!…暴力的なネタバレ、グロテスクな内容暴露が含まれています。

前世性格占い

ルシファード

(-_-) つまらなかった…
ジャンルAVG
発売月98/ 8
発売元ティー・イー・エヌ研究所
定価5,800円
メディアCDケース 1枚
クリア
1プレイ時間3時間
難易度 ★★☆☆☆
マルチエンデイングYes
音声一部音声あり
メッセージ速度早い
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ジャンルは「サイコロジカルアドベンチャー」なこのゲーム、要はオムニバス形式のアドベンチャーで、その時の選択肢の選び方で、一話が終わるごとに心理研究家の浅野八郎先生監修の性格判断してくれるというものです。…以前、ゲームショウとかで見た時は近未来RPGだったような気がするんですが、きっと気のせい…でしょう。
でもって、制作はパチンコ系ソフト(女子プロソフトも有り)で有名なティー・イー・エヌ研究所さんです。ここは過去に「パチパチサーガ」(96年4月)というパチンコRPGを出しています。

この「ルシファード」、画面のシステムはFF7と同じで、一枚絵の中にキャラクターを配置しキャラクターの移動に合わせてキャラのサイズを縮小&拡大して遠近法の効果を出すというものです。ただし、背景画のクオリティは、可も無く不可も無くなのですが、キャラクターのドット絵にはかなり切ないものを感じます。実はこの辺、「パチパチサーガ」の頃とあまり変わっていないのはかなり悲しいです。(T^T)
しかも今回はパチパチやFF7と違って、主人公キャラを自由に動かすことができません。画面にマウスカーソルがあって、それで街の人や施設の入り口、次の画面の入り口等をクリックすると主人公キャラがそこへ歩いていって、人と会話をしたり次の画面に切り替わったりするというものです。
当然行けそうで行けないところや、フラグの関係で行けない所がたくさんあります。スゴくある意味効率的なシステムなのですが、歩くのが結構うざったくて(特にY軸の移動が遅く、障害物を回り込んで移動する時がちょっとイライラ)、やっている方としてはなんか切なさが炸裂しそうです。
が、もし主人公がコマンド一発で目的地にたどりつけたら、このゲームは1時間で終わる可能性があります。(--;

ストーリーは、記憶喪失の私(性別選択可。主人公キャラの絵とストーリーが多少変わる)が神様?に導かれて、5つの世界を旅して失われた記憶を取り戻すというもの、らしいです。(^^;
なにせその世界というのも、古代中国(不老不死関係)、中世ヨーロッパ風(国家の陰謀関係)、未来SF風x3(宇宙船関係と核戦争後のシェルターの話x2)という構成になっていて、「神様、これで記憶を取り戻せって、一体どないせいっちゅうねん!(--#」って感じなのですが、どうやらこれらの世界で起こったことは私の前世での出来事だそうです。…あのー、前世の記憶と今の記憶って全然別物だと思うんですけど…、という私を差し置いて勝手に話は進んでいきます。

こうして旅する世界の内容は、さすが心理テストを兼ねているだけあって、どうやってもハッピーエンドにならない納得いかない世界とかもあります。(^^; 又、いわゆる究極の選択とかいうやつの連続で、「スパイになってくれ。Yes or No」とか「テロの仲間になってくれ。Yes or No」とか「陰謀を暴く or 逃亡する」とか「病気の娘を病院まで運ぶのを手伝ってくれ。Yes or No」(^^;とかが続きます。
どうやらこれを性格判断の元にしているようで、一話が終わると何の関係があるのかよくわからない美麗な守護天使のイラストと性格判断のメッセージ、私がどれだけ悪魔に近いかといういわゆる悪魔度「ルシファーズポイント」が出てきます。
…。つまり、このゲームのタイトルって「ルシファー度」。ぎゃふん。

でもって、5つの世界をクリアすると総合判断かと思いきや、エンディングが始まってしまいます。(^^;
各話の性格判断がルシファーズポイントの数値だけで判断しているらしいとか、その結果違う話でも同じ診断結果が結構出るとか、どうしてそういう判断になるのかが説明されないので、もしかしたらとは思っていましたが…。(--;
結局にゅうは、そこそこ常識的、そこそこ正義な選択肢を選んだのですが、その結果エンディングで前世はルシファー様だったらしい事が発覚。(--; どうやら長い人間生活で更正?できたので天に帰っていきました。…って、メガテンシリーズでことごとくカオスの道に進む(^^;にゅうには、ものすごく納得がいきません。(--;;

というわけで、心身を悪に染めて戦う、にゅうの暗黒面「ν」出動!性別:男で、情熱のさそり座で、好きな色は当然!(キャラメイク時に聞いてくるが、どの程度影響しているかは謎)
強気をくじき、弱気も叩く、困った時は逃げちゃう(ただのあまのじゃくとも言う)選択肢を選び続け、ルシファーズポイントも最高で92点(50点を越えると悪魔らしい)を叩き出しました。(^^;
で結果は、一応そこまでのルシファーズポイントによってエンディングが変化するようで、覚醒した私ことルシファー様が再び神に挑戦することを誓うというエンディングになりました。むむう。(--;
前世で揉め事から逃げまくったばっかりに刑死した人が覚醒してそんな事言っても、ねぇ…って感じではあります。(^^;

全体的に見ると、妙に作りが荒いところが目立ちます。重要キャラとただの通行人の顔グラフィックが同じ(せめて色違いくらい…(^^;)とか、同じ顔の人が何度も出てくるとか、背景も使いまわしが結構あるとか、主人公が男でも声は女とか、性格判断が表示されてとうに読み終わったころに音声読み上げが始まるとか、マップ画面でキーが斜めに入りにくい為に非常に見づらいとかがあります。
良いところとしては、最初の方の世界では、ドット絵のキャラが結構芸コマで細かい動作をするというのがあるのですが、後半の世界ではそれすら無くなってしまい、ちょっと残念です。

一つ一つの話は30分足らずで終わるので、お手軽ではありますがちょっと物足りないです。何度も遊ぶタイプのゲームではないので、話数を減らしてでももう少しボリュームがあったらいいのにと思いましたです。

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