一夏のオーラバトラー戦記

バトル昆虫伝

(T^T) 落ちててもひろっちゃダメ(涙)
ジャンルS・RPG
発売月99/ 1
発売元ジャレコ
定価5,800円
メディアPSケース 1枚
クリア
1プレイ時間28時間
難易度 ★★★☆☆
マルチエンディングNo
音声フルボイス
メッセージ速度遅い
line

ポリゴン甲虫大活躍のシミュレーションRPG。
オビの売り?文句「昆虫は人間が嫌いだ…」からしてイヤな予感が炸裂する1本です。(^^;
メニュー画面の背景(実写取りこみ加工)の本棚に「マガジン」「ジョジョの奇妙な冒険」のコミックス「三国志(横山光輝)」のコミックスらしきモノがあるのも、なんともな感じです。(主人公の部屋にはGBらしきモノも…)

主人公、斎正平は昆虫ダイスキな小学4年生。ペットは幼虫から育てたカブトムシ(オス)です。
彼の父が企画したデパートの夏休みの出し物「世界の昆虫展」を楽しみにしていたのですが、なぜか一匹残らず大脱走(^^;。豊かな自然あふれる北の森に逃げ込んでしまったのです。
何せ世界の昆虫たちは南国の生き物なので、秋になったら死んでしまいます。(主人公のカブトムシも秋になったら死ぬような…)
昆虫の命を救い、「世界の昆虫展」を開催させるため、北の森へ向かう正平君。そんな彼の目の前に、パンカブト(中南米に生息する甲虫)に襲われている妖精リリーの姿が…。
そこで突如ペットのカブトムシが飛び出し、パンカブトを戦闘で倒し、妖精リリーを助けます。どうやらリリーの話によると、彼女の姉の妖精リナリーが「自然界の敵・人間をこらしめるために昆虫を逃がした」らしく、他にも何か企んでいるとの事。こうして正平君と妖精リリーの夏休みの大冒険が始まるのでありました…、というのが大まかなストーリーです。

…もうストーリーというか、導入部分はわかりましたね。じゃあ、ゲームを始める際には「2日目から」を選んでOKです。(^^;
いや、「はじめから」でちゃんとオープニング(1日目)を見てもいいのですが、いきなり地獄開始です。まず、セリフはフルボイスで全く飛ばせません。また、意味もなく長いセリフが多く、途中でセリフ中断もない(セリフと画面のメッセージ表示送りのスピードが明らかに食い違っているのが、おまぬーと言うか、悲しいというか…)です。会話画面はオートで、町のマップ画面では主人公が勝手に歩きます。…プレイヤーが出来ることは全くありません。(--;;

「2日目から」だとちょっとは楽になりますが、やっぱり地獄開始という意味では変わりません。(^^;;
まずマップ画面で情報収集、「北の森」で戦闘、一日終了時にセーブできて、また次の日という展開が延々と続く(永遠に続くかと思っちゃうくらい…)のですが、このマップ画面がトンでもない曲者です。まず意味もなく広く、画面スクロール毎にCDを読んでいやがります。(--; 画面下に「CD読んでます」表示が出ているのですが、リードエラーを頻繁に出してます。その度に主人公の移動がガクガクとなります。(当方のPSはSCPH-7000) 町のグラフィックが凄く立派とか、書きこみが凄い、なーんて事は全くありません。何ゆえオンメモリーにしないのか疑問です。
でもって、町で始めての人と会った場合、全身図(止め絵)が下からパン表示されるのですが、その前に16秒間画面真っ黒でロードしやがります。(-- #
さしもの私もこれにはキレかかりましたです。

で、戦闘部分ですが、これもちょっと、いやかなり問題はあります。
まず、マップは将棋の碁盤の目状態の正方形or長方形で、障害物や地形効果もありません。おかげで戦略なんてあってなきが如し状態。いや、これ自体は別に悪いとは思いません。(^^;
ユニットにカーソルを置いたときに表示されるユニットのステータス画面が、画面下端で切れたり、オンラインヘルプと重なって読めない(--;; 事があるのはかなり問題だと思いますが。

それから、戦闘は敵味方のユニットが隣接した場合のみ起こり、相手をつついて体力と防御力にダメージをちょびっと与える「ツノ」(アゴでも、ツノがなくてもツノ攻撃)、相手の防御力を削る「とっしん」、オーラ力(^^;を溜める「ためる」と、オーラ力がMAXまで溜まった時のみ使える「オーラ」があります。
一番使うことが多いのが「とっしん」なのですが、これはボタンを連打しないと効果が期待できません。シミュレーションに連打の要素を入れてる事自体ナンですが、はっきり言って連打必須です。ちゃんと連射装置を認識しているので自力で叩かないといけません。(--;
このゲーム、防御力を削らないと本体にダメージを与えにくいので、敵も味方もガリガリと削ることになります。一回の戦闘でユニット防御力はボロボロになるので、連戦はユニットにもプレイヤーの身にも心にもこたえます。(^^; こちらの出撃可能ユニット数は12で打ち止めになるのに、敵は20まで出てくるのもかなりツライです。
難易度はけっして高いゲームではありません。が、かなり疲れるゲームです。一日に何面(ゲーム中での1日)もこなせません。

また、ユニットのレベルが上がってもユニットの強さは変わらない(厳密に言うと強くなるが、主に反映されるのはLV10、LV15、LV18以降。基本攻撃力と防御力は変化なし(--;)のもツライです。面クリア時に、当該面のボスユニットが仲間になるのですが、10面のボスが5面のボスより強いとは限らないのが素敵すぎで泣きそうです。(;_;)

とにかく、このゲームに欠けているのは親切心と快適性です。
同じ事を何度も言うのに飛ばせないセリフ、ひたすら単調(ストーリーの展開がとにかく遅い)でツライ毎日、ネタバレ満載のマニュアル(^^;、体力と防御力、オーラ力しか表示されないステータス画面(攻撃力と移動力は?(^^;)等など…。
ストーリーは子供向けですが、悪くはないと思うのです。 かなりヘンですし、男の子の倫理観でモノ言ってるな、と思ったことはありますが。(^^;
はっきり言って人にはオススメできません。こんな苦しくてツライ思いを人にはさせたくないです。(^^;;

ですが、このゲームにもいくつかスゴイなと思った点はあります。
戦闘中の昆虫のポリゴンモデルはかなり良くできています。背景も結構凝っていて、戦闘中はあんまりロードもありません。昆虫はいい艶してますし、大きさの対比も正しそうな感じです。動きはかなり無茶してます(甲虫って、後ろ向きで飛べたっけ?(^^;)し、防御時にはATフィールド張りますし、「オーラ」とか言って波動砲撃ちますし、超大外刈りみたいな技とか、フライングボディプレスとかもあります。(^^;; この無茶っぷりがこのゲームの最大にして唯一の魅力です。
(妖精曰く、精神力で戦っているので、やられても怪我をせず、えさをたっぷり食べて一日休めば、元気になるそうです。ってオイ!)
個人的には、BGMのメロディが好きでした。ラップっぽいのもあるので、対象年齢はよくわかりませんでしたが。


「バトル昆虫伝」はポケットステーションに対応しています。ミニゲームをダウンロードすることができ、そのミニゲームで勝つとドーピングアイテムをゲットできます。(^^;
これを使うと戦闘が格段に楽になります。ない場合はクリア時間は余裕で30時間は越えそうです。(^^;
しかし、セーブ画面でしかドーピングアイテムは使えないので、ゲームを始めて一回面クリアしないとダメっていうのが何とも…。つまり、最終面前データだとドーピングできないって事。(--;;

line
ゲームインデックスページへ戻る

トップページへ戻る