あの人を助けたいから

デビルサマナー ソウルハッカーズ

(^-^) おもしろかったよ
ジャンルRPG
発売月99/ 4
発売元アトラス
定価6,800円
メディアMケース 2枚
クリア
1プレイ時間70時間
(1周目コンプリート)
+32時間
(2周目、Exダンジョンコンプリート)
難易度 ★★★☆☆
マルチエンディングYes
音声なし
メッセージ速度速い
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95年にセガサターンで発売された3DRPG「真・女神転生 デビルサマナー」の続編、「デビルサマナー ソウルハッカーズ」のPS移植版。
98年10月に発売されたSS版と比べて、イベント、ポケットステーション対応のミニゲーム、カジノ、SS版では抽選で当たらないと遊べなかったExダンジョン(遊ぶには一度クリアしたデータが必要)が追加されています。

前作「デビルサマナー」は、いわゆる次世代機初の女神転生(メガテン)シリーズという事で、SFC時代の同シリーズに比べて演出やグラフィック面が格段にパワーアップし、ハルマゲドンをテーマとし、それゆえある意味スジが決まって硬直していた同シリーズのストーリーの視点を変える事によって、新たな魅力を引き出しました。
と同時に難易度というか、面倒臭さも大幅パワーアップ。(^^;
広大で難解なダンジョン、なかなか説得されず仲魔になってくれない悪魔たち、苦労して作っても言う事を聞いてくれない、聞いてくれる頃には戦力外通知な仲魔たち等、セールス的には良かったもののクリアした人が何パーセントいるのかは疑問です。(--;

さすがにこれではマズイ、と思ったのかどうかはわかりませんが、続編「ソウルハッカーズ」は難易度的にはやや下がった(正確にはプラスマイナスでややプラスか?)程度ですが、システムが全体的に親切になったので楽に楽しめるようになりました。

いつでもセーブ(前作と違ってタダ(^^;)できるようにしたり、同シリーズの特徴である敵・悪魔との交渉を楽にしたり、仲魔と仲良くなりやすかったり、昔はリセットを鬼のように繰り返して(T^T ようやく起こした合体事故を99%の確率で起こすようにできたり、アイテム取得率を上げたり、敵の先制攻撃を防いだりする「ソフト」を主人公のCOMPにインストールする事によって、プレイヤーごとに環境をカスタマイズする事が可能になり(同時にインストールできるソフト数に制限があるのがミソ)、組み合わせ次第でぬるぬるにも、地獄の茨道にもできるのがナイスです。

序盤のダンジョンではボスキャラの攻撃に耐性がある防具が手に入ったり、マニュアルにダンジョンマップが載っていたり、オートマップが効かない部分を減らしたり、ダメージトラップを目で判別可能にしたり、大昔からの伝統・COMP使用不可エリア撤廃と、プレイヤーに対しフレンドリーに接しようという感じも伝わってきます。

全体的にリアクションが強化されていて(エンカウントを減らすアイテムを使用した場合、エンカウントはするが戦闘には入らないとか)、何か行動をした場合の因果関係がわかりやすくなっているのが好感が持てます。

また、PS版で追加されたカジノでは、べらぼうなコイン数さえあれば序盤に洒落ぬきで準最強武器&最強クラス防具がゲットできます。手にした次の瞬間、ゲームバランスが音を立てて崩れて行くという感じで素敵過ぎます。
これならSS版をクリアして、PS版の追加イベントを見たいだけの御方もあっという間にクリアできてオススメです。(--;

ただし! 当方鍛えられている(^^; ので別に平気なんですが、敵とエンカウントする毎に画面真っ暗で約7秒ローディングとか、オートマップ画面を呼び出すのに画面真っ黒で約5秒ローディングとか、何故かしょっちゅうメモリーカードを読みに行く(店に入るだけでアクセスしている時もある(--?)、メニュー画面を出す度にCDを読みに行くのに耐えられない方は避けたほうが無難です。(^^;
一応、よく使うメニューコマンド(「アイテム」とか「ステータス」とか)を余っているボタンに割り振る事でアクセス時間を短縮したり、○ボタンを1回押すとシーク無しで簡易ステータス画面、2回押すとCDを読み込んでメニュー画面にするという、うっかり○ボタンを押してもロードしないで済むという事故防止?機能を見ると、努力の跡はうかがえますです。(^^;

ストーリーは、悪の巨大企業の陰謀に立ち向かうハッカーグループと、ふとした事からCOMPを手に入れてデビルサマナーになった主人公とCOMPに封印されていた女悪魔ネミッサの活躍をえがいたもので、前作「デビルサマナー」の登場人物も節目節目に登場し、とりあえずハルマゲドンとは関係ありません。(^^;
ぺーぺーサマナーである主人公が、非業の死をとげたベテランサマナーの最後のダンジョン(Lv.は高いので、当該ダンジョンでは運命と関係無くサクサク進む。(^^;)を追体験して、事件の根源やバックストーリーを体感させ、又その時の行動が後のプレイに影響する「ビジョンクエスト」の使い方がナイスです。

それから「ソウルハッカーズ」の特徴として、初代「女神転生」以来の2周目が存在するというのがあります。
ゲームクリアデータを立ち上げるとExダンジョン「時幻の回廊」が解禁になり、その5体のボス(キングフロストやマーラ様(登場セリフが恐ろしくお素敵(^^; お子様禁止)など古くからのメガテンプレイヤーには懐かしいメンツ揃い)を倒すと、2周目に入れます。

2周目は敵のHPが1.5倍になりますが(体感的にはあまり変わらない)、こちらの仲魔合体のLv制限OFF(本来は自分のLv以下の仲魔しか合体で作れない)、1周目の預金・カジノのコイン繰越と、どう考えてもこちらの方が分が良いです。(^^;
さらに、PS版では高レベル悪魔を中盤からお金で手に入れる事もできるので(ただしポケステ必須(^^;)、より強い仲魔を作りやすくなっています。
前作もそうだったのですが、クリアレベルでは到底作る事のできない仲魔がたくさんいます。同シリーズの魅力である悪魔のデザインの全てを、無理なレベルアップなしに見る事ができる、仲魔として実用できるようになったのは嬉しいところです。

又、PS版追加イベントで2周目にしか発生しないものがあります。
ストーリー終盤で死んでしまうあるキャラを救出できる、というイベントで、発生させるとエンディングも変化します。
彼を助けるには途中の選択肢が重要なのですが、その選択肢が1周目の内容(彼の死)とリンクしていて上手いと思いました。2周目に入る時に、「望むのならば、時を戻そう」と言われるのも素敵です。

かなり「ソウルハッカーズ」を愛せないと2周目に行く気が起きない(^^; のは事実ですが、「あの人を助けたい」って気持ちは「ソウルハッカーズ」に限らずあるじゃないですか。例えば、FF7のエアリスとか。努力してなんとかなるなら、苦労してなんとかなるなら、もっと良い結末があるなら。
そんな想いが報われるだけでも2周目をやる価値はあります。(でも当方選択ミスで3周しました(--;)

前作に比べれば難易度は下がりましたが、まだメガテン初心者には厳しいかな?という気はしますし、やっぱり悪魔合体は攻略本がないとピンとこないし(^^;、前述のローディングの問題(--; もあります。
でもストーリーは面白く、PS版追加イベントも含めて上手く伏線がはられています。(個人的には「ペルソナ2」より好き)
感想は「*^-^* よくできてます」に果てしなく近い「(^-^) おもしろかったよ」です。


ゲームクリアしてようやく遊べるエクストラダンジョン。お遊び色の強いミニダンジョン集なんですが、最後の最後に控える前作の主人公・葛葉キョウジが暴力的なまでの強さを誇ります。(^^; FF7インターナショナルのエメラルドウェポンよりたぶん強いです。(^^;;

ただ最強レベルの仲魔を連れて行くだけでは、100%確実に瞬殺されます。ヤツに勝つには、最強レベルの仲魔を「御魂合体」(これまた面倒(--;)でパラメータを限界値まで増強しないといけません。
…それでも運が悪いと瞬殺されますが。(--;;

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