本名 Lucrezia Borgia
出身 法王アレッサンドロの一人娘
チャームポイント 丈なす金髪、宝石のような瞳、華奢な身体。を、飾り立てるだけの財力。
想定血液型 O型
想定名台詞 「朝は嫌い。だって眠いんだもの」
「やっぱり女は、いつも美しくなくちゃね」
「チェーザレったら、いつも難しい顔してるのね。私、難しいことを考えるのは嫌い」
想定座右の銘 わたしが決めなくても、だれかが決めてくれる。父上か兄上か、神が。。
ルクレツィアというのは非常に不思議な女性で、状況によってキャラが結構変わるんですよね。
周りの男たちがあまりにも個性豊かで、彼女の性格というか、キャラというか、行動というか、そう言うのはかなりのセンで周りに規定されている。自分がない、というよりは自分というのを確立しなくても、流れに任せていれば十分生きていけちゃった、という感じといえばいいのかしら。
もともと政略結婚が義務付けられているような生まれなので、3回の結婚も別に不思議なことではないでしょう。道義上の問題はあったにしても、彼女が特別、道義的にそれを気にしていたという感じはしない。
例えば初めの夫、ジョヴァンニ・スフォルツァが兄・チェーザレによって殺されそうになったときに、ジョヴァンニをローマから逃がしたり、二人目の夫、アルフォンソ・ダラゴーナがチェーザレによって暗殺される前(しかしひどいな。チェーザレよ。愛人も一人殺してるしな。しかも、嫉妬のせいじゃないところがタチ悪いぞ。)には付きっきりで見張りをしたり、兄やボルジア家の野望よりも夫を優先させているようなそぶりを見せることも多々あるのだけど、別に信念のもとにやっているわけではないのですね。
愛してもいない旦那(ジョヴァンニ)も、
殺されるのは可哀想。だから、兄に逆らうことになっても、(そんなことは深く考えず)逃がしてあげる。
ぞっこんだった旦那(アルフォンソ)が殺されても、一時落ち込むものの、割とすぐに犯人である兄を許してしまう。
結局、その場その場で楽な方というか、「
表面的に、どうやらいいほう」に流れてしまう人なのでしょう。
馬鹿でないのは、法王不在中に法王庁を仕切ったり、与えられた領土の執政をきっちりこなしたことで証明はされてるんだけど、それはあくまで頭脳的に馬鹿ではない、という話。
性格的もしくは信念として何か強いものを持っていたとは、とても思えないお嬢様なのです。
でも別にそれは悪いことじゃない。
彼女にとっては、ボルジア家の野望も、生涯に何度かはまった恋愛も、波乱万丈と称される己の運命も、反抗するものでも、積極的に介入するものでもなく、その時々に起こるイベント、与えられた課題をルクレツィア・ボルジア個人としてこなしていったに過ぎない。
そして、それでも十分衣食住には困らない(というか、この時期の全世界の中でも多分トップの座を争う浪費を許されていたのが彼女。)だけの立場があり、何にも困ることなんてないんだもん。
だから彼女は聖女でも悪女でも、白痴でもカマトトでもない。
たまたま法王の娘に生まれ、たまたま波乱万丈の人生を与えられ、たまたま絶世の美貌を持っていて、たまたま3回も結婚してしまった。
そこにいるだけで運命は彼女に美貌を、財力を、波瀾を与えた。
そういうこと。
まあ、近くにチェーザレのような人がいたら、自己主張するのも馬鹿馬鹿しくなってしまうのもまた、当然なのですが。