!…暴力的なネタバレ、グロテスクな内容暴露が含まれています。

渇いて候

熱砂の惑星

f^-^; 人にはすすめられないかも…
ジャンルACT
発売月97/09
発売元伊藤忠商事
定価6,300円
メディアDUOケース 2枚
クリア
1プレイ時間5時間半
難易度 ★★★★☆
マルチエンディングNo
音声フルボイス
メッセージ速度飛ばせる
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時は22世紀。人類は環境破壊の進んだ地球を離れ、太陽系からも遠く離れたとある惑星に移住していました。
その星の環境は、人間が住むのにとても適していたそうです。水が一滴も無い事を除けば。(--;
そこで人類は物質移動装置「モーバー」とやらで水を持ってくる事にしました。(どこから移動させてくるのかは不明です。ついでにこの装置で人間を運ぼうとすると発狂しちゃいます、とプレイヤーが疑念を抱く前にオープニングムービーで先制して延々と説明してくれます(^^;)

こうしてなんとか新しい生活が送れると思いきや、なんとこの星は移住先として他の異星人達にも大人気。あっという間にありとあらゆるエイリアンが次から次へと移住してきます。
しかも、連中も水を必要としているくせに誰一人として水を持ってきません。(^^;
ここから先は弱肉強食、あっさり「モーバー」を強奪されてしまい(--;、哀れ人類水奴隷と化したのでありました(T-T)。

主人公は、心はとても優しく、顔は強烈に怖いダンさん。病気の老母と二人で辺境の砂漠で貧乏暮らしです。とっても貧乏なので水が高すぎて買えません。でも母さんのために水が欲しい、さあ困った、どうしよう…。ただでさえ怖い顔で苦悩するダンさん。
たどりついた結論は一つ。水強盗(^^;。

愛する母のため、邪魔するエイリアン(含むガードロボット(--;)と熱い拳で語り合う(^^; 、タイトルは「熱砂の惑星」と書いて「ねっさのほし」と読ませる、「Dの食卓」みたいなムービー移動型アドベンチャー&敵が出現すると対戦格闘なゲームです。

ムービーは、当時にしてはまあキレイな方に入ると思います。画質がザラザラなのは、深夜TVの吹き替えオールドSF映画みたいな味があってナイスです。(誉めてるつもり)
砂漠の風景も色数多くてキレイ…、で建物の壁や洞窟の岩盤の質感が妙に紙っぽい所も、映画で背景に絵を使うテクニックを前面に押し出しているようでステキです。(^^;
音声終了後にブツッ! というノイズが高確率で入ったり(普通は直さなければSCEに怒られる)、フォント(フルボイスで字幕無しなので、文字表示されるのはシステム&ステータス画面だけ)にゴミが入っていたりするのも、きっと熱砂の惑星の荒れた大地を表現しているんです。きっと。(^^;;
曲はオーケストラ調でやたら豪勢なのですが、時々ロック調になったりするのは、きっと熱砂の惑星の荒れた大地を(以下略)

キャラクターデザインはやたら怖い主人公以外もかなり強烈で、パッケージに至ってはお客に買われることを拒否している風情すらあります。(^^; ただ、以前外人さんが喜んで買っているのを目撃したことがあり、日本人受けしないだけかもしれません。(注:日本製です)
ちなみにキャラデザは板野一郎氏。な、何故に??

では本編に入りましょう。
病気の母のために水泥棒を決意した主人公。家を一歩出ると砂漠&廃墟が広がります。道に迷ってしまいそうな感じですが、ムービー移動型にしてはめずらしく東西南北にしか進めない碁盤の目状MAP(方位磁針付き)(^^; なので簡単なマッピングで何とかなります。
しかし、そんなマッピングの気力を根こそぎ奪ってしまうようなモノがあります。べらぼうに高いエンカウント率です。(--;

ムービー移動後に、いきなり主人公とエイリアンの目もとのドアップが表示されると戦闘開始です。
戦闘方式は擬似3D対戦格闘。画面はちょっとショボくて、動きももっさりしてますが、ロード時間が短く、FIST辺りに比べりゃ多少マシです。(^^;
方式は時間無制限、ボタンガード(×)で削り無し、△がパンチ、○がキック、□がコンボ開始ボタンとなってます。
コンボ開始ボタンとは、このボタンを押して出るフックが相手に当れば(ガードされても可)、後はボタンを連打するだけで5〜7連コンボが出せてしまうという魔法のボタンです。(^^; たぶん初心者対策仕様だと思うのですが、初段のリーチがえらく短く、ガードされると反撃必至なのが悲しいトコロです。

サマーソルトキックだの、ネリチャギだの、瓦割り等の技が豊富で流派が不明な主人公ですが、残念ながらエイリアンには基本スペックで勝てません。(^^;
序盤に登場する猿星人とかヘドラもどきこそ低スペックで楽勝ですが、中盤以降に登場するニワトリ星人やトカゲ星人くらいからリーチや攻撃力が及ばなくなり、後半に出てくるサメ星人(ある種最強(--;)や豹星人、コウモリ星人はこっちの攻撃はがっちりガード&反撃、相手の攻撃はガードすると隙が無い(^^; 等、人類って弱いなぁ、という気分になれます。

まあどの敵も一つぐらいはなぜか食らってくれるコマンド技があるので、それを見つければなんとかなるのですが、その技がマニュアルに載ってない技だったりもして悲しいです。
練習モードの類が無いのでぶっつけ本番&ダメージが戦闘後に回復しないので、こまめにセーブ&ダメージを受けすぎたらロードしてやりなおししないと、ハマる可能性も有りです。

戦闘に勝つと、ボーナスとして体力の最大値が1上がります。ちなみに初期値は200、最大値は400です。(^^;
「200回も戦うのか!?」と思った方、ご安心を。何せべらぼうに高いエンカウント率なので、特に稼ぎはせずに体力増強アイテム(+10)が5〜6個拾って、当方がクリアしたときの体力値は385でした。(^^;; マッピング無しで道に迷ったりすると、400なぞ余裕で行きそうな気もします。

1〜2歩歩くごとに敵エイリアンと戦っているとついつい目的を忘れちゃったりもする(^^; のですが、主人公の目的は水強盗。
エイリアン居住区に潜入しなくてはならないのですが、そのためには通行証が必要になります。これがあれば、門番をかわして先に進むことができるのです。
ところがここは熱砂の惑星、砂漠の中、落ちている通行証(ありがちですが、いいのかそんなもの落ちてて…)を探すのはとーっても大変です。
通行証に限らず、MAP内には体力回復剤や増強剤も落ちているのですが、残念ながら落ちているアイテムは目には見えません。
○ボタンを押して、見つかるまでは落ちているかすらわからないって状態です。(--;
で、実作業的にはどういう事をするのかというと、碁盤の目状のMAPで一歩歩く事に東西南北を一通り向いて○ボタン連打(--;; になります。

しかし、まあ世の中には触れてはいけないモノというのもありまして、「しまった! ヤツらの好物を拾ってしまった!!」と数歩の間ただでさえ高いエンカウント率がはね上がる、通称「エイリアンの好物」(イチゴみたいなデザイン(^^;)を○ボタンを押した瞬間に拾ってしまうこともあります。
わかってて拾うな、阿呆! と思うんですが、何度でも拾うのでメゲちゃだめです。(^^;;
こうして邪魔モノをぶっ飛ばし、余計なモノを拾いつつ、通行証を手に入れてエイリアン居住区に侵入する、のが第1章の内容なのですが、実は通行証無しで、居住区の門番エイリアンを熱い拳で撲殺して進んだ方が隠し必殺技も習得できてお徳、というのはヒミツです。(^^;;

この後は、まんまと水を強奪した主人公(第2章)、家路に急ぎます。(第3章。MAPは第1章と同じ。アイテム配置と敵エイリアンのメンツは変わっていますが、メッセンジャーのセリフは第1章と同じ(--;)
ところが「しまった、つけられていたのか!」(どーみても待ち伏せされてますが)、と邪魔するトカゲ星人を返り討ちにしますが、その時にはすでに遅く、母は水泥棒の罪で警察にしょっ引かれた後だったのでありました。…エイリアンをぶっ倒したのは不問なのでしょうか?

そして母を取り戻すために警察に向かい(第4章)、警察署に侵入(第5章)します。
でもって母が連れ去られた強制労働鉱山で、「モーバー」奪還隊(隊員4名)に会って(第6章)、ラスボスを倒します(第7章)。(^^;
最後の方は泣かせに入ろうとしているのはわかるのですが、話が急展開過ぎて何がなんだかわかりません。(--;
でもってまたラスボスが早い、硬い、痛いの3拍子揃った強敵で、最終戦前のムービー部分がスキップできなかったら発狂していたかもしれません。当方30分くらい延々と負け続けましたです。(^^;;

ついにラスボスを倒して「モーバー」を取り戻した主人公達ですが、気がつくとエイリアンの大群に囲まれています。どうやら人類が水を独占するのではないかと疑っているようです。
ところがこの長い?闘いで愛に目覚めた主人公、水の共有と愛を語りかけますが、当然信じてもらえません。(--;
「みんなの心は、この星のように渇いているのか!?」 …いや、一番渇いているのはあなたですってば
結局は以前助けようとしたエイリアンのお子さんが橋渡しをしてくれて、「よし俺達も信用してみよう」と話は丸く収まるのでした。
なんだ、みんなイイ奴だったんだ。100人以上も血祭りにあげちゃってゴメンネ

以上、シナリオ&監督はFISTの黒田愛実氏でした。


ここまで読んでくださったお礼に、ラスボス必勝法をお教えしましょう。
スタートの間合いから1歩つめて、必殺技4(操作はL2ボタン)を出すだけ。勝手にカウンターで食らってくれるので、奴の起き上がりに間合いを合わせてL2を出し続ければ、十中八九はパーフェクトで勝てます
ああ、まともに戦うとべらぼうに強いのに変なヤツ…。

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