史上最大の作戦!帝国よ、永遠に!
No.3

宰相りー「…陛下!死ねッ!」
成妃帝「悪いが、まだ俺は死ねん!」
成妃は懐からクリムゾンを抜いた。
成妃帝「一度死んだんだから、二度目は文句言うなよ!」
至近距離からのクリムゾンの銃弾が宰相を引き裂いた…ハズだった。
成妃帝「おーのー!この至近距離でも当たらんのか、クリムゾンよ!」
宰相りー「止めだ!」
宰相が正に成妃を引き裂こうとしたその瞬間、
???「必殺技!」
宰相りー「な、何!?」
宰相の攻撃を謎の技がはじいた。
成妃帝「生きていたのか!というか、間に合ったのか!」
紫たかだ「必殺技8でよかったな。1だったらどうしようかと思ったぞ」
そこにあらわれたのは、大冒険から東京に到着した紫たかだ金メッシュだった。
宰相りー「おのれ!邪魔をするなら、あなたも容赦はしない!」
成妃帝「りー!そんなにクリムゾンの進化の餌食になりたいか!」
再び至近距離でクリムゾンを構えた成妃を、紫たかだが制した。
紫たかだ「ここはまかせろ。宰相、なぜ成妃を狙う」
宰相りー「私は東京メッシュで、陛下に見殺しにされたんだぞ!この気持ちがわかるか?」
紫たかだ「私なんか何度も陛下を見捨ててるぞ。そのくらいの事は気にするな」
成妃帝「むー!」
宰相りー「その上、総統に改造までされて…」
紫たかだ「私も改造人間だ。昔、世界征服を企むクソゲー組織に改造されたのだ」
宰相りー「あなたにそんな過去が…」
紫たかだ「まあ、いろいろあったらが、こうして生きている。宰相だって生きているんだ、それでいいじゃないか」
宰相りー「でも私は…」
紫たかだ「あきらめちゃだめだ。あきらめたらどんなクソゲーもクリアできないぞ。約束してくれ、どんなときでもあきらめないと…」
宰相りー「紫たかだ金メッシュさん…」
成妃帝「こらー!二人で世界に入るなー!総統を倒してからにしろ!」

紫たかだの必中・ひらめき・魂の説得が、宰相りーをゆり動かした。
成妃帝「で、結局何も知らないのか」
宰相りー「あそこの隠し扉から地下のクソゲー養殖所に行けます。そのくらいしか…」
成妃帝「特殊機能とかは無いのか?加速装置とか、火炎放射器とか」
宰相りー「ついてませんってば!」
紫たかだ「変な機能はついてない方がいいぞ。わるνみたいに、爆弾でも抱かせられたらやっかいだからな」
成妃帝「そうだな。…今なんて言った?」
紫たかだ「だからわるνの奴は、総統にやられたついでに爆弾つけられたんだ」
そう、まだ成妃はわるνと爆弾とリモコンの関係を知らなかった。
紫たかだ「しかも総統は、その起爆装置のリモコンを落として無くしたらしいぞ」
成妃の頭を、地下でひろったリモコンがよぎった。
成妃帝「わるνめ!だいたい俺を助けにも来ないで何をしているのだ」
宰相りー「そう言えば、警備兵が地下のクソゲー養殖所に侵入者がどうのって言っていたような…」
成妃帝「それだな!わるνめ、総統もろとも片づけてくれるわ!」
宰相りー「え?危険ですよ、陛下!」
成妃帝「大丈夫だ。ここまで一人で来たんだし、宰相より強い敵がいるとは思えない。おい、紫たかだ」
紫たかだ「なんだ?」
成妃帝「帝国まで宰相を送ってやってくれ。戻る途中で総統に捕まったりしたら、やっかいだからな」
紫たかだ「いいだろう」
成妃はその後、小声で紫たかだに囁いた。
成妃帝「ところで、どうしてそこまでりーにこだわる?」
紫たかだ「…理由はない」
成妃帝「まさか手紙をもらった、とかいうのではあるまいな?『あなたに、あ・い・た・い』」
紫たかだ「ぎく。なぜそれを…、まさか…」
成妃帝「ははは!一人だけ追いかけても差出人はわからんぞ。じゃ、りーは任せた」

成妃は、再び一人で地下奥深くのクソゲー養殖所に向かった。途中でふとリモコンの話しを思い出し、懐からリモコンを取り出した。
成妃帝「これのスイッチを入れると、わるνが爆発?面白そうだが、今入れてもなぁ…」
そんな成妃の様子を影からさぐる者がいた。
グラビー「よりによって、成妃がリモコンを持っていたとは…。依頼主に連絡を…、クッ!夜中のジオ通信は繋がらんぞ!」

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