インタラクティブマルチメディアソフト (上海のおまけ付き)

上海グレートモーメンツ

f^-^; 人にはすすめられないかも…
ジャンルPZG
発売月97/ 1
発売元サン電子
定価6,500円
メディアCDケース 1枚
クリア
1プレイ時間1時間
難易度 ★★★☆☆
マルチエンディングNo
音声Helpが…
メッセージ速度遅い
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麻雀牌を使ったパズルゲーム「上海」。あらゆる機種に移植されていますが、権利関係(米Activision社)が厳しいためか最近新作は見かけられません。
で、PS版「上海」の歴史は結構古く、PS1発売当初に出たオーソドックスな「上海 万里の長城」(マウス付き大箱限定版有り。オルゴールは鳴りません(^^;)、それから間もなく出た「ゲームの鉄人 The上海」(最近セパレート廉価版が出ました)、少し間を置いて今回の紹介タイトル「上海グレートモーメンツ」、現在PS最後の上海「上海 真的武勇」となっています。

グレートモーメンツは、ノーマルな「クラシック上海」、牌を積むCPUより早く牌を消す・わんこそば上海「アクション上海」、重力や磁力のはたらく板上海「万里の長城」、四川省の配列を上海と15ゲームのルールで消す「北京」の4タイプのゲーム + 神経衰弱モード(^^; で遊べるようになっています。
が、はっきり言ってこれはオマケでこのタイトルの本質は全然違う所にあります。

そしてグレートモーメンツと言えば、ロザリンド・チャン先生。ハリウッド・スター(マニュアル談。つまり実写)で、今回のタイトルのインストラクターであらせられます。
まずはゲームを立ち上げます。ポリゴン製SUNSOFTのロゴが表示され、次にタイトル画面である万里の長城の取込画面を背景に、チャン先生がムービー&吹き替え日本語でご挨拶。(^^;
なんでも先生は、私を上海名人(^^; にするためにお手伝いをしてくださるそうです。そのうえ、「宇宙、SF、芸術、歴史、そして有名人のロマンス…。マルチメディア版上海の世界が大きく広がります!」(^^; なのだそうです。

主にどの辺りがマルチメディアかというと、チャン先生のヘルプや牌の柄や背景壁紙、牌が消えたときのアニメーションや面クリア時のムービーです。
牌セットはノーマルな「麻雀」、惑星とか宇宙飛行士とかNASA関連とか「宇宙」、映画のロボットとか宇宙人とか「SF」、アダム&イブからボニーとクライド(^^; まで「恋愛」、世界の美術品・ダビデ像やらモナリザやら「芸術」、ナポレオンとかケネディとか「有名(人)」、エジソンとかニュートンならまだわかるんだが…「発明」、南北戦争からタイタニック沈没まで「事件」の8種類がスタンバイ。
ゲーム途中でも変更することができ、牌セットごとに背景壁紙・面クリアムービー(各数種類づつ有り)も用意されているという見事なマルチメディアっぷり。
それに加え、各牌の種類ごとに違う牌を消したときのアニメーションがとにかく無駄にスゴイです。 (^^;

牌を消すとその付近に小窓(x2)が開いてアニメーションが表示されます。内容はアポロ11号の打ち上げシーン(宇宙)や、「メトロポリス」(古典SF映画)のワンシーン(SF)、ジャンヌ・ダルクが燃え尽きたり(有名)、チャールズ皇太子と故ダイアナ元妃のハートがぶち割れたり、ボニーとクライドが蜂の巣になったり(恋愛)、ムンクが叫んだり(芸術)等など。
泣けるのが「麻雀」牌セットで、ソウズが子供にモーフィングしたり、マンズが鳥に、ピンズが蝶に変形したり、いきなり田植えを始めたり(--; と、ネタがなくて苦労したんだろうなと偲ばせるモノがありますです。
そんなこんななアニメーションが各牌セット毎に約50種類。グレート!! (^^;;

…なんですが、そのせいで全体的に処理が重いです。(^^; カーソル移動が妙にひっかかったり、微妙ながら少し反応が遅れたり、面クリア後のつなぎでカーソルが砂時計に変形するのを見ると「メモリを増設したい」という気分になってきます。(^^;;
で、結局のところは一通りアニメーションを見たところでアニメーションOFF。ついでにカーソルアニメや「チャン先生のヒント」も切っておくと快適です。(--;

チャン先生のヒントとは、コマンドメニューから「ヒント」を選択するか、画面端に履歴書の白黒写真のようにひっそりと表示されているチャン先生の顔をクリックすると例によってムービー(^^; で聞ける先生のアドバイスです。
「まず端と端の同じ牌を取りましょう」とか「同じ牌が3枚取れるときは、効率の良い方から取りましょう」とかが状況に関係なく繰り返される上に、連続して聞いていると「少しは自分で頭を使わないとボケちゃうわよ!」という怒声まで飛んできますので、切っておいてノープロブレムです。(^^;

各配列の種類はちょっと少ないですが、いろいろなモードのゲームが楽しめますし、「上海 真的武勇」や「ゲームの鉄人」にはないクラシック上海のノーマル配列(これが遊びたくて買いました(^^;)もあります。牌アニメーションでお腹いっぱいにもなれます。(^^;
で、困ったところとしては、牌がかなり小さくて絵がごちゃごちゃしている上に、配列によっては高さの区別がつきにくいので「上海 真的武勇」をやった後には目に辛いです。

又「恋愛」「発明」牌が特殊で組み合わせが非常にわかりにくい、というのもあります。
この2種の牌セットは同種4枚、ではなくα牌2枚・β牌2枚というセットになっていて、例えばボニー牌&クライド牌、ボニー&ボニー、クライド&クライドの3種類の組み合わせで取ることができます。
いや、ナポレオン&ジョゼフィーヌとかチャールズ&ダイアナみたいに、なんとなく見てわかる組み合わせならいいんですが、エカテリーナ2世&愛馬、蝶々さん&ピンカートン、ナルシス&自分の姿(恋愛)とか言われてもわかりにくいです。
シルバーさんとフライさん&ポストイット、ドルさん&輸血、ジレットさん&安全剃刀、ホーキング博士(ビル・ゲイツかと思いました(^^;)&ブラックホール(発明)なんて、「そうだったんですか、いやー知らなかったですわ」と感心しますが、ゲームの方は全然組み合わせがわからなくて先に進めません。(--;
# 一応牌組み合わせ内容を確認できるモードも付いてますが、いちいち参照するのは重いです。
原始人&火なんて組み合わせもわからないです。(^^;; 教育ソフト、として見ればいいのかなぁ…。

オートモードというCPUが勝手に牌を取りつづける(生意気にも、手詰まりになりそうになると残り牌をシャッフルする(^^;)というモードがあるので、それでボーッと牌アニメーションを眺めてお部屋のインテリア or スクリーンセイバー化(^^; という使い方もそれなりに楽しいんですが、少なくともPS版はコンシュマーという性質上もう少しゲームの比重が重い方が良かったかなぁ、と思うのでありました。


このゲーム、ノーヒントで各種ゲームを12連戦して総合点を競う、というトーナメントモードがあります。
でもって当方がトーナメントモードを遊んでいたところ、8ゲーム目の北京で初期配列で手詰り、スコア0点ってのが1回ありました。
運も必要、って事なのでしょうか…。 (--;;

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