幼児虐待反対

美少女戦士セーラームーンSS

(-- # 落ちていてもひろっちゃダメ(怒)
ジャンルF・ACT
発売月96/ 3
発売元エンジェル
定価5,800円
メディアCDケース 1枚
クリア
1プレイ時間30分
難易度 ★★☆☆☆
マルチエンデイングYes
音声有り
メッセージ速度---
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「ドラゴンボール」と共に一世を風靡した「美少女戦士セーラームーン」のゲーム化、と言いたいのですが言えません。(--;
噂には聞いていましたが、ここまでのものだったとは…。どのくらいスゴイかを例えてみると、「もし、このゲームがセーラームーンでなく、オリジナルキャラだったら、あのFISTと並び称されていたかもしれない」って感じです。(^^;

まず、パッケージのポリゴン・セーラームーンからして独特のオーラを放っていますが、電源を入れるとさらなる衝撃がプレイヤーを襲います。まぁオープニングが始まるのですが(^^;、例のオープニングソングに合わせて「パッケージのポリゴンセーラー戦士」が必殺技を出してプレイヤーに微笑みかけてきます。目が笑っていないのでとってもコワイです。セーラームーンから、ヴィーナスまででなく、プルートー、サターンまでの全員がこれをやります。歌に合わせた演出などは皆無。あまった時間?は何だかやる気のなさそうな怪人をボコボコにします。一見の価値だけはあるかもしれません。

で、本編は格闘ゲームで、自分が主役になるために、他のセーラー戦士をボコボコにするのが目的(しかも2回目)です。(--; 好きなキャラを選びって…、何か基本の5人+ちびうさしかいないんですが…。マニュアルの選択画面写真には残り4人も載っているのは幻でしょうか。
それでもキャラを一人選ぶとパワー分配画面になります。ここでは、パンチ・キック・投げ・体力・必殺技・超必殺技にポイントを分配します。それで一応個性が出せる訳ですね。でも結局のトコロ、攻撃力と防御力しか変わらないのはヒミツです。唯一おちゃめというパラメータが攻撃にも防御にも関係無いのですが、ここにポイントをつぎ込めばつぎ込むほど、戦闘中に勝手に奇怪なポーズを取るようになります。(^^; どうやらその間無敵?かもしれないのですが、ここにつぎ込むくらいなら、必殺技と体力に全ポイントをつぎ込むのがオススメです。(^^;;
こうしてゲームが始まるかと思いきや、もう一つ決める事があります。マニュアルか、オートかです。これはガードの事ではありません。必殺技の出し方です。オートにすると、ボタン2つ同時押しで必殺技が、そして超必殺技をも出せるようになります。妙にコマンドが入りづらいので、素直にオートを選ぶのがオススメです。

こうしてようやく戦いが始まるのですが…「なんだこの軟体生物はぁ!?」(--;;
このゲームが、モーションキャプチャーを使用していることはパッケージにも書いてあります。でも元はアニメです。何をモーションキャプチャーしたのかというと、「遊園地のお姉さん」だそうです。いや、それが悪いという事ではないです。どうやらこの画面から察するに、モーションキャプチャーを使って動かしたレンダリングキャラをコマ数にバラし、ドット絵よろしく塗りつぶしたという感じで、例えると思い切りの足りない「闘姫伝承」です。(もしPS版「闘姫伝承」をご存知なら、レンダリングキャラのアニメ絵版の中途半端なやつと思って下さい) これが何だかもちもち動いています。顔もろくに描いていないし、キャラ物としては企画段階から間違っていたんじゃないでしょうか…。
これらが戦う訳ですが、バランスはかなり大味です。ほぼ全員飛び道具(複数)完備なので、上と下の飛び道具を使い分けるだけで最後まで行けます。(^^; 通常技は小足連打以外はどうも反応が鈍いので、飛ばせて落とすには向きません。また、このゲームにおける対空必殺技は、大抵頭の真上だけに攻撃判定が発生するので(密着状態でも当たらないキャラ有り)、使い勝手はあまり良くないです。投げはポイントをつぎ込んでおかないとダメージをほとんど奪えませんです。(--;
対ちびうさ戦では飛び道具は通用しにくいのですが(何せ身の丈が他キャラの2分の1から3分の1程度)、実は小足連打でOKというのはヒミツ。端から見ていると、やられ声といい、やられっぷりといい、幼児虐待にしか見えません。(--;;

それから相手に勝つと、音声による勝ちセリフと、タキシード仮面さま(もしくはネコ)による戦闘内容評価が行われます。飛び道具だけで勝つと、「大味な戦いだな」と怒られます。(--; が、大キックの2回でも当てておけば「いい戦いだった」と誉めてくれます。というわけで彼を騙すのはちょろいものですが、この時のタキシード仮面の絵のガクガク具合(小さな絵をかなり強引に引き伸ばしていると思われる)は、1000年の恋も覚めそうです。
苦労して?他のセーラー戦士をみんなボコボコにすると、やっと主人公になれます。主人公になるとどうなるか? タイトル画面とシルエットが変わります。タイトル読み上げもそのセーラー戦士のものになります。例えばジュピターなら、「美少女戦士セーラージュピターSS、遊びたいモードを選んでね!」という感じです。これだけ。(^^; って、残りの4人はどうすれば使えるようになるんでしょう?? ヒントはありません。(^^;;

こうしてみると、キャラゲーに当り無しという昔聞いた言葉が甦ってきます。私はこういう状況は、すごくもったいないと思うんです。ゲームファンとアニメファンは違うけど近い場所にいて、上手くやれば相乗効果が得られたのではないか、と。特にセーラームーンはブームも長かったし、アニメファンにもゲームファンにも受け入れられる素地を持っていた希有な作品であったと思います。でもたくさんのゲームが出た割には、どうもゲームはキャラグッズ(しかも出来が悪い)でしかなく、ほとんど最後までそのままだった、(末期にでたクイズゲームは良くできていたと思うんですが)というのがゲーム「セーラームーン」(PS版だけでなく)における私の見解です。

追記 実はPS版の「セーラームーン」には初回限定版があるのです! 特典は「カラーピクチャーレーベル」です! むきゅ。(--;

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