ええ、期待に違わずスゴイです

卒業M
生徒会長の華麗なる陰謀

(^-^; 私は好きだけど…
ジャンルAVG
発売月98/ 7
発売元ハーティロビン
定価6,800円
メディアDUOケース 2枚
クリア
1プレイ時間3時間
難易度 ★★★☆☆
マルチエンディングYes
音声フルボイス
メッセージ速度飛ばせる
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まず、最初に。私が原作ファンでない事を懺悔しておきます。ファンの方、気分を害されたらごめんなさい。(_o_)

その昔、「卒業」という女子高校生育成シミュレーションゲームがありました。それの男子高校生バージョンが「卒業M」でした。詳しい状況は知らないのですが、ゲームは結局でなくて、漫画が別冊少女コミックで連載しているらしいという話を聞きました。友人から「なんか変」とだけ聞いていました。

で、ゲーム初登場の「卒業M」です。育成シミュレーションではなく、ゲーム用のオリジナルストーリーのアドベンチャーゲームになってます。男ゲーです。漢ゲーではありません
とある事情で手を出すことになったのですが(^^;、買うとき女子中学生らしきガキ、いや子供に笑われました。くーっ! でも反抗できません。それが男ゲーってもんです。

主人公は、とある登場人物の妹で、学校で行方不明になった兄を探すため、例の5人組の男子高校生(Mって呼ぶらしいんだが…、それはちょっと勘弁(^^;)に協力を求めるという内容です。この5人のメンツですが、不良、貴族、体育会、ショタ系、秀才です。苗字がドリフターズという所に、元祖「卒業」の名残が見えます。ちなみに苗字と性格の組み合わせも、元祖「卒業」と同じです。
最初にキャラメイク(名前と星座と血液型)と3択の質問があり、その結果によって彼ら5人との初期恋愛指数(MAX10)が決まります。

ゲームはいくつかのパートに分かれ、パートごとに5人組から一人パートナーを選び、彼と主人公の二人で探索する事になります。ゲーム自体はごく普通のアドベンチャーで、いろいろなところを調べたりなんだりして、パートナーのリアクションを楽しむ、というのが正しい遊び方のようです。
結構途中に選択肢が出るのですが、お約束でこれによって恋愛指数が上下(パートナーのみ)します。ところが、この恋愛指数の上下はパートの終了時にしかわからないので、どの選択肢が肝だったのかは、なんとなくしかわからないようになっています。まあ、落ちることはめったにないようですし、パートごとにパートナーを変えることによって5人同時攻略も可能なようです。

こうして始めてみた所、どうやらにゅうは、不良系の新井さんとダントツの相性を誇る様子。(^^; というワケで、全パートを彼をパートナーにして歩き回ってみました。

こ、こいつは一体何者ですか!? この学校はホモの巣窟ですか!?

どうも悪い奴ではない(手料理のうまい男に悪い奴はいない事になってる(^^;)んですが…。まあ、セリフがクサくて吐血モノなのは、ファンサービスという事で大いに結構なのですが、親父がデザイナーで、息子をモデルにしようとしてて仲が最悪なのは、設定としてまあいいとして、怪しげな先輩と怪しげな仲だったらしいのは、まあ、人間の業って悲しいやね、って事でまあいいです。(--;;

にゅうが一番ぶっとんだのは、道中、主人公がいきなり「前世って信じる?」って切り出した時でした。それに対するリアクションは、

「以前さ…ワケがあって、オレの前世を調べたことがあったんだ」

(--;; ワケ? 前世って調べてわかるんかい!? もし前世はアトランチスの戦士だとか言われたらどうしようと思っていたら、前世は聖騎士で、わけあってマルガリータと一緒になったんだ、婚約者のカトリーヌには申し訳のない事を…、みたいな事を言いやがります。
にゅう完敗です。「毒食わば皿まで」とは私の好きな言葉ですが、皿どころか机食ってます。ここまでやられると、吐血どころか清清しいものさえ感じます。(T-T)

というわけで、ゲームを進めて行くと、5章が終わってスタッフロールの後に告白タイム(^^;になります。ちなみに恋愛指数が高い奴が告白に来てくれます。でもって個別エンディングが出てゲーム終了です。最終章の選択をミスすると、バットエンドになるようですが、まず常識的に選べば問題無いでしょう。

画面レイアウトはわりとすっきりしていて、パートナーキャラの表示部分がとにかく大きいです。(^^; レンダリングを使っているらしい背景画は、相当さみしいシロモノなのですが、キャラ表示部分の3分の1程度の大きさしかないところに、メインがなんだかよくわかっていらっしゃると感じました。(^^;;
グラフィックはほとんど1枚絵で、アニメーションはしませんが(パート間のアイキャッチのみムービー)、絵のクオリティは十分合格点です。とにかくセリフも多く、フルボイスでよくしゃべっていました。何を言っているのかよくわからないフルボイスも多い中、これはかなり聞き取りやすいと思います。ロード時間はほとんどありません。

ええもう、キャラゲーとしては合格です。ファンが見るとまた評価が変わってくると思いますが、原作しらずから見ると「ゲーム化として」とても恵まれているゲームだな、と思いました。

追記:
どうやら、新井さんがたまたまものすごくイってるだけで、他のキャラはもう少し普通だそうです。

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