらに、舞台のためにお化粧と着付けをしにきたという女優さん(なのか?)がお一人。
現場はまさに大混乱。
自分の化粧の番を待つ白塗りの人たちがひしめくお部屋で、しかし、よくよく考えてみると、朝から大きなカメラを回したり、スタジオの準備をしたりしている5,6人の男性たちが・・

も、もしかして、この大勢のスタッフは、わたくし達のために準備をしてくださっているのでは?
と思うまもなく、一目でタダモノでもないと思われる髭面大柄の男性が、
「で、今日のシナリオはどうなってるの?」
きけば、名の知れた俳優さんで、今日の演出と監督をしてくれるらしいじゃないですか!
おかあさんが「師匠!」とよんでいらしたので、ここからは師匠、とよばせていただきます。

いや、じつは映画の真似事をしてみるのが目標ではあったのですが、それにしてもこんなにスタッフが現れるとは・・こんなに本格的なものになるとは! 
もちろんストーリーなんて考えず、やりたい変身をやりたいように選んだ結果は花魁二人、太夫二人、舞妓が一人とお姫様が一人。
さらに夕方からはヤスヨ夫妻が合流するし、彼らの希望までは把握していないし・・

とりあえず現在の変身する役柄と、夫婦が合流することをお伝えして、あとはおまかせ♪ なわたくしの言葉に、師匠は悩みつつ、なにやら隣の部屋から「ここで膝まくらをして・・」とか「血のりはあるかー」とか、どきどきわくわくな言葉が舞い込んできます。
いやーん、これは遊郭にうずまく色と欲との華麗なる戦い、そして死屍累々の一大悲劇になるのかしらー、と、盛り上がるわたくし。

そうこうする間にみんなの衣装がおわり、いよいよ着付け。きりんちゃんは、ショートヘアーが禍して全かつらになってしまうということで、そして全かつらは超重い、ということで、ひとりすっぴんに浴衣姿で走り回っていましたが、残りの人々はすっかり和化粧で色っぽく、わたくしなどは重たい髪に頭をうしろにのけぞらせつつ、いよいよ撮影開始!!

まあこれは、編集して出来上がったもののお楽しみ、ということで詳しくは書きませんが、師匠の妥協しない姿勢により、素人映画だというのにリテイクの嵐。本当の映画を撮るということはかくも大変なものか、と、酷暑の中の撮影に貧血状態になりつつ感心するわたくし。
色っぽく撮れてるといいんだけどなあ・・
しかしその間も、大勢の本職さんたちが、銀色の板をあっちこっちに張ってくれたり、衣装の乱れを直してくれたり、演技指導をつけてくれたり、充実したひと時でございました。

きりんちゃんもかつらをつけて撮影にのぞみますが・・一瞬でギブアップ。そう、わたくし前にかつらをかぶったことがあるのですが、あれは、重い。重いと言うより、こめかみが締め付けられて血がとまってしまうような重さ。
残りは全員自分の髪を結っていただいたので、一日中いても大丈夫だったんだけどね。きりんちゃん、次回は髪を伸ばして行きましょう!!

そして夕方。ヤスヨ夫妻到着の知らせに、駅まで花魁姿で迎えにいってしまうわたくし。まあ、駅まで近いので、どうってことないんですが、迎えにこられたふたりはかなりいやそうにしてました。そりゃそうですね。
しかし、です。この二人の到着で、事態は思っても見ない方向へ・・


と、いうのは、わたくしたち、知らなかったんですが、この映画の主役はヤスヨ夫妻だったらしいよ。どうも。
あさから汗だくで変身して、重たい頭を耐え続けたわたくしたちではなく、いきなりヤスヨ夫妻が美味しいところをもっていくとはねー。やられたわ。
膝枕も血のりもまさか、夫妻のためだったとは!! 
と、ひがむのはともかく、そういうわけで、ヤヨサロ特別企画はつつがなく、映画として完成する予定です。
いまフィルムは本職さんのてにゆだねられて編集待ち。出来次第、此方でも公開いたしますのでこうご期待!
そしてわたくしがつくった予告編サイトは公開中! お暇な時に見てみてね♪

最後に、今回お世話になったおかむらさんのウェブサイトはこちら↓。
時代衣装おかむら tel 075-605-0678
そのおかむらさんが総力をあげてとりくむプロジェクト、かつ動屋さんはこちら↓
かつ動屋

京都にお越しの際には、是非体験してみてくださいませ。いや、ほんとおもしろいからさ。

そして二日目・・