自称「むかつく」は伊達じゃない

好奇心は猫を殺すか

f^-^; 人にはすすめられないかも…
ジャンルAVG
発売月98/11
発売元I4 (旧アスキーサムシンググッド)
定価5,800円
メディアCDケース 1枚
クリア
1プレイ時間5時間
難易度 ★★★★★
マルチエンディングNo
音声うめき声とか
メッセージ速度---
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PC洋ゲー出身(原題は"DOGDAY")のムービー移動タイプの"MYST"系アドベンチャーゲーム。
CGの画面をマウスカーソル(でもマウス非対応)でクリックすることで、当該箇所を調べたり、次の画面に移動したりします。

このゲームのパッケージ的な特徴として、挑発&自虐系というのがあげられます。
パッケージには「お前には無理だ。逃げ切れない…」とか、ラベルには「超難解、ストレス鬱積」とか、パッケージ裏には「不快指数の限界」とか「難解きわまりない、このむかつくゲームに幕をおろそう」とかの文字が踊っています。

…挑戦的ですねー。(^^; アドベンチャーは高難易度が当たり前だった一昔前ならともかく、ここまで書かれるとパッケージを手に取ったお客さんはビビってひくのでは??
でもってひいたお客さん、あなたの判断は間違っていません。一種の「踏絵」みたいなものでしょうか。(--;

ストーリーは、「Chegga」という独裁者に支配された犬人間(少なくとも日本人の感覚では可愛いとは言いがたい)の世界のお話。
何せ車道に一歩はみ出しただけで次の瞬間収容所送りになる困った世界で、犬の人々は表に出ることも無く、狭く区切られたセクションで細々と暮らしています。
主人公は、独裁者にレジスタンス組織「CATS」(猫とは関係ありません。猫一匹登場しないし(^^;)関係者と睨まれ逃走中の犬人間です。自由になるためには、べらぼうなお金を払って地下鉄に乗ってセクションを出るしかありません。
そこで主人公は独裁者の極秘情報を掴んで、「CATS」に売り飛ばし、地下鉄で高飛び?する事にしたのでありました(そこまでの行動力があるなら、本当にレジスタンスに入っちまえ、という気もしますが…)、というのが大まかな筋です。

"MYST"同様メッセージの類は皆無(ゲームスタート時に、状況説明のメッセージが字幕でずらずらとかなり長く出るだけ。しかも直訳ナイスな文法です)に近く、ノーヒントな謎が山程あります
正直な感想を言えば、アイテムの概念やスイッチの問題("MYST"では全てのスイッチは初期状態でOFFになっている。「好猫」はON、OFF混在)などもあって難易度は"MYST"より上です。
ゲームを立ち上げると、メーカーロゴx3の後にソフトバンク発売の攻略本の広告が入る(タイトルロゴより前)だけはあります。(--;;

で、肝心のゲーム内容ですが、いろんな意味で「むかつく」ゲームです。(^^;
当たり判定がかなりシビアで、電話をかけるシーンや金庫を開けるシーン等は、数字ボタンがあまりに小さくてイライラします。実は電話に至っては数字ボタンが小さすぎて数字が読めない、電話番号のメモがクセ字の手書き調で「3」と「8」が判別しにくい、なーんて事もあって、ダブルトリプルで頭にきます。(^^;;

元々の画面のCGはかなりキレイだったらしい(--; のですが、PS版は画像圧縮率の問題なのか、全体的にぼやけています。
そのせいか、途中ゲーセンのミニゲーム(必須。しかも3種のゲームでハイスコアを叩き出す必要あり)をする際に、コイン投入口がどこにあるか非常にわかりにくい&当たり判定が小さくてコインを入れにくい、なーんて事でストレス鬱積です。(--;;

また、マニュアルの最後の方に「ダンジョンマップ」なんてコーナーがあるのですが、ここに書いてあるのはヘックスシートです。
一体なんだこりゃと思っていたら、終盤に下水道ダンジョンがあり、通路がヘックス状(--;でした。
かなり広大で、画面は自分視点なので「レ・ミゼラブル」気分が味わえます。(^^;
水が流れる方向で大まかな進行方向が把握できるのですが、その水を流すムービーのおかげでやたらクリックの反応が鈍くなっているのが、不快指数爆発という感じであります。(--;;

他にも、000から999までのバルブの圧力?数字の中から、ノーヒント728(2,3の誤差はOK)という数字を手探りで探さないといけないのですが、一回試す毎にアイテム2個を取りにいかないといけないとか。(--; とっても難解いじわるです。

私と致しましては、難易度が高くて「むかつく」というのはまあいいかな?と思うんですよ。
でもですね、操作性が悪くて「むかつく」とか、メモリーカード2ブロックでセーブするのに約1分かかって「むかつく」とか、ゲーム再開時に「コンティニュー」が無くて、最初からゲームをスタートして飛ばせないムービーの後に「LOAD」するしかないとかで「むかつく」のは違うんじゃないかと思うのです。

薄汚れたストリートの質感や、完結した小さな世界(車道が渡れないために、ほんの数メートルの車道の反対側に渡るために下水道を大冒険するとか(^^;)はよく出来ていると思うし、個人的に好きなんです。
もともと洋ゲーなのに、ゲーム中に登場する新聞や看板が日本語表示になっているのも頑張っているなと思うのです。
でもそれらの資産を食いつぶして余りある「むかつき」具合が残念です。

ユーザーを挑発するのも一種の手だと思いますが(ファイティングアイズとか(^^;;)、それでホントにむかつかせちゃいけませんて。

追記:
攻略本はセットでゲットがおすすめです。
本体\5,800+攻略本\1,200で、\7,000になってしまいますが…。(^^;;
それと、PC版はもっと難しいそうです。

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