イタリアのテレビ(サイテー。)

イタリアにいってびっくりしたこと。
それは、
テレビのあまりの酷さです。
もう理解不能。目が点。
あれがフェリーニやヴィスコンティ、そしてベニーニを生んだ国の最重要エンターテイメントかと思うと、あまりのことに頭がくらくらします。
そんな事いきなり言われても困ると思うので、例をあげてご説明致しましょう。

裸のお姉ちゃんがとにかく踊る。
まずは、これに尽きます。ほんとうにびっくりします。想像してみてください。たとえば、ダウンタウンの番組の途中、CMにいく前に、なんの脈絡もなく半裸の綺麗どころたちがあらわれて、壮麗なるダンスシーンを繰り広げる事を!!
いえ、冗談ならそれもあり得るでしょう。一つのネタとして。
しかし、
やつらは素なのです。限りなく。
わたしは、最初の頃、それはギャグなんだとおもって流していました。しかしあまりにも全ての番組で動揺の事が起こるため、イタリア人の友達に「・・ねえ、これって普通?」といったところごく普通に「うん。なにがおかしいの?」といわれてしまったのです。
絶句です。
時には会場全体を巻き込んで(観客も)のディスコ状態になることさえあります。
しかもその踊りがまた・・
ださい
いえ、いいんです。それが文化だというならわたしが口を出す事じゃありません。でも普通じゃないよー。恐いよー。

風雲たけし城とザ・ガマンのリミックスが・・
これもまたおそろしい、というか唖然とする話です。風雲たけし城もザ・ガマンも、わたしが小学生の頃とかにやっていたものだと記憶してます。その映像がまさか今になって、遠くイタリアの地であのように使われていようとは!!
驚愕です。
しかも、二
つの番組は細切れになってリミックスされ、筋も脈絡もあったもんじゃありません
どういうことかというと・・とにかくおもしろい、というかツッコミ所満載のあの番組を適当につかって映像を垂流し、それにイタリア人二人のこえがかぶって、ひたすら突っ込みを入れるのです。
「日本人てこんなことしてるんですねー、あ、今度は蛇を食べています(このへんザ・ガマン)・・おお、こんどは滝登りに挑戦です。(このへんたけし城)・・先ほどの蛇がエネルギーとなっていればいいんですが・・(
あんたそれ、全然違う人だから。)」という感じで、一事が万事。
日本への冒涜です。
日本でも、海外のテレビ番組に突っ込む、という手法はよくあるみたいですが・・これはあまりに酷いです。ついうっかり笑いながらみたりすると、
自分にまで腹が立ってきます。まったく。

ルパンの相棒はゲーモン。
ルパンはいいんです。次元もいいんです。
でも五右衛門はゲーモン。
不二子に至っては、マルゴです。マルゴ。何故マルゴ。(さいきんフジーコになってますが。)
だがしかし、毎日毎日ルパンを放送してくれたことには感謝してます。
でもやっぱり全部イタリア語なんです。それいったら、シンプソンズってあるじゃないですか、あれのお父さんの名前はホーマーっていうんですが、イタリアでは「オメル」って名前になってるんです。まあ確かにHomerという名前をイタリア語よみしたらオメルなんです。それはわかります。でも耳で聞いたら「オメル??一体どんな名前なの??」って思うでしょー!!!
それにFujikoはどうよんでもマルゴにはなりません。何故マルゴ。永遠の謎です。

CMがダサすぎる
日本の、そしてアメリカ系のCMは最近、めきめきカッコよくなってきてると思います。わたしはテレビはほとんどみませんが、つい目を留めてしまうようなかっこいいやつがありますよね。
やっぱり芸能人オーラばりばりの人達が出てる日本のCMというのも、ある意味おもしろい。わたしは全然すきじゃありませんがキムタクとかがでてると、そこにある種の意味が発生するのはよくわかる。
だがしかし。
イタリアのCMにでてくるのは、
素人でももっとましなの選べよ・・といいたくなるような人々。(すいませんすいません・・)
でも本当にダサいんです。ひねりもなにもなく、
「このチョコレート美味しいよね・・」「でも太るわ・・」「美味しいものは太らないんだよ。それに太っても君がダイスキさ」「そう?じゃあ食べちゃおうかしら・・おいしーい!!」みたいな。
ちょっとまってくれよ。確かにそのチョコはわたしもよく買うよ。おいしいよ。でもだからってあんた・・ふぅ。

いや、理由はわかってるんです。
低予算なんです。テレビ「業界」というものが発達していないんです。お金も、日本ほどは動いていないでしょう。だから他の国の番組を流しつづけるし(確かに毎晩、全てのチャンネルで映画をやってくれるというのはありがたいけど)、連ドラを作るほどのお金も組織も習慣もないから「アイドル」というのが出てこないし、それとは別に「映画業界」というのが燦然とあるんです。

でもやっぱりさー。ただでさえテレビ嫌いだったわたしは、イタリアでの生活で、完全にテレビをみる習慣をなくしました。
つけるたびにへこむテレビなんか要らないです。

しかし、一つだけ最後に言わせてもらおう。
イタリア人、なんでいまだに「胸がでかくて頭の悪そうな金髪」が好きなのよー!!!!
マリリン・モンローは素晴らしく可愛くて、わたしもダイスキだけど、そのレプリカをいまだにちやほやしてるなんて、アホか、君たちは!!
わたしには巨大な乳牛にしかみえないわーーーー!

ああ、すっきりした。


.
top..