義仲道その3。

倶利伽羅峠のカウガール!


出来るだけ触らないように・・
さてさて、いよいよ今回の旅行のメインである北陸に到着したわたくし達。
こんなとこどうやったら来れるのよ! と、長年の疑問であった倶利伽羅峠に到着してしまいました!!やればできるもんだ。

そこは富山県と石川県の県境。義仲が平家の大軍を打ち破った、火牛の計で有名な倶利伽羅峠。義仲の人生の中でも有数の晴れ舞台の場所なので、わたくしのテンションは最高潮!
台風一過の青空が広がる中、戦勝祈願の埴生八幡宮から峠に向かうわたくし達。
      
埴生八幡宮、巴に扮するヤヨイ!、葵塚。
途中、何故か急勾配の山道の奥にある巴塚と葵塚に向かう途中でくもの巣を頭にかぶったりしながら、そして禁断の「顔いれ写真」に手を出しながら、問題の火牛の計の現場にたどり着きます。
そこには、二頭の実物大(?)松明を角につけた牛の像が!!

触らないでください、というので、出来るだけ触らないようにしつつ、どうしてもやりたかった火牛にまたがる巴を演じるわたくし。ちょっとというかかなり触ってしまいました。すみません、関係者の方々。
そして巴は絶対に牛にはまたがってないと思います。だから単にやりたかっただけです。ほんとすみません。でもせっかくここまで来たんだもん、悲願達成ということで、大目に見てね・・

それにしてもこの倶利伽羅峠、何が熱いってトイレの表示が熱い。見えますかね。男性と女性のマークが、なぎなたを持った女武者と、弓を持った鎧武者の格好をしているの!! すごいセンス!脱帽いたしましたわ。
  
トイレ表示の隣には、源平供養塔
こんなマイナーな観光地にしておくにはもったいない、ものすご濃い場所ですわ、倶利伽羅峠。
源平供養塔なんてのがあったりして、そうなのよ、義仲のことだけ考えていると華やかな戦勝の地ですが、ここでは多くの人が(1万8千人と。)谷に落ちてなくなっているのですわ。源平合戦の戦死者を弔う、というのはなんだか凄く新鮮なものの見方で、わたくしちょっと驚いてしまいました。
そうなのよね、いくら1000年近く前の話だからって、人の命は人の命。浮かれてばかりでもいられないのでした。というか、源平の戦と今の世の中を同じ視野の中で捉えられるって凄いなあ、と。恐るべし、小矢部観光局の人。やっぱりセンスいいわ。

程近い、倶利伽羅不動尊でありがたい不動明王様におまいりして、わたくしはすっかり心洗われました。
お父さんにお土産のお守りを買おうとしたら、どこから来たの? と聞かれまして、「東京からです♪」と答えると、相手の方は驚いたように「実家がこっちなの?」と。
元気に「いえ、倶利伽羅峠を見に。」と答えるわたくしに驚いた顔をされたからには、きっと、訪れる人が少ないのだわ。

わたくし、自信を持ってお勧めいたします。金沢からちょっとのところなので、金沢に行かれた折には、是非こちらにも足を伸ばしてみてください。
ほんと、楽しいよ。源平のロマンと現代の融合というか。

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