湯けむり火曜サスペンス劇場2時間スペシャル

みちのく秘湯恋物語

(^-^; 私は好きだけど…
ジャンルAVG
発売月97/ 8
発売元フォグ
定価5,800円
メディアCDケース 1枚
クリア
1プレイ時間3〜5時間
難易度 ★★★★☆
マルチエンデイングNo
音声一部音声あり
メッセージ速度飛ばせる
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主人公・天草遊也は家業を厭い、プロカメラマンを目指す大学生。コンテストの入賞を目指し、撮影に奥州を訪れた彼は、喪服のミステリアスな美少女・朱鷺子に出会う。朱鷺子をモデルに撮影旅行を続ける遊也。しかし、彼の前に朱鷺子を狙う黒い影が…。彼女を魔の手から救うため、遊也は花札(実家は花札の家元)で立ち向かう!
というのが大まかなあらすじの、美少女花札アドベンチャーです。(^^;

プレイヤーは、東北の各名所で朱鷺子の撮影(撮った写真はアルバムモードで鑑賞可能)をしながら、朱鷺子の実家青森まで旅をすることになります。朱鷺子等の登場人物はアニメ絵なのですが、背景は実写です。画面はアニメーション等はしませんが、かなりの高画質で、主人公が各名所の案内をしてくれることもあって、ちょっとした旅行番組な感じです。(^^;

撮影は、各名所で「撮影」を選択すると、朱鷺子がポーズを取って写真が撮られる、という感じで1個所につき2枚まで撮影が可能です。朱鷺子のポーズは基本的に4種類くらいしかないのですが、2枚めでは背景のアングルが変わって、各名所固有のポーズを取ることもあるので、「全部の場所で写真を撮ってやるぜ!」(全200枚くらい?)とコレクター魂を揺さ振られます。(^^;

じゃあ、素直に「撮影」しまくればいいじゃない、と思われるかもしれませんが、ここに実は制約があります。朱鷺子に「こいこい」で勝利しないと、撮影権がないのです。(^^;
それもただ勝つだけでは1枚分の撮影権しか得られず、大量に撮影権を得るには「とにかく勝つ」or「大勝する(点差5文1枚)」をしなくてはなりません。(撮影権は10枚までストック可能)

というわけで、数枚撮っては「花札で勝負だ!」となります。(^^;;
…が、強いんだよ、この朱鷺子って女は!(--;;
正直な話、ラスボスより下手すると強いです。親を取られると最初の一巡で「花見&月見」コンボ、「三光」「猪鹿蝶」リーチなどを平気でかけてきます。ボス系も強いですが、これほどではありません。(--;
フリー対戦モード違い、ストーリーモードではルール設定ができないので、ちょっとツライです。まあ負けても対戦成績が残るだけでペナルティが無く、ほとんどの場合は連戦(寺でも、道端でも、姥捨て山でも、恐山でも(--;)が可能なので良いとしましょう。(^^;
温泉内でもバッチリ撮影は可能(でも温泉では花札勝負が1回しかできない(花札が濡れちゃうからって…)ので、それまでに撮影権をストックすべし)で、SCEの限界?に挑戦するその姿には感動すら覚えます。(^^;;

こうしてゲームはすすみますが、ストーリー的には、温泉有り、(過去の)殺人事件有り、悪の美人秘書有り、と火曜サスペンスを地で行くような展開が続きます。(^^;
火曜サスペンス的なちょっとB級チープな感じのする(^^;ストーリーが好きな人は、結構楽しめると思います。
ちょっと展開が強引な所(主人公がピンクハウス系の女物の服をいきなり買ってくるとか(^^;)も目立ちますが、主人公とヒロインの出会いから、互いの成長と互いにひかれていく所までをえがいている事に、私は好感を持ちました。

全体としては、こじんまりとはしていますが、よくまとまった作品です。フォグさんはこれが始めての作品だそうですが、背景・画質へのこだわりや丁寧なつくりに、とても好感が持てます。
ただ、まとまり方が火曜サスペンス的なB級ノリのため、期待して遊ぶとちょっとがっくりしてしまうかもしれません。(^^;
花札モードも多少敵が強いという、ある意味贅沢ななやみを抱えているのですが、オンラインヘルプなどはわかりやすくて、テンポも軽快です。途中女の子が2人になるシーンでは、ゲームが「こいこい」から「花合わせ」に変わるのも楽しかったです。
次回作はもっとスケールの大きな作品、もしくは火曜サスペンス道を極める(大マジ)ような作品を期待しています。

追記
実はこれ、サターン版(みちのく秘湯恋物語スペシャル)もあります。どうやら露出度が上がっているらしいのですが、PS版の方が火曜サスペンスっぽい露出かなぁ。(^^;;

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