2003年新春特別企画。そしてヤヨイ@巴の生まれ変わり企画第二段。
だいぶ前にいった義仲お墓参り、愛と涙と奇跡の旅行をご一緒に!



ひとしきり涙涙のシーンを終えた後、わたくしたちは予定通り、義仲寺にたどり着きました。
それはそれで、ひっそりとした、でも手入れの行き届いた綺麗なお寺。

しかもここは、義仲のお墓であることはもちろん、松尾芭蕉のお墓のあるお寺でもあるのです。

ちょっと話が横道にそれますが、芭蕉は義仲の大ファンだったのよ。
晩年を、義仲のお墓であるこのお寺ですごし、遺言は「木曽殿の隣に葬れ。」 かっこいい!!
わたくしもついでにここに書いておきますが、もしも可能ならわたくしもこのお寺に葬ってください。
絶対不可能だとは思いますが、一応。

しかもさ、芭蕉は西行のファンでもあって、西行の旅の軌跡をたどっていたりするわけじゃない?
義仲と西行は同時代人で、西行が義仲のことを詠んだ歌も残っていたりしますが、そちらはあんまりいい歌じゃない・・というか、西行は生粋の都育ちで当時の超有名歌人。
和歌の和の字も知らないような義仲には、当時の京都の人々と同じように、「田舎の山猿」という意識を抱いていたのではないかと思われる歌なのですよ。それが。
しかしわたくしは歌は西行。武将は義仲。と、心からこの二人に心酔しているの。
そして芭蕉も同じくこの二人に心酔。ということは、俳聖・芭蕉とわたくしは、同じ趣味。と言うことに間違いなさそうな気がするんですが、いかがなものでしょうか。
わたくしもまた、義仲と西行の旅の軌跡を歩き回っているものですから、あっちこっちで芭蕉にも出会うこと出会うこと。
そのうち、奥の細道もいかなきゃなるまいねえ・・
兵どもが夢の跡、を見にね。
義仲→西行→芭蕉の間に流れる憧れと軽蔑と夢の跡が入り混じった男のロマン。考えるだけで熱くないですか?熱いでしょ?

と言うわけで、コチラのお寺では芭蕉直筆の巻物が見られたりします。そして多分、このお寺を訪れる人の大部分は、芭蕉目当てなんじゃないかしら。

まあ、それはそれとして、ではいよいよどうぞ。

こちらが、わたくしの愛しい愛しいヒーロー、木曽義仲公のお墓です。
粟津の合戦で討ち取られてしまった義仲の本当のお墓はここ。
生まれ育った木曽谷にももうひとつお墓がありますが、そちらはどちらかというと御魂堂なんだろうな。
身体は、ここに。魂は木曽谷に。

実はね、巴の生まれ変わりを信じて20年のキャリアを持つわたくしヤヨイ、義仲のお墓をみたら、天変地異が起こるのではないかと期待していたのですわ。
昔々、見た夢では、(当時は見たことも無いしもちろん来たことも無かった)義仲のお墓に手を触れて、悪霊に乗り移られるといううれしいんだか怖いんだか悲しいんだかよくわからないことになった経験もありまして。

でも本物のお墓を前にして、そして義仲がその命を絶たれてしまった場所に立ってみると、やっぱり、それだけでも、幸せなのねえ。
その場所にいけたことが、その場所に立てたことがうれしいと思うのって、よく考えれば観光地で観光写真取ってるのとなんら変わりは無いわけですが、それでもやっぱり嬉しいよねえ。
少なくても、わたくしは、ただその場所にいられる幸福をかみ締めましたわ。


で、こっちは一応お約束の巴塚。
巴は、粟津の戦いには参加してたけど、負けが決まった段階で、「女をつれて死ぬなんて恥ずかしいことは出来ない」と言う義仲に、先に逃がされてしまうのです。
そのあたりについていろいろいいたいことはあるのですが、今回はおとなしく巴塚の写真をアップするにとどめましょう。ええ。






ところでこの義仲寺、義仲グッズがたくさん置いてあったのね。芭蕉グッズもあったけど。いや、グッズの数は、木曽の日義村のほうがたくさんあったんだけど、ここでわたくしは、お寺のおじちゃんに「最後の一冊だよ!日本中、後はどこにも売ってないよ!」と言われる義仲の本を買い、朱印をゲット。
こんなところまでわたくしを連れて来てくれて、しかもわたくしの感動に同調してくださった件の殿方が、わたくしに栞を買ってプレゼントしてくれたので、わたくしは巴地蔵尊交通安全守りをプレゼントさせていただきました。
彼は、巴地蔵尊に守られて、その後一年間事故も無く過ごしたそうです。めでたしめでたし。



でもね、じつはね、聞いて驚け。
身体は粟津、魂は木曽谷、そして首は、京都にあるのよ。義仲は。
なにしろ逆賊扱いで、義経に討たれてしまったのが義仲。
粟津で戦死したあと、当然、首は京都に晒されるわけです。

その首が埋まっているのがコチラの首塚。
ちょっと意外な場所に眠っているのよ。京都のど真ん中に、でもひっそりと。

義仲マニアなわたくしは、当然調べだして、行ってきた訳ですが、それは・・
清水寺のすぐ近く、八坂の塔の境内の隅。
ぜんぜん人に知られずひっそりとある義仲の首塚。

わたくしはその後もこの近くを通るたびに、拝観料をケチって中には入らないものの、塀の外から熱いキスをこっそりと義仲に向かって送り続けているのです。ふふふ。

おまけは義経。
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