プロト・スパロボα

真・魔装機神
PANZER WARFARE

f^-^; 人にはすすめられないかも…
ジャンルS・RPG
発売月99/11
発売元バンプレスト
定価6,800円
メディアPSケース 1枚
クリア
1プレイ時間17時間
難易度 ★★★☆☆
マルチエンディングNo
音声時々
メッセージ速度飛ばせる
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スーパーロボット大戦シリーズ(以下スパロボ)に登場するオリジナルロボット「魔装機神サイバスター」。
今回の紹介タイトルは、そのサイバスターが主役の外伝的SFCタイトル「魔装機神」のさらに外伝にあたります。

時期的には、SS版「スーパーロボット大戦F 完結編」98年4月発売(PS版は99年4月。00年12月にはBest版も)で、PS版「スーパーロボット大戦α」00年5月発売の中間くらいにあたり、システム的にはFよりもαに近い点も多くなっています。

この「真・魔装機神」で気がついた特徴をいくつか上げてみると、

  • ストーリー&キャラクターはオリジナル。おなじみは魔装機神4体が登場するのみ
  • ストーリーは完全一本道。選択肢、隠しユニットの類は一切無し
  • マス目はヘックス
  • ユニット表示はリアル投身
  • ほぼ総てのユニットが飛行可能。どうみても飛ばなさそうなデザインでも飛ぶ
  • 空中および水中では前方にしか進めない(後述)
  • 戦闘アニメーションは各戦闘ごとにON・OFFをトグル式で切り替え可能
  • 戦闘アニメーション中のロボット・その他はレンダリング
  • 敵のザコキャラに至るまで、精神コマンドつかいまくり(^^;
  • 修理装置がないので、回復は「根性」「信頼」「友情」頼み。
  • 味方は最終的には魔装機神4体のみ
  • で、単体としての性能は高いが、1体でもやられるとゲームオーバー(^^;
  • ゲームオーバーになると、セーブしたところからやり直し
  • 経験値が貰えるのはトドメを刺したヤツのみ、というウルティマ式
  • エネルギー・弾数の概念が無く、気力とエネルギーを合わせた「プラーナ」というモノがある
  • よって多少の制限はあるものの、MAP兵器撃ち放題。しかも味方を巻き込みません(^^;
  • サイバスターが変形しない
  • 金の概念が無く、武装の威力は乗り手のパラメータで決まるので、アストナージさんがいない(^^;;
等などがあります。
ゲームを立ち上げると、OVA版の「魔装機神」の宣伝ムービーがいきなり流れてビビりますが(何故か8秒くらい見ないと飛ばせない)、コレともキャラもストーリーも全然関係ありません。(^^;
前述の通り、ストーリーの分岐の類も無いのでスパロボシリーズ初心者や魔装機神を知らない人でも安心なつくりなのですが、そもそもキャラが違っていても魔装機神なので買ってしまうとか、なんとなくスパロボ系列なので買ってしまうというディープなスパロボ好き以外が手を出すかどうかは疑問なところです。(ちなみににゅうはスパロボ好きですが魔装機神は嫌いな、PSソフトコレクターです。(^^;)

裏を返せば、そんなディープなファンにとっては「スパロボっぽい点はシステム等に随所に見られるが、全体的に物足りない」とも言えます。

で、内容ですが、我々の世界でも、「ラ・ギアス」でも、「バイストンウェル」でもない「ア・ゼルス」という世界のお話。
そこは錬金術の盛んな中世時代のような所なのですが、大昔から巨大な化け物が隣の世界からウヨウヨ来ていて大変困っていました。
そんなある日、天からロボットの腕が降ってきました。(^^;
人々は錬金術を駆使して腕を解析し、それを元に「魔装機兵」を製作し化け物を追い払ったのでありました。

でもその後も化け物がいなくなったわけではないので(^^;、各国は「魔装機兵」を操る騎士団を作って魔物から国を守っていました。
その中に腕はたつがペーパーの方はドさっぱりという新米騎士の主人公ケイゴさんの姿もあったのです。

でもってその後、陰謀やら戦争に巻き込まれていくという展開なのですが、とにかく序盤が敵も味方も弱くて、面倒でつまらないです。(^^;
前述の通り経験値を貰えるのがトドメを刺したヤツだけなので、キャラを育てるのも大変ですし、主人公と隊長以外のメンバーは実は序盤だけでいなくなるので大変さに見合う楽しみはほとんどありません。

ロボットもカッコよくなく、セリフの種類も少ないので、とても1戦闘毎に約10秒の画面真っ暗ローディングと飛ばせないVSアイキャッチに耐えてほとんど動いてない戦闘アニメーション(剣系の斬りつける攻撃は、剣を持った正面向きのレンダリングロボットが解像度を無視してアップになるだけってのは勘弁です)を見る気もしません。(T-T)

ザコの悲鳴の情けなさもスパロボFに匹敵しますし、敵のモンスターで餓死しそうなジャミラの「おたけび」攻撃、「きゃっ、きゃっ、きゃっ、きゃっ」もはじめて聞いたときに思わずモニターのボリュームを下げてしまいました。(--;
戦闘アニメーションのOFFができる機能は大変ありがたいですが、一度OFFにしたらニ度とONにする気が起きないようなアニメもどうかなーと思いますです。(--;

飛行している味方の真後ろに、飛行している敵が隣接して攻撃してくる時も困りモノです。
真後ろの隣接した敵を攻撃できる武器はないのでとりあえずは回避か防御を選ぶしかないのですが、次のターンに反撃するにも前述の通り飛行中は前方にしか移動できないので、着地して敵の方向に向きなおすなり回りこむなりする事になります。
しかし移動後で尚且つ地上から空中の敵を攻撃手段がほとんど無く、飛行と着陸はどちらか1回しかできないので、結局は大した反撃はできません。
敵は2回移動のうちの1回を完全に無駄にしてでも背後を取ろうとするので、なんだか「アークザラッド」みたいな気もしてきます。

他にも、主人公とヒロインとの仲がなかなか進展しないのに、敵の女戦士と幹部が回想シーン付きでラブラブ状態とか、敵の中ボスで毎ターン「鉄壁」を唱えてくるが4ターンでガス欠になるのでその後に袋叩きとか、例の女戦士がMAP兵器主体の魔装機神相手に「敵だって無敵ではない、まとまって行動しろ!」…正気かお前!? (--;; とか、隣国にナ(トゥーレ)の国女王シーラ様がいるとか、味方の部下に正義のドロンボー一味がいるとか、サイバスターが必殺技アカシックドライブの時にだけ変形(サイバード、というよりガウォークな感じ)して敵に体当たりする、ってそれじゃライディーンじゃん! (^^; とかとか目に付いた所はいろいろあるのですが、にゅう的にツボだったのはとても勤勉で苦労しているラスボスでしょうか。

オープニングアニメ(これはとてもいい感じで、絵もきれいです。この絵で戦闘中もやれたら文句無しなんですが…)や何かあるとアップで一人ほくそえんでいるので、最初は敵の下級幹部をやっていますがすぐにラスボスと察しがつきます。(^^;
敵の大ボスに文句を言われても、部下が失敗をやらかしても、裏で笑っていても表向きはじっと我慢しているのが可愛らしく(^^;;、みんなが嫌がる汚れ役も率先してやるナイスなヤツです。
保管されていた「神の腕」(昔降ってきたロボットの腕)を盗んでいる最中に主人公に発見された時も、「今の機体性能では絶対勝てないが、時間を稼ぐにはそれしかない」と弱っちい機体で挑んできます。でもって主人公の「熱血」+必殺技の一撃でもれなく倒せたりします。

最終面では援軍を呼びまくり、さすがに強力な機体に乗ってはいるのですが、放っておくと呼んだ援軍より先に主人公たちの近くまで突っ込んでくる(^^; ので、うまく袋叩きにすればヤツに反撃のターンも与えずに撲殺可能です。愛いヤツめ。(^^;;

実は可哀相な過去もあったりして(本人曰く「被害者」、加害側曰く「自業自得」)、漫画版「孔雀王」(not 退魔聖伝 …すみません、古くて(^^;)に通じる最期も、ああ働き者は(ある程度は)報われるんだね! と感慨深かったです。

とまあ私的にはそれなりに楽しませてもらいましたが、こんな所で楽しんでいるくらいなので(--;、人にはすすめられないかも…、な1本です。


もうクリアしてかなりたった頃、メモリーカードの整理をしようといろいろいじっていて、この「真魔装機神」のメモリーブロックアイコンを見ました。
アイコンの絵がラスボスでした。実は主人公だったとか。うーみゅ。(--;

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