わたしのカクテル実験室へようこそ

カクテル・ハーモニー

(^-^; 私は好きだけど…
ジャンルSLG
発売月98/ 9
発売元アストロール
定価5,800円
メディアCDケース 1枚
クリア
1プレイ時間2〜3時間
難易度 ★★★☆☆
マルチエンディングYes
音声音声多め
メッセージ速度早い
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「業界初!カクテルシミュレーション」だそうなこのソフト。
カクテル初心者でも楽しく学べる「プラクティスモード」、あなたのセンスでバーテンダーの頂点を目指せ!!「コンテストモード」、400種類以上のカクテルのレシピを満載「データベースモード」、あなたにピッタリのカクテルがわかる「マイ・フェイバリットモード」、好きな娘をバーに誘って彼女のハートをGet!!「ストーリーモード」等の複数のモードを搭載しています。
…でもこれらの文句がみんなパッケージのに書いてあるのはめずらしい、というか、マルチメディア屋のセンスというか…。いや、それが悪いわけではないのですが。

まず「マイ・フェイバリットモード」ですが、これはバーテン(グラフィックはしおしお…)の質問に答えて行くと、自分好みのカクテル&作り方を教えてくれるというものです。質問は「アルコールの強いものは平気ですか?」とか「炭酸は平気ですか?」というもので、これによるとにゅうにぴったりのカクテルは「スプリッツァー」だそうです。普段は家で缶チューハイを飲んでいる(^^;私ですが、何か機会があったら飲んでみようかな、という気になります。なかなかナイスなモードです。
が、一回終わると「別な好みのカクテルを探してみますか?」と言われ、Yesと答えると「アルコールの強いものは平気ですか?」。…あのー、正直に答えると何回やっても「スプリッツァー」になるんですけど。(^^; もうちょっと質問の種類が多くてもよかったような気がしますです。

「プラクティスモード」はバーテンのおじさんが、カクテルの基礎知識をフルボイスで教えてくれるというモードです。カクテルの歴史やら、材料の説明、シェーカーやビルドやステア、プースカフェの作り方、グラスの種類や選び方、レシピの読み方を教えてくれます。結構わかりやすくて、カクテルしろうとのにゅうも大喜びデス。
グラフィック自体はそんなにキレイではないのですが、説明ムービーもわかりやすくてグッドです。…が、オープニングムービーは全然意味が無くてちと泣けます。(^^;

「データベースモード」では、カクテル関係の品、グラスや道具、材料、デコレーションやカクテル用語、有名カクテルのレシピのデータが検索できます。カクテルの由来等の説明もあって、ちと反応は鈍いですが、読み物的な楽しみ方もできます。入手困難な品は、代用品の事も書いてあるのは親切だと思いました。
ただ残念なのは、比較的説明が短いのと、グラスとカクテルは取り込み画像が一つ一つ用意されているのですが、材料やデコレーションは一くくりにされた一枚絵しかないので、見た目がわからない事もあることでしょうか。

「ストーリーモード」…。ここまではマルチメディア・カクテルソフトなのですが、ここからいきなりギャルゲーに大変身!
オープニングムービーによると、クリスマスにプロポーズした相手に振られた主人公が、悔しさのあまり指輪を捨てると、サンタクロースと二足歩行のトナカイが現れてプレゼントをくれます。その中身は携帯電話なのですが、通じません。そして1年後、いきなり使えるようになった携帯には女の子数人の電話番号が…。
何というか、ギャルゲーというか地雷の域まで行ってしまったような内容です。(--;

このモードは簡単に言うと、女の子(彼女らも同じ方法で電話を手に入れたらしい(^^;)を電話でデートに誘い、カクテルを注文して彼女を酔わせて、1ヶ月で口説く(^^;、というものです。
6人いる彼女(やっぱりグラフィックは…(--;)はそれぞれカクテルの好みが違う(マニュアルに書いてある。知らないとたぶんクリア不可。(^^;マニュアルプロテクトの域に到達しているカモ)ので、デートでは彼女好みのカクテル選んでを注文してあげないといけません。ここで彼女の苦手なものを頼んだり(「いやー、これ炭酸入ってる!私飲めないのよ!」とか)、彼女の質問で意に添わない答えを返したりすると、デュアルショックがガガガと振動して好感度が大幅に落ちます。(^^;
「オレの選んだ酒が飲めないだと!?」なんて事は言えません。(^^;; 女の子ごとにデートできる日が限られており、一度に上がる好感度が低い為、一度の失敗が結構後にひくのがきついです。

では、彼女がデートできない日はどうするのか? バーに下見に行くのデス。メキシコ風、ヨーロッパ風、アメリカ風、南国風の4つのバーがあるので、そこで彼女の飲めそうなカクテルをメニューから探して絨毯爆飲をするのデス。
「よし、これはフルーツ系だからいけるぞ!」「これはアルコールがキツすぎてダメか?」等など、彼女は一度頼んだカクテルは評価してくれない上に、こちらは一日3杯しか試飲できないのに、彼女は一回のデートで5杯も飲んでくれるので、こっちも必死です。毎日カクテルを飲み歩く主人公…、絶対にアル中だよ、これは。(--;
ただ、試飲すると教えてくれるカクテルの説明は結構おもしろいです。同じカクテルでも、お店が違うと説明が変わったりするのもナイスです。

最後はこのソフトの肝「コンテストモード」。これは出された課題にあったカクテルを作るというものです。
まず「レモンジュースを使ったカクテルを作れ」等の課題が出るので、どの方法(シェーカーとか、ブレンドとかビルドとか)で作るか、材料は何をどのくらい使うか(ティースプーンの量や数滴まで指定可能)、グラスはどれにして、氷を使うか、使うとしたらどのタイプの氷か、デコレーションは何にするか、どのくらいの時間シェークするか(ボタンを押している時間、デュアルショックが振動する(^^;)を決めてできあがりです。
できあがると、その完成図が表示されて、4人のバーテンダーの審査を受けます。(この審査の時に、「○○と××がよくあってる」とか「舌触りが悪い」とか「このタイプのカクテルは○○グラスは合わないよ」とか言われる) そして審査員の点数の平均が合格点を越えると次の課題が与えられるという寸法です。

最初の方の課題は合格ラインが低いので、「この材料、よく知らないから使ってみるか」とか言っても何とかなるのですが、後半は課題が具体的でない(トロピカルな美味しいカクテルを作れとか)のと、合格ラインが高いので大変です。(^^;
中盤以降はカンニング(データベースモードのレシピ通りに作る(^^;)でもクリアするのがつらいので、オリジナルカクテルに走る事になります。もう気分はマッド・バーテンダー。(^^;;
「フローズンカクテルを作れ」という課題で、フローズン・マルガリータやフローズン・ダイキリを作ったのにも関わらず合格できず、「もういい!WラムとWキュラソーと○○(忘れた)とグレープフルーツジュースが小さじ2杯!どうだ、泣いても知らないぞ!」と適当に作ったカクテルが、何故かALL100点だったときは涙が止まりませんでした。(;_;)
「ノンアルコールカクテルを作れ」という課題で、合格はできなかったものの、アイスコーヒーを作ってそれなりに誉められたときも、むー、と思いましたです。

最後の「コンテストモード」の実験部分(一応プラクティスモード内に実験モードもある)はつかみ所がよく分からない、という弱点はありますが、実際に作る作業モドキができるという意味ではとても楽しいです。
マニュアルの「このゲームを作るにあたって、化学反応などの実験や多くのデータ取りを行いましたが、組み合わせによっては一部に実際と異なる反応が起こる可能性があります。この場合はご了承いただくとともに、できれば情報を提供していただきたくお願い申し上げます。」という部分に一抹の不安は覚えるものの(^^;、レシピ集で終わらなかったという点は、本とソフトの違いをあらわしていて良かったと思います。
…取り込み画像以外のグラフィックが、もうちょっとよければなぁ…。

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