PS版ゼ○ダの伝説

アランドラ

(^-^) 面白かったよ
ジャンルA・RPG
発売月98/ 4
発売元SCE
定価5,800円
メディアPSケース 1枚
クリア
1プレイ時間50時間
難易度 ★★★★☆
マルチエンディングNo
音声なし
メッセージ速度早い
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一画面切り替え式の「ゼルダの伝説」(SFC版)タイプのアクションRPG。(命の器がダイヤ型というのがナイス(^^;)
製作元はマトリックス。キャラデザは、一目でわかるシャイニング(ダクネスとかフォースとか。ランドストーカーでも可。レディストーカーでも一応可)な玉木先生です。
PSではこのタイプのゲームはあまりないので、貴重といえば貴重であります。

ストーリーは、他人の夢に介入する力を持つ主人公アランドラが、イノア村に流れついた所から始まります。
夢に介入する、というと聞こえはいいですが、今回アランドラがやらなきゃいけない事は、悪夢に取りつかれた村人の夢にサイコダイブして、被害者のひねくれた精神構造を反映した、複雑怪奇で謎とスイッチがあふれるダンジョンを突破して、ボスを血祭りに上げる事だったりします。(^^;

こうして村人を助けながら、村周辺の現実世界のダンジョンなんかも突破しつつゲームは進むのですが、とにかくストーリーは暗くてダークで大マジな展開。詳しくは書きませんが、明るそうな画面写真にだまされてはいけません。(^^;

もう一つ重要な事で、このゲームは上から見下ろした俯瞰画面で全編構成されているのですが、そのおかげで距離感が非常に掴みにくいというのがあります。
柱渡りと飛び石渡りが全編通して続く必須アクションなのですが、X軸が同じ並びの柱に飛び移るとき、柱の上端が同じ高さの場合は柱の下端にも注目しないといけません。
もし下端の位置が揃っていない場合、上端がX軸に揃っていても、実はその柱はY軸がずれている位置に立っているので、ただX軸方向に飛び移ろうとすると転落します。(^^;
アランドラをプレイするのに必須な技能は、画面では同じ高さに見える柱の高さと位置を脳の中で再計算、正しい位置と高さを把握する判断力と、適切なパワーで主人公を操作する技術力だったりします。(^^;

ちなみにこれは初級編で、さらに厳しい時間制限&連続した正確な動作を要求される事や、ジャンプしながら物を目的地まで正確に投げ込む(タイミングによって飛距離が大きく変わってくる)事を要求される上級者編もあったりします。
各ポイントに仕掛けられたトラップをクリアする方法がわかっても、技術的な問題(要は求められるアクションが難しい)で先に進めずにイライラ、という事が充分想定されます。

当の私も、「ゲゲッ、難しい! 無茶言うな!」と何度も投げ出しそうになるも、「ダメだ! ここで投げ出したら、にゅうは永遠の敗北者だ!!」と強引に渇を入れてクリアしました。(^^;
元々、ジャンプ系のアクションが苦手な私(実は「スーパーマリオブラザーズ」の2-1がクリアできなかった(--;)がクリア後には、妙な自信が付いたのも事実です。もっともクリアするのに50時間以上かかってしまいましたが。
普通は30時間もあれば終わるのではないかと。(^^; ちなみにセカンドプレイは8時間でクリアできました。なんだかゲームが上手くなったような気分です。(^^;;

ともかく判断力と技術力が重要で、一番必要なのは、ゲームでそれだけ要求されても許せる寛容性かもしれません。

慣れるまではいろいろありますが、一度慣れてさえしまえば(というか受け入れてしまえば)、ボリューム満点の冒険が待っています。
フィールドマップは適度に広く、ダンジョンマップはかなり数が多いです。キーアイテムの入手による探索範囲の拡張等のバランスも良い感じです。
又、トラップのクリアはアクション要素が高いのですが、敵キャラやボスキャラなどはそんなに強くなく(即死系の攻撃がほとんど無く、攻撃の回避自体が楽。隠しアイテムでボスキャラの攻撃を無効にする事も(^^;)、ぬるにゅうでも楽しめました。
序盤で殺されまくった時にのみ手に入る最強剣の設定もナイスです。(該当しない場合は「あんた強いからいらないね」と言われる)

又オープニングムービーは、トラップクリアのヒントになっていて「なるほど、アレを壊して足場にすればいいのか」とか「このタイミングで飛べば良いのか」と役立ち、同時に入っているボスキャラ戦攻略が、こちらは「こういう風に戦うとボコボコにされます」(^^; という意味で役立つナイスなムービーです。

決してダメゲーではなく、操作性は良好で一定のレベルをクリアしている作品です。
が、ファーストコンタクトで「だめだこりゃ」と思ったら、すぐに止めた方が精神安定上よろしいかと。
人を選ぶというよりは、人を選ぶ事に気がつかないで作ってしまったという気がしないでもありません。


このゲームのエンディングムービーは、オープニングやゲーム中の画面からは想像できないような一品です。
「このゲームのエンディングは変わったムービーだよ」と言われていたにもかかわらず、にゅうはエンディングを見てド肝を抜かれました。(^^;

スタッフロールで流れる歌は結構好きなんですが、ファンタジーなゲームで「♪交差点で待つ人波に」は無いと思います、田中公平先生。

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