大人のお遊び、
京都花魁道中2004




一日目。
■映画撮影は唐突に。

二日目。
■侘びさびと亀渡り。

■浴衣はセレブにゴージャスに!


三日目。
■赤い鳥居と嗅覚自慢。




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さてさて。
一日目の夜はふらふらになりつつお宿まで帰り、ナポレオン(現在流行中のトランプゲーム)もせずに寝てしまったわたくしたち。

二日目の目的地だった鞍馬〜貴船の登山ハイキングは、思わず断念してしまいました。
しかし、代わりといってはなんですが、わたくしが一番好きな京都のお寺、アクセスが不便でなかなかいけないその名も円通寺。
バスなら近くまでいけるらしいですが、そのためには「深泥ヶ池行き」のバスにのるんですよ。みどろがいけ、ですよみどろがいけ
もうその響きだけで怖い。
しかも怪談伝説もいろいろあるということで、いや、是非行ってみたいような気はしたのですが、そもそも京都のバスが嫌いなわたくしのわがままで(ってあなたそんな。)、地下鉄+タクシーにてたどり着きました。

京都の枯山水庭園の多くは、借景といわれる、後ろの背景の自然の景色と、目の前のお庭、という遠近感のコントラスト、建物の柱を絵の「額」とも捉えて、そこに切り取られる連続する風景をお座敷のちょっと奥から、柱と縁側と、それに区切られる目の前の人工のお庭、そして遠くの自然の景色を眺める、というのが正式な見方だ、といいますが、この「借景」、都市開発やら高速道路の工事なので、ほとんど残っていないというのが現状。
この円通寺さんは、彼方に比叡山を擁し、美しい生垣をもった枯山水庭園が往時のまま残っている、もしかすると最後の借景庭園でございます。


写真では、比叡山も飛んじゃって、イマイチ何がどうすごいのか分からないかもしれませんが、個人的には、お庭を見るときに「柱を額縁として、見える景色を切り取ってみる」ということをとある人に教えていただいてからとってもお庭好きになりました。
柱といってもただ柱が立っているわけではなく、奥行きを持って立体的に立っている数本の柱なので、見る角度によって外の風景の切り取られ方が立体的に変わってきます。
風にゆれる新緑、蝉の声、そして比叡山を背景に流れる雲。

まさに動く絵画。3Dの絵画。

後水尾天皇は比叡山が最も美しく見える場所に庭園を作りたいと、ほぼ執念ともいえる熱意でこちらのお庭をつくられたそうで、それはそれは、この静寂に満ちた一つのお庭に、計り知れないほどのパッションというかパワーが封じ込められているようで、自然の雄大さと人工美の局地のコントラストもさることながら、日本文化、日本精神の奥深さに呆然としてしまいます。

「侘びさび」とは、金持ちが貧乏人のふりをすること、という解釈は、わたくしの侘びさび鑑賞に素晴らしい奥深さを与えてくれましたが、この質素に見えてものすごーいお金のかかっている庭園をみると、大したことであるなあ、と感慨深いわけです。特に、普段ラテン気質に囲まれているわたくしとしては。

ご参加いただいた皆様もしばし無言のまま、ヤスヨちゃんなどは「涙が出そうになる」とまで言って下さいまして、わたくしも大満足でした。きりんちゃんは苔に、akemiさんは昼寝に、それぞれの情熱を披露してくださいましたし。

さて、しばしの癒しの時を経て、次の目標は「亀渡り」。
多分、どんなガイドブックにも乗ってないと思うんですが、京都の鴨川には、何故か亀の形をした飛び石が並んでいて、結構広い川幅をぴょんぴょん飛んでわたれるのです。
わたくしとしては、是非ともみんなでこれをやりたい!! と熱望しておりまして、そのためには長い道のりのハイキングが必要だったのですが、無理を押してお連れ致しました。


暑い夏には格好の水遊びスポット、家族連れなどでにぎわう亀の渡しを、軽快に飛び歩くわたくしたち。
疲れた身体に結構ハードなこの遊び、しかも二枚下駄を履いていたyoshito嬢にはいい迷惑だったような気がしますが、とにかくみんなで亀に乗り、足も冷やしてリフレッシュ!
でもさ、前回やったときは、もっと水量もおおくて、結構冷たくて、スリリングだったのね。水の中を歩くのが。
しかし折からの猛暑と日照りで、水は生ぬるく、水量もとっても控えめ。
まあ、誰かが転ぶ、などのハプニングもなく、よかったのでしょうねえ・・いや、誰かが転んだらもっと楽しかったかも。いやいや。

本日前半の行程はこれで終了。歩きつかれてふらふらな皆様をひきずって、(途中お茶したり、タクシー乗ったりしながら)ホテルにたどり着いたわたくしたち。

しかしこの日の夕方以降には、今回の旅行の一大企画が待ち受けていたのです!!


>>その一大企画とは・・